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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「パディントン2」
でもブラウンさんが偉いのは、自分の考えが間違っていたら、きちんと軌道修正できる事。パディントンが熊だと言うだけで、危険視し排除しようとする隣人のカリーさん(ピーター・キャパルディ)に、「あなたはそうやって、思い込みの偏見だけで、パディントンを糾弾するが、パディントンは、人の良い所を見つけて、付き合おうとする。だから彼は人に愛されるんだ」と、啖呵を切ります。この言葉は、コミュニケーション全般、人種差別や移民問題にも幅広く適用されるべき言葉です。
おぉ、書くのを忘れるところでした、愛しのヒューは今回悪役ですが、憎めないところは、いつも通り。落ち目の俳優と言うことで、若作りもなく、コミカルで楽しく演じています。女性じゃなくて、相手役はクマだって大丈夫(笑)。こんな役も引き受けてくれるなら、息の長い俳優生活を送ってもらえそうで安心しました。最後にヒューのミュージカルシーンもあります!
ずっと笑顔、時々涙と、気分がずっと高揚し、観た後は爽快な気分になります。ファミリー映画のカテゴリーは難しく、大人と子供が楽しめる実写映画は本当に貴重です。何で春休み公開じゃないの?と、少し怨めしくも思いますが、寒さを堪えて映画館に向かう価値は充分の作品。全ての映画好きにお薦めの作品です。
01月28日(日)
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