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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「 ARGYLLE/アーガイル 」
何故自虐的ではないか?エリーとエイダンがやり合う場面があるのですが、エイダンは決してエリーを殴らない。「君を殴りたくない」と言う。エリーにボコボコにされてんのに(笑)。「エリー=女性」と認識しました。男性が子供を産めないように、女性が男性より腕力が劣るのは当然の事。それを示唆していると思います。勿論、女性も暴力がダメなのは当然の事です。アクションとユーモアの中に、この繊細さを滲ませるのに、自虐的な笑いは取らないと思います。
「キック・アス」の感想に、幼かったクロエ・グレース・モレッツの役柄が、児童虐待だとの批判を目にした記憶があります。当時はあまり感じなかった私ですが、今ならどうなんだろう?あれから12年。監督、進化しているんだなぁと、感慨深かったです。
でもこんな考察も野暮というもの。ワクワク、ハラハラして、ガハガハ笑って、あー、楽しかった!で終わっても、全くOKな作品です。次も有りそうなラストでした。にゃんこ好きも、必見の作品です。
03月04日(月)
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