たそがれまで
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2005年01月17日(月) 10年前





もうすぐ娘が10才の誕生日を迎える。
もう10年か。
まだ10年か。


毎年娘の誕生日を迎える前に
必ずテレビで目にする光景がある。

10年前の1月17日に起こった出来事
阪神淡路大震災の映像。

つまり10年前の今日、
娘は私のお腹の中で元気よく暴れ回っていた。


テレビから流れてくる映像は
まるで映画の一部分のように現実感がなく
でも泣きながら家族の消息を探す人達の涙に
自然と自分の目からも涙がこぼれた。


時間が経つごとに行方不明や死者の方の人数が増え
『命』というもののあっけなさ、
そして、尊さが身にしみた。

テレビの映像に釘付けになっている途中でも
娘はお腹の中で自分の存在感を示すように
暴れ回っていた。

そして、
震災の混乱の中、
一人の赤ちゃんが神戸で生まれたというニュースを見て
一人号泣した。

私も同じ妊婦として、普通に出産に挑むだけで恐怖を感じるのに
周りの混乱の中で出産されたお母さんの不安を推し量ると
今でも胸が痛い。


でも、一つの命が生まれたのだ。
一瞬のうちに消えてしまった多くの命の中で
不安で、何時間も苦しんで、一つの命が生まれたのだ。

これは大きな希望


亡くなった命は大きな絶望


でも、人はゆっくりと時間をかけて
その絶望でさえ希望にかえていけるのかもしれない。




あれから10年が経って
街は綺麗に再建されているように見える。
だけど以前住んでいた場所に戻れない人も多いと聞く。

全てが元通りにはならないけれど
少しでもあの頃に近づけて、
少しでもあの頃より前進して欲しい。


あの時に生まれた赤ちゃんも
娘と同じ10才になるはず。
幸せな10年間であったことを願う。





10年前の今日に、合掌。














2005年01月13日(木) こんな始まり


こんなに遅くなっちゃったけど・・・

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおつき合い下さい。


まあなんですね、
どこかの純ちゃんじゃないけれど、人生いろいろですよ。

本当に本当に、いろんな人がいます。
中には波長が合う人もいて、
当然合わない人もいる。

決して嫌いじゃないんだけれど
どうしても苦手なタイプというのがあるわけで・・・


今度新しく職場に入ったパートさん、
苦手なタイプのようでして・・・・・
早く職場に慣れて貰おうとあれこれ話かけてみたら
いつもいつも玉砕で終わる。

ほら、他人の話を全て否定する人っているよね。
他人の話の腰を思いっきり折った後、
話を全部かっさらっていく人っているよね。



ちょっと疲れる。
いや、もうだいぶ疲れてる。



それと・・・
話をかっさらった後に、
同意を求めるのだけは止めてくれ。
「へぇ〜」とか「すご〜い」とか相槌の言葉を
私はそれほど知らないから。

寛容じゃない私の堪忍袋の緒は
娘がつけてるミサンガのようにもう切れそう・・・



あ〜あ、
これが年明け早々の日記なんて情けない。











東風 |MAILHomePage

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