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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■SF好き
SF大好きの私がわくわくどきどきするのはスタートレック。スターウォーズは、どちらかというと宇宙を舞台にしたファンタジーであって、サイエンスフィクションではないので、わくわくどきどきの種類が違います。
そして、もちろん小学校の時から読みふけったSF以外の書物とはシャーロックホームズシリーズであります。
ですから、NHKで放送されていた、現代版Sherlockは、ホームズ役のベネディクトカンバーバッチの魅力も相まって日本でも大ヒット、私も彼には十分な魅力を感じますが、顔は好みじゃないのが残念、まあ、あばたもえくぼなんですが・・・もちろん、ジョン役のマーティンの声を担当したのが森川さんだったことが、いち早くブームに乗り遅れずに観れた理由であるので、森川さんにも感謝なのです。そして、この運命の糸の絡み具合はすさまじくて、大好きでやまない指輪シリーズの、ほかでもないホビットの主演のビルボ役にマーティンが配されるや、森川さんがこちらの役もゲットできるという感激の連鎖、そうして、このホビットだけでなく、なんと私の大好きなスタートレックシリーズの新作イントゥ−ザダークネスの悪役の側の主役に、ベネディクト・キューカンバ(笑)くんが来てしまいました。そして、とうとう、吹き替えも全部三上哲さんが担当するとのこと、こっちもシャーロック効果が映画に波及するパターンです。なんとも、すごいことに。

そんなこんなで、なんとなく気分はカンバーバッチ君であります。
彼のインタビュー映像をYouTubeで漁ると、いろいろスタートレック関連で出てくるのですが、どれも、これも、ベネ君がしゃべっているのではなく、シャーロックがしゃべっております(爆)。この人、これが地なんですね・・・止めてくれないと僕はしゃべりすぎちゃうよと先にインタビューアーにくぎを刺すぐらいですから。筋金入りです。甘いもの好きで油断するとあっというまにまるまるしくなるのは、ちょっとキアヌに似てるかな?
三上さんの声は、カンバーンバッチくんの低く弦楽器のヴィオラのような声とは違って若干高めの音域がメインなのですが、あの独特の流れるようなせりふ回しを完璧にこなせる素晴らしいシンクロを実現できる方ですので、おそらくどんな役でも今日本で一番違和感なく吹き替えできる方ではないかと思います。悪役をどうこなすか、三上さんの吹き替え演技も楽しみな、スタートレックが、日本で公開されるのは、なんとアメリカから遅れること3か月。もう信じられません、ホビットも日本だけ公開が12月から3月に伸びたという噂。これがほんとなら、ほんとにもう日本の洋画は死にたいです。

アウトローをDVDで見直して、はじめ飛行機で見たときの印象と全体の印象は上向きに変化。
でも、やっぱり、トム君演じる主人公ジャック・リーチャーのスーパーマンぶりはよしとして、彼が動く動機モチベーションが一貫していないように見えるし、潜伏している理由が意味不明で、なんだかただの変人で、人間的にあまり惹かれるものがないのが残念。
うーん、ジャック君が今回深くかかわった理由はあの女弁護士さんが気に入ったからだけかしら?それなら納得できる、男の人を動かすモチベーションは女!!そうしておかないと、さっぱりわからない、そんな中途半端な人間描写の脚本に、問題があるような気がします。この監督さんでMI5を撮るらしいけど、ギャラが破格に安いのかな?なんだか、アウトローがここまでヒットしなかったことを考えると、シリーズと銘打ってはじまったけど続きが出る予感がしないし、作るならスタッフ総入れ替えしてほしいなぁトム君。

一方で、SF好きには当たりだったのはオビリビオン。これは、SF考証や隠された裏設定も含め、いろいろと考察できるヒントが作品内に多くちりばめられていて、面白い作品でした。しかも、話がテッカマンブレードなんですよ。トム君の立ち位置が(こっちの役名もジャック)すこぶるDボウイのそれと似ていて、声が森川さんなものですから、こちとらもう萌え〜でございました。
SF好きでない方には、この作品の楽しみどころが推察できないぐらい、これは見る人を選ぶ作品ではないかと思いますが、トム君ときれいなSFX映像を観たい方にはおすすめです。


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06月24日(月)
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