ディリー?闇鍋アラカルト
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2002年07月29日(月) オフ会・2次会

 当サイトのオフ会アメ横買物ツアーとダイエットハイキングはサイトの内容に関連して始められた。
 おいしい・元気・安上がり・簡単の食生活革命を実践する為には安くておいしい使いやすい食材について知る必要がある。知るというのは安上がりに入手して、自分でそれで料理をしてみる事だ。
サイトの記事を読むだけで出来る人もいるとは思うけれど、実際にサイトの仲間が集まって、料理の仕方なども楽しくおしゃべりしながらの買物は、自分で料理する際の参考にもなり身につきやすいと思われる。
 最初始めた頃は一人ジャイアントパンダぬいぐるみの前で待ちぼうけという事もあった。また、僕以外の参加者が一人で気まずい雰囲気という事もあった。
 現在ではコンスタントに5人を超え、しかもみんなこの日を楽しみに来ているのが分かるし、主宰者としても嬉しい。
 オフ会参加者の多くが感じると思うのだけれど、和気藹々と言うか開けっぴろげと言うか親切と言うか・・・この雰囲気が好きなんじゃないかなあ。
 僕は主宰者であっても、年上であっても友だち感覚で付き合ってるし、みんなも平等な感じを持つんじゃないかなあ?
 オフ会が気に入ってくれて、遠くからでは大分・秋田からの参加者もいる。そして、また参加してくれると言っている。嬉しい!
 オフ会参加No.1のぴろさんが広島に年末には帰ってしまうけど、それでもオフ会に参加してくれると言っていた。嬉しい!
 うちの掲示板の常連なら、反対意見も歓迎され尊重されるという事も感じていると思うし、それはオフ会でもそうだ。誰かの絶対正しい意見というのはなくて、いろいろな意見の中から自分に合うもの役立つものを取捨選択すればよいだけの話だ。
 ショッピングツアー2次会では参加者がグルジアヨーグルト菌や天然酵母やシャンパン酵母を分け合ったり、コーヒー焙煎技術の実演があったり、自作石鹸の見本を試用したり、アメ横で買ったEO(エッセンシャルオイル)の匂いをかいで見たり、しょっつる鍋・きりたんぽなどの郷土料理を作って食べたり、単に飲み食いするだけでなく、文化の交流にもなっている。
 オフ会参加者はわいわいがやがや楽しく料理を作って食べたり、石鹸を作ったり、それが新しい文化を築く事なんだって感じているかどうかは分からないけど、僕はそう思っているんだよ。
グルジアヨーグルトが商売抜きで日本で広まり、手作りする事の意義と健康とを同時に広めるように、このサイトで目指している事も広がって行けばいいな。


2002年07月28日(日) 景気回復?

 経済や景気について語る時に、「個人消費の伸び」とか「設備投資」という言葉が使われているが、それらの言葉の内実というのも考えてみる必要が有ると思われる。
 「個人消費の伸び」が人類にとってそれほど必要なものだろうか?景気の良さの為には必要かも知れないが。消費されるのは何だろう?スーパーやコンビニを覗いて見ると、消費されるものがそこに並んでいる。そこでは買えない物もあるけれど、消費されているものの雛型として見る事も出来る。
 沢山の食料品・・・しかし、おいしそうな物は殆どない。そればかり食べてると病気になりそうな物も沢山ある。ジャンクフードが多い。このような物が今よりももっと消費されるようになったら・・・・
 自分で材料を買って料理をするなら、当然加工食品の量は減る。それは食品メーカーの売上げを減らし、その事に関わる労働や経費も減らす事になる。八百屋や魚屋の売上げは上昇するだろうが、全体の売上げは少し下がるだろう。これを余計な労働が減ると見なす事が出来る(余計な労働とは病気を招きやすい生産に必要な労働のつもりで書いている)。
 自分で材料を買って料理をするなら、当然食費も減る。ジャンクフードは勿論外食はバランスが良くないので不健康になりやすいが、自分で料理すればバランスも多少はましになるし、添加物の害も減るだろうから、医療費も減るかも知れない。これまたお医者さんの売上げが減る事になる。人々が健康であればあるほど医者の売上げは減る。医者の不景気は歓迎されるべきなのだ。
 これを裏から考えてみる。
 すると、不健康な商品・医療システムというのは経済的必然性から生じているのではないか?という気がしてくる。
 根本的に健康である方法に付いては語る人が少ない。医者がそれについて十分語ったら、患者が減る。3分間診療は経済的必然のように思われる。
 仕事で忙しく、自分で料理を作らないようだとコンビニ食になりやすく、コンビニでジャンクフードが売れると、ジャンクフードはジャンクフードを呼ぶ。ますます自分で料理を作るような事はなくなる。このような場合、病気にもなりやすいので、医者の売上げにも貢献する。医療費の為に沢山働く必要が生じる。悪循環だ。
 尿素+グリセリン+明礬+水で化粧水を作ってみた人なら分かると思うのだけど、自分の肌質によってそれぞれの分量の割合が変わってくる。もし、それを商品に求めるとしたら、この4つの素材で作る化粧水にしても肌質によって相当な数の商品が必要になるだろうし、それでも自分にぴったり合うものとなるかは分からない。自分で使いながら成分を増減するのとはえらい違いだ。化粧品も現在の販売形態では、不必要なものが相当生産され買わされそして肌のトラブルも招いていると想像される。
 食生活・医療・化粧品について消費との関連を書いてみたが、相当不必要な消費とそれに伴う労働があるように思える。不必要というだけでなく不健康の原因にもなっているし・・・
 そんな労働を減らす事が出来たなら、却って健康さは増し、少ない収入でもやって行けるはずなので、見かけ上個人消費は伸びず景気は沈滞している事になるだろう。
 大体、個人消費が順調に伸びて、豪邸やスーパーカーが当たり前になるような時代が来る事があったら、それは環境に恐ろしい負荷を与えて人類が立ち行かなくなると思うよ。
 このような形の無限の発展は有り得ないし有害なんだよね。
 持続可能で、人類がより健康である発展の形について考えてみたい。


2002年07月26日(金) グルジアヨーグルトの効用

このグルジアヨーグルトをいろいろ検索してみると、生きて腸まで届くタイプの乳酸菌ではないかも知れないという事が分かった。もっともヨーグルト長寿地帯のヨーグルトの多くは生きた菌が腸まで届くタイプでないような気もする。
そもそもヨーグルトと健康との関連に初めて目をつけたメチニコフがブルガリア菌が生きて腸まで届いて腸内でも増え続け、腸内細菌叢を改善して健康に役立つというような事を言ったらしいが、ブルガリア菌は胃酸によって死滅し、腸まで届かない事が証明されてしまい、メチニコフの説は誤りということになってしまった。そしてヨーグルト健康法も一度は否定されてしまうのである。
 今日では生きて腸まで届かなくても、ヨーグルトは腸内細菌叢をある程度改善するという事も分かっている(乳酸菌の死骸が悪玉菌に吸着して体外に排出する・ヨーグルトに含まれている乳糖が既に腸に居るビフィズス菌の餌となる)し、牛乳のように乳糖の問題を引き起こす(おとなになると乳糖を分解出来なくなって下痢をする人が多い)訳じゃないので、「牛乳を飲むくらいだったらヨーグルトを飲んだら?」と僕は勧めたりもする。
 家森さんのヨーグルト長寿地帯の記録を読むと、ヨーグルトを沢山飲むだけではなく、生の果物や野菜も沢山食べている。
ヨーグルト長寿地帯の健康の元はヨーグルトとだけイメージしている人が多いように思われるが、果物と野菜も重要であると思われる。
 事実、ヨーグルトを食べているのに便秘が治らないという人の検証をあるある大事典でやっていたのだけれど、やはり食物繊維の摂取が足りないという結果が出ていた。当然だ。ヨーグルトを食べさえすれば健康になるのではない。全体のバランスはそれ以上に大切なのだ。
 ともあれ、グルジアヨーグルトも健康作りに役立てることが出来る。簡単に室温で作れるし、菌が強く維持が容易という特徴もある。僕自身の考えでは腸内細菌叢の改善にはキムチや糠漬けや腸まで届くタイプの乳酸菌など使えるものはいくらでもあるのでグルジアヨーグルトにこだわる訳じゃないが、いくつかある方法の内でも最も手軽と言えるかも知れない。それに人から人へと伝えられて行く形が気に入っている。
 この菌は胃を通過する時に胃酸によって死滅はしても、歯周病対策に歯磨きをする分には胃を通る訳ではないので十分使えるだろうと思っている(「お役立ち情報」の「歯周病を自分でバンバンする方法」を見てね)。また、カンジダや黄色ブドウ球菌対策としても使えるかも知れない。ヨーグルトの上澄みを痒い部分に塗ると効果があるという報告がある。ヨーグルトを作っている人ならいつでも使えるので試す価値はあるだろう。どうせ金はかからない。ダメで元々!
 うまく行ったら掲示板で報告してね!


2002年07月25日(木) カスピ海?ヨーグルト

02/5/3・10合併増大号の週刊朝日には、今話題のカスピ海ヨーグルトについて書いていた。
週刊朝日の記者がヨーグルトを持参して京都大学名誉教授家森幸男氏に直撃すると、家森氏は困惑した様子でこう語った。
「おそらく私が日本に最初に持ち帰ったと思いますが、でもカスピ海沿岸からではなくて、黒海沿岸地域です。私はヨーグルトを分析する為に持ち帰っただけで、広めるつもりではなかったんです。確かに味は同じですが、私が持ち帰ったものと同じかどうかはわかりません。それに今では複数のルートで入ってきてると思いますよ。主婦の間で口コミで納得して分け合っているのはいいとしても、商売にするのは絶対ダメ。・・・・」
ネットで検索すると、http://web.sfc.keio.ac.jp/~hiyoko/yogurt.htmには、
「なお、現在インターネットなどで流行している「カスピ海ヨーグルト」というものは、カスピ海ヨーグルトではありません。聞いたところによれば、今流行しているものは、同じコーカサスでもグルジアのほうの黒海地方のヨーグルトだそうで、粘り気があってトロトロしています。後述のように、本当のカスピ海沿岸で食されているヨーグルトは、粘り気はなく、ただ非常にしっかり良く固まります。日本の我が家でも、流行しているほうのヨーグルトをつくっていますが、やはり味も違います。ですから、流行しているヨーグルトは「黒海ヨーグルト」というべきでしょうね。」
と書いてある。
うちのサイトの掲示板でもこれについて書いた事があるけれど、過去ログでも見ない限りは埋もれてしまうので、闇鍋に書くことにした。
当サイトではとりあえず、黒海ヨーグルト若しくはグルジアヨーグルトという事にしようかな。

このグルジアヨーグルトが日本で流行している事は単純に何かの製品がブレイクしている事とは違う大きな意味が有ると思う。
製品が流行るという事はどこかの企業が儲けるという事に結びつくのだが、このヨーグルトが流行る分には企業の儲けにはならない。
金儲けにはならない事を伝える事で新たな人との結びつきが形成されているようにも思える。また、家庭で手作りする事が減少している(例えば糠漬けなども作らないで買う人が多い・・)現代にあって、手作り復活の機会にもなるかも知れない。
サイトの掲示板にもチーズケーキの作り方が書き込まれたり、失敗した話や保存の仕方やいろんな井戸端会議が楽しい。
このヨーグルトは、その品物が日本全国で増えるという事だけでなく、文化や人にも影響を与えているように思えるのだ。


2002年07月24日(水) 怠惰への讃歌

怠惰への讃歌という本をご存知の方は多くないと思われる。
かのバートランド・ラッセルのエッセイで岩波文庫にあったのだけれど、現在では廃刊になっている。
この本を高校時代に読んだ。
ラッセルも仕事の好きな人ではなかったらしい。
僕もそうだ。
そもそも、人類が智恵を絞って機械化を推し進めたのは何の為なのだろうという疑問がある。
今迄10人で作業していたものが、ある機械の発明によって人間の10倍の作業能力が可能になったとしよう。この機械を活用すれば人間の労働は十分の一になるはずなのだけれど、実際には一人の人間に作業をさせてあとの9人の首を切り、人件費が節約できた分少しだけ製品の値段を下げて、他の会社の製品を売れにくくさせる(つまり、自分の会社の製品だけが売れるようにする)というようなことが起こる。
僕は単純に機械は人間の労働を軽減する為に発明されるのだと考える。それなら、首を切らずに労働時間を減らしたって良いはずだ。そうすれば自分の為人類の為に使える時間が出来る。
作業能率を上げる機械を作った人は失業者を増やすために機械を作った訳じゃないと思うのだが・・・・


2002年07月23日(火) 食生活からスキンケアまで

Oh My God !!の起源はこのサイト以前に遡る。
それを言うと長くなるけど、このサイトそのものは食生活の記事から書き始められた。関連情報としてダイエットについて書いた。
食生活についてある程度の蓄積があるから、ダイエットの研究はそんなに手間取らないと思って3ヶ月で50冊くらいの本を読んだ。
読んでダイエット本の8割以上は信頼出来ないと思った。カロリーを減らすと体が減らしたカロリーに適応してしまうという事実を抜きにしてダイエットを語るとしたら、その本でダイエットをしても、リバウンドが起こるに決まっている。
確かに痩せる事は出来る。けれども、その後に体調を崩したら・・・リバウンドが起こって却って太ったら・・・その本が責任を取ってくれるわけじゃない!
ダイエットの真実が常識となった時にはダイエット産業は不必要になるのだと思う。
最近の掲示板は石鹸製作やスキンケアが多くなっているけど、これも同じ流れの中にある。
このサイトを始めた時、スキンケアの事など考えていなかった。
けれども、スキンケアの方法が分かってみると、これもダイエットの世界で起こっている事と共通した問題があることが分かった。
世の大量に流通している化粧品の多くが信頼できないのだ。
肌を健康に美しくするのに、高い金を支払う必要はない。
このサイトに参加してくれた人たちから化粧品代がかからなくなったとか手荒れが改善したという話を聞くと嬉しくなる。
食生活の場合はその結果が出るまでに少し時間がかかる事が多いのだけど、スキンケアの場合は結果が出るのが早い。
みんなが取り組んでくれるのも、効果を感じてくれているのだろう。


2002年07月22日(月) ディリー?闇鍋アラカルト

日記のようなものを書いてみようと思った。

それで、どんなものを主体に書こうかとも思い巡らしてみたが、何がはいるか分からない・・・食べ物・医学・ダイエット・時事・CM・石鹸・コスメ・健康・ハイキング・買物・心理学・・・思いついたものは何でもはいってしまう可能性がある。正に闇鍋!

ディリーというのはほぼ毎日書くつもりだけど、記事のアップが遅い僕の事。そんなに書けるかどうかは分からない。だから?マークだ。

サイトの記事にはないジャンルの記事も読めると思うよ!


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