もうすぐ入院かぁ〜。 嫌だなぁ…。
何が嫌って、消化器科には、車椅子の患者さんがいないから。 障害者に慣れてない、介護ができないナースが、ほとんどのこと。
たぶん、車椅子って、高齢者の方がほとんどだから、「病棟は、杖か何かで歩行されますか?」と聞かれたよ…。 あのー歩けないんですが…。
あと、車椅子=足が不自由と捉えて、手が不自由だとは、思われないこと。
「お箸はご持参下さい。」と言われたけど、箸使えねぇ!
体が辛い時にさ、こう手伝って下さい、あれはできません、って伝えるのが、面倒…。 でも、お互いに、看護師さんも私も、初対面だから、仕方ないんだよねー。
私…消化器科の入院は、車椅子生活になってから、脱走が早いです…。
CF(大腸カメラ)を、ドタキャンして、翌日に退院した、2002年。 あれから、絶対に、消化器科では、入院したくないー!と、誓ったからね…。
やはり、汚い話、下の話題が多い消化器科だから…トイレ問題とか、体が不自由だと、辛いです。 看護師さんにも、遠慮もするし、どんどん言えなかったり…。 内科系の病棟では、障害持ってる人に、どんな手助けが必要か?スタッフにも、気付かなくて、気遣ってもらえない部分も多いし…。
あと、部屋の人が、動ける人が、大半だから、部屋で、看護師さんに、トイレとか導尿とか手伝ってもらったら、絶対に嫌がられる! 夜中に、ごそごそ体位交換を、手伝ってもらっても、嫌な顔されることが多い。
神経内科や、整形外科の病棟ならば、車椅子の患者さんが多くて、お互い様になるんだけどなぁ。
まぁ、今回は、どうなるだろ? また、すぐ退院してしまうかも…(笑)
話は変わりますが… また愚痴です。
とある医療スタッフの方と、話していて、電動車椅子を、作ることを話してたら。
「今の車椅子は、どうするの?」
と聞かれて。
「返さなくていいけど、使えなくなったから、新しい車椅子を作るんだよ。」 と言うと…。
「壊れてるわけじゃないし、今でも、乗れるんでしょ?もったいなーい!」と、言われました。
いや、だから、乗れなくならないと、新しい車椅子は、支給してもらえないわけで。 壊れてるとか、そういう問題ではなくて、障害の進行で、合わなくなったり、年数で、フレームにガタがきたり…。 自分の足と同じだから、自分の体にあった車椅子に乗らないと、体に負担がかかるし、背骨が歪む場合もあるんだよ…。
てなことを話したかったんですが…。
「電動車椅子は、10万円くらい、助成が出るの?」と、聞かれて…
「30万円くらいです。」と言うと、
「えーーーそんなにもらえるの?」と言われました。
電動車椅子は、需用が少ないから、10万円なんかでは買えなくて、高かったりするんだけど…。
あと、障害が進行すると、規定の車椅子では、体が合わなくて、オーダメイドで、車椅子を作らないと、乗れないから、余計にお金が高くなるんだけど…。
一般人から見た福祉の、金銭感覚では、30万円も助成してもらえて、贅沢って思ってるんだなぁって。
だけど、医療で、特に在宅支援に関わってる方から言われたから、余計にショックを感じてしまいました…。
この人には、「障害者は、自分だけが大変だとばかりに、あれこれ権利を主張してくるけれど…。」「障害者のみではなく、今の時代、健康な人だって、生きるのに、大変なんだよ。」と、言われたことがあります。
まぁ、そうなんだろけどね。 でも、こういう人に、在宅支援ってできるんだろか…。
歩けること、食べられること、眠れること、働けること。
当たり前の幸せを、欲しくても、どんなに努力しても、手にできなかった私には、この人の、健康を欲しいと、妬んでしまいます…。
もちろん、自分だけが、病気してるから、障害があるから、特別だとは思ってはいません。 だけど、当たり前な生活が送りたくても、送れない人もいる。
こういう感覚の人達がいるから、日本の福祉は良くならないのかも…。 ぶっちゃけ、頭で勉強してるだけで、現場は見えてないというか…。
でも、入院予定の、消化器科の主治医の先生は、「多発性硬化症のことについては、私は、よく知らないんですよぉ。」 「もしかしたら、ナースも、気付かなくて、ご不便をお掛けすることもあるかと思いますが、私達も、わからないので、どんどんおっしゃって下さい。」と言って下さって。
何か、感動しました…(;ω;)
勉強してるとか、してないとかではなくて、目の前の人を、知ろうとしてるか?だなぁ〜と、思って。
妙に、優しい言葉を、掛けてもらうと、涙もろくなるんだよねぇ〜。
はぁ…ブチ切れそうになる時もあるけど、冷静に!
私だって、正しい人間ではないんやし。 人に、迷惑だって、いっぱいかけてるし。
と、思います…。
さて、まだ入院準備はしてません。 週末にせねば!
明日は、音楽を、ネットウォークマンに、転送しておこうかな! ←眠れないから、入院に、音楽は欠かせません!
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