...白狐

 

 

- 2008年01月27日(日)

錆びついた 歯車が回る

鈍い音を たてながら

回ることを どこか拒むように

回る事が 悲しいように

鈍い音を 響かせながら

ゆっくりと ゆっくりと

動き出そうと。

響き渡れ 涙の代わりに

掻き消してしまえ 叫びを

その 鈍い音で







古いアルバムは 胸の中へ

鍵をかけ いつか埃が 被ってしまうのでしょう

それでも 色褪せずに

いつか 鍵をなくして 

見ることも 出来ずに

アルバムに詰まった 思い出を 触るように

ただ 表紙を撫でて

涙するかも しれません

触れる事の 出来ない 過去

夢を見ていた 事さえ 

忘れて しまうのでしょう

でも 何故でしょう

一つ 一つ クリアする度に

どこか 悲しいのは 寂しいのは

何故でしょう?

一つ 一つ 喜べる事の筈なのに

虚しい




...

- 2008年01月15日(火)

ありったけの 強がりと

ありったけの 偽りで

背中を蹴飛ばした

もう 何が真実で

何が 偽りかなんて

知ることも出来ない程に








幸せにな。




...

- 2008年01月13日(日)

自分に投げかけられた訳ではない

でも、見透かされたような 何気ない言葉

逃げたくなる。 

その言葉を 認めたくないだけで

苦しくなって。

染み込んで 染み込んで

溜まりに溜まった 地下水

掘り出さないで その言葉で

記憶を鮮明に思い出せるほど 強くない

自分に投げかけられた はずじゃないのに

深く 深く 突き刺さる




そうじゃない そんな事無い

そうさ 一人さ 孤独さ

ほら 認めてる

だから なんでもないんだ

そんな事無いんだ

そんな 過去どこにも無い

だから さらりと語るのさ

何も無い 何気ない

なんでもない 過去を

何も気にしちゃ居ない



















触るな 触れるな

大したことは何も無い



...

- 2008年01月03日(木)

胸を張っていけるって 汚れてない事ではなくて

ただ ただ 正直に

黒も白も 正直に

汚いとか 綺麗とか 

そんなもの飛び越えて ただ 正直に

胸を張ったらいい 正直な事 素直な事

例え誰かが その言葉で傷ついたとしても

憎まれたとしても

偽りなき事に 胸を張ったらいい





そして それが難しい

人は誰しも 弱いから










変わり無き物 一つ

この手に 握り締める事が出来たのなら

降り注ぐのは 幸せですか?



...

- 2008年01月02日(水)

肌が触れ合う度に 剥れていくのは

偽りの殻

正直な体は 誰に送るメッセージ?

宿るメッセージを抱えたまま

回る歯車

回らなきゃね 回さなきゃね

そんな言葉と裏腹に

鈍い音をたてながら 

回る歯車

叫びにも似た 鈍い音をたてながら。






僕は 悪 罪人

許しを乞う事も 許されない

染まれ 闇に 罪に

誰もが許しても 

誰も許さない

誰もを許しても

自分を許さない

罪を。

裁きを。




...




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