浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2006年09月11日(月) Con Te Partiro(Time To Say Goodbye)

最後の瞬間まで、信じまいとしていた。

おののく予感に胸をふさがれ。
前の日から泣いていて。

静かな彼の瞳に、
静かな彼の言葉に、
心慰められ。

予感におののいていた心臓の鼓動はおさまり。
かえって腹が据わり。
涙を流すことはなかったのだけど。

それでも、哀しくて。
思い返すと涙が流れてみたり。

そんな中で思い出す曲があった。

↓速い回線の人でないと、見るのつらいけどね。
Con Te Partiro (Time To Say Goodbye) performed by Sarah Brightman and Andrea Bocelli

たしかこの曲は、昔あるプロボクサーのための引退セレモニーに使われたのだったよな。

「Time to say goodbye」の日本語訳を探してみる。

新しい旅立ちの歌。
長い、未知の旅をともに行く歌。

ひさしぶりに歌詞を読むと、胸に迫った。
今、しみじみと思い出すよ。

この曲をはじめて聞いたのは、98年で。
この年にF1地上波を見ていた人なら、記憶に残っているのではないかと思う。
それから、8年。

苦しく長い道のりを、ともに彼らは歩いてきた。
これからどんな道を、彼らは歩むのか。

美しい太陽。
あなたの輝きで、私たちは熱い夢を見てきた。
兄さんといっしょに。
笑って。
泣いて。
悔しがって。
太陽が姿を消したら、私達はどうして生きていけばいい?

私達の心の中にも、
美しい太陽が、輝き続ける。

兄さん。
いつか、どこかで。
私達にその声を聞かせてくれるだろうか。

その機会が、たくさん訪れるようになればいいと思う。
フェラーリの監督だけは、批判総攻撃で苦労するのわかってるから、やめといてや。(^^;)

--

「Con Te Partiro(Time To Say Goodbye)」


一人きりでいるとき 私は水平線を夢見る
そして何も言えなくなってしまう
部屋の中は暗い 太陽の光がないから
あなたがそばにいないと 太陽も消えたまま
窓から私の心が広がっていく
あなたのものになった心が
あなたはそんな私に 光を降り注いでくれる
あなたが道端で見つけた光を
タイム・トゥ・セイ・グッバイ


今までに見たことも 訪れたこともない場所を
私はこれからあなたとともに航海していく
船に乗って  海を越えて
もうどこにもなくなってしまった海を越えて
イッツ・タイム・トゥ・セイ・グッバイ


あなたと離れているとき 僕は水平線を夢見る
そして何も言えなくなってしまう
でももちろんわかっている あなたは僕と共にいるんだ
あなたは僕の月 僕のそばを離れない
僕の太陽 あなたは僕と共にいてくれる
僕と共に 僕と共に 僕と共に
タイム・トゥ・セイ・グッバイ


いままでに見たことも訪れたこともない場所を
僕はこれからあなたと共に航海していく
船に乗って 海を越えて
もうどこにもなくなってしまった海を
あなたと二人でよみがえらせよう


あなたと共に旅立とう 船に乗って海を越えて
もうどこにもなくなってしまった海を
あなたと二人でよみがえらせよう
あなたと行こう あなたと旅立とう


2006年09月10日(日) F1イタリアGP

ああ、もう受け入れるしかない。
あんな表情をされて、あんな柔らかな声で。
美しいあの瞳で、まっすぐにカメラを見つめて。
静かに、語りかけられては。

なにもかも、あなたの心のおもむくままに。
幸せに生きてくれることが、私らの望みなんだから。

ルノーの発表で楽観の余地を削られた気がして、
予選の夜はメソメソ泣いてましたが。
レース中も、胸が詰まって苦しかったけれど。
最後の最後まで、続けると言ってくれないかなと。
引退なんて信じてたまるもんかと、そう思ってたけれど。

ミハエル自身の言葉で。
彼の心を語ってくれたとき。

胸の奥にしこっていたものが、溶けていったよ。

涙はにじんだけど、そんなに泣くこともなく。
その言葉を聞くことが出来たよ。

あの人が去っていく。
それを思うと、涙がこぼれるけど。

あの人自身のレースへの愛情。
仲間達への愛情。
語られる言葉の中に、
あの人の気持ちを見ることが出来たから。

思えば、99年7月。
彼の足が、深い傷を負った日。
私達は、一度は彼を失ってしまったと絶望したのだ。
復活してくれることはないかもしれない。
大切な宝を失ったと思ったのだ。

それから7年。
あの人は、
勝って勝って勝ちまくり、
記録という記録を塗りかえ、
のこる記録はパトレーゼの最多参戦記録くらいで。
イタリアGP終了時点で11戦の差。
今年のシーズン終わりには、8戦の差になっちまうんだよな。

そういえば、パトレーゼを引退に追いやったのは兄さんだったっけなー、などと思いつつ。(^^;)

あの頃には、まさかこんなに長い間兄さんを見つめていられるなんて、想像できなかったし。
フェラーリがチャンピオンになることなんてできるだろうか、なんて思っていたし。(笑)

フェラーリでタイトルを取ったら、
目標は果たして、後はボーナスみたいなもの、
なんて言ってたけど。
なんとまあ、大量にボーナス稼いでいったことか。(笑)

ああ、いかん。
こんなに哀しいのに、お笑いに走ってしまう。
それがシュー兄さんファンとしての私のスタンスなんだから、しょーがないんだけど。
ベソベソ泣きながら、頭にお笑いネタが渦巻くのは、私のせいなのか。
それとも天然ネタ製造機の、兄さんのおかげなのか?(こら)


しかーし。
モンツァにも魔物様がいてはるようで。
アロンソ、こんなところでエンジンブローしますか。
ひさびさにティフォシの呪いが炸裂したのを見たー。(をい)

モンツァは兄さんを愛しているのか。
負けジンクス男のルカ社長様が来てはるのを見て、何年ぶりだよ、ジンクス大丈夫かよ?と思ったのに。
さすがのジンクスも、ここでは発動せんかったし。(笑)
まー、兄さんに最後の引導渡しに来はったな、いよいよマジに発表なんだ、とは思ったけどさ。

サーキットにあふれるティフォシの赤い波。
フェラーリのドライバーに贈られる、最高に熱い喝采。
それをもう一度、眼下に見下ろして。
ヨーロッパラウンドの最後に、ともに戦う仲間達に最高の贈り物を与え。
2ポイント差まで近づいた、という歓喜と希望を与え。

そんな舞台で、
最後に迎えるタイトル奪還への戦いを語り。

そして、そんな舞台で、
F1との別れを語ることの出来たドライバーが、
いったい何人いたことだろう。

レースの神様がもしいるとしたら、
サーキットに魔物様や勝利の女神様がもしいるとしたら、
ミハエル兄さんは、
きっと、とてつもなく愛されている!

どんな悪口や批判を浴びようと。
兄さんは、勝利の女神様のない後ろ髪をも、無理やりに引っつかんで引き寄せる人だから。


2006年09月05日(火) エディちゃんが!

「世界まる見え!テレビ特捜部」面白いネタも多いので、よくビデオ録画してるんだけど。
イタリアのドッキリカメラ映像で、エディ・アーバイン様が!
録画しといてよかったよー。

ああ、この番組の話はたしかフェラーリ時代かジャガー時代にニュースになってなかったかしら。
どっちにしてもかなーり昔だけど。
ヘアスタイルを、バッサリ短髪にしてたころ。
ニセ番組のスタジオ収録、新型のシートベルトを試用とだまされて、シートベルト外れなくなるエディ。
放送は天気予報になり、お天気お姉さんが
「局地的に大雨が降ります」
オープンカーのシートに座ったエディに上から局地的シャワーが!
いやーん!
水もしたたる色男状態だよ〜。(爆)

いやー、ホント、色男ー。
困った顔も、びしょ濡れで大笑いしてる可愛いんだなあ。
エディちゃん、すてき。(はあと)


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