経理の心理

2003年06月28日(土) 四六時中仕事を考えている気が・・・

前回も「おれ、何やっていいんだかわかんないんすよ、ハハハ」みたいな文を書きましたが、数日経て状況はあまり変わらず。

今日は授業の合間に本屋へ行って、管理会計の本を物色。
やはり分からないなら、少しでも分かるように、勉強するしかない。
ぼんやりとイメージしか湧いていないところをよりはっきりさせるようその手がかりを探さなければならない。
来週から早々に取り組まなければならないこと、再来週でいいこと、翌月・翌年でいいことなど、一度にやらずに優先順位をつけて取り組まねばなるまい。

とは言いつつ、適度に気分転換をしてやらないといけないんだが、ちょっと前のめり・空回り気味。
ついでに言うと、体重の減少も停滞気味。

そういや学生の水泳選手時代は、そろそろ屋外での長水路(50mプール:ターンが無い分途中で楽な思いができない嬉しくないプールである)での大会ラッシュが始まるのがこのくらいの時期だった。
冬からハードな練習をしてきた結果をアウトプットしていくシーズン。
期待・不安・プレッシャーなど毎年のことではあるけど抱えつつ、それでいてどこかワクワクしながら練習してたなあ。
そっからすると、今はハードなトレーニングをして基礎体力をつけつつ実戦を重ねていく時期なのかもしれない。


明日は以前登録していたスポーツクラブに再々入会手続きをするんで、一泳ぎしてこようかな。



2003年06月23日(月) やるべきことはあるのに、やらなければならないことが見えてこない

今日は簿記の学校にいくはずが、仕事に区切りをつけれず明日に先延ばし。

今日から会計士監査が入り、さらに新卒の説明会なども重なっている関係でいろいろと雑務が入りまくり、月曜日から仕事に追われている感じ。
しっかりと残確の計上数字があわないことにはつっこまれるわ、来てないところに催促するよう注文つけられるわ。
担当になってしまった以上、俺はその請求書には関与してないぞ、とも言えず、ストレスもぷちぷち溜まるし。

で、そうした目に見える仕事に加え、俺が任されている新規事業の損益管理、という仕事で、いまいち進捗を見出せない。
トータルのキャッシュイン・アウトの把握、固定資産の管理・仕入れからの処理フロー作成、原価分析、そして全てを加味した損益計画、予算の作成など、何をやるべきか大まかに考えてみたのだが、やるべきことはありまくる。
もはや出来る出来ないという問題ではなく、どれも早く取りかからないといけない問題ばかり。
それでいて具体的にどうするか、というのはこれまでのほかの事業では前例のようなものもない。
目的地が見えず、漂っている気がして、あせりばかりがつのってます。

まあ、今日挙げた大分類からとりあえずひとつひとつブレイクダウンしてみるべし。
真剣に取り組んでいれば、そのうち道がみえてくるさ。





2003年06月22日(日) やる気をもらう

先月長年愛用していたG-SHOCK携帯(電池さえ無くなってこなければ厚くてもお気に入りだったのだが)から、時代に追いつこうと写真・音楽の使える携帯に変更した。
それをきっかけに長い間連絡をとっていなかった友人に連絡をとった。

連絡をとった友人たちはそれぞれ忙しそうで、いわゆる激務の毎日のようだった。
俺が1年休学している間に就職しているので、4年目になるが、1人はコンビニエンスストアの地域指導員のような立場に立ち日々加盟店との折衝を行っていたし、ある1人は教師なのだが、通常の業務に加え、学年内はもちろんのこと全社的な行事の企画運営にも携わっているとのこと。
どちらも土日も無いくらいに働いていて、「労働基準法に違反しているよ」という主張をしていた。

ただ、どちらにも言えることは4年目にして早くも通常の社員より責任のある立場に立ち、その役割を全うする為に日々頑張っていることだ。
こうやって久々に話すと通常のことなど笑い話のように語るけど、実際は大変な仕事に日々頭を悩ませたり、うまくすすめないことなども多いはず。
これまでの少ない経験から考えても、立場が変わるだけでも苦労は数倍に増えていくものだろう。

そういった彼らに比べて、俺はどうなんだろう。
社会人3年目、経理という仕事についてもうすぐ11ヶ月。
未だに自分の名前で勝負するという舞台には立てていない。
もっと今の仕事にコミットメントしなければいけない。
もう少し意識を変える必要がある。
もっともっと自分に厳しく要求を与える必要がある。

どこか甘えていた自分に彼らは「やる気」という足りない力があることを教えてくれた。

昨日今日と1日専門学校でお勉強にいそしんでいたが、そんなんで余裕がなくなるようじゃあかん。
明日からももっと頑張るぜえい。



2003年06月21日(土) ウォーターボーイ

こちらでも書きましたが、今日から学校に通い始めたこともあり、慣れない疲れでペースが狂いまくり。
で、帰ってきて力尽きて寝てしまい、起きてみるとウォーターボーイズがやってたので、思わず見てしまう。

レンタルビデオ屋でもいつも借りようかと一瞬思ってもいつも借りずにいたほどいまいち期待が持てないでいたのだが、思ったより楽しめた。
真鍋かをりは少ししかでなかったが、楽しめた。
学生時代にここまで打ち込んで何かをやれてればな、っていうほんのちょっとの後悔と羨ましさを感じた。

私は「ウォーターボーイズ」ならぬ「ウォーターボーイ」だった。
具体的にいえば、団体競技たるシンクロではなく、個人競技の競泳を10年以上やっていた。小さい頃から競い合う環境で、個人としての身体能力を高めることや力を出し切るための精神力を鍛える日々を当然のこととして送っていた。
もちろんこのこと自体は誇りに思っているし、今でもよくやっていたと我ながら感心する。
だが、団体としてお互いに自分を出しぶつかりつつ力を合わせて一つの目標を達成するという喜びというのを感じたことがない。
一人で完結してしまう達成感は所詮一人の胸の中にとどまってしまうものなのかもしれない。
同じ満足感を共有して、一緒に喜び合って騒ぎあいたいとあらためて思った。

まあそれを味わうために仕事上でも転職という選択肢を使って今の環境にいるわけだが、プライベートでも是非団体でやる活動に参加していきたい。





2003年06月14日(土) 仕事の密度が増した

入社してから2週間目。

会社の雰囲気や周りの社員にも少しずつ慣れてきたところ。
で、感じているのは、「スピードが速い」こと。
まあタイミング的なものもあっただろうけど、連日で新規事業開始の記事を新聞で見ることになったし、まだ新しい商品の話もいろんなところで進んでいる。
会社の歴史から見てもこれまでのダウンサイジング基調から拡張路線に進む転換点という位置らしく、一層会社としてのスピードが速まっているんだと思う。

仕事としては、前回の日記のときにも書いたように、アバウトな役割を示してもらってからは、もう自分でやるべきことを探してやる、っていう感じですね。
今週は、年2回の売掛の残高確認書を送る必要があったのでその準備があり、また今年から始まった監査法人によるシステム監査の関係で雑務もありで、やるべきことも結構ありました。
でも、それ以外では、自分がAccountantとして担当する事業の損益シュミレーションが形になりつつあったので、その事業のマネージャーと打ち合わせを重ね、またアルバイトの人と同じ作業を手伝うことで商品管理の方にも目を向けたりして、試行錯誤してました。

でも、こういう日々を送ってみて、仕事をしている密度が前職とは比べほどにならないほど増したことを実感してますね。
やるべき業務・イベントとか担当業務を着実こなすのではなく、自分で考えて自分で仕事を創っていく。まあこうして言葉にすると大層なことをしているかのように見えてしまいますが。
環境が違うと、財務経理といってもこうもMissonが違うのか、と本当に驚きです。
ただその驚きは悪い驚きではないです。
責任の大きさももろに感じるので、勉強すべきことが毎日毎日これでもかっていうくらい出てくるプレッシャーは結構きついですけど。

今日は1日休み。明日はちょっと仕事モードに入って、プレゼン資料作りをする予定です。






2003年06月10日(火) 新しい会社での近況

何か報告事項があった時だけの「報告板」になりつつある…。
こんなことではいかん!

ちゅうことで、新しい会社での近況から。

総勢数十人の会社なので、経理は自分が入って4人。
人事を兼務する部長、自分と同じく数ヶ月前に転職してきたマネージャー、そして会社設立頃から経理実務を担当している女性が上司。
人間関係的にはかなり“微妙”で、先がかなり思いやられる状況なのですが、とりあえず今のところはおとなしくしてます。

で、入社前から部長に言い渡されていた役割は
・経理実務全般を担当している女性の負担を減らす
・これからどんどん参入していくBtoCビジネスの会計担当
の2点。

1点目は、要は、1人に多くの仕事が偏りすぎているので、分担してやりなさいということ。おまけに処理のチェック体制も充分ではなかったらしい(ノーチェックに近いような…)。
で、その手始めとして、請求書の発行をしています。
これまでがお客様が見える仕事をしたことが無かったので、それなりに緊張感を持ちつつやれてます。

2点目のほうはというと、これまた全く縁の無かった仕事。
現在も1つが半年以上経過しているが、今後参入していく個人顧客相手のビジネスの会計面でのサポートの役。
具体的には、エクセルなんかを使って損益計算をすることで、商品の仕入れペースにつなげるだとか、売上目標を立てるだとか、そんな感じ。

特にこのエクセルでのPL作成に結構苦戦中で、今日なんとなく形らしいものにはなってきたものの、使い勝手という面や機能的にもまだまだ。
BSやCFなんかも必要だろう、という助言ももらい、悩みは続いていく予感。

まださっぱり慣れてないので、疲れたまりまくりで即就寝しちゃっている日も多いです。
ぼちぼち更新してきます。


今日の労働 9:00〜20:00



2003年06月02日(月) 『経理の心理』的には重要なご報告

ご無沙汰していました。
と言っても、先月は意識的にご無沙汰していました。

前回の日記から想像できる流れではありますが、一応『経理の心理』的には重要なご報告です。

今日より新しい会社で経理として働くことになりました。

この日記を立ち上げてから10ヶ月。
未経験で経理という仕事につき、見よう見まねで、知らないことを少しずつつぶしつつ働いてきました。
簿記というきっかけから大企業の決算業務に携わることになり実務以外にもいろいろと学ぶことも多かったです。
ただ、どうしても職務が細かく分担された中で働くことを20代の過ごし方とするのは耐え難い部分がありました。

そうした背景の下に4〜5月の中の3週間ほど転職活動をして、魅力を感じた会社でお世話になることになりました。

某市場上場、設立数年、従業員数十人、というベンチャー企業です。
もちろん経理だけではなく財務も一緒で、証取法会計ありの、米国会計基準も必要なので、「勉強をする」というより「勉強しないとついていけない」といった感じとのこと。
さらにそうした財務経理セクションでずっとということも考えにくいところもあるので、数ヶ月とか数年後は営業をしてるかもしれません。

でも、「できるビジネスマン」を目指すには、20代を後悔しないで過ごすには、ある種の決断をしないといけなかったと思います。


というわけで、今後はもう少し経理の広い仕事内容を書き綴っていくことになります。
自己研鑽専用の会計精進道(ページ名近日変更予定)と同時にまた再開していこうと思っています。

よっしゃあ、やったるでえ。




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