| 雑...白狐 |
- 2004年06月28日(月)
素敵な人が居た
暖かい陽射のように 包んでくれるような人
沢山の 苦痛と傷を与えた。
幼き頃の 不安をぶつけるように
消えてしまう 恐怖をぶつけるように
傷つけた。
...
- 2004年06月21日(月)
幼き子は 見放される恐怖に怯え 育ち
兄弟のような 絆を
親のような 愛情を
存在するのかさえ 知らぬものを 心の奥で信じ
探し彷徨う
そして 信じたいが故に 人を傷つけ街を歩く
受けた 傷や悲しみを盾に
出会う人々を 傷つけ 悲しみを与えながら・・・
...
- 2004年06月20日(日)
このドアを閉めれば
この部屋は もう使う事も無くて
ちょっと寂しくて 部屋の中見回して
裸で転がってる 自分の影が見えたり
部屋を出れば たくさんの服を着て
たくさんの 仮面付けて
何故かな
ノブに手をかけても ドアを閉めれずに
ただ 立ち尽くす
...
- 2004年06月19日(土)
笑う者が居るから 泣くものが居る？
笑わなければ 泣く事は無い？
幸せになる者が居るから 不幸になる者が居る？
幸せにならなければ 不幸になる者は居ない？
きっとホントは
笑う者が居て 一緒に笑えたら良いんだろうな。
幸せな者と一緒に 幸せ感じれたら良いんだろうな。
比べて 泣いて
比べて 不幸に感じて
泣いたら 笑ってくれますか？
不幸になったら 幸せ感じてくれますか？
...
- 2004年06月17日(木)
ドアを開けたい
愛される 笑顔のある家の
愛する 笑顔のある家の
幸せな ドア開けたい
笑顔見たいから
笑顔見せたいから
安らぎと 温もりを感じて
ゆっくりと目を閉じたい
愛される 胸の中で
愛する 腕を絡めて
朝日を浴びるまで ゆっくりと
そんな 日々を夢見て
今日も 眠りについていく
...
- 2004年06月14日(月)
どんなに憎んでも 恨んでも
貴女を 親だと思いたかった様だよ
振り返れば 貴女以上の想いを持つ人を 拒んで来たようだ
受け入れたら 貴女がなんだか解らなくなるからね
他人と認めなきゃならなくなるからね
拒みつづける事で 貴女が一番想ってくれている
そう言い聞かせていた様だよ
頼れる所なんか 最初から無かったんだ
産み落とされた時から 無かったんだ
ただ それを本当に認める事が出来なかっただけで。
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- 2004年06月13日(日)
触るものを 腐らせる
腐敗した この体 この心
蘇らせる事も出来ず 消滅させる事も出来ず
腐食を広げないよう 触れさせない事しか出来ず
ただ 暗闇に落ちていく。
...
- 2004年06月08日(火)
何かの力で 壊れてしまうようなものなら
壊れてしまえ
壊れないものなら どんな力でも壊れない
壊れてしまうものなら 修復したって壊れてしまう
壊れないように 壊れないように 優しく扱って
壊れなかったもの
壊れるように 壊れるように 乱暴に扱って
壊れなかったもの
手を滑らせたらどうなる？
そんなもの。
...
- 2004年06月06日(日)
飛び交う言葉を 疑いというハンマーを振り下ろし
叩き落し 砕いていく 真実さえも 砕いて
苦しみという 矢を放ち 人の心を壊していく
残るのは 砕かれた破片と壊れた心
重ねるごとに 痛みは薄れ 血が減っていく
右手にハンマーを持ち 左手に矢を持った鬼が作られた
欲しかったものを 探し彷徨い続けている内に
心は鬼になり 欲しかったものさえ忘れていく
持っている者を 羨む事は要らなくて
持っていない事を 嘆く事も要らなくて
産み落とされた時に 無かった。
ただ、それだけの事
探すのに ハンマーと矢は必要だった。
ただ、それだけの事
そして 自分の欲の為に
たくさんの被害者を出して来たという事。
目を閉じれば 心を閉じれば
関わらなければ
これ以上 何も起こる事は無いのだろう
凍らせ 笑え
風のように 形無く過ぎてゆけ
何処にも残らず 何処にも見つからず
過ぎてゆけ
笑い 過ぎてゆけ
...
- 2004年06月05日(土)
咲かないと思う花は 咲かず
咲くと信じた花は 咲く
咲かない花は無い 咲いても見えないだけで
見ようとしないだけで
信じた花が咲いたのではなく 見えただけで
見ようとしてただけで
きっと そんなものなんだろう
...
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