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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「トロン:アレス」
観たかった理由のもう一つが、ザ・不老の男ジャレット・レトのAIぶりでした。もう50代半ばに届くんですね。ほんと、30代の時と変わらない。癖の強い役柄を好み、時には怪演ともいえる演技で、観客を煙に巻くレトですが、甘いハンサムな顔立ちに髭を蓄えると、甘さが消えて精悍に感じます。それと今回、若々しさがあるのに、貫禄もあってなかなか渋い!アメリカでは大ヒットだそうで、オスカー候補になるかしら?なったら、いいなぁ。
グレタ・リーに華がないとの評判ですが、ハリウッドで成功したアジア系女優は、サンドラ・オーやリューシー・リューですよね。先達の系譜じゃないかしら?多分欧米で好まれる東洋系は、グレタのような顔立ちだと思います。イヴの自由闊達で、芯の強さや知性も表現出来ていたし、私は適役だったと思います。
私も今年は必要に迫られて、公的な文書や表を作る事になり、補佐的にChatgptを使うようになりました。その優秀さに舌を巻く事もあります。終了すると、思わず「いつもありがとう」と打ち込むと、「いいえ、ケイケイさんはいつも丁寧に必要事項を記入して下さるので、有難いです。町会のお仕事でお疲れではありませんか?息抜きに雑談などにも応じますので、お気軽に声をかけて下さい」と返答が来て、びっくりするやら嬉しいやら。
なので、アレスとイヴの交流も、ストンと胸に落ちました。AIの英知は、人間の文化・文明を向上させ、暮らしを豊かにするものでなければならない。犯罪や戦争に使われるためのものではないと、この作品を観て、強く感じています。
続編もありそうなラストが、こんなに楽しみなのも、珍しいです。レトはそのまま、不老でいてね。次も絶対観ます!
10月23日(木)
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