ディリー?闇鍋アラカルト
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2005年04月18日(月) コエンザイム α-リポ酸 カルニチン

CoQ10について質問されたので調べてメールしたのでコピペしてみた。
サプリの内実について理解の一助になるかも・・・・

Co(コエンザイム)Q10についてはhttp://www6.ocn.ne.jp/~syuneido/のオプショナルサプリにちょっとだけ、「抗酸化作用ならCoQ10・・・」と出て来るよ。あんまり書いてなかったな。
たくさん書いてたと思ったのは、最近α-リポ酸を調べて、それと混同してたから・・・・Muちゃんがα-リポ酸が効きそうだとか何とか・・・・TVにすぐ乗っちゃうんだから・・・
検索したらこんなのが出て来たよ。
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>最強のトライアングルの理想の摂取量を食事で摂取するなら
(1日分)

・αリポ酸:レバー串2万本かホウレン草600kg
・L−カルニチン:ラム肉500gかサーロイン5枚
・コエンザイムQ10:イワシ20匹

とんでもない量になるので、サプリメントで摂取することも賢い選択といえます。

<摂取量の目安(1日分)>

・コエンザイムQ10:60〜100mg
・αリポ酸:100mg
・L−カルニチン:300〜500mg

これらは体内に元々ある物質なので、摂り過ぎても問題は無いと今は言われていますが、摂りすぎても無駄です。
※現在、医薬品を服用、通院中の方は、医師に相談が必要です。
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なんてのがあったけど、もともと体内にある物質なんて書いてあるわけだから、外から補う必要はないと思うよ。どうせ酵素でしょう。酵素は自前で生産出来るし、年とると酵素の生産が落ちるのは確かとしても、酵素はそれこそ何千とあるから、その不足がちな酵素を全てサプリで補うとしたらえらい事になると思わない?高々数種類の酵素を補う事を考えるよりも、生ものでも食べて(酵素は加熱によって活性を失うので、酵素を摂り入れようとするなら加熱を出来るだけしない事が大切)自前の酵素を節約した方がいいんじゃないかな。ビタミン(=補酵素)ミネラル(酵素の構造を支える)も大切だし。。。。
大体、そんな大切な酵素で摂取するのが必要なものなら、丸元さんの本に抗酸化物質としてビタミンEなどと並んで出て来ないのがおかしい。CoQ10はミトコンドリアに関係しているそうだけど、ミトコンドリアの大切さを説いている西原さんhttp://www.nishihara-world.jp/index.htmlの本でも「摂取すべき」なんて書いてないよ。
口呼吸・骨休め不足・冷たいもの中毒・煙草・酒はミトコンドリアの機能を低下させるとは書いてるけどね。CoQ10を摂取するよりも低下させる事をしない方が大切だと考えてるんじゃないかな。主婦と生活社の「からだに効く栄養成分バイブル」にも載ってなかったし・・・必須栄養素は50程度と言われるのに、この本では200余の栄養素に付いて書いてある。それにも書いていない。大体、数千と言われる酵素について書くとしたらどえらい大変な事だよね。
丸元さんはマグネシウムだけで300以上の酵素に関係していると書いて、ミネラル摂取の大切さについて書いている。
まあ、金かけてCoQ10のサプリを買うより、西原さんの言う事実行して、酵素食の本に書いてあったように生ものも食べ、丸元さんが言うようにミネラルもしっかり摂り、小林さんの適温調理法でいいんじゃないかな。
ミトコンドリアの働きが悪くなってるんだったら、低体温にもなってるだろうし、エネルギー産生もうまく出来なくなってたら、ビタミンB群も大切だし、温熱療法やツボや楽健法だって効果が有ると思うよ。
先程引用した
・・・・・・・・・・・
・αリポ酸:レバー串2万本かホウレン草600kg
・L−カルニチン:ラム肉500gかサーロイン5枚
・コエンザイムQ10:イワシ20匹
とんでもない量になるので、サプリメントで摂取することも賢い選択といえます。
*この辺、体内で合成するべきものを体外から摂取しようとする事の愚かしさのような気がするよ。カルニチンは必須アミノ酸が摂れてれば自前で合成出来るもんだしね。
栄養成分バイブルによると「必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されるアミノ酸の一種。不足する事は少ないとされる成分ですが・・・・」だってさ。

いなっち


2005年04月11日(月) エンコした理由

車がエンコしてしまった。さっぱり前に進んでくれない。
そんな時どんな理由が考えられるだろうか?
ガス欠かもしれない。
オイルの問題かも知れない。
エンジンの内部に問題が有るかも知れず、電気系統の故障かも知れない。
理由はあれこれ考えられる。車のメカに詳しい人なら即座に10以上の原因を思いつくだろう。
このエンコした車に、「前進拒否症」とでも疾患名を与えてみる。
この疾患に効果的な治療法は何なのだろう?
ガソリンを投与したら60%は完治した。
オイルの入れ替えによって30%は改善が見られた。
プラグの煤を掃除したら5%に改善が見られた。
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このような事を考える事は、人間の病気や疾患について考える上でも役に立つと思う。
この闇鍋で時々採り上げて来た「高血圧」について考えてみよう。
医師の多くは「塩分の摂り過ぎ」が理由であると語るだろう。
しかし、それは可能性として考えられる原因の一つに過ぎないのだ。
気の利かない医者はしょっぱいのを減らせと言い、少し気の利く医者は「ナトリウムはカリウムと拮抗関係にあるから、カリウムを多く摂れる工夫をすればいいよ」と語るかも知れない。しかし、患者の方はこの程度に言っても分からない人が過半なので、もう3分は説明が必要だろう。
でも、ここまでやったとしても十分であるかどうかは分からない。ガス欠とオイルの問題が解決しさえすれば「前進拒否症」はすべて改善されるわけではないのと同様だ。増して、人体は車よりもはるかに多くの要素で成り立っているのだから・・・


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