雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
DiaryINDEXpastwill
「ときのあくま」攻略はこちら  「東方戰騎譚」エキスパート攻略はこちら  考察のようなものはこちら
自己紹介はこちら  リプレイはこちら  動画はこちら(完成版体験版)  Twitterはこちら


2007年04月03日(火) 「Fight Kutte night」のこと

 というわけで、「Fight Kutte night」(神電研)が届いたので早速セイバーでプレイ。

 「Fight Kutte night」は、「Fate」のキャラによる横スクロールベルトアクション。全5面。
 体験版との大きな違いは、制限時間と気力ゲージによる時間制限が付いたこと。制限時間は回復不可能で、ゼロになるとゲームオーバー。気力ゲージは無くなると体力が減っていくが、敵の落とすアイテムで回復可能。あとは、ボス戦前にカットインが付いて、オリジナルの物語に沿って戦っていることが分かるようになった。と、一応フォローを入れておく(笑)。

 気力ゲージは減少速度が結構速く、必殺技のゲージも兼ねているので、アイテムの回収は重要な要素となる。しかし、アイテムは単に敵を倒すだけでは出ず、ある程度コンボを決めなければならない。一番楽なのは、セイバーの場合縦斬り(ニュートラル+A)→怯んだところを掴んで殴る×3→投げ。投げまで決まれば2つは確定。耐久力のある敵には複数回決めれば3つまで出る。ただし、制限時間は後半になるほど余裕が無くなるので、必要以上にコンボを狙っていくと時間が足りなくなる(特に4面)。この辺りのバランスは結構良い感じであった。
 ボスは斬り上げで固められなくなったものの、斬り上げ→着地したところを縦斬り→掴んで殴る×3→投げ→起き上がりを斬り上げ…で4面までは楽勝。5面は攻略中だが、まあ楽勝パターンがあるであろう。

 神電技の作品の中では比較的低難易度なので、入門用(笑)には丁度良いかも。少なくとも「朝比奈ミクルの横スクロールアクション」よりは一般向けである。ただ、操作性は相変わらずいまいちだし、大味な内容や詰めの甘さもこれまた相変わらず。まあ、その辺りは神電研ということで。


2007年04月01日(日) 新作のこと

 う〜む、iremのサイトが何故か重い。

 いつものようにサイトを巡回していたら、新作発表に相次いで遭遇。
 Platine Dispositifの新作は麻雀。ところで脱衣の文字が見当たらないのだが、それこそ嘘だろう(笑)。
 橙汁はBLの恋愛SLG。サークル名が若干違うようだが、きっと別ブランドで出すのであろう。それにしてもこの絵柄は…。

 それ以外にも新作発表が続いておりとても追いきれないので、以降は同人ど〜らく参照。

 しかし、今年のiremの気合の入れようは尋常ではないな。


2007年03月31日(土) 「Fight Kutte night」のこと

 アキバBlogから来られた方へ。件の日記はこちらです。って、これプレイしたの正月早々だったのか…。
 完成版は明日にも通販で購入するつもり。


2007年03月30日(金) 「洞窟物語」のこと

 明日(というか今日)も出勤。今月は最後の最後まで稼ぐぞ。

 民谷さんのBlogに触発されて、「洞窟物語」(開発室Pixel)を再開。以前プレイしたのが2004年末なので内容は断片的にしか覚えていないが、そのお陰で新鮮な気持ちでプレイできてお得な感じ。
 それにしても相変わらず外壁で流れる「つきのうた」は涙腺を刺激するし、そこで感傷的になった気持ちを大農園の「洞窟物語」で一気に引き締めてくれる。この展開は今でも素晴らしいと素直に思えた。

 そういえば、先日の呑みの席でPSPを入手したもののプレイするゲームが無いとこぼしたところ、一緒に呑んでいた友人全員(といっても2人だが)から「バイトヘル2000(注:魔王が流れます)」を勧められた。曰く「魔王のゲーム化だよ」「地引網は稼ぎが良いので、目覚まし掛けてでもプレイした」云々。…全く、私の周りには碌なゲーマーが居ないことを改めて痛感させられた一件であった。
 彼らに比べて私がどれだけ真っ当なゲーマーかというと、
・セイブ開発で一番好きな作品は「バイパーフェーズ1」
心のロボゲーは特に無いけど、あえて挙げるなら「ファイネストアワー」
・「エンフォース」連続13回1コインクリア
・「神凰拳」全キャラ1コインクリア
・「逆鱗弾」全キャラ1コインクリア
・「シュマイザーロボ」の基板を持っている
 ほら、何て一般的なゲーマー。


2007年03月29日(木) 続・「終ノ刻印」のこと

 というわけで、「終ノ刻印」(ibis)最終章読了。

面白かった!
 それにしても、まさかこのVNが戦闘物だったとは思わなかった(笑)。いや、黎ルート辺りから薄々変だとは思っていたのだが、最終章では敵味方共に物騒な役者が次から次へと出てきて、最後は当然の如く総力戦。
 で、戦闘の場面なのだが、先日の日記にも記したとおり非常に痛快なのである。まあ、この手の戦闘にはお約束である技名を叫んだりとか心中描写とかもあるものの、鼻に付くようなくどさは全く無く、基本的には得物や技のぶつかり合いが中心で描写としては地味なはずなのだが、小気味の良い文章と効果で引き込まれてしまった。

 ところで、最終章で負傷したイリスが回復するまで凌ぐため由羅が体を張って盾になる場面があるのだが、ここで由羅の魅力が大爆発。最初はしおらしく敵の攻撃を「力技で」防いでいたのだが、結局は取っ組み合いでたこ殴り合戦(笑)。でも、それも自分の力量とその場の最善を一所懸命考えての行動の結果であり、何とも健気なことではないか。また、イリスの容赦の無い存在否定には相変わず惚れ惚れしてしまう。正に、無慈悲ここに極まれりである。

 読み終わってみると、確かに人気投票の順位も頷けるものはある。最終章では最後の方になるにつれて上位3位陣の見せ場は多くなっていったし、一方で由羅はどちらかというと補助役に徹していたし、客観的に見ると妥当なところであろう。しかし、個人的には最終章で気持ちが揺らぐどころか益々魅力的になった由羅が、この作品のメインヒロインなのである。

 しかし、人物相関が前作「悠遠ノ絲」同様気を抜くと置いていかれそうになるのが、相変わらず人を選びそうなところではある。実際にはそれほど難しくは無いのだろうけど、時代がいきなり飛んだり名前が一々仰々しかったりするのが複雑にしている要因かと思われる。時代の方は過去の因縁が作品の主題の一つなので仕方ないにしても、名前の方は登場人物一覧が用意できたり手軽に振り返って読める文庫向きであってVN向きとは決して言えないかもしれない。

 それでも、冒頭に記したように面白かったと声を大にして言える作品ではあるので、是非とも多くの方にプレイして欲しい次第。できれば、前作「悠遠ノ絲」と一緒に。


2007年03月26日(月) 「終ノ刻印」のこと

 ibisにて行われていた「終ノ刻印」人気投票の結果を見たところ、何と由羅が1位どころか上位3位にも入っていないことに衝撃を受ける。しかも、1位のアルティージェは見たことすらないキャラであるし。そんなに魅力的なのかということを確認するため、「終ノ刻印」を再開。

 で、つい先ほど黎ルートをクリア。アルティージェも終盤で出てきて、最後の最後で大暴れ。なるほど、こういう高圧的なキャラも確かに魅力的ではあるが、私の中では未だイリスや由羅には及ばなかった。逆に、伏見稲荷での黎との戦闘中に見せた由羅の不器用だけど真っ直ぐな想いで、由羅の株が一段と上昇。イリスといい由羅といい、この真っ直ぐさがたれヒロインの大きな魅力なのであり、本当に主人公達が羨ましい限り。しかし、アルティージェはそれ程までに魅力的なヒロインを押しのけて1位になった程である。未だ表に出ていない魅力があるのかもしれない。最終章が残っていることもあり、油断は禁物である。
 話的には二千年以上の時を経ての仲直り。上にも書いたが、最後の最後でのアルティージェとの決戦は痛快の一言に尽きる。基本的には剣によるぶつかり合いだが、細かい描写を抑え迅速な場面展開を繰り広げることで、相当な緊張感と迫力が感じられた。
 この流れから行くと、最終章ではもう一つの仲直りが達成されるのであろうか。

 それでは、この勢いを保ったまま明日は最終章に挑むとしよう。願わくば、イリスや由羅への気持ちが揺らぐことの無いよう(笑)。


2007年03月25日(日) 「Vampire Castle」のこと

 昨日から今日にかけて、「Vampire Castle」(RezetiA)をプレイ。
 ゲーム内容はショットとジャンプを駆使して道中敵を倒しながら進み、各面の最後にいるボスを倒すという一般的なもの。武器は5種類あり、広範囲に攻撃できるものや敵を貫通するものなどそれぞれ特徴がある。また、ジャンプは押しっぱなしにすることにより滞空時間を長くすることが出来る。

 と、システム的には本当に普通の2Dアクションなのだが、この手のゲームの肝である面構成が非常に良く練られており、作者の2Dアクションに対する思い入れが伝わってくるようであった。特に、敵の配置がなかなか絶妙であり、武器の選択や攻撃時の位置取りなどを考えて対処しなければならない場面も多い。そのため、敵を蹴散らして進むという爽快感は薄いものの、しっかり攻略を立てて手堅く進むという攻略の楽しさは大きいものがある。
 一方、ボスは何種類かある攻撃をランダムに行ってくるので、個々の攻撃に対する対処をその都度立てなければならず実力が問われるのだが、正直なところ運頼みなところもあった(笑)。この辺りは繰り返し挑んでミスの確率を減らすような動きをとるよう攻略するしかないであろう。まあ、ボスの攻撃パターンを固定化すると詰まるところ作業になってしまうので、一概にどちらが良いとは言えないが。

 実は、同人2Dアクションは比較的低難易度のものが多いという印象を持っているので、この作品も気楽にプレイするつもりであった。ところが、最初の頃は確かにまったりと進めていたのだが、2面辺りからそんな感じでは太刀打ちできないことに気付き、慌てて取り組む姿勢を正した次第だったりする(笑)。
 とはいえ、難易度は5種類も用意されており、低難易度ならば敵の耐久力や攻撃を受けたときのダメージがかなり低く設定されているので、2Dアクションはちょっと苦手という人や初心者でも楽しくプレイできると思われる。逆に、NORMAL以上は2Dアクションをある程度プレイしている人でないと苦戦するかもしれないが、とにかくプレイヤーの間口はかなり広く設定されているように感じられた。この辺りの配慮も好印象を受けた。

 というわけで、見かけとは裏腹の硬派な内容で、2Dアクションの楽しさを存分に味わえる良作であるといえよう。

 難易度NORMALで全面クリアしたのだが、追加になった高難易度面の古代遺跡は、いわゆる「洞窟物語」の地獄のようなものであるがかなり手応えがあり、2Dアクションが好きならばより楽しめるはず。


氷室 万寿 |MAIL
DiaryINDEXpastwill