竜のエドワードが金髪でやたらパンクなのに笑った。

「ムーミンパパの思い出」

みんなおまちかね、スナフキンのパパのヨクサルが出る話ですよ。

……一言

短い。


そりゃ20分ちょっとしかないからな…
ミィがみんなを呼んでくるシーンが面白かった。
スニフには「パパが虫の息で今にも死にそうよ。」
スナフキンには「お見舞いにも来ないって怒ってたわよ。」
…つまりスナフキンにはパパが死にそうと言うより怒ってたの方が効果があるのか。
……パパが死んでもいいのか!?スナフキン!!!実は凄く冷酷!?
スナフキンの中でのムーミン一家の優先順位は
ムーミン>>>ムーミンママ>>>>>>>>>>>>>ムーミンパパ
このくらいあるのかもしれない。

パパの若い頃の話ですが、
ロッドユールとヨクサル、スニフとスナフキンのパパだって事は言わないのね。
君達にそっくりの人たちが出てくる。とか君自身だと思っても良い。とかもったいぶってる。

若い頃のパパはムーミンそっくり。
声まで一緒。
個人的に「パパ、ある種の病気なんじゃない?」てくらいの自信過剰ぶりが見られないで残念でした。
フレドリクソンの声は思ってた通りでした。
良かった。変な服(?)きてるけど。
…しかしフレドリクソンのアップって面白いなあ……。
あと、ヘムレンがフィリフヨンカになってました。
まあ、これはパパが勝手にヘムレンに変更したという話だったから良いんでしょうけど
声までフィヨンカ夫人。

……ん。まてよ。ということは……
私の大好きなロッドユールは……
嫌な予感。

そして血まみれになったロッドユールが出てくる!?

………
違いました。赤ペンキでした。

「やあ〜ここだよフレドリクソン〜。」

……
……………
うわあああ私の大好きなロッドユールは
こんなダミ声(バイキンマン)じゃねええええええ


……スニフの使いまわしでした。(涙)
全然似てないのに………。
もっと高くてかわいい声だと思ってました。


ヨクサルは当然スナフキンの使いまわしです。
鼻が黒じゃなくて微妙に橙と赤の中間くらいの色になってます。
でも声の感じはスナフキンのようないつも笑みをたたえた爽やか系じゃなかった。
原作ではヨクサルの方が優しいイメージだったのに逆?

これはまだムーミンが小さかった頃の話ではなく現代でやってるもんで
小さかったスナフキンが
「それじゃあ、パパはぼくもよりあの人がすきだったの。」と言って
帽子を耳の辺りまでおろしてグスッと泣きそうになるシーンなんて
あるはずもなく。


……いや、子安ボイスのスナフキンでそれやられたら気味悪いですけど。



そういえばヨクサルもパイプ吸ってなかったな。

川の水に流されてるヨクサル見ると
「あ、良かったこれで風呂代わりになるやん。」
と安心してしまったのは私だけじゃないはず。
2006年08月16日(水)



息子の親友と…!

「旅に出たママ」

一言
スナフキンがいい味出してる。

ムーミンママの料理に飽きたとか言い出すミィ。
パパまで冒険時代に食べた料理の事を思い出し始める。
みんなでママの料理そっちのけでパパが食べた料理に興味津々。
パパはママの料理に比べれば〜云々と言い訳するが、
ママはちょっと傷ついたようで、
大昔のママ達が書き残した「家族が料理に飽きたときに作る料理」
の材料を探しに夜中こっそり身支度をして旅に出る。という話。
深夜のムーミン家の煙突から煙があがってる事に気づいて見に行くスナフキン。
台所でお鍋で吹き零れているのを見て止める。(不法侵入とかいうな)
ママが出てきて、旅に出る準備をしていたと聞かされビックリ。
ママはムーミン達に置手紙を書いてくるが戻ったらスナフキンの姿はなかった。
もう帰っちゃったのね…と思い一人身支度をする。
夜が明け、一人でよいしょよいしょと山を登るママ。
すると、どこからかハーモニカの音が聞こえてくる…
そう、スナフキンが一緒に行ってあげようと先に待っててくれたのだ!
このシーンいい!かっこいいぞスナフキン!
無関心野郎を装いつつ肝心なところで頼りになる!
「あら駄目だわスナフキン、この旅は家の人と一緒じゃいけないの。」
「でも僕はテント暮らしだし、それに、家の人とは少し違います。」
そう言われて納得するママ。
以前でかいカボチャ作った時もスナフキンには秘密を打ち明けていたし
ママもスナフキンのこと信頼してるんだろうな。

…しかし、誰もいない朝方こっそりと荷物を持ってなにやら遠くへ旅に出る二人…
これは奇妙な光景だぞ。
なんだか駆け落ちしてるみたいだ。
衝撃!ムーミンママ、スナフキンと駆け落ち!
そりゃまあねえ、あのパパでは…
「水の妖精」でもパパにまかせとけ!とかいいながら自分も水の妖精の虜になって戻ってくるし
若返りとか言って子供みたいな事して部屋を破壊するわ家族には迷惑かけるわ
しまいにゃママの料理に飽きた?
それはもうママだって嫌になりますよ。
いつも的確なアドバイスをしてくれる若くて頼れるスナフキンに行くのはもっともなことですね。
水の妖精でパパがあんななった時も一人冷静に助言してくれたし
「やっぱりスナフキンは頼りになるわ〜。」と、それから二人は急接近したんでしょう。
昨日の話でのパパとママを見てのスナフキンの笑みはこういう事だったのか!?

…いや、すいませんちょっとおふざけがすぎました。(汗)

んでこれまたスナフキンがめちゃくちゃ楽しそう。
ママを独り占め!ちくしょううらやましいぞこのやろう。
ムーミン谷みんなのママを。

ママがいなくなってムーミン一家はめちゃくちゃ
パンケーキは黒焦げに、シチューはぐちゃぐちゃ。
フローレンが作ってあげる!と言い、シチューを作るが
緑色の何やらよくわからない液体
が出来ただけだった…
まずいのはわかるけどどうして色まで変わるの!?

一方そのころママとスナフキンは美味しそうなシチューとスナフキンの釣った魚で楽しくお食事。
「あら、お魚もとれたのね。焼くのと煮るのとどちらにしましょう。」
「どちらでも。ママの料理なら。
フフフッ、今日ムーミン谷で一番美味しい夕食を食べるのは、多分僕だろうなあ〜。」
めっちゃ嬉しそう!こんなにはしゃいでるスナフキンは初めてだ!!
そしてママも、夜スナフキンのハーモニカの音色を聞きながら夜空を見上げて感動。
「ウフフッ、まるで娘時代に戻ったみたい。
本当、出てきてよかったわ〜。」
と楽しそう。
パパー!あなたの奥さん他の男と一緒ですよー!!
これが呼び方「ママ」じゃなくて「奥さん」とかだったら本当そんな感じだぞ。

葦で舟を作って水の洞窟へ乗り込むママ。
予想外なママの行動に驚きながらも楽しそうなスナフキン。
「私のノート通りにすると間違いないわ〜。」
「それじゃあそのノートには、この後どうなるって書いてあります?」
「ううん。それは書いてないわね〜。」
洞窟の奥まで行くがなにやら激しい水の音が…
流れが急になり巻き込まれていく二人。
「ママ…しっかりつかまってください!」
「えっ…ええっ……!!」
「さ…手を伸ばして!」
ママに手を差し出すスナフキン、
手を伸ばしてスナフキンの手につかまろうとするママ。
しかしママは渦に巻き込まれてしまう!!
ああっどうなる二人!!

…タイタニックかこいつら

パパー!あなたの奥さん、他の男とこんなことやってますよー!

その後無事に出て来れたんですがぐったりして流されてる二人が面白かった。
さくらんぼを見つけて持って帰ろうとするママ。
スナフキンは、特別な料理の材料を探してるはずなのにどうしてただのさくらんぼを?と不思議がる。
ママはこの谷から持って帰るとどんな木の実でも特別な材料になるという。
そして別の道を通ったら一日もかからない距離なのになぜかノートには遠回りの道が書いてある。
「そうねえ…何日もかけて取りに行かないと、あの谷の秘密の力が効かないんじゃないかしら?」
「…秘密の力?」
スナフキンは、みんながママの料理に飽きたという事を知らないので不思議がるだけなんだな。
久しぶりに帰るとみんなママの料理を美味しい美味しいと言って食べだす。
あの飽きたとか言ってた料理も美味しいと言って食べるミィ。

そうです、あのノートに書いてあった秘密の料理、それは家族の一人一人が
ムーミンママを大切に思う気持ちそのだったのです。

という綺麗な終わり方。
あーママ凄いな。
これを見てもわかるがムーミン一家はママでもっている。
イイ話だ。
スナフキン、ママママ言いすぎだが。
その時ばかりはムーミン谷のママもスナフキンだけのママみたいになってくれて嬉しいんだろうか。
スナフキンは母親いないも同然だもんね…(ミムラ夫人見るかぎり)
ああ、そう考えると泣けるわ……この話。
父親もあんなだし…誰に育てられたんだ、スナフキン。
少しヨクサルに育てられた後は子育てめんどくさくなったヨクサルが施設に預けたとか。
ムーミンパパみたいに自分の人生は自分で切り開くといって旅に出たとかさ。
ムーミンパパがスナフキンに憧れているのも同じ施設育ちだからか!?
とか色んな妄想をしてしまった。

とりあえずそんなお話でした。
2006年08月14日(月)



最近スナフキンとママよく話すね。

昨日、日記をつけぬまま寝てしまい前の分のムーミンについて書いてなかったので
昨日の分の日記も書いておきました。


今日はスナフキンウォッチというよりムーミンパパウォッチ。

「寂しそうなパパ」

本当ムーミンパパの駄目っぷりが見れる。
でも、子供向けアニメの父親にしてはムーミンパパって駄目すぎてそこら辺が凄いな。
こういうアニメの父親って、威厳のある父親像としての姿が描かれると思うんだけど
自分では威厳があると思ってて威張ってるけど実は駄目パパ
というリアリティある設定が凄い。

帽子を忘れるパパが新鮮だった。
んで自分が歳のせいで物忘れがひどくなったとか思い込む。
ヘムレンさんに言われて怒り出す辺り気にしているようだ。
そして自分だけじゃなくママもそうなんだと決め付ける辺りが
連帯意識持って安心してる自立してない子供のようだ。
そう、ムーミンパパは実は一番子供っぽい。
若返りのために刺激ある生活を!という事で筋トレとかしだす。そして
昼夜逆転した生活を送ることにするパパ。
どう見てもますます老け込みます。
バカなの!?パパ!?
そして夜中一人でご飯食べるのが寂しいから
ムーミンを起こして無理やり一緒に食事する。


… ム ー ミ ン 大 迷 惑 。

眠そうな顔でパパの相手するムーミンが本当にかわいそうです。

個人的に馬とびするスナフキンがとても爆笑ものでした。
こ、こんな楽しい遊びをしてたなんて、なんで今まで黙ってたんだ!!!
面白いよスナフキン!!


最後はママが気を利かせて家を花で覆ったりして、それを見たパパは感動して元の生活に戻る。
「安心したよ…。ママは私が考えているよりずっと若いようだ。」
「ありがとう。パパだって、私が考えていたよりずっと若いわ。」
「私も?本当に?」
「本当ですとも。若返り法などというとんでもない事は、気持ちが若くないとできません。」
「…ありがとう。」
パパの場合は若いというより単に子供っぽいだけだが。
結局ママなんだな。ムーミン家は。
この時、隣にいるスナフキンが何かを秘めたような微笑で二人を見ているカットが凄く好きだ!

とまあ、美しい終わり方なんだけど、
例の花壇が破壊された事にショック。
せっかくの花が!






以下ムーミンパパを哲学ぽく語ってみる会

前々から気になっていたけどパパって仕事してるのかイマイチ不明。
小説書いてるのも仕事なのか趣味なのかよくわからん。
思うに、小説家としてもそんなに売れてないのでは。
魔法のランプの話を見ると、スナフキンより教養なさそうだし…。
そんな彼は「社会での自分のポジション」というものに不安をもっているんだろう、多分。
倫理学的にいうとアイデンティティの確立が出来ていない。
そんなパパは家で「威厳のあるパパ」という立場になる事で自らのアイデンティティを確立しようとする。
威厳を振りまいているのは自分に自信がないことの裏返しなんだろう。
必死で、頼られる偉大なパパになろうとして空回りしている。

今にムーミンくらいに若返ってやるからな!というパパの言葉に、
「パパが僕みたいに若返ったらパパはやめてもらって僕の友達になってもらおう。」
とムーミンが言うが、ムーミンは所詮パパをその程度の、立場上のものとしてとらえていたんだろう。
たとえばママが自分くらいに若くなっても
食事を作ってもらったり甘えたりといった「ママ」としても役割は求めるだろう。
突然ママがいなくなった時(パパが無理やり家出してママまで巻き込んだ話)は
ムーミンはママの料理が食べたくなって、寂しくて泣いていた。
ママはママなのである。
しかしムーミンはパパにパパとしての役割を求めていないように見える。
ムーミンは困ったときはスナフキンに頼り、彼の生き方を見て憧れ、尊敬している。
まさにパパは父親像としての立場をスナフキンに奪われているのだ。

なんということか、パパは家でもポジションがなくなっているのだ!
これはパパが「父親とはこうあるべき」という価値観だけで動いているのが問題にある。
多様な存在を認めず、父親ならこうだ。母親ならこうだ。という一つの意識の中で、
無理ばかりをして自分自身がそれに押しつぶされている。
パパは現代の家族像を考えさせるような存在だ。



…とまあ、熱く語ってみた。
パパみたいなのって実際いるよね。
2006年08月13日(日)



それに比べてミィはシビアな目線

ムーミン…主題歌変わってから
配色とか変わったなあ…
前の淡い感じだったのがやたらハッキリしだした。

あとムーミンvフローレン色が強くなりましたね。
やはりスタッフも
「アレ、ちょっとスナフキンとベタベタしすぎじゃないですか?」
と考え直したんだろうか…。


と思ったけど歌とか全体的に子供向けなイメージを強く押し出した様子だったんで
子供向けっぽくわかりやすいムーミンvフローレンを出すようにしたんだろうか。
ムーミンのスナフキンに対する思い(変な意味ではなく;)
よりムーミンとフローレンのラブラブの方が子供にはわかりやすいしね。






今日のスナフキンウォッチ


「ミムラに贈り物」
…ミムラ姉さん大活躍の話です。やったね!
タイトルや予告からして署長さんがミムラに贈り物するラブラブ話だと思ったら
署長さんの出番最初だけ
…あっさり……。
署長さんは、ミムラが拾った50カラットもあるダイヤの指輪を、
落とし主が現れなかったから所有権はミムラのものになったと言い、渡す。
ちょっと見せてと奪い取るスニフが流石。
本物かどうか、スノークに鑑定してもらおう!と持っていく事に。
スノークはダイヤの指輪を手に入れて喜んでいるミムラを傷つけたら悪いと思い
本当はガラスなのに本物だと嘘を言ってしまう。
ここでミムラがささやかな自分の宝物としてしまっておいたら幸せに暮らせたんでしょうけど
さっそく皆に見せびらかしに行くミムラ
見てみて〜w50カラットのダイヤよ〜w

私、ミムラ姉さんて第一印象からきっとおしとやかなタイプなんだろうなーと思ってしまってました…。
…そうでもなかった。
まずはヘムレンさんに見せるもヘムレンさんは植物にしか興味ない。
ダイヤは鉱石。つまり石ころだ。とめちゃくちゃ空気読めない発言をしてしまう。
ミムラは気を悪くして
「…ガッカリね。
変わり者が多いって言うけど、本当ね。」


「 ガ ッ カ リ ね 」

消えてくれない?に次ぐ冷酷さ。
……ミムラ…ミムラ姉さん…あなたが一番怖いかもしれない。

そして何をとち狂ったか今度はスナフキンに見せにいくミムラ。
…もう見せる前から反応わかるだろ!一番意味ないってわかるだろ!
ちらちらといやらしくなんでか左手の薬指にはめた指輪を見せるミムラ。

スナフキン「…ミムラ、いつ結婚したんだ?」

ここら辺ごく自然に笑える。
ミムラは指摘されて慌てて中指に付け替える。知らなかったんかい。

「でも、指輪に気づいてくれたのね〜。
これ、ダイヤモンドの指輪よ!」

「ああ、ステキだね。」

それだけ言って釣りに勤しむスナフキン。
見事なまでの無感心さにミムラは

「ねーえ、これ、50カラットもあるのよ!
こんな大きなダイヤ滅多にないのよ〜!
よく見せてあげる!」

とホレホレとスナフキンの顔に指輪を近づける。
大迷惑。

しかしここでもスナフキンはクールに

「…ああ、よく見た。
もういいよ。
僕は、一回見たら目の奥にそのダイヤモンドを
しまっておく事ができるんだ。

ありがとう。もうしまっていいよ。ミムラ。」

かっこいいぞ。また深いセリフを…。
彼はどんな美しいものでも、見て、頭の中に入れておくだけにしているんです。
「本当に必要なもの」は何なのかを理解しているんですね。
ミムラもそれに気づけば良いのに…と思いきや

「要するに男では駄目ってことね。
ダイヤの価値は女にしかわからないのよ。」

…と、よりにもよってフィリフヨンカさんに見せに行く。

み、見たくねえー!この先の展開見たくねえー!!
醜い女の争い見たくねえー!!

ええ、予想通りの展開が…
でもここのフィリフヨンカさんの言う事も一理あるな。
指輪だけ立派でも、着ける人がそれに相応しくないと意味がない。
無理してブランドものだけ買ってもそれは自分を高める要因にはならないというわけ。
ミムラはなんとかダイヤに相応しい人間になろうと色々と無理をする。
無理をしすぎてノイローゼ気味になる。
しまいにゃ「ムーミン達がお前のダイヤを狙ってるぞ!」というスティンキーの言葉を
信じて疑心暗鬼になり、ダイヤを誰にも見つからないような森の木の穴の中に隠す。

スナフキンのいうとおり、持ち物を増やすという事は大変なことなんだな。

そして木の穴の中にいたキツツキが指輪を地面に落とし、
丁度森でキノコ狩りをしていたスナフキンが拾う。
…スナフキン、魚ばっかり食ってる訳じゃなかったんだ。(大変失礼)

…正直、ここから先の展開がイマイチ。
ダイヤが盗まれたと騒ぐミムラにムーミン一家は実は
ダイヤはニセモノだったと告白。だからなくなってもたいした価値はなかったと言う。
ダイヤがあれば証明できるのに…というスノークにスナフキンがさっき拾ったダイヤを渡す。
でもキツツキに取られてしまい、追いかけようとするムーミンパパに、
ミムラはもういいわ。と指輪を諦めて元の自分に戻る事にする。
結局ミムラも指輪に振り回されてて、手放したがってた事なんだろうけど
スナフキンの行動がよくわからない。渡すなら最初に会った時になぜ黙ってたんだろう。
なんかあるのかと思った。
てっきり
スナフキン拾う。なくして落ち込んでるミムラにムーミン一家会う。
でも、なくして良かったんだわ。とミムラは開き直って
元の自分に戻る決意をする。
それを見たスナフキンは誰にも言わず、一人で指輪を川辺りに捨てる。
という展開かと。スナフキンの性格生かせるし…。
2006年08月12日(土)



不思議でちょっと怖い話でした

今日のスナフキンウォッチ

「水の妖精」
いきなりムーミンフローレンのラブラブが出てきたと思いきや
池に出る美しい妖精に惚れてホネヌキにされる。
いや、ね、この描写が凄い。
朝から夕方までずーっと池の妖精を見続けているんです。
それから普段の生活でも目の焦点も合わずぼーーっとしてて、話もマトモに聞こえてない。
これが問題なのはムーミンだけじゃなく
ムーミン谷の男達みんな(スナフキン除く)だという事。
あああのスノークまでもが!!!
最初はスニフが発端だったんですけどね。

心配するママたち。
ムーミンパパはまかせとけ!と自信満々に言っておきながらも
自分も虜になって帰ってくる。
結局スナフキンに相談しにいくママ。
…パ、パパって…。
「ああ、そうか…。」
「なにか知っているの?スナフキン。」
「いや…
でも、心配ないですよママ、時期がすぎれば自然と治ります。」
次々と谷の男達が虜になる中、スナフキンだけ冷静なのがさすがだ。

どうやらこれは男だけにしか見えない妖精のようで、
大勢の男達が池の何もない空間をぼーっと朝から晩まで眺めているシーンはかなりヤバイ。
もうアイドルのおっかけオタクとかそういうレベルじゃない。廃人。もう廃人。
最後、池自体が消えると男達も正気を取りもどして一件落着というオチ。
スナフキンは、あれはオンディーヌという水の妖精だと説明してくれる。
季節がすぎれば消えていく幻だと。
みんな幻に恋してたの?バッカみたい。というミィに

「幻だから…魅せられるのかもしれないね。」

と、しみじみとしたスナフキンのセリフでシメる。
恋とは幻のようなものだと言いたいのか?深いぞ。

スナフキンはオンディーヌを知ってましたが見たことあるのかな。
それとも本や話で聞いたのかな。
…まあ、ミィに「クールすぎるのが玉に瑕」とか言われる無関心野郎であるスナフキンですから
見ても大丈夫そうだが……。

フィリフヨンカさんが笑える。
「これは女性の危機です!今こそ私達の手で妖精から男達を取り戻しましょう!!」
池のせいでおかしくなるなら池を埋めればいいと。
でもそんなことしようものなら男達と殺し合いになるんじゃ…ひい。
男達は幻を見ているが女達には幻は見えない。女達は現実を見ているんだな。



ビックリなのは
ミィが恋人作ろうとか思ってたこと。

ミムラ姉さんやムーミン達を見てあてられたか?
まあ、以前スナフキンをデートに誘ってたことだしね…。(逃げられたが)

「ムーミンパパにはママがいるし
ヘムレンさんは歳をとりすぎてる。
スナフキンは大好きだけど……クールすぎるのが玉に瑕。」
スニフは問題外らしい。(笑)

…へー…スナフキン好印象なんだなあ…
てちょっとまてお前ら異父姉弟じゃなかったのか。
…ええと、禁断の恋になってしまうのでスニフを推薦します。

……アニメだとスナフキンはミムラ一家とは血が繋がってないのかな。
ミムラ母さんみてもスルーだったし。
2006年08月11日(金)



次回語るとしたら日本で人気なミュシャについて書いてみよう。

語りたいことは沢山あるんですがついてこれる人が少ない(というかいるのか)って話題なので
避け気味。
でも美術の話なんで美術やってる身としては語りたい。
んでちょっとだけ(本気で語ると大変な事になる)


ギュスターヴ・モローの絵が好きだったりします。
特に好きなのは
オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘
ギリシャ神話最大の詩人オルフェウス。
妻を失って以来、女というものを極力避けていた彼は
ニンフ達によって怨まれバラバラにされ竪琴に首だけ乗っけられて川に流されました。
そしてそれをトラキアの女が拾い上げるシーン。
なんとも言えない叙情感がある。
モローというとサロメだけど、私はこれが一番好き。

ファエトン
もなかなかいい。
これは太陽神ヘリオスの息子であるファエトンが父の太陽の戦車を操縦してたところ
暴走させてしまい、このままでは世界はめちゃくちゃに。
それをゼウスが止めるためにファエトンごとイカズチでコナゴナにしたという
シーン。
彼の母親は泣きながらバラバラになった骨を探し歩いたそうな…。

あとは
ユピテルとセメレ

もっとでかかったりするんですが、これ大画面で全部見たら感動ものだろうな。

ユピテルはゼウスのことですね。
お話としては…
ゼウスのまあ愛人になったセメレであるが
それを嫉妬したヘラに、彼は私の前では真の姿で現れるわ。
本当に愛があるのなら真の姿を見せてくれるように頼みなさい。
とかなんとか言われ、セメレはゼウスに神としての真の姿を見せて欲しいと懇願する。
ゼウスは戸惑ったが結局セメレの言うとおり、真の姿で現れてしまう。
ゼウスの真の姿はイカズチを放つ雷神。生身の人間が直視するには耐えられなかった。
セメレはゼウスのイカズチに焼かれ死んでしまう。
…というむごい話ですが、
セメレの表情とユピテルの圧倒的な存在感。無表情さがいい。



…みてわかるとおりモローの描く男性は中性的で、女性も胸は小さく描かれていて
一見すると男か女かわからない。
アンドロギュヌス性の強い作品が特徴的で文学者なんかには
好かれていたらしい。
死せる詩人を運ぶケンタウロス
これなんかは最初女にしか見えなかった。
(これもオルフェウスらしいですけど、彼バラバラにされたんじゃ?)



不満は、こんな美しく日本人にも受けるんじゃ?と思う作風なのに
日本での知名度が低いこと。
マトモな画集もない!
西洋美術史の時間でもうわーい、次は象徴主義だーー
モローだー
とか思ってたら一瞬だった。
まあ、ゴッホやゴーギャンの知名度にはかないませんか…。
日本人ウケしそうだと思ったのにな。









今日のスナフキンウォッチ

「フローレンの超能力」
今度はカミナリに打たれて超能力に目覚めたとかいうフローレン。
…いや、あの、丁度カミナリに打たれて男性が死亡というニュースがあったんでタイムリーに嫌だ。


スナフキンの見せ場

スナフキン殺されかける。

ほんと。

真上にいかにも落ちてきそうな岩があるピンポイント位置で釣りをするスナフキン。
お前の行動事態が釣りに見えるよ。
このままじゃスナフキンが危ない…!とフローレンの超能力発揮。
急いでスナフキンの元へ行き居眠りしてる彼を起こしてその場を離れさせる。
離れたと同時にタイミングよく岩が落ちる。(なぜかフローレンひっくり返るのが笑った。)

ていうかなんであんなところにいるんだか、スナフキン。
あのスナフキンが真上の岩に気づかないなんて考えにくいんだが…。
居眠りしてるというよりになってるポーズにしか見えなかった。
竿固定してあるし、いつもなら寝転がって居眠りしてるよね、あの人。
あんまりムーミンがうざいから逃げてきたのか!?寝てるフリか!?
少しでも遅れてたら死んでたというのにいたって落ち着いてるのも気になる。
もっと驚けよ!…わざとか!?自殺願望か!?

…ていうかね、
岩につぶされて死ぬスナフキンを想像して気分悪くなりました。(するなってば)
目を目開いて血をだらだら流して死んでるスナフキン……!!(゚д゚;))))とか一人でビビってました。


…でもま、スナフキンて死ななさそうだが…
リアルに空飛ぶ船から落ちても生きてそう。

もしかしてあの岩自体超能力の産物で、眠っていた時、
彼女の潜在意識がムーミンとの仲を邪魔するスナフキンを殺そうとして
岩を落とそうとしたんだけど目覚めたフローレンが自我を取り戻して
あわてて助けに行ったのかもしれない!
とかフローレン悪女説を掘り返してみる。
2006年08月09日(水)



スナフキンはカエルが合うと思います。

ペルソナ3発売してたんですね。
……存在すら知らなかったです;

……ふーん…
でもペルソナは2で懲りたからなあ…と思ってたんですが、
主人公のペルソナが…

オルフェウス

……!?

なんだか、ちょっとだけ興味が(汗)
あーオルフェウスくるとは思わなかったわ。
だって吟遊詩人ですよ?
主人公のペルソナ吟遊詩人て凄くね?
またギリシャ神話ですが、
2の主人公のペルソナがアポロンで
3がその息子のオルフェウスかー。
なんか意味あるのかなー。
ちゃんと竪琴らしいものついてるんですね。
あいかわらずペルソナはメカだが。
あと、サトミタダシは関わってないようで良かったです。

戦士系ばかりのペルソナでこういう吟遊詩人来るのは凄いな。
でもなぜオルフェウス?
ヒロイン死んで、主人公は
女に八つ裂きにされて死ぬとか?


太陽神アポロンの息子の半神の美しい吟遊詩人。
その竪琴の音色は地獄の番犬ケルベロスをも手なずけるものでしたとさ。
小さい頃、ギリシャ・ローマ神話の本で彼の話を読んで以来ずっと好きでした。

…まあ、どうせ繋がりは薄いんでしょうけど………
好きだったエロスもあんな扱い…しかも女…だったしな。

なんつうか、銃型の装置を頭に撃ちつけてペルソナ出すとか
死を連想させる残酷表現をかっこいいものとして見せようとしてるのがちょっとどうかな…。
やってるとこ親が見たらかなり大変だぞ…。
エヴァンゲリオン的なサブカルチャーって苦手なんだよなあ。
以下はペル3とは関係ないですが、
最近のゲームやアニメなんやはすぐにキャラクターのトラウマや心の傷を
「私はこんなに傷ついてるの!」的な勢いで見せつけられるので萎える。(-〜-)
ペルソナ1はマキの存在がアンチテーゼになってて良かった…と思う。
やっぱこういう心の傷云々て難しいから作る人間の技量だよな…。
本当に苦労してる人は自分で苦労してるなんて言わないものよ!的なことを
悪魔に言われて納得してしまったことがある…。(笑)




今日のスナフキンウォツチ

ムーミン、作画安定しだしたと思っていたら最近乱れまくりですね。
いきなりスナフキンの顔が変わる……。
スナフキン難しいのか?ミィだとそんな違和感ないのになー。

「枯れ木の中の声」
スナフキンの見せ場があったので良かった!
ムーミン達を騙し、枯れ木の中から出てきた悪魔。
スナフキンはムーミン達を救うために
一人ハーモニカを吹きながら登場。
言葉巧みに悪魔を騙して枯れ木の中に戻す。
さすが、スマートに解決したなスナフキン。
予告見てスティンキーが活躍!?彼の中の悪魔登場か!?と思ってたら
別にスティンキー何にもしやがりませんのね。
ムーミン達の危機を見て、ためらいもせず悪魔へ立ち向かっていく
スナフキンがかっこよかった。いつになく真剣だったし。
「ムーミンを…カエルか何かに変えられたら困るからな。」
…スニフなら逃げていたな。
お前は何に変えて欲しい?と言われて
「ムーミンと同じものに。」
たとえ姿を変えられても同じ姿なら一緒に遊べるからね。
スナフキンもムーミンのこと大好きなんだな。ほろり。
…でも一瞬カエルになったムーミンとスナフキンを想像して吹いた。(失礼)
絶対こんな感じだ。



たまに命に関わるような犯罪を犯すスティンキーだけど
スナフキンに言わせれば、ただのいじわるにすぎないらしい…。
お前は一体、過去どんな恐ろしい目にあったというんだ!?
2006年08月08日(火)



日々の雑記 / 蜜柑

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