台所のすみっちょ...風子

 

 

東京地方 - 2004年07月31日(土)

昨日の東京地方はなんだか変だった。

台風の影響もあったかと思うが、

晴れている、と思ったら急にスコール

のような雨が降り、止んではまたカラリとする、といった具合だった。

おまけに、ムシムシと湿度も高い感じ。


こういう天気は嫌である。

湿度で髪のまとまりが悪くなるばかりか、強い風で乱れてしまう。

私は昨日、半日ほど湯島あたりをうろうろしていたのだが、

やはり、湯島天神の脇の坂を降りている途中、

晴れていたのに突然雨がジャ〜っと降って来て、

それが強い風と相まって、私の髪をぐちゃぐちゃにした。

慌てて、目にかかった前髪をきれいに横に掻き分けながら、

ふと、斜め前に目をやると、コンビにの入り口に立っていたオヤジも

「乱れちゃったなぁ〜」といった感じで、頭の方に手をやって、

身だしなみを整えている。


だが、


そのオヤジは


ハゲだった。


おしまい。



...

高笑い。 - 2004年07月28日(水)

「おまえの言ってたことは本当だった・・」と、

旦那がポツリと言ったのは、一昨日のことだった。

私の「言ってたこと」とは、駅の近くの工事現場にいる、

この日記に2度ほど書いた「白塗り能面警備員」のこと。


どうやら彼は、その警備員の話だけではなく、常日頃、

私が彼に話す全ての「人間観察録」を半分は信じていなかったらしい。

だから、警備員の顔の白さと化粧にも驚いたが、

私の観察の正確さにも驚いたのだと、その顔は

本当に悔しそうだった。


ハ〜ハハハハハ!!恐れ入ったかぁ〜〜!


おしまい。


...

SMAP。 - 2004年07月27日(火)

「なんだかんだ言っても、、スマップってスゴイ・・」

今日、「SMAP×SMAP」を観ながらそう思った。

一人一人は忙しく、一緒に練習する時間もあまりないだろうに、

それでも5人揃えば、ああやって息の合った踊りを見せたりする。


横にいた旦那に「すごいよね〜」と言ってみた。

すると、

「そりゃ〜そうだろ〜、長く一緒にやってんだから」と

ある意味ごもっともな意見が帰って来た。


だが・・果たして「長い」ということだけが、その理由であろうか・・?

旦那と私が「夫婦」という名のコンビを結成して、9年も経つ。

例えば、友人たちとの宴会の席で

「ねえ〜、あんた達〜何かやってよ〜」と言われても、

私達夫婦は・・・

あんなふうには・・・

踊れない・・。


おしまい。


...

ミッドナイトラン。 - 2004年07月25日(日)

身内は皆、私のことを短気だと言うが、

実は心底、腹の底から湧き出る怒りに身を

振るわせる、ということはそんなにない。

誰かに対して怒っても、大抵それは軽いもので、

その人に突っ込みや茶化しなどを心の片隅で

入れてたりする。そう、どこかに「マチ」みたいな余裕が

あるのだ。


だが、昨日の土曜日、久しぶりに本当にムカツクことがあった。

それが誰に対してのものなのか、その経緯はどういったものなのか、

な〜んてことを順序立てて書いてる場合ではない、てか、書けない

ぐらい、今、私はムカムカしてる。

ちなみに、相手は男性だということだけはお伝えしておく。


ムカ・・ムカ・・ムカ〜〜、、あ〜〜〜〜〜〜、、、ムカツク〜〜〜!!

きっと今日は眠れないかも。

これはもうマラソンでもしてサッパリするしかない。



おしまい。


...

夫婦の夏。 - 2004年07月23日(金)

旦那がいつもより早く帰って来た。

久しぶりに夕食を共にした後は、二人でゴロンと横になった。


うだうだすること1時間。

いきなり旦那がガバリと起きて、雄たけびをあげた。

「こんなことしてる場合じゃない!俺、今日髪の毛染めるんだったんじゃん!
 だから早く帰って来たんじゃん!」


ん?久しぶりの早い帰還の理由がそんなこと・・?

あまりのバカバカしさに

「社会人なのに、そんな理由で仕事を切り上げて来たのかよ!」

と突っ込みを入れたら、慌てて反論しようとした彼の口から、

大粒のヨダレが・・出た。


その後は

「ヤダ〜!汚い〜!」

「何〜〜!汚いだとぉ〜!おまえにつけてやるぅ〜!」

「キャ〜〜やめて〜〜〜!」

「ホ〜ラ、、ホレホレ」

の大騒ぎ。


私達は今年も来年もそして再来年も、いや、死ぬまで

こんな調子で生きて行く。


おしまい。



...

勝負。 - 2004年07月22日(木)

18で東京に出てきてからというもの、

今まで引越の数は実に10回。独身の時だけでも5回はある。


これだけ、移動していると不動産屋とのトラブルも多々経験済み。

例えば、すっかり引き払ってしまった後に

いきなり電話がかかってきて、

「今、見に行ったら、床が抜けていましたよ!敷金返しませんから!」

などと、そんな馬鹿な!私はゴジラか?というようなことで怒られ、

ケンカになったり、

入居する前までに、リフォームをしてくれると言うから、

手付金を払って仮契約をしたのに、一向に部屋がきれいになる気配がなく、

「解約する!」と言ったら、「手付は返さない!」で困ったことも。


そんなことがあってだろうか、私にとって、不動産屋のオヤジ

というものは、どうも、笑った顔のその裏で、何か企んでいるような

イメージがある。

日曜日に行った不動産屋の営業もそんな怪しさを醸し出していた。

はぜとオコゼを足して2で割ったような顔つきで、

話の合間に見せる笑顔は、まさに悪代官。


で、そのオヤジから「一戸建て購入指南」を1時間半に渡って伝授して

もらったわけだが、そろそろ現地を見に行かないと・・という段になって、

彼は私にこう言った。

「まあ、奥さん、家っていうものはですね〜、結婚と同じですよ。
 100%理想の人とは結婚できないでしょ。それと同じ。
 どこかで妥協しなきゃ」

そこで、私もこう言ってみた。

「そうかな〜、少なくとも私は夫に120%満足してますけどぉ〜」

すると、得意そうであったオヤジの顔が、一瞬、固まった。


私が「王手・・・」とほくそえんだのは言うまでもない。


おしまい。


...

目頭 - 2004年07月21日(水)

今日、いつものように、駅の近くにある工事現場を

通ったら、この前この日記に書いた、能面顔の女性警備員が、

左右の目頭をハンカチで抑えていた。

その姿は泣いているようにも、

また、そうでないようにも見えた。


もし、泣いているのであれば、

「顔が白くてビックリするじゃね〜か!」と通行人の

誰かに怒られたのに違いなく、

そうでなければ、真っ白に塗った自分の顔から発する、光の

眩しさに目が痛かったに違いない・・。


どっちにしろ、やはりファンデーションのせいである。


おしまい。


...

彼なりのビューティー計画 - 2004年07月19日(月)

旦那が髪を切り、白髪を染めたのは

6月の27日、日曜日のことであった。

それは彼なりに「松○しげる」からの脱出を

試みたものだった。


ところが、日を追うごとに彼は

真っ黒に染まりすぎた髪と、

分け目から左右に弧を描くように垂れる前髪、

そしてその前髪の切れ目から覗く額のしわ3本で・・・


バ〜カボンのパ〜パな〜のだぁ〜〜。



おしまい。


...

ドア。 - 2004年07月18日(日)

昨日、外出先のとある駅のホームで電車を待っていたら、

「お待たせ致しました。上野行きが3ドアの12両編成で参ります
 白線の内側までお下がりください」

というアナウンスが聞こえてきた。

”3ドアの12両”とはどういうことなのか・・?と考えてみる。

12両で3つ、ということは車両は12個もあるのに、

全部でドアは3つしかない、ということなのか。

なら、その割合は4両に一個で、

これは降りるのが大変だ・・いや、まず、ドアが見つけられなくて

乗れないかも・・などとドキドキしながら、突っ立っていると、

ホームに電車が入って来た。


ドアの個数と位置を確かめるべく、車両を見つめた。

すると・・1つ、2つ、3つ・・1つ、2つ、3つ・・1つ、2つ、3つ・・と、

3ドアというのは、12両全部でドアが3つしかないのではなく、

3つのドアがついている車両が12両、3×12で計36個のドアがある、

ということが分かった。

ホッとした。


人の意識をどうかさせるほど暑い、東京の一角での

ある中年女の物語であった。


おしまい。


...

ボーナス。 - 2004年07月16日(金)

友人M子の旦那には先週、うちの旦那には昨日ボーナスが出た。

この時期、まとまったお金が支給される人が、私はとても羨ましい。


実は10年間働いていたうち、

私がボーナスたるものを貰っていたのは、たった2年間しかない。

残りの8年は、一年ごとに契約が更新される「契約社員」だったからだ。

もっとも、給与形態がそうであっただけで、

「辞めます!」というまでは取りあえずいさせてもらえたのだが。


「契約社員」なので、一年に一回「契約更改」があった。

「あんたの今年の実績はこうだから、
 来年の年俸はこのくらいでどうでっしゃろ!」

というものだ。

「契約更改」といえば、プロ野球選手の1億とか2億の金額が

頭にちらつく私は、毎年これが本当に不満で、専門職だから

たぶん給料はまあまあだったハズにも関わらず、

「こんなに残業しているのにぃ〜、もっと出せ!!」などと、

いつも部長とケンカばかりであった。


けれど今、私は明日をも知れないバイトの身。

そんなふうにケンカをしてたことさえ美しい思い出だ。


神様、も、もう贅沢言いません。

絶対、絶対、言いません!

だから私にまとまったお金を!


おしまい。


...

夏の装い。 - 2004年07月15日(木)

個性や趣味は人それぞれだから、

どんなものを着ようが、どんな格好をしようが

別にいいとは思う。

だが、今日、バイト先の上司である、蟹そっくりの「蟹男」の

私服姿、そう、、椰子の実と青い海、そして砂浜がプリントされた

アロハを着ている姿を見て、

それはどうだろう?ハマり過ぎなんじゃあ・・・と、

私は疑問を持たざるおえなかった。

おしまい。


...

食いしん坊。 - 2004年07月14日(水)

先週ニュース番組を見ていて、

真面目顔なアナウンサーが言った「収穫」という言葉を

焼肉チェーン店の「牛角」に聞こえてしまった私は、

おとといも

女性アナウンサーが言った「ミックジャガー」を

「肉ジャガ」と聞いてしまい、

「私ったら、、なんて、なんて食いしん坊なの・・・」

と、この暑さをもろともしない自分の食欲に

猛烈に感心している。


おしまい。


...

家庭の味 - 2004年07月13日(火)

蕎麦がちょっとだけ余っていたので、

今日の夕飯は味噌汁の代わりを冷やし蕎麦にした。

お椀一杯分の、ねぎの小口切りを散らしただけの、蕎麦である。


暑い夏には、味噌汁よりやはりこういうのがいいのだろう。

旦那が蕎麦をすすりながら「あ〜、美味しいな〜」とひとこと言い、

そして、こう続けた。

「昼なんかにさ〜、立ち食い蕎麦でとか食うだろ〜。
 でも食いながら思うんだよね〜。
 あ〜、うちで食べる、おまえの作った蕎麦の方が美味しいって」


少し驚いた。

私の作る蕎麦の味を外でも思い出してくれているなんて。



ありがとう、あなた。

でも・・・

あなたが喜んでくれる、我が家の蕎麦・・。

それは・・何を隠そう・・

麺は洗うだけで即食べられる「流水麺」。

そしてつゆは、市販の麺つゆ。


おしまい。



...

TUTAYA - 2004年07月09日(金)

「永住するなら、緑の多い、環境の良い所がいいよな。」

これが、私達のマンション捜しに於ける重要なポイントである。

だが、切望するまでもなく、私達が選ぶマンションの周りは

緑なら充分あるところばかり。

予算がないから「手の届く物件を・・」と考えた場合、

蛇まで出そうなド田舎だったりする。

すると、今度は2人でこう言う。

「TUTAYAがない・・」
「え〜、、ビデオとかCDとか借りれないじゃん」


今の場所に住んで4年。

決して気に入っている街ではないが、それでも歩いて数分の場所に

今年ショッピングセンターができ、TUTAYAはおろか薬屋や

大型スーパーまでをも手に入れた私達は、

もうすっかりこの利便性に慣れてしまっているのだ。


ちなみに

「緑は欲しいがTUTAYAがないとイヤだ!」と

駄々をこねる私達夫婦のTUTAYA利用回数は、

4月にオープンしてから数えて

旦那は2回、私は1回である。


おしまい。


...

名前。 - 2004年07月08日(木)

マンションを買ってここを出たら、犬を飼おうかと思っている。

まだ、買ってもいないのに、というか、本当に買えるかも

分からないのに、今日、旦那と二人で

飼う犬の名前をどうするか?ということで話が盛り上がった。


私は前から「山田さん」という名前が良いと思っていた。

もちろん「さん」までが名前である。

「山田さんお手!」

「山田さんお座り!」

「山田さんハウス!」

なんて素晴らしい響き。

だが、旦那に却下された。

「外では呼べない名前だよな。その時さ〜そばにたまたま山田さんっていう人が
 いたらど〜すんだよ。その人まで振り向いちゃうだろう」


そこで「おかめ」というのはどうだろう?と提案した。

旦那はそれに対して

「俺はね〜、八兵衛がいいな〜」という。



うちに来る犬はちょっとかわいそうである。



おしまい。


...

適材適所 - 2004年07月07日(水)

今、住んでいる所は開発地区なので、

道を整備したり物を建てたりと、そこここで工事をやっている。


駅前の横にある空き地もそんな一つだ。

何をしてるのか分からないが、フェンスで囲われ、中は鉄骨とかがや山積みで、

出入り口には女性警備員がいつも立ち、前を通る通行人の安全に気を配る。

そこは、私の家から駅に向かう時は必ず通る場所。

あと一息で駅だ、といつつ、角を曲がると、

目に飛び込んでくる場所だ。

だが、何を隠そう飛び込んでくるのは工事ではい。

門番である女性警備員の方。

私はいつも、彼女に驚きを隠せないでいる。

なんたって、化粧が濃くて。

真っ白なファンデーションで厚く覆われた顔。その上に描かれた海苔みたいな眉。

そして、苺ジャムを塗りたくったようなコッペパンふうな唇。

肩に鼓でも乗せてあげれば、それはもう、、

「いよ〜〜、ポン!」といったお能の世界だ。


ここんとこ、毎日暑い。

うだうだとダラケて歩き、角を曲がって遭遇する彼女の顔。

そのたびに私はギョッとしてハッとせずにはいられない。

そして、夢から覚めたようにシャキシャキと歩かざる終えなくなるのだ。

これなら、たとえ、鉄骨が飛んできても俊敏によけられるハズ。


警備には持って来いの女性。

適材適所とは、こういうことを言うのだと、

私は毎日、感心している。


おしまい。



...

お得意。 - 2004年07月06日(火)

こんばんは。

昨日、あまりにも疲れていたため、

買ってきた弁当を食べた後、マットレスを敷いて

ちょっと横になったら、そのまま今日の昼まで寝てしまった風子です。


さて、昨日もバイトを遅番にしてもらい、

午前中、モデルルームに行って来た。

行ったのは、おととい日記に書いた

「御 奥様」と私を敬ってくれる若い営業マンのところ。

また「あれ?・・あれれ?・・」と言いながら長引く

彼の計算に付き合わなければならいのか・・と思いつつ出向いたのだが、

なんの、なんの、、昨日の彼は別人のようであった。

数字の単位を間違えることもなく、指は電卓の上でとても軽やか。

パチパチと打っては、「どうだい?」といった感じで、

得意そうに笑みを浮かべて私の方を一瞥する。


その挑戦的な顔。

この日記を読んだのかと思った。


おしまい。



...

営業 - 2004年07月04日(日)

もうすぐ家が建つ友人M美が、少し前に

「やっぱり、営業は若い人がいいわね〜」と言っていた。

担当してくれてるホニャララハウスの営業が

とても素晴らしいのだそうだ。

私も同感だ。

昨年、車を買った時の営業マンが、やはり27歳の若者で、

対応が非常に良かったからだ。

若いと初々しい分、一生懸命なのだと実感した。


今日、某マンションメーカーから葉書が届いた。

先週、モデルルームを見に言って、もう一度詳しく話を聞く

約束をしている。

葉書に書かれた宛名を見て驚いた。

旦那の名前の横に「御 奥様」と書かれている。

初めてその営業と会った日、

確かに私は世帯主である旦那より偉そうだったかもしれない。

そして、私の方に決定権があるように見えたかもしれない。

だからと言って、

「御 奥様」というしつこいほどの敬いが感じられるこの宛名は

世の中でアリなのだろうか?と。


葉書をくれた担当営業は若い。

前回、彼は計算機にはじき出された数字の単位、

例えば、100万と10万を間違って読み上げ「あれ?」と言ってみたり、

「月々の金利を含めた払いから、買える物件の値段を算出してください」

とこちらがお願いしても、それが出せなかったり、、というか、

計算機が良く使えないふうであった。


「若い」ということは必ずしも良いことではない、と痛感した私は、

葉書を見ながら「どうやったら、彼が傷つかずに担当を降りてくれるのか・・」

と、物件の良し悪しよりもそのことで今、頭がいっぱいである。



おしまい。


...

シマウマ - 2004年07月02日(金)

「いや〜、俺もそろそろ”しげる”から脱出しないとやばいなぁ〜」

と、旦那が言ったのは日曜日のことだった。

3ヶ月も美容院に行ってなかった彼の髪は伸び放題。

そこに色黒の濃い顔があいまって、確かに歌手の松崎しげる

にそっくりだ。

これ以上髪を放置して、松崎しげる本人をも越える

「超松崎」になることを、さすがに彼も恐れたに違いない。



早速、その日のうちにカットしてきた彼。

出来上がりはかなり短くなり、爽やかな印象。

だが、切った分だけ襟足の方の白髪が目立つ。

今までは、長い毛に隠れて、根元のそれが分からなかったのだ。


そこで、夜、メンズ用の白髪染めで染めてあげることにした。

かなり凄かったので、みっちり、たっぷりと薬剤をつけ、あとは

シャワーを浴び、若返った彼と対面できるはずだったのだが、

私は知らなかった。メンズタイプの放置時間が5分と説明書に書いてあったのを。

いつも私が使うのは15分ぐらいだから、旦那が「5分ぐらいでいいんだよね?」

と言ったのを「いや、15分っしょ!」と無理矢理、そのままの状態にさせて

しまったのだ。


シャワーを浴びて部屋に戻って来た彼は明らかに焦っていた。

「ね〜ね〜、どうしよう〜。首も染まっちゃった〜」

そう言って、私に襟足を見せる。

確かに、放置しすぎたせいで、薬剤の垂れた形そのまま、

まだらに首が染まっていた。


「どうしよう、肌が荒れちゃうかな〜、体の中にまで入らないかなぁ・・」

と不安そうな彼の独り言を聞きながら、

シマウマみたいだ・・・、と私が思っていたことは内緒である。


おしまい。


...

犬が好きなので。 - 2004年07月01日(木)

最近、マンションのモデルルームを見に行ってる。

ここの家賃が跳ね上がって、さすがにバカバカしいって

話になったからだ。


で、先日見たところでの話。

広さと環境、そして安い値段がちょっと気に入った。

だが、私たちは大の犬好き。

説明を聞きながら「それだけではダメなのよ、犬が飼えなければ」と思い、

「あの〜、ペットは・・・?」と聞くと

「ぜんぜんOKですよ」という嬉しい返事。

咄嗟に

「ここに決めちゃおっかなぁ〜!!」

と思わず狂喜して言ったら、

横に座っていた旦那の口から信じられない言葉が・・。

「なに?お前ってそれほど犬飼いたかったわけ?そんなのが第一条件なんだ〜」


今まで、彼も一緒の気持ちだと思っていた私。

普段から、散歩中の犬を見ては目を細めていた2人であったハズなのに・・。


正体見たり!で、別れようかと思った。


おしまい。


...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail