横縞日記
kyo-ko



 『恋の病につける薬』こいでみえこ

この人の作品は初めてかどうか分からないですが、
絵は丁寧できれいです。
見た瞬間に受け攻めが分かるのもヨシ(笑)。

ただ、ストーリーはなぁ…。
私自身がアイドルに全く興味ないし、
追っかけはおろか、コンサートにも行かないし、
ファン心理ってのが全然分からないのよね。

しかも男が男のアイドルに憧れるってのは。
そういう嗜好という訳でもなさそうだし。
でも憧れの人が目の前に現れたら、
やっぱり好きになっちゃうものなのでしょうか。
遠くで見ているから良いのでは?と思ってしまう私は、
おそらく間違っているんだろうなぁ。

この人の絵は好きなので、このシリーズじゃないものは
また買ってしまうかもしれません。

2003年11月30日(日)



 『化学室へどうぞ』本庄 りえ

これは表紙を見た瞬間に即購入。
茶色を基調にした色合いもイイのよー。好き好き。
で、口絵のイラストもまた良いんだなぁ。

もちろん中身の絵柄も大好きでした。
美少年と鬼畜でエロい化学教師。…ツボ(笑)。
慇懃無礼なほどに丁寧な口調も良いですな。
もしかしたら、私は白衣が好きなのかも。
ナースはそれほど好きじゃないですが(違)。
あ、重要なことを忘れていました。
しかも先生メガネです!!!(≧∇≦)
でも芝ちゃんセンセの過去ってなんだろう…。

同時収録のお兄ちゃんと小林クンの話も良かったです。
どっちかというと、カップリングとしてはこちらの方が好きかも。
不器用でたどたどしい二人が愛しいです。

その他の短編も質が高くてお買い得でした。

2003年11月28日(金)



 『不埒なスペクタクル』本郷 ふに

絵は一昔前の少女漫画風ですが、
中身もやっぱりそんな感じ。
鬼畜な攻めに美人な受け。
見た瞬間に受け攻めが分かる上に、
この先の展開も読めちゃう「お約束」ストーリーです(笑)。
という訳で定番好きの方はどうぞ。

ちなみに私は攻めの科学教師がどうにもイマイチで。
クールな眼鏡なんだけど、口調が違うんだなぁ。
やっぱり「俺」じゃなく「私」と言って欲しいし、
丁寧な言葉遣いなんだけど、心がこもってない、
ってなヤツが良いですね。

ところで同時収録の短編で、
大きな眼鏡がトレードマークの某探偵にそっくりな
可愛い男の子の話があるのですが、
これがちょっとツボでした。
何でだ。私はショタじゃないはずなのに。
それともいつの間にか嗜好が変わったのだろうか…(苦笑)。

2003年11月22日(土)



 『デビル×デビル』沢内 サチヨ

表紙絵で天使に悪魔がいじめられているのを見て、
これは可愛いかも〜♪(笑)と思って購入。

で、予想通り悪魔クンは可愛かったのですが、
でもなー、ちょっと物足りない感じ。
というのも、一作目で悪魔クンが飴を食べて、
子供になっちゃうんですね。
それで正体がばれないように天使と付き合うんだけど、
その設定がすごく良くて、
もうホントに子供悪魔がめちゃめちゃ可愛かったのです。

だから2作目も大きくなったり小さくなったりしながら、
色々とあるんだろうなぁ、と期待したのに、
次からは子供になりませんでした。がっくり…。
私は別にショタじゃないんで、子供が出てこなくても良いんだけど、
この作品に関しては、甘いものを食べたら子供になる、
という設定がせっかくあるんだから、生かして欲しかったですね。

その他の短編は、ヤッてるだけって感じかな(苦笑)。

2003年11月18日(火)



 『夜毎悩ましい庭で』 藤井咲耶

この人の作品は初めてじゃないとは思うのですが、
もう忘れました(爆)。

絵はきれいです。
少女マンガです。
何だかもう無意味にキラキラしてます。
それに作品の内容も、怪盗と良家の令息の恋という、
ファンタジーっぽい雰囲気で(笑)。
有り得ないと思われるかもしれませんが、
いっそここまでイッちゃっていれば、
私としてはOK!でございます。

こういうのを少女マンガで普通に男女恋愛でやったら、
イマドキ何やってんの、と言われるでしょうが、
これが許されるのがBLの良い所ですね。
これからもこのままの路線で突っ走って欲しいものです。

クサい台詞を吐きまくる怪盗シーザーも、
地味な庭師も大好きです♪

2003年11月15日(土)



 『とじた窓を彼があけた』 遠藤りさを

これは雰囲気だけで買っちゃったんですが、
失敗したかなぁ。

痛くて切ないラブストーリー、
ということだったのですが、
私の求めているのは
そっちの「痛い」じゃないんだよー。
結局どれもこれもヤッてるだけって感じでした。

〜〜プレイって名前が付きそうなヤツね。
恋愛がメインじゃないんですよ、つまりは(泣)。
私はBLというからには、
まず恋愛ありきだと思っているので、
そちらを重視しますから、そうじゃない方はOKでしょう。
質は悪くないですよ。作風が好みじゃないだけ。

絵はきれいだし、好きな雰囲気なんだけど。
カラーの色使いとか、タッチとか。
やわらかくて良いんですけどねー。
惜しいなぁ、と思いました。

2003年11月12日(水)



 『僕のカラダは君のもの』 たちばなれい

思いっきり少女マンガっぽい絵柄で、
(しかも一昔前の…)
無意味に花も飛んじゃっているのに、
ほぼ全編エロエロ。ヤッてるだけ…。

そういえば、この人の作品はそうだったな、と
買ってから気付くんですけども。
だから文句を言いつつも、
毎回買ってきちゃうんですよ。
だまされたー、とは言いませんが、
それを求めている方には良いです。
ダメな人は近づかないように(笑)。
表紙はそんな感じじゃないので間違いやすいですから。

しかもこの絵柄でアレはかなりリアルに描いてあるので、
どうも違和感がありますね。
ま、でもこれだけよくエロのネタがあるな、と
普通に感心しちゃいます。
ここまでくれば(笑)。

2003年11月10日(月)



 『寝技イッポン』 藤崎こう

何だかんだ言いつつも、
結局この人の作品を買っちゃっている私。
とにかく明るく元気で、
深く考えずに楽しめるBLだからかも。
コメディなのも良いですし(*^_^*)

で、こちらの中身ですが、
まさにタイトルそのまんま(笑)。
これ以上そのもののタイトルは無いだろう、というくらい。
柔道の話で、しかもエロエロ。
ヤリまくってます。

でも柔道モノでも受けは可愛いタイプなのでご安心(?)。
ゴツイ肉弾戦が好きな人には物足りないかな。
とはいえ、この人のラブシーンって色気ないよねー。
格闘技って感じだもん。
尻好きの方にはオススメかもしれません(爆)。

意地っ張りの可憐さんが可愛いですね。

2003年11月07日(金)



 『LOVE CROSS─愛の十字架─』 滝りんが

この人の作品、
基本的には絵が好きなんだと思うのですが、
やっぱりほのぼのラブラブした雰囲気も良いですね。
甘い、甘すぎるーって感じ。
それはまぁ、タイトルからして一目瞭然ですけども(笑)。
愛の十字架って…(^^ゞ 

中身は何と言っても
ヴァンパイアのキュラがすごく可愛いです。
気の強い男の子受けってイイですよね〜。
高飛車で偉そうな攻めのナナセもお約束だし。
クールで知的な従者クロークもいるしね。
私のツボを突かれまくりでございました。

でも最強はマッドサイエンティストのDr.ムラサメですね!!
一途で可愛くて、しかもメガネです!(結局それ)
クロークとお幸せに〜〜。

でも何が一番ショックって、
最後に先生の訃報があったことです…。
信じられません。ご冥福をお祈りします。
もっと読みたかったな…。

2003年11月05日(水)



 『Inferior Doll』 霜月かいり

表紙がSFっぽいようなファンタジーっぽいような
不思議な雰囲気だったので買ってみました。
で、実際、中の絵も好みだし、作風も好きなタイプでした。
まぁ、ハマるというほどでは無かったですけれど。

それは何故かといえば、
やっぱり一番最初の作品が良かったのに、
だんだんとアレになってしまったことでしょう(苦笑)。
ほどほどに切ない感じが好きだったんですけど、
シリーズが進むにつれて単にコメディになっちゃってるし。

あ、でもゴシックファッションが好きな人は良いかも。
ゴスロリじゃないっすよ。メイド服は出てくるが。
あくまでもゴッツンガッツンしております。
それならストーリーももうちょっと痛いのにしちゃえば
良かったのかもなー。
世界観や設定と、ほのぼのラブラブな雰囲気がちぐはぐでした。
ついでに見た目よりもエロかったです…(^^ゞ 

2003年11月02日(日)
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