日々のあわ
あかり 



 応援します。


「感じやすい」と損することも多いけど
「感じない」よりはずっといい。

これ、私の持論。

がんばれ!息子よ。

2002年09月25日(水)



 フジコ・ヘミング

はじめて生で聴きました。サントリーホール。音響もばっちりです。
やっぱり型破りの演奏に心を奪われたのですが、なによりも彼女そのものの
強烈な印象が深く残りました。
だってね、まず出てきてびっくりの衣装。
へんなジャージみないなズボンのうえにオーガンジーのスカート
(すそにはキラキラ光るテープでパイピング)そのすその方に、
でっかいコサージュ・・・上はお決まりの黒のジャケット。
中はチョッキ(?)。
頭にはお花のカチューシャ。
でね、思いっきり演奏が終わって観客の拍手が割れんばかり。
ってところで彼女が立ち上がったらね、なんと、チョッキの前のボタンがとれてしまって、
生腹がどどーんとでてるのーー(爆笑)
で、ちっともお構いなしに客席に向かって腹をみせながら一生懸命衣装をなおしてる。
でもなおらなくて、その後ずっと腹出っ放し・・・
すごいかわいかったよ。
いとこのU子ちゃんと一緒に行ったんだけど、「ねぇ。あんなオバサン、新宿の地下道に居るよねー」って言ってたよ(失礼極まりなし)。
でもねー、テレビでも公園でその格好して鳩に餌をあげている姿が映っていたが、まさか世界的なピアニストだとは思われないだろうなぁ。と思った(笑)

作品にはその人の人間性が出る。といいますが。
そんなのの代表選手みたいでした。圧倒された。の一言です。

その後オーケストラが演奏したんだけど、曲が始まったとたん懐かしさともやもやな気もちが溢れてきて「なんだっけぇーーーこの曲!!」って状態でした。
どうしても思い出せないんだけど、指が自然にフルートの指順で動いている自分が・・・
結局最後まで曲名が思い出せなかったんだけど、帰るときに会場の人に聞いたの。
そうしたら・・・「チャイコフスキーの第4番です。」って。
あーーーーーーーー(かなり遠い目)。
18歳の私が蘇ってしまいました・・・。


2002年09月26日(木)



 お幸せに!

今日は親友Mの結婚式でした。
朝、美容院いってヘアメーク。
気合を入れて(?)、彼女のために選んだお色直し用の
ブーケを花屋さんにとりに行く。
私の結婚式のときも彼女がブーケを作ってくれた。
そのお返しができて嬉しい。
それからお茶を飲みながら、お祝いの手紙なぞ書きながらすこし落ち着く。

なんでしょ。身内の結婚式っていうか、姉妹の結婚式のような気分。
椿山荘に到着して、準備中のMの顔をのぞきに行った。
まいった。すっごい綺麗。もう涙がでてきたよ。

それから、もう一人の親友Tと合流して、な・ぜ・か、2人で写真室で
きめ写真をとる(笑)
便乗ですよ。便乗。でもいいの。すっごく嬉しかったなー。
Tはめちゃくちゃアンティークな素敵な着物をきて、これまたとても似合っていて、私はチイママちっくで(笑)。
本当は花嫁も一緒に撮りたかったんだけど・・・それどころではないのでね。

お式がはじまり、まず、教会での誓い。今日はJGも一緒に出席だったので、「教会式なつかしいねぇ」などと言いながら、並んで讃美歌を歌う。

その後披露宴がはじまって、お色直しのドレス&ブーケもぴったり似合っていてめちゃくちゃ可愛かった。なんでしょうねぇ。もう、ほんと、
可愛いの(笑)

新郎もよく知ってる男なので本当に身近な結婚式でしたね。
彼女のお父さんや兄姉に会うのも久しぶりで、その心中を思うと
感動と切なさと祝福の気持ちが一気に溢れた。

こころから、よかったね。と思う。
終始涙が溢れて、終わったときには頭がくらくらしてましたわ。

どうぞお幸せに!
なにがなんでも幸せになってくださいねっ!

今日はありがとう。

PS.きめ写真の出来がたのしみでございます(笑)


2002年11月16日(土)



 プリンス

JGと武道館にプリンスを見に行った。
ひっさびさの外タレ(笑)。
プリンス見るの何年ぶり???読めない名前になってからは
メディアでもとんとみていなかったからなー。

ファンキーでしたね。
楽しかった。
ピアノを弾けばレイチャールズ。
ギターを弾けばジミヘン。
歌えばジェームス・ブラウン。
JGがそう言っていたなぁ。
ほんと、エンターティナーだったなぁ。
セクシーダイナマイトだったしー。

この人も唯一無二の人だね。動くと美しい人。

あぁ。堪能しました。もっともっと近くで観たかったね。うん。

2002年11月19日(火)



 ウィンスロップ・コレクション

今日は午後から仕事を早退して、友人と上野に「ウィンスロップ・コレクション」を観にいった。
今週いっぱいで終わっちゃうので、かなり強行突破で行ってきた。
あとで後悔することは無いだろう。と勝手に決め付けて(苦笑)

まずは、待ち合わせて上野でランチ。
とにかく忙しい者同士なので、ただこれだけのことが嬉しくて。
何を食べようか。ってだけでワクワクした(笑)。
で、インドカレーで満腹になって、いざ美術館へ。

モローの絵は別格。ってくらい良かったです。
つくずく、聖書もギリシャ神話も深く勉強をしてこなかったので、
西洋美術を理解する域にはちっとも達していないなぁと口惜しくなりましたね。
でも、まぁ、いいものは、いい。
心が元気になりました。

ビアズリーのサロメも何度も見ているけれど、やっぱり惹きつけられた。
昔、西洋美術の先生が、
「岩波文庫のサロメを買いなさい。タバコ買うくらいの値段で、ビアズリーの作品集が買えるんです。」と、
熱く語っていたのを思い出す。

日々の生活にこういうご馳走が与えられると本当に活性化される。
映画や音楽、そして様々なアート。
ずっとそれらに引っ張られて生きてきた。
これからも短いながらもアンテナは常にはっておきたいなぁ。と思った。

余談だけど、美術館のショップで『エロスと美術の物語』という本を購入。
家に帰ったら、長男Rが、この本をいたく気に入って、
「これ、僕にちょうだい!僕の本棚に入れていいでしょ?」と言った(笑)
うーむ。「アンパンマン」や「ぐりとぐら」に混じって、
「エロスの美術の物語」って・・・・(悩)。
まぁ、面白いからいいか。



2002年12月05日(木)



 オフ会の朝。

いよいよ、オフ会の朝。
なんのオフ会かというと、そうです。愛して止まないあのおっちゃんをひじょーに間近で拝めるっていう、ファンクラブ企画の、ちょっとイタイ会です(笑)


昨夜は意味もなく部屋をウロウロしてしまいました。
かなり怪しかったです。わたし。

携帯がなって友達からメールが届いた。
「雪は降っていない。テロもない。地震もない。
子供達は元気?よし。大丈夫。
では、全身全霊で感じてきてください。いってらっしゃーい♪」
って書いてあった。

うぅ。笑えるけど嬉しい。なんか背中を押された気分になる。



あ、彼女はきっと
その後の私の壊れ具合を楽しみにしているんだろうな(笑)。

さ。いってきまーす。


2002年12月08日(日)



 点と線

約10年前くらいだろうか。
なんだか気に入られて、一緒にお酒をのんだりご飯食べたりした人がいた。
多分その頃すでにその人、40代後半だったんじゃないだろうか。
なんだか有名な人だったけど、
よくこんな小娘を相手にするなぁ。と当時は人事のように思っていたくらいで。

最後の方はなんとなく怖くなってきた(?)ので会わなくなったけど、
その人から、なんと、今日電話があったのだ。び、びっくり。

実家に電話して今の連絡先を聞いたらしい。
(そのあと、父親から、連絡先を教えてまずかったんじゃないか?と焦って電話がきた:笑)
とにかく、驚いたよ。10年のブランクを怒涛のようにしゃべっていた。
ふんふん。と相槌をうつ私。
なんだかんだ言っても懐かしかった。
一度だけ、インターネットで検索してその活躍ぶりは目にしていたんだけども。
ここでまた、他人事のように、
「よくもまあ、思い出してくれたもんだ。」って思った。
思い出すだけではなく、連絡先を聞いて電話してくれたんだ。
やっぱり嬉しくなって、
正直に「よく、電話くれたね。」って言ってみた。
そうしたら、

「女は点で生きているけど、男は線で生きているんだ。そういうもんだ。」

って、またわけのわからん素敵な人生論を語ってた(笑)。
そして、近いうちに会いましょう。という話で電話を切った。

う〜ん。と、しばし電話の前で立っていたんだけど、
トイレから次男Kの「ママぁ。うんちでたよーっ」って声でするするといつもの日常にもどった。

点と線ね。そうそう。女はそうでないとやってられないんだよーん。と,
なんとなく思った。


2002年12月11日(水)
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