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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「ビザンチウム」
200年も男だけの結社なんて、時代錯誤な!と怒っていたら、最後はちゃんと現代の感覚が反映されていました。200年も生きているんだもの、学んで成長しているんですね。この味付けも今までに観たヴァンパイアものとは少し違い、新鮮でした。俳優は他に、フランク役のケイレブの繊細さと、サム・ライリーの如何にもイギリスの優等生的な、誠実な美青年ぶりが印象に残っています。

親離れ子離れとは、果てしなく時間がかかるもんだなと、ラストを観て思いました。そのきっかけにも注目してね。血の禍々しさとロマンチックさが上手く共存した、「美しい」お話です。

09月27日(金)
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