【シュークリーム作成日誌】

2003年01月29日(水) SSS#42「瀬戸口 コネタ」

【的確な人事についての考察】






善行がそれを見たのは、放課後の事。
若宮を探してグランドへと移動中の出来事だった。

ズッバァァァァアン!!

それは、思わず善行が足を止めたほどの、切れのある音だった。

ズドムッ!
ギシッ…
ズバァァン!

誰かが、サンドバックを殴っている。
若宮や来須の訓練になら、善行も何度か付き合ったことがあった。
歴戦の彼らがサンドバックを叩く音は、まるで砂鉄の詰まった皮袋を鞭で思い切り殴るような鋭い音がしたものだった。
しかし、今の音は、彼らのものより数段力強かった。

「一体誰が…」

その実力如何によっては、スカウトに新たな人材を用いるのも悪くないかもしれない。
常に小隊の戦力増強を考えている司令官は、伊達眼鏡を白く光らせながら鉄棒の彼方へと視線を走らせた。
そして…ぽかんと口を開けた。
手から書類がばさばさと落ちて風に吹き飛ばされる。
そんな事に構っていられないほど、善行の驚愕は深刻だった。

「にゃんっ!」

ダムッ!

「にゃにゃっ!!」

ズバンッ!!

サンドバックに何度も猫パンチを食らわせ、熱心に体力の訓練をしているのは…ブータだった。

「…ぶ、ブータが訓練を…。
 猫にすら危機感を覚えさせる…この小隊って一体…」

一瞬遠い目をした善行が、ブータを見る。
見る。
よく見てみる。
その時、参考のためと気紛れに垣間見たパラメーターのために、ひとりの男の運命が変わった。

ブータ:体力 2300

善行の中で、何かが崩れ落ちた。



***



「おはようございます。朝早くからすみません。
 ブータ君は今日から、スカウトで働いてください」

「ナーゴ」

「そして…来須君を無職にするのはあまりにも勿体無いですからね。
 来須君は今後、オペレーターで働いてください」

「……」

「教室に戻って構いませんよ」


ブータはピンとしっぽを立てて、来須は終始無言のままで、司令室を出て行く。
後に残された善行は、満足げにインスタントのコーヒーをそっと啜り…。


「待て」

「?」

「俺は?」


ああ…と、善行はカップを机に置いて、ポンと手を打ち合わせた。
瀬戸口の刺すような眼差しからさり気なく視線を逸らす。


「すっかり忘れてましたよ。瀬戸口君が押し出し無職になってしまうのでしたね。
 いつもボンクラ気味な貴方がよく気付きましたね」

「…お前が呼び出したんだろうが」

「そうでしたっけ?」


善行はゆったりと顎の下で手を組み合わせ、涼しい顔をした。


「さて…本題に入りましょう。私としても人員を遊ばせたくはないので。
 猫の手も借りたい場合ですから」

「…」

「瀬戸口君は今後、小隊のマスコットとして働いてください」

「…へ?」

「以上です。どうしました?教室へ戻って構いませんよ」

「どうしましたじゃないって!何だよマスコットって!!」

「ブータの今までの職ですよ」

「知ってるって!そうじゃなくて…」

「安心してください。小隊旗もそのうち、猫マークじゃなくてたかちゃんマークしてあげましょう」

「要らんことするな!!!!」


こうして、瀬戸口の「職業:小隊マスコット」としての日々が始まったのだった…。





to be Continued?
――――――――――――――――――――――――――――――――――
続きません(笑)
>小隊マスコット
それにしても、ヒマそうな職ですね…。

午前3時にこんなもの書いてる私も如何な物か。
現在の多忙ぷりは来週火曜あたりで一段落の予定。次はどうなるのかな(怖)




2003年01月28日(火) ちょっと頑張ってみたよ。

月曜出社早々、上司に呼ばれる。
「今週は物凄く忙しいからね。覚悟してね」と爽やかな笑顔と共にとんでもない宣告を受ける。
が、すみません。
私は一日だけ定時で帰ります。その日だけはどうしても残業出来ないんです〜!
と、私も負けじと(?)宣告。

結果。3日分の仕事を2日で終わらせてみるトライアル中。
そうやって、週後半の仕事に一日足してやろうという腹です(単純計算)
上手く行ったらご喝采☆

メールが大変滞っている事、どうか平にご容赦を。



2003年01月26日(日) あたたかなお皿

おお…このところ毎日日記書いてる…凄い!(神矢さん、自分の発言に疑問を持つように。)


あったかいセトハヤについて考慮してみる。
あったかいて何だろう。

ふんわり、ほわっと。ぽややんな方向?

速「瀬戸口さん…」
瀬「どうした?」
速「あのね…背中…寄っかかってもいい?」
瀬「それぐらいいつでもどうぞ」
速「ありがと…(こてん)」
瀬「……(可愛いv)」
速「広くて、あったかいねv瀬戸口さんの背中」
瀬「そう?」
速「ん。僕…瀬戸口さんの背中大好き…」
瀬「そ、そうか…(照れ)」
速「…」
瀬「なあ、速水…」
速「…」
瀬「好きなのは、背中だけ?」
速「…」
瀬「速水?」
速「…くー…」
瀬「なんだ。寝ちゃったのか…」

答えて貰えなかったのは残念だけど、ちょっと幸せな瀬戸口さん。



それとも。
恋未満の微熱な方向?

速「はい、今日はどうしましたか?」
瀬「昨日から熱っぽくて…」
速「今朝は体温は計りました?」
瀬「37.2℃でした。でも先生にこうして会ったらまた熱が上がってきたような。
  動悸も激しくなって来ましたし。はっ!もしかしてこれが恋…?」
速「微熱ですね(聞き流す)一応ビタミン剤ぐらい出しておきましょうか」
瀬「それが…俺、平熱が35.4℃なので、今もかなり辛いんですが…」
速「君の平熱なんて知ったこっちゃありません」
瀬「ひどっ!」
速「はい、次の方ー」

瀬戸口、泣きダッシュ。

…なんか「あったかい」とは違うような(笑)


あったかいセトハヤ。
読んだ後に、胸がほわんと暖まるような、幸せなお話でしょうか。
私は読むのは大好きな方向ですけれど、書くのは難しそうですね…。

SSの神様〜、きたりませ〜。







2003年01月25日(土) SSS#41「瀬戸口→水色速水 ギャグ6」

【瀬戸口隆之受難の日 6】




いつもはピンクの髪をした少女が座っている指揮車の運転席に、今日は艶やかな黒髪をショートにした、才色兼備の美女が座っている。
遮蔽物の多い市街戦では、最前線に出ない限り指揮車が狙い撃ちにされる可能性は少ない。
ただ今回、指揮車は指揮・誘導のためではなく野次馬のために出撃しているので、指揮車は見晴らしのよい高台に停車していた。
高出力のレーザーで狙撃される危険はあったが、危険を恐れるようでは奥様戦隊など勤まらないのである。
流石に遠くて、士魂号に乗っているわけでもない瀬戸口の姿は、豆粒のようにしか見えない。
だが、キタカゼゾンビやキメラなどの中型幻獣が、次々と蒸発するように消えていく様は手に取るように判った。

「なんだ。本当に強いんじゃないの…」

双眼鏡から目を離し、原が呟く。
その傍ら、つまり指揮者の横で、善行は肩をすくめてみせた。

「だから、絢爛舞踏なんですよ」
「え?絢爛舞踏って…絢爛舞踏なの?つまり勲章の?」
「他にありますか?」
「ほら、最近日曜日の朝7:30頃からやってるじゃない。子供たちよりもお母さんたちに大人気のヒーローもので…」
「ああ、時空戦士ゴージャスタンゴですか?」
「そう、それよ。…詳しいわね。
 それの変身前のお兄さんが瀬戸口君なのかと思ったのよ」
「それは…」

善行は言葉に詰まって、忙しく思考を巡らせた。
あんなに大々的に小隊の前でバラしてしまったが、一応絢爛舞踏のことはトップシークレットである(はずである)。
この場合、瀬戸口をヒーロー物のお兄さんにしてしまった方が、善行の身の安全には得策だろう。
1/1000秒ほど、瀬戸口の立場と自分の命を秤にかける。

「ばれてしまっては仕方ありません。
 瀬戸口君は、そのゴージャスタンゴ役のお兄さんですよ」

瀬戸口はあっさり捨てられた。
原は長い睫毛を瞬かせ、小首を傾げる。若宮ならずともメロメロになるであろうほど愛らしい。

「じゃあ…戦闘が終わったら瀬戸口君にサインをもらっておかなきゃ。
 奥様方にきっと売れるわよー」

言ってることは少しも愛らしくない。
再び原が双眼鏡を向けた先では、本物の絢爛舞踏が両手に太刀を持って舞うように戦っていた。
だが、絢爛舞踏が舞っている割りには、戦闘は遅々として進まない。
理由は明白で、瀬戸口は一体敵を倒すごとに、こちらに向かって手を振っているのである。
勿論それは善行に向かってではなく、近くの廃ビルの屋上から見物しているであろう、「可愛いあっちゃん」に向かってのことだ。

「あっちゃーんvvv今の見てた!?」

ぶんぶん。瀬戸口は満面の微笑みで手を振っている。
馬鹿である。
速水の方も律儀に振り返しているらしく、遥か38階のビルの屋上で、何かが動くのが小さく見えた。
戦闘の様子をよく見たいという速水を、自家用ヘリでそこまで連れて行ったのは当然準竜師だ。

『瀬戸口さんて、凄く強いんだね。僕、びっくりしちゃった。
 頑張ってね!瀬戸口さん』

使い古しのスピーカーを通して聴こえる声はやや掠れていたものの、速水の声はやはり聞くものの腰が砕けるほどに可愛らしい。
瀬戸口の士気は弥が上にも高まり、振るう切先は流星の如く冴え渡る。
勿論すべて、速水にイイ所を見せるためである。


状況が変わったのは、戦闘が始まってから30分ほどが経過した頃だった…。


『ん…?あっ!!』


「あっちゃん、どうした?」


瀬戸口機の動きが止まる。
今日だけオペレーターを買って出ている遠坂が慌てる。

「ちょっ…瀬戸口君!立ち止まってないで!!スキュラの射程内ですよ!!!」

瀬戸口は当然のように遠坂の言葉なんか聞いちゃいなかった。


「あっちゃん!?」


『あっ!や…勝吏さん、こんなとこで……』


「!!?」


『二人きりしかおらぬ。良いではないか』
『で、でも……』
『久しぶりだろう。そろそろ辛いのではないか?』
『あっ』
『ほら、こんなに固くなっているぞ』
『んっ!』


突然善行がデジカメを手に走り出す。

「ちょっと!どこ行くのよ」
「奥様として、こんなスクープを逃すわけにはいきませんよ!
 必ずや衝撃の映像を我が手に!!」
「…」

呆れて見送る原達を尻目に、善行は廃ビルの中へと飛び込んだ。
ロビーを見回すとエレベーターが目に入ったが、電気の供給がストップしている今、当然のように動かない。

「仕方ありませんね」

目の前に、非常階段へと通じる防火扉がある。
スクープ映像の在り処は、地上38階。
善行は、意を決して重い扉を押し開いた。



***



指揮車では、相変わらず瀬戸口の戦闘の模様と、速水と準竜師のラブラブアワー(?)が同時中継されている。
原は明後日の方向を眺め、遠坂は自分の任務を遂行しようと必死だった。


「せっ、…舞踏機!
 呆然と立ち竦んでないで動いて下さい!!」


『いやっ…はぁん。……んっ』


「舞踏機被弾!」


『やんっ………つっ!』
『痛かったか?』
『ん…ちょっとだけ』
『やめるか?』
『や、ダメ…こんな中途半端で止めないでぇ………』
『よし』
『くっ………ああああんっ』


「舞踏機被弾!!めちゃめちゃ被弾してます
「…」
「隅っこに追い詰められて、しゃがみキック連打。ああ…こりゃハメですね」
「…瀬戸口君たら…」
「あっ!…あーあ…ミノタウロスに13コンボぐらい食らってますよ」


『ここが気持ちいいのか?』
『ぅん』
『それともここか?』
『ふぁんっ!…ん…気持ち…いい…。
 …もっと……して…ぇ』


「ああ!出た、超必殺技!!舞踏機、戦闘不能!!!」


原は大きな目を半目にしてモニタを凝視した。

「これ、どう見ても受けた攻撃以上にダメージ食らってるわよ…」

その言葉を受け、遠坂は沈痛な面持ちになった。

精神的ダメージが大きかったようです
「ああ、まあ…そうでしょうね…」

艶やかな黒髪をかき回し、美貌の整備主任は深々と溜息をついた。

「さて。帰りましょうか」
「え!?」
「見るもの見たし」
「で、でも瀬戸口君は…?」
「勿体無いから誰か拾って帰るでしょ。私はいらないわ」
「…」
「あ。もしも戻ってきたら、遠坂君サインもらっといてね」
「…は……かしこまりました……」


***


一方その頃、善行は38階の階段を昇りきっていた。
奥様戦隊の根性や恐るべし。
幾ら彼が鍛えているとはいえ、平地を走り続けるのとは訳が違う。
足はがたがたで膝は笑っているし、ミノの鼻息も斯くはあらんとばかりに激しく息も切れている。
しかし、彼の目指す物はもう目の前。
そのドアの向こうにあった。
ドアの鍵をライフルのゼロ距離射撃でふっ飛ばし、彼の望む光景をカメラに収めるべく飛び出す。
凄まじい物音と共に現れた善行に、一斉に振り返る準竜師と速水。
善行の手から、カメラがぽとりと落ちた。
ふたりの服装は、一分の乱れも無い。
接触といえば、椅子に座った速水の肩に準竜師の手が置かれている、ただそれだけである。
善行の人差し指が、ぶるぶると震えた。

「な…何をしていらっしゃったのですか……?」
「何って…肩もみだが」

善行はその場に昏倒した。




つづく。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
善行にとっても受難の日だったみたいです。
あと1話ぐらいで終わらせようと思ってたのに、おかしい…こんなはずじゃ…。



2003年01月24日(金) 新宿で遊ぼう。

昨日の日記で「金曜日ヒマだーっ!」とぼやいていたら、いいことがありましたv
心優しい清楚な瀬戸口スキー・ゆきふみ嬢がヒマならお付き合い下さるとご連絡をっ!(喜)くっ;いい事ってあるんですね。
更にゆきふみさんが宇多津さんも誘って下さって、神矢は美人ふたりと深夜まで腐女子トークを繰り広げる事が出来ましたとさ☆

それにしても金曜日の新宿は物凄く混んでいますね。あんま新宿行かないから判らないんですが…。結構遅い時間に行ったのに、目当てのお店は何処も一時間待ちでした。
これは新宿で飲む時には二次会のお店も予約しておくべきなのでしょうね…。
5時からとかで飲み始めると、一番混んでる時間帯に追い出されちゃうし。どこも二時間制だし。
でも私達は、2時間の時間切れぎりぎりに飲み物を頼んだりして、結局3時間半居座りましたv(←姑息)
話題はほぼ、下ネタでしたけれどねv(えー!?)

しかし「炭火BAR 集」はどこにでもあるのに洋酒の品揃えが結構良いですね。
ボウモアまで普通にメニューに載っていたのでびっくりしました。

ボウモアはスコットランドのアイラ島で生まれたシングルモルトウイスキーです。
別名"海の匂いのするモルト"なんて呼ばれています。
非常に個性が強いので、こういう所謂チェーン店では置いているところは珍しいと思うのですが…。
蒸留するときに潮の香りの染みこんだ泥炭を使うので、海の香りがするのだといいます。

カクテルも頑張ってくれますし。
一度飲みたかったジャマイカ・マティーニも、レシピを言ったら作ってくれましたv
ドライマティーニはジンベースだから、私にはちょっとキツくて飲みづらいのですが、これはホワイトラムベースだから凄く口当たりが柔らかくて飲みやすいのです。

作り方はドライマティーニと同じで、ジンとドライベルモットを、ホワイトラムとシェリーに代えて貰います。
スクイズするのもレモンの皮の代わりにライムの皮を使い、オリーブではなくライムピールを沈めます。
マティーニの舌を刺すような感じが無くて、ラム本来の甘みのためか、とろんとまるい味に。
ライムの香りが後味をすっきりさせる、美味しいカクテルでしたv

それから…「オペレーター」も作って下さるようですよv
メニューには載っていませんでしたが、新宿店では出来るようでしたので、皆様お運びの際にはぜひ一度試してみては如何でしょう。





2003年01月23日(木) SSS#40「瀬戸口×速水。ギャグ?」

【HOME SWEET HOME】




吐く息が白く曇る。
暖房器具は足元の電気ヒーターだけで、それもこんなに広い空間では殆どその用を為さない。
膝が小刻みに震える。
かじかむ指で人工筋肉の接合部を摘もうとして、また失敗した。
溜息が出る。
苛立つほどに、痺れて自由にならない指先。
小さな両手を口許に当てて、はーっと息を吹き掛けた。
一瞬だけ温かくなって、息の含む湿り気の分だけ、もっと冷たくなる。
両手の指をぎゅっと握り締め、速水は目を瞑った。
夜半を過ぎたハンガーに、人気はない。

ふわり。
覆い被さる温もりは、白。
白いコートを着た、瀬戸口。
女物のように瀟洒なデザインのそれのせいで痴漢に遭ったと、不機嫌極まりない声でぼやいていたのはつい先日のこと。
それを知らずに、夕焼け色の髪に映えてとても似合うと速水が誉めたのに他意は無かった。
でも、速水がそう言ったので、瀬戸口は大嫌いになったはずのそのコートを律儀に着てくる。

「こんなに寒いのに、もっと寒いハンガーなんかにいるもんじゃないよ。
 カッコ良いおにーさんと一緒に帰ろう」

瀬戸口は充分カッコ良いけれど、自分でそう言うところが胡散臭いと速水は思う。

「でもまだ調整が終わって無いから…」
「明日でも出来るだろ」
「明日になる前に出撃があったら困るじゃない」
「なら尚更。パイロットが風邪引いたらどうにもならないだろう」

コートの前を開いて、速水をすっぽりと包み込む。
青年は抱き締めた彼の冷え切った手を取って、自分の首筋に押し当てた。

「瀬戸口さんっ。冷たいでしょ…」
「ん…。でもこうやってるとお前は温かくない?
 ここ、血が通ってるから温かいと思うんだが」

とくり、とくり。
速水の指先が触れた薄い皮膚の下に、暖かな鼓動が通っている。
黙ってぼうっとそれを眺めている速水の目の高さが、瀬戸口の咽喉の高さだ。
少しだけ視線を上げると、整った口許が見える。
半月型に微笑んだそれが。
掴んだ手を、今度は微笑んだ唇に当て、淡紫の眼が細くなる。

「首も温かいけれど、口の中はもっと温かいと思う…」

整った薄い唇が、細い指先を軽く食んだ。

「試してみる?」

真っ赤になって勢い良く跳び退る少年に、瀬戸口は今度は声をあげて笑った。

「冗談だよ。ほら、帰ろう。
 お前さんが帰らないなら俺も帰らないぞ。
 俺が風邪を引いたら、速水に責任もって誠心誠意24時間看病して貰うからな」

瀬戸口の妙な脅しに屈服する速水。
しぶしぶ片付けを始める。
それを手伝いながら、瀬戸口はさり気ない口調で訊いてみた。

「今日、速水の家に泊まってもいいかい?」
「なんで?」
「ふたりで家に居た方が、暖房が節約できる。
 人間の体温ていうのは馬鹿にしたもんじゃないぞ」
「…要するに僕を湯たんぽ代わりにしたいってこと?」
「身もふたも無いな」

思わずがっくりと項垂れる瀬戸口の広い背中をぽんぽんと叩いて、速水は笑った。

「いいよ、僕も君を湯たんぽ代わりにするから」

素直に喜ぶべきか悲しむべきか。
複雑な表情を浮かべる美青年。
速水は彼を促がしてハンガーを後にする。
気付けば雪が降っていた。
ひらり、ひらり…。
羽毛のように舞い降りる白いもの。
耳が痛いほどにしんと冷たい空気。

手袋をしていない速水の手に、暖かいものが被せられる。

「…何これ」
「寒いだろうからさ。あいにく手袋ないから、くつし…っ」

最後まで言い切る前に、瀬戸口は蹴られた。
倒れた彼の背に、純白の靴下が一揃い、投げ捨てられる。
速水はそのまま帰った。
瀬戸口の上に、雪はしんしんと降り積もる…。


***


瀬戸口は風邪をこじらせ、それから一週間学校を休んだ。
しかし彼は幸せだった。

「あっちゃん、雑炊に葱は入れないでくれ…」
「もう入れちゃったよ。ついでに靴下も入れとく?」
「すみません速水さん。もう好き嫌い言いません」
「よろしい」

尊大に頷く速水に神妙な顔をしてみせ、瀬戸口はこっそり笑う。
怒られようとも苛められようとも、速水が構ってくれるのが嬉しくてならない。

「何笑ってるの?」
「何でもないよ」
「何でもなくて笑ってるの?」
「あっちゃんが側に居てくれて嬉しいなあって」
「ば、馬鹿じゃないっ!」

いつもは一人ぼっちで寝に帰るだけの家。
けれど今、ここは世界一のスイートホーム。





Fin
――――――――――――――――――――――――――――――――





またインフルエンザが流行っているようですねえ。
私の周囲にも空席が目立ちます。インフルエンザの猛威で明日の飲み会も延期に…。くっ;
ま、あまりお話したことのない人と二人きりで飲みに行くのも、不安ですしね(実は人見知り)
女の子がいっぱい居た方がいいので、また来週のお楽しみにします。

あー、でも金曜の夜が暇になってしまった…。
素直にウチに帰れという何者かの意思を感じますが、遊ぶぞーという気分だったので素直になれないお年頃(何?)
どうしようかな…。


私信:例の会。受付順調。お一人様のみご予定が付かないとの事。
   明日には皆様にご連絡を。


それから、メールのお返事は週末になってしまいそうです。
それと、宇多津にかさん(名指し)
10000hit申告ありがとうございましたv
SSSですので、リクを頂けばすぐに書きあがると思われます。
どうぞ宜しく。



2003年01月21日(火) ○○を賭けて決闘。

この日記もそろそろ10000hitですね。
折角ですからSSSでよろしければ、キリ番受け付けますv
多分明日の夜中までには回るんじゃないかな…と思いますので、よかったら狙ってみて下さいv


先日、仕事中にメモが回ってきました。
金曜日、遅くからでも良かったら飲みに行きましょうと、場所やらメンツやらが書かれたお誘いの手紙でした。
授業中の高校生か(笑)
その長くも丁寧なメモの最後に一文答えを書いて、私は回してくれた同僚にメモを返しました。

「受けて立つ。 神矢」

一瞬の間をおいて吹きだす彼。
妙な達成感と共に、日常の中でもコネタを使うようになった自分に訳の判らぬ敗北感を感じました。
あんなに真面目なイイ子だったのにねえ…(しみじみ)




2003年01月20日(月) 赤い…。

それは私が遅い夕食を摂っているときの事です。

ピンポーン。
「お届けモノです」

何だろう。そう言えば父が布団を送るとか言ってたっけ…などともそもそと考えつつ食事を続ける私のもとに、妹がやたらと大きな箱を持ってきました。

「修に荷物だよ」

…私にはわかりました。それが誰からのお届けものなのか。
長さ120センチほどの白い長方形の箱を開けて、家族は絶句し、私は爆笑しました。

そこにあったのは。
実に見事な薔薇の花束でした。
26本の深紅の薔薇。
今日、1月20日は私の26歳の誕生日でした。

「はははっ、『赤い花束』ね…」

花を活ける間にも笑いが止まらず、くつくつと笑いながら茎を切るあやしい人物がひとり。
花を自分の部屋に持ち込んで、私は犯人に電話を掛けました。

「シラタマさん。花届きましたよv
 ありがとうございますvvv」




物凄いサプライズプレゼントでしたよ…。
「プロポーズみたい…」と、家族は私以上にびっくりしていましたが。
シラタマ隆之からと思って下さい、とのシラタマさんのお言葉。ありがたく☆
実はご本人は赤い花束との関連については気付いていらっしゃいませんで、瀬戸口からなら赤い薔薇!というチョイスだったそうです。
20代も後半になると、微妙に素直に喜べないのが誕生日ですが(笑
今年はほんとうに幸せな誕生日になりましたv

シラタマさん、ありがとうございますv
でもね。凄く気障ですよ(笑)
あ。シラタマ印の隆之くんからだからいいのかv


それから、お祝いのメールを下さったりカキコして下さった皆様。
ありがとうございます!
ちゃんと26歳らしく、これまで以上に大人な部分を頑張りたいと思います!(今年の抱負/深読みOK)


余談ですが、当サイトはリンクでこっそり「裏!裏、裏!」てな具合のご紹介を受けた事があります。見た瞬間に思ったことは「な…何故バレたんだ;私が裏に力を入れていることが!!」でした(笑)
今年も正直に生きていこうと思います。






2003年01月19日(日) 爆笑。せとはや会合月間。

私の一月の日程を改めて振り返ると…、むちゃむちゃですな。

月曜〜金曜・・・仕事。友人(一般人)と飲み。会社の人と飲み。
土曜・・・・・・せとはやスキーのお友達(ウェブ関係)とデート。
日曜・・・・・・学校。

毎週これ。
あ。でもゆきふみさんとは平日にデートだったんだ!
しかも最終週は鍋大会をやる(つもり)です。
月曜にでも告知を出しましょうv

そんなわけで、18日(土)も遊びに行ってまいりました。
伏字にしなくてもいいですよね。
どんべさんと蓮川さんと。
お昼に待ち合わせして夜10時まで話し込んでしまいましたよ。
昼ごはん食べた蕎麦屋で2時間粘るってどうなのかと思いましたが(笑)
ほんとに良くしゃべりました。
でも、いつも最初から最後まで飲みっぱなしだったので、今回は新鮮でしたよ。
なにしろお酒は晩御飯がてらにかるーく飲んだだけで、最後は特大パフェを食べつつコーヒー(紅茶)を飲みながらトーク。でしたからね。
なんだか、外でケーキ以外の甘味を食べるのって久々。やけに幸せな気分になりました。

なんでしょう。なぜこんなひとつの話題だけで、これほど長時間喋りつづけられるのでしょうか。
口を開けば、瀬戸速。そろそろ話題を変えようと瀬戸速。さて本題に戻ろうかと瀬戸速。すごい妄想力だ…。
時々話が変わっても、少し幻想水滸伝の話が出たぐらいでしょうか。
要約するとすべてが「速水ってもう、ほんっとに可愛いよね〜vvv」「瀬戸口って、どこを取ってもダメなヤツですよね〜vvv」に終始したような気がします。
内容は兎も角、愛が溢れている事は言うまでもありません。

その例として、出てきたネタの一部を紹介致しましょう。


#1.

速「瀬戸口さん。僕、瀬戸口さんの目の色って好きなんだ」
瀬「そうかい?(俺はあんまり好きじゃないんだが)」
速「うん!だってとっても綺麗じゃない。茄子みたいな色で」
瀬「な、なす…?ナスってあの…野菜の茄子!?」
速「そうv 僕、茄子大好きvvv」
瀬「そ…そう…」
引き攣り微笑みつつも、ガッツリ落ち込む瀬戸口。
彼はそれ以来、茄子がちょっぴり嫌いになったという。


#2.
これは瀬戸口に愛のある方は読まない方が吉なので(笑)反転。
夜のお話。

瀬「速水…も…いい?」
速「ええ〜!もう!?」
瀬「だ、だって…これ以上は…」
速「酷いよ!僕、まだ全然気持ちよくなってない!!」
瀬「(息切れ)速水、俺にも…体力の限界が…(※瀬戸口:体力E)」
速「ヤダ!始めたからには責任もって終わりまでしてよ!!」
瀬「お…お前の終わりが見えないんだが…(※速水:体力S)」
速「とにかく!もっと!!止めたらぶつからね!(攻撃力2500)」
瀬「わ……判った…(瀕死)」

いえ、瀬戸口って体力無いから…という話題になって…(笑)
でもこっちまでダメだったら最低だ。瀬戸口の唯一の取り得(酷)なのに!という話になったり…。
可愛いケーキ屋で何を話しているのでしょうか。私たちは…(苦笑)
ちなみに、唯一飲んだ日本酒は、「夜明け前」という名前の絞りたてにごり酒でしたv

心底楽しかったですv
またご一緒できると嬉しいな…。

そして今週末もデートの予定☆
今度は新宿。…新宿の一般の皆様、今から謝っておきます。
腐女子電波を撒き散らして(予定)すみません。

なにか妄想まみれな日々ですが…。
最近では、会社で仕事中にメールをすることがしばしば。
煮詰まりがちなので、メールを頂くのは気分転換に嬉しいのですが、たまにやりすぎて暴走しがち。
先日の野口さんとのメールの中でも、風邪ひきあっちゃんも可愛いけれど、風邪をひいた瀬戸口というのも、美味しいシチュエーションかもしれませんね。という話題になりまして…。

神矢のレス>
速「瀬戸口さん、おかゆ作ったの。
  食欲ないかもしれないけれど、頑張って食べてね」
瀬「ああ、ありがとう」
速「待って!熱いからふーふーしてあげる」
瀬「…ふーふー?」
速「うん。何?」
瀬「いや…(照れ)」

妄想してないで仕事しろ、私(笑)
そして、満場一致で(?)瀬戸口と交代したい!という意見で可決しました(???)


という方、↑投票ボタンをどうぞ!



2003年01月15日(水) SSS#39「瀬戸口×速水。ほんわり」

先週のでぇとのこととか、12日のイベントのこととか。書きたいこと一杯あるのに、何から書いてよいやら…。
トータル十数時間に及ぶセトハヤトークのハイライトシーンを纏める事が難しい。殆ど全部ハイライトだし(笑)
瀬戸口はふりふりエプロンが似合うねとか精神的には受けだねとか瀬戸口は糠床を愛して止まないとかいや寧ろ糠床の愛称をシオネというのだとかおばあちゃんの知恵袋に詳しそうだとか速水が熱を出したら葱をお尻に挿すのが良いんだとか言って速水にせまって家から叩き出されてそうだとか彼の愛はいつも空回りだとかそんな所が可愛いとか…。
なんか全部瀬戸口?しかも情けない瀬戸口?
瀬戸口スキー同士の会話って一体…。

とりあえず、更新が滞っていることもふまえ、軽くSSSなど書いてみたり。
いつもにも増して瀬戸口が変です。

――――――――――――――――――――――――――――――






好きと言うと、君が酷く嬉しそうな顔をするから…。
その顔を見る度に泣きたいような気持ちになる。






【Love Love Love】






並んでソファに腰掛けて、瀬戸口は雑誌を捲り、僕はカップから立ち上る湯気をぼうっと見ていた。
ふかふかしたクッションに顎を埋め、僕は彼に意識を集中する。
瀬戸口は緊張している。
ゆったりと足を組んでリラックスしているようなポーズだけれど、さっきからページが一枚も進んでいない。
時々そわそわと僕を見ている。
初めて僕の家に来た瀬戸口は、酷く、落ち着かなかった。

「瀬戸口さん」

普通の声で呼びかけたのに、うっかり雑誌を取り落としそうになる男。
本人は色男風のつもりの、気の毒なほど引き攣った笑顔。
ここまで彼が緊張するのは、多分…。

「もうちょっと、近くに座ってもいい?」
「も、もちろん」

盛大に首を縦に振る。
普段の軽口は無い。
お言葉に甘えて、体温が触れるかどうかのぎりぎりの距離に座り直すと、瀬戸口はもっともっと、そわそわし始めた。



***



恋人になってから、一週間経つ。
最初はからかわれているんだとしても構わないと思ってOKしたのに…。
一週間が経って、僕は心から、自分の間違いを知った。
瀬戸口は、どうやら僕がとても好きらしい。
からかっているのでも、遊んでいるのでもなくて、本当に僕が好きらしい。

告白された日の帰り道で、手を繋いでもいいかと、豪く生真面目な顔で問い掛けてきたのに頷いたら、まるで壊れ物に触れるようにそっと、包み込むように手を握られた。
帰り道の間中、幸せそうだった瀬戸口の横顔。

翌日お弁当を渡した時には、瀬戸口はその手作り弁当を延々取って置く気なのではないかと不安になった。
それほどまでに、嬉しそうだったのだ。
得難い宝物のように、お弁当の包みを大事そうにしていた。

そうして迎えた、初めての休日。
瀬戸口が、すべての娯楽施設のチケットを用意しているのを知って、僕は彼を家に招待した。

「速水はどこに行きたい?」
「どこかに出かけるのも良いけど…。うちに遊びに来ない?」

…あの時の瀬戸口の顔は…忘れ難い。
一瞬ぽかんとした後、何を想像したのか盛大に紅くなり、色男の面目躍如で素早く表情を引き締めた。
そして、通常の5割増しほど男前な声で同意を示し、7割増量ほど洗練された仕草で僕を促がしたものだった。





瀬戸口がとても好きだった。
けれど、彼に恋をされているとは思わなかった。
だからそれが判った時には驚いて…。

どうして僕は。上手く気持ちを伝えられないんだろう。





***





好きと口にするたびに。
瀬戸口が少し照れたような幸せそうな顔をするたびに、可哀想で堪らなくなる。
その様子は、まるで一度も愛された事のない子供のように思えて…。
思い切り優しくして、甘やかしてあげたくなる。
どうか僕の隣こそが、彼の安心出来る場所になればいい。

こんなに凄く凄く君を好きなこと、伝えたいだけなのに。

「瀬戸口さん」
「ん?」

手を取る。
大きな手。指の長さも、爪の形まで綺麗な。
両手で包むように持つ。僕の手は小さくて、両手を使ってやっと瀬戸口の片手を包める。

「好き」

瀬戸口の顔が瞬時に明るくなる。
綺麗な淡紫の瞳に、光が満ちる。
僕は哀しい。足りないから。
好きなんて言葉では伝えきれないほど、君が好きだという事。
どうすれば君に、伝わるだろう。
手を伸ばす。首にぎゅっとしがみ付く。
瀬戸口は戸惑った顔をする。

「速水…どうして泣くんだ」
「…」

大きな暖かい手が、零れ落ちる雫を掬い取った。
困った顔をする瀬戸口に、うまく説明出来ない。

「…泣かないでくれ…頼むから…」

普段の愛の伝道師ぶりをどこかに忘れ、瀬戸口はまるで不器用に僕をあやす。
困らせたいわけではなかった。
気持ちを伝えたいだけなのに、どうして涙が零れるんだろう。

「速水…」

一生懸命僕の頭や背中を撫でていた瀬戸口が、ふいに頬に口付けた。
額や瞼にも。
柔らかな温もりが、いくつもいくつも落ちてくる。
暖かい、優しい気持ち。胸が苦しいほどの。
瀬戸口が、僕を大事にしてくれているという事が、温もりから伝わってくる。

…ああ、そうか。

僕は瀬戸口の顔をちゃんと見て、小さく名前を呼ぶ。

「瀬戸口さん」

そして、そっと彼の唇にじぶんのそれを触れ合わせた。
気持ちが、伝わればいい。
貴方が寂しくないように。









      「あいしてる」








Fin
―――――――――――――――――――――――――――
瀬戸口がおかしい…。やはり抱き締め隊の後遺症?



↑という方は投票してくださいませ。



2003年01月11日(土) 美味しいごはん

一月といえば新年会の季節ですね。
新年会…仕事の上では勿論、仲間内で少人数で開く場合にも、出来る限りリーズナブルに美味しい料理を出してくれる店をチョイスしなれければなりません。
幹事の腕の見せ所です。
…にしても、いろいろ探してみると、新橋銀座方面は基本的に若者向きじゃありませんね。カラー的にも、経済的にも(笑)探すのが難しいです。
渋谷新宿方面のほうが、惹かれるお店が多いのですよ…。

先日サーチしてアンテナにぴぴっと来たもの。
神矢はまだ行ったことがないのですが、新宿たらば屋という蟹料理のお店に、「活じめ大とろ穴子のの二味焼き」というメニューがあるそうです。
大とろ穴子なんて、きっと口の中でとろけるのでしょうね…v
…またネタか(笑)

あと素直に美味しそうだと思ったのが
手作り料理とカクテル 角屋

サーモンとホタテ・アボガドのわさび風味は味の見当がつきます。たぶんかなりの美味しさ…。でもここで一番注目すべきは鹿肉の刺身焼きがあることでしょうか。仕入れがあるか事前に確認すべきでしょう。
その他にもイタリア風生春巻きがあったり、マロンペーストと芋のモンブランがあったり、なかなかあなどれません。…あれ?いつの間にか、またネタに…;
行きましょうねv A.Tさん、S.Nさん(指名)
第二回鍋大会のめぼしも付けたし…。
筆頭と個人的に新年会もしたいですv

大好きな人たちと食べる、美味しいごはん大好きですv
美味しいお酒はその次ぐらいかな(笑)


と、美味しいものといえば、ウチの職場はお菓子の頂きモノが非常に多いのです。
先日も二連でゴディバのチョコレートの大きな詰め合わせが届いたり。
高いだけある。美味しいです、ゴディバのチョコ。自分じゃ買いませんが。
と、昨日客先から頂いた生チョコは、食べた人間が全員数瞬の絶句の後、「美味い…」と感動の声をあげたほど、絶品でした。
Satieの「パスカル et ma ショコラ」は…。
口に入れた瞬間にとろりと溶けるあの感触、あの味。ぜひ一度お試しあれ。
個人的には、「恋のてっぽうだま」も食べて見たいところ。


「ま。どんなに美味いチョコレートでも、あっちゃんより甘くて美味しいものは無いと思うがね」(瀬戸口談)
「なっ…なななに…っをっ」(速水/動揺中)

↑瀬戸口発言。心情的には納得出来ます(笑)という方、スイッチオン!



2003年01月09日(木) 何が何やら

気付けばずいぶん日記をサボってしまいましたね。
いやもう…正月休み明けの会社ってキツイですね。
こんなに忙しかったっけ?という感じで、家に帰っても寝るだけで…(苦笑)
そう言えばウチの社内での会話。

I氏「もう疲れて限界ですよ…」
上司「まだ倒れてないじゃないか。まだまだ行ける!
   S君なんか、この前トイレで倒れてたんだからな(過労)」

笑い話とかじゃないのがまた…(笑)
実は私昨日、無理矢理定時に帰って美女とセトハヤトークを…!(←充分楽しんどる)
詳細は後日、8日の日記に書きますv
でもそのめくるめくラブラブ瀬戸口トーク(?)のツケが今日以降に…。
でも悔いはなし!!(漢気)

BBSへのお返事が溜まっていてすみません。
もう…寝かせて…(ばたり



2003年01月02日(木) アニメ

二月からガンパレのアニメが始まるそうですね。
冬コミの企業ブースではアニメの冊子が配られていましたが、なにやらツッコミどころ満載でした。
最も抗議したいのは、瀬戸口の名前が誤植だったことでしょうか。

○瀬戸口
×瀬戸口

はい、どうでもいいですね(笑)
別にいいんですけれど、善行さんの名前と被って厭です。(※善行忠
それにしても瀬戸口若いや…。あれじゃ17歳に見えちゃうよ。あの年寄り臭さはどこへ?

その他にも色々ありますよ、ええ。速水の頭がくるくるじゃなくて、ちょっと跳ねてるだけとか。ブータが人相悪かったとか。舞がタイツ履いてなくて、生足に靴下だとか。

来須が制服だとか。そのうえハーフパンツだとか。あまつさえその制服姿に帽子被ってるとか(マヌケな格好…/禁句)でも顔のアップは美形でした。女性ファンのハートを鷲掴みですね。けっ(←あれ?)

制服と言えば、壬生屋も制服姿でした。しかも男子と同じようにパンツ姿でした。
改めて見ると、彼女は悲しいほど制服似合いません。
袴姿の方が全然可愛いです。でも私は彼女は胴着じゃなくて、巫女姿の方が良かったな…(マニアック)
でも、この壬生屋=制服が、瀬戸口に「その格好全然似合わない」と言われて、翌日袴姿で凄く似合うと言わしめるための伏線だとしたら、私は殴ります(誰を?)

ああ腹立つなあもう!

でも森ちゃんが可愛いので良しとしましょう。(隠れ森ファン)
なにやら出ないキャラが多すぎです。
茜もヨーコさんもカオりんも、中村も狩谷も本田先生もいません。
とりあえず、茜と狩谷は出して欲しいです。冬コミでも話していましたが、ヨーコさんが居ないから、来須はあの素っ頓狂な格好(ヨーコブランド)ではないのですね、きっと。

ああ、大事なイワッチがいないや☆
アニメから入った人がウチのサイトの話を読んだら、1/3は意味不明ですね。はっはーん(←歌?)
後からで良いから出してほしいです。切実に。

瀬戸口が4番機パイロットって…。じゃあ初陣の善行との遣り取りは無くなるわけですか…。
…。
………ふぅ。
アニメを見る気力が3割減です。
これであっちゃんぎゅーvvvのシーンも無かったら、私は9割の確立でアニメを見ないことでしょう(執念深し…)
出来ればセトハヤを感じさせるシーンをいっぱい入れて、GWのCITYでは、会場を彼方まで埋め尽くすセトハヤスペースを見たいものですね…(腐女子の夢は果てしない)



と言って下さる方(笑)スイッチをお願いしますv



2003年01月01日(水) 明けましておめでとうございます。

旧年中は、たくさんの皆様にお世話になりました。
ご挨拶が遅れておりますこと、申し訳御座いません。

ってこの新年のご挨拶を書いているのは5日なのですけれどね(最低
お世話になっている方々へご挨拶に伺わなければ…。まだ松の内だから大丈夫と自分に言い聞かせている次第でございます。

今年のお正月は疾風怒涛でございました。今回は珍しくウチに親戚一同が集まりまして、賑やかなのは良いんですが、十数人分のおせち、十数人分の片付け。台所狭いから料理する人4人も入れば身動きも辛くて…。
あうあう。
普段会えない親戚に会えたのは嬉しかったですが、目の回るような日々でした。

もう6日は仕事始めですね。一日目は挨拶ばかりで大した仕事はないでしょうけれど、13日現場見積発行の図面があるから油断できません(笑)
ウェブ上でも、早速色んな方と飲みに行きましょう!のお約束をしているオヤジ神矢。1月も旧年中の12月のように、新年会目白押しになりそうで嬉しいですv

2003年はアニメのGPMも始動して、このジャンルも一体どうなっていくのか先が見えませんが、私は昨年に引き続き、愛の赴くままのんべんだらりとやっていきますv
どうぞ気が向いたときにでも、宜しくお付き合い下さいませ。

で、正月から遅れること数日ではございますが、お正月SSをアップしてみる。
新年だというのに微妙に暗い話を(苦笑)
それと同時に、新たな素敵セトハヤサイトさんへのリンクを貼らせて頂きました。
オンラインオフライン共にお世話になっております、宇多津にかさんのサイトです。今回の更新、どっちかというとこちらがまるっきりメインです。
こちらのSSはまるでお薦めなので、皆さんぜひ行ってみてくださいね。


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