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2004年10月03日(日) 魔法使いのお兄ちゃん

相変わらず細々とですがテレレのお仕事を続けている亜美です。

キャラを作り込んで電話エッチのシナリオや設定にもこだわりのある殿方は
面白い人が多いので、亜美は密かにネタ職人と呼んで楽しみにしてるのですが
昨日は「俺は魔法使いだ」と言い張る殿方と電話がつながりました。

『おれ、魔法使えるんだよね』

『なにそれ』

『魔法使いから伝授してもらった』

 ・・・亜美、気の利いた言葉を返せず・・(゜д゜)ポカーン

『テレポートだ!えいっ!』

『え。』

『ほら!君の後ろに来たよ!』

『アハハ。かわいーね』

『えい!』

・・・・?

『ブラを取ったよ!ソレ、乳首をツツン!』

( ´_ゝ`)プッ

思わず吹き出す亜美。なんか『えい!』とか「それ!」がカワイイんですよー。

『てじな〜にゃ!』ってポーズを取る小学生の兄弟手品コンビがいるのですが
その二人が手品を決めた時の『ハイ!』っていうかけ声に雰囲気が似てるのです。
まぁこの殿方は自称・26歳でしたけど・・しかも無職。可愛くないですね。

で、悪い癖(すぐエロモードから脱線してしまう)が出てしまった亜美は
無職だと言う殿方に『26で働いてないの?』と失礼なことを言ってしまいました。

『なんでそんなこと聞くの』

『魔法使いの本業が知りたかったから・・』

『いいじゃん!そんなの。時間無いんだから進めるよ!ソーレ!』

『・・・あんあん』

魔法使いな殿方は、いろんな魔法を使って妹役の亜美にイタズラをしてくるので
亜美もそれりにエッチな妹を装って対応したのですが、お兄ちゃんは即興奮です。

『おぉ〜ぅ・・いやらし〜い・・おっおっおぉ・・』

『おにいちゃん?』

『お、お兄ちゃん腰をふっちゃうよ〜ハッハッハッハッハッ…』

・・・・・アンアンアンアン・・・

『あ〜イクイクイク〜ゴシュガシャゴシュガシャ(謎の摩擦音)いく〜!』

・・・・・しばしの沈黙。

どうやらテレフォンセックスは終了した様子。

これこそ亜美が緊張する一瞬です。どんな風に話しかければ
射精直後の神経過敏(?)になってる殿方の心を刺激せずに
会話を再開できるのか悩んでしまうので。

下手するとガチャ切りの刑に遭うので、まるで腫れ物に触るような
感覚で殿方に接するわけです。でもガチャ切り逃亡の気配は無いので
普通に話しかけてみました。とりあえず謎の摩擦音について。

『・・ねぇさっきの何の音?』

『・・・ハァハァ・・受話器落としたんだよハァハァ・・』

射精後のお兄ちゃんは息も絶え絶え。

『だいじょうぶ?』

『え!?大丈夫って何だよ!?』

『なんかグッタリしてるみたいだから・・』

『いやいやいや・・』

プツッ!

プープープー・・

電話は切れてしまいました (| ̄|д| ̄|)・・・いかないでぇぇえ。

殿方は、亜美に『大丈夫?』と聞かれた事が、ひどく心外だったようです。
亜美は動悸息切れの激しい殿方を気遣って「大丈夫?」と聞いたんだけど
殿方には、危ない人に対する「ちょっとあなた頭だいじょうぶ?」みたいな
ニュアンスで受け取られちゃったのかも・・電話って難しいなー。

まぁ切られなかったところで、それほど会話が弾むとも思えない雰囲気だったので
別に良いのですが。ネタ的に始める人は、電話エッチが済むまでのお芝居が終わると
素に戻るのが恥ずかしいのか、バイバイ無しで切っちゃう人も多いのです。

亜美としては最後まで魔法使いを演じきり、魔法使いのお兄ちゃんのままでサヨナラして
ほしかったったんだけど。こういうキャラ持ちの殿方の中にはそのキャラになりきったまま
電話を切る人がたまにいて、キャラが濃ければ濃いほど楽しいんですよねー。

もしかしたら素なのかもしれないけど、そんなのはこの際どうでもイイ。

魔法使いのお兄ちゃんも、結構いい線いってたんだけどな。
今度はキャラ濃度をもっと高めて電話してきてほしいと思います。


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