たそがれまで
DiaryINDEXpastwill


2007年02月22日(木) 結果オーライ




今年も無事に
今日という日を迎えることができた。
結婚記念日だけど、我が家では家族記念日。

一年という時間を5回重ねて
子供達も成長し、夫と私もそれだけ歳をとった。
だけど家族の形は少しも変わらない。

相変わらずおもろい夫婦だし、
相変わらず兄妹喧嘩は絶えないし、
息子は小金を貯めてるし
娘は私のクローンそのものだし。

結局、結婚指輪も貰ってないし・・・・・


で思いだしたけど、
私たちは再婚ということで、式も披露宴もやってない。
夫は私の華麗であろうはずのウエディングドレス姿を一生見られない。

なんて思ってたのだけど、違った。

もう相当古い話だけれど、私が高校3年の時の文化祭で
夫は私のウェディングドレス姿を見ていたのだ。

服飾デザイン科(当時は被服科と呼んだけど)に通っていたので
文化祭で自分達で制作した洋服、和服、小物などで
ファッションショーをした時、何かの間違いで
ウェディングドレスを着る役が回ってきた。
(前年の先輩が制作したものだったから、
 サイズが合うのが私だったと思われる)

で、当時、付き合っていた彼(現夫)がそのショーを見に来た。
ショーが終わって一緒に撮った写真も残っている。


だから、誰よりも早く私の晴れ姿を見ていたということになる。
当時18金のリングも貰ったよな・・・ 
ぶつけると変形するくらいのリングだったけど、探せばどこかにあるはず。

23年前の未来を予言するかのような出来事を
ふと思い出した。
だけどさすがに二人の子連れになって嫁に貰ってもらうとは
夫も私も夢にも思わなかったはず。

ああだけど、結果オーライ。
逝く時に幸せだったと思えれば、それはそれでOKだ。




2007年02月11日(日) エースをねらえ




今日は本当に忙しい一日だった。
厳密に言えば昨日からの超多忙。
暖かい地方に住んでいるとはいえ、2月の寒空の中
一日中屋外にいるという二日間だった。


昨日は、娘がやっているテニスの試合の予選で
今日は続きの決勝トーナメント。
昨年9月にも同じ試合があり予選敗退で涙したから
今回は二度目の挑戦だった。

リベンジを誓った娘は、それからいくつかの試合に挑戦し
試合慣れをすると共に技術の向上を目指して頑張っていた。

12才を目前にした昨日、自分自身の頑張りで
バースデー当日にコートに立てる権利を勝ち取った。

神様からの大きなプレゼント。
決勝トーナメントもなんとか好調を維持し、
初のベスト4で、自分のバースデーの日付の賞状も頂くことができた。


娘の嬉しそうな顔を見たらなんだか胸が詰まった。
いつもお兄ちゃんと比べられていじけてばかりいた娘。
そうしてしまったのは私だけれど、
何も言わなくても何でもできる兄、何度言ってもできない妹。
昔の日記でも何度も書いた記憶がある。

だけど、兄にはできないことを妹はやってのけた。
目標を決めてコツコツと地道にトレーニングし、
予選リーグ突破と、決勝トーナメントの一回戦の勝利。
ちゃんと言ったことを全部達成できた。


娘と母の熱心さに、普段は試合を見に来ないコーチも来て下さったし
私の知人も最近買ったすんごい性能のデジカメ一眼レフを持って
「エースをねらえ」の千葉ちゃんばりの写真をたくさん撮ってくれた。
                     (誰もわかんないか)

皆が娘の頑張りを誉めて下さって、
娘もとても自信が持てたようで、
私もとても嬉しくて本当に幸せな週末だった。

試合が終わって帰宅して、娘がパソコンで何かを調べてこう言った。

「今夜、市営のコートが空いてるぅ。
 練習に行きたいから付き合ってよ」

マジですか・・・
やる気があるのは結構。
でも相手をする父は体力の消耗で大変。
見てる私は寒さで地獄。

北海道に住んでる人ですか?

というくらいの厚着をして結局はついて行った。
19時からの3時間、父と娘は走り回った。
熱血母の娘の血も十分過ぎるほど熱かった。
だけどそれが嬉しくて、
涙がでそうなくらい幸せな時間だった。





東風 |MAILHomePage

My追加