ミドルエイジのビジネスマン
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2005年10月30日(日) アマゾン様さま

先週からネット書店のアマゾンで、仕事に関連する本を4冊買った。都心の大きな本屋さんに探しに行ってもあまり売っていないので、そもそも書籍自体が出版されていないのかと思い始めていたところだったのだが、会社の人に一冊紹介してもらい、それを自分でも買おうとアマゾンのHPで検索すると、芋づる式につながった。例の、この本を買った人はこんな本も読んでいますというやつだ。

来週は、会社でも時間を作って次々と読破していきたい。その中には陽の当たる場所の話ばかりでなく、業界の問題点について指摘している本もあったので興味深く、楽しみにしている。

それにしても、アマゾン様さまだ。都心の大書店や図書館より、ずっと容易に探しているものにたどり着くことができ、3日もあれば手元に届く。


2005年10月23日(日) 火を噴くドライバー(いやいやゴルフ)

大部長はこの3週間ほど気分が優れず、なんとなく不機嫌だった。秋の「いやいやゴルフ」が次第に近づいてくるので、週末ごとに練習に行かねばと思いつつ、雨や用事にかこつけてはサボっていたからだ。ティアップして打つためのドライバーを買おう、買おうと思いつつ、何万円も出して効果がなかったら諦めきれないだろうな、などと迷っている間にもプレッシャーが高まり、結局本番前日の金曜日に買いに行った。

向かったお店は、会社から一番近いゴルフショップ、買ったのは店先に並んでいる名器(?)「アクシオン」4,980円だ。ちなみに、アクシオンは懇意にしているカプセルホテルと同じ名前。春のコンペで5年ぶりにコースに出て5千円のクラブでいきなり3位になった同僚のように、柳の下に2匹目のドジョウがいればいればいいな。

最近のゴルフクラブはヘッド(先端のボールにあたる部分)がやたら大きくて、しかもシャフトも長い。貼ってあるシールを見ると、これまで使ってきたものより2.25インチも長い。どうすっかなあ、と店の表でちょっと握ってみたりして迷っているとお店の人が胡散臭そうに表に出てきた。やばい、小心の大部長は咄嗟に、これくださいと言ってしまったのだ。

さすがに、いきなり本番に使うのもためらわれたので、家に帰ってから渋々夜の練習場に向かった。使ってみると、意外にもそれほど違和感なく当たる(大部長の場合、飛ぶかどうか以前に、ボールに当たるかどうかが問題)。ヘッドが大きいので、あまり、外れる気がしないのだ。まあ、テニスで言うデカラケだな。


土曜日は、ゴルフ場に向かう車の中でさえ、天気予報は大丈夫と言っていたのに雨が降っている。気分はブルー。

さて、本番。緊張の第一打はカキーン、おお、真っ直ぐ飛んだ!という訳でティショットだけは結構うまくいった(ただし、基本は大きく右に曲がるスライス)。初心者の場合、なんだかんだ言っても、スコアの半分くらいはドライバーで決まる。最初から谷底に落ちたり、森の中からキンコンカンでは、貰うべきハンデを逆にうまい人にあげているようなものだ、といつも思う。

降りしきる雨はやまず、皮肉にも昼食のときだけ止(や)んだものの、午後にはまた降り始めた。何ホール目だろうか、薄暗い中で思い切りティショットをぶっ放すと、インパクトの瞬間、バシバシッと火花が散った。大部長、これには驚いた。文字通り火を噴くドライバーだ!興奮して、周りの人に見たみた?と聞くと、「たまにあるよ、特にフェイスがチタンの場合にはね。」エッ?ということは4,980円のこのクラブもチタンフェイスと証明されたんだ。

気分を良くした大部長、「火を噴くドライバー」のおかげで、またまた優勝、めでたく優勝賞金の5千円を手にしたのであった。20円の儲け。









2005年10月16日(日) 久々に東京ビッグサイトへ

久々に東京ビッグサイト(国際展示場)へ足を運んだ。新交通システム「ゆりかもめ」の一番後ろに乗って運転席から秋の陽射しを浴びながら遠ざかっていく都心を眺めていると、超高層ビルも林立して確かに大きな街だなあと思ったことだ。

全国から選りすぐりの中小企業が集まった展示会だ。仕事の一環ということなので、ユックリした足取りで全てのブースを廻ってみた。最先端の工作技術を持った会社もあれば、伝統工芸物産展じゃないかと思うブースもあった。

個人的には、胚の部分を壊さずに玄米の皮を摺(す)るという、キッチンの流しの下にも収まるコンパクトな精米機(米びつを兼ねている優れもの!)が欲しいと思った。精米した後そのまま30分水につけておけばなんと発芽玄米となり、わずか4万円の投資で百歳までの健康が保証されるような気がしたのだが、残念なことに、大部長の秘書(最愛の妻とも言う)は「健康に良い」として買って帰るものに、にこやかな顔をした例(ためし)がないので、泣くなく諦める。

そのほかに何かビビッと来る出展はないかと期待したが、まだこちらの目が肥えていないせいだろう、瞠目する展示と出会うことはできなかった。次回はあらかじめ目星をつけて見に行くことにしたい。

それにしても、ビッグサイトは遠くて広い。あまりに疲れて不機嫌になるくらいだったので、一人で行って正解だった。


2005年10月10日(月) 怠惰な三連休

まあ、お天気も悪かったとは言え、怠惰な三連休を過ごしてしまった。休み前の金曜日に飲み会があったのがきっかけか。自動的に土曜の朝起きるのは遅くなる。土曜の朝はコーヒーを飲みに出かける。途中、「24」の第6巻以降がビデオ屋さんでレンタル開始になっていることを思い出して寄ってみると、運良くあったので借りてくる。金曜にテレビで見る予定だった「白線流し」の最終回も秘書が録画しておいてくれたので、両方合わせてDVD三昧。

日曜日は雨。スポーツクラブに行って、久しぶりに泳いだら全身がだるくなって、本を読みながらお昼寝。途中で止められなくなった「24」を観る。また夜更かし。

月曜日は体育の日だったが、外に出たのはDVDを返しに行ったときだけ。高橋克彦の「天を衝く」を読み続ける。いつもながら、ダイナミックな合戦の描写に魅了される。

色々やらなくてはいけないこともあったのに、何もしなかった。試験前に遊んでしまった学生のような気分だ。


2005年10月02日(日) 下期スタート

金曜日には新橋の中華料理店で打ち上げの会を催した。ただの飲み会ではない。9月に多額の資金調達を行い、10月からはその運用に入るので、その決起集会でもある。ことの成否が会社と、そして私たちの将来を決めることになる。力も入ろうというものだ。みんな、頑張ろう。


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