台所のすみっちょ...風子

 

 

オンナ男 - 2002年06月30日(日)

昨日深夜、渋谷での飲み会を終え、ホロ酔い

気分でうだうだと銀座線に乗っていて、

性別判断不可能な人と遭遇した。

ティーシャツに薄茶のパンツ姿。

黒々したショートヘアーにややでぶっちょの体、

プラス、がに股はどーみても男らしかったのだが、

振り向いた瞬間の顔が私を迷わせた。

まつげが長かったのだ。で、目もつぶらだったのだ。

で、さくらんぼのようなお口だったのだ。

で、肌もつるつるで博多人形のようだったのだ。

で、男のシンボルマークである髭も認識できなかったのだ。

胸は少しふっくらしてたけど、そこそこでっぷり

してたら、男といえども侮れない。

そうさ、そんなヤツはいつも、私よりゴージャスな

乳房のふくらみがあるのに決まってるのさ。

う〜ん、迷った。男なのか、たぶん男に違いない。

電車が他人の集まりの空間だから、いいようなものの、

これが同じ学校や仕事先の人だったら、どーする?

例えば、晴れて大学に入学できたとする。

楽しげにキャンパスを歩いていたりする。

でうっかり、前者のような”オンナ男”と無意識に

ぶつかったりする。

そこで、男なのに性別判断を誤ってしまい、

「彼女〜!大丈夫?」とうっかりねぎらったり

したとする。

もう、ボコボコだろう。

また、こういう人が仕事の取引先の大事な客だった

場合、もっと深刻だ。

背広姿だったら問題はないが、デザイナーかなんかの

私服OK!の会社の人間だったり、名前が「薫」なんて

いう曖昧な名前だったりすると、

名刺交換した後、次のこっちの言動によっては、

仕事の未来が大きく左右される事になるからだ。


まっ、人の外見なんてどうでもいいんだけど、

せめて、男か女かぐらいは最低限、

主張しておいてくんないと。

              おしまい






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AIR DO頑張れ!! - 2002年06月29日(土)

新潟育ち、東京在住。

北海道とは、なんの縁もゆかりもない私。

だけど、すごくすごく残念でしょーがない。

AIR DOの民事再生法申請。

日比谷線の確か茅場町あたりにある

あのくったくないクマのポスター

を見るたびに「頑張れよ!」とエール

を送っていたのに。

確かに私は、金は出せない。出せません。

が、北海道以外の人間で、こんなに応援

してたのは、本州で私だけと言っても過言ではない。

すまん!私が資産家だったら、援助もアリだったかもしれない。

たとえ、全国ニュースで取り上げられずとも、

北海道のどさんこワイドが

ケーブルつながりで見れることから、

私は常にAIR DO動向をチェックしていた。


何故こんなにAIR DOか?と聞かれれば、私は

ハッキリ答えるだろう!

「無理なんじゃねーの?」と言われる事に敢えて

挑戦するその「斬り込み隊」的姿勢が好きだったと。

だって、航空業界は鎖国をしていた頃の日本と

あれじゃあ〜なんら変わりないじゃん。

こ〜んなグローバルな時代に排他的だよね〜。

いっその事、飛行機の機体にチョンマゲとか

付けちゃえばいいのに〜。

扇大臣も言ってたではないか。

「大手も反省点があるのでは?」と。

そのとーり!旦那が浮気してるかもしんないのに

良いこというなあ!・・・関係ないけど。

まあ、資本主義のこの世の中、競争原理だからな〜。


フフン!もし私がこれから先、北海道に行くことになった

あかつきにゃあ、早割りなんかにごまかされないぜ!

藤原紀香とか稲垣ゴロ〜とかになんかに目もくれるもんか!

絶対AIR DOで行ってやる!

それまで頑張れ!負けちゃだめ!
               

おしまい
















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その男、スナフキンにつき。 - 2002年06月28日(金)

今朝未明、一人ぼっちで起きていると、

かすかに聞こえるジャンジャカジャン。

あれは、ギターの音に違いない。

フフフン・・。かすかな音も聞き逃さないゾ。

さらに耳を澄ます・・。

遠吠えのような声も聞こえる。

午前3時半。

こっそりと窓を開ける。

ドーン!

その途端、私の耳に乱れ弾きのギターと

オオカミの遠吠えのような音が。

暗くて、よく見えないが、マンションの中庭

で、若い青年とおぼしきヤツが、

ジャンジャカジャンウオ〜ウオ〜とやってるらしい。

その音は悲しげというよりは、八つ当たり風だ。

何か仕事であったのか?失恋か?

このお姉さんに相談してみろ!

そんな事を思いめぐらしながら、しばし窓際

に立つ私。

ギターの音色が梅雨寒の、ひんやりとした透明な

空気の合間を縫って、しっとりと響く。

彼の一人ぼっちの舞台。観客は私だけ。

2人ぼっちのコンサート。

・・・だが・・・惜しい・・歌がヘタだ。下手過ぎる。

もうちょっと、修行してから来い!!

私はゆっくりと窓を閉めた。

彼の音が遠くなった。

さあ、寝よ〜っと!

よかった・・・防音サッシで。








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我がマンション恐るベシ・・。 - 2002年06月27日(木)

フラ〜っと郵便BOXを見てみると、都の住宅供給

公社から「お願い」のビラが入っていた。

「お願いってなぁ〜に〜?」と思いつつ

一読する。

「最近、エレベーターホールや、各フロアー通路で

ふざけて遊んだり、キックボードをしたりする子供が

多いことに苦情が来てます。

保護者は注意するように!そんでもって、見かけた大人

は、勇気を持って他人の子であっても注意せよ!」

と書いてある。

子供も受難の時代かあ〜。いいじゃん!別に遊んでもね〜。

「あなた、子供がいないからよ〜。」なんて言わないで

欲しいのね。

私が住むこのマンションは、都が管理する32階立ての高層。

周りは整備開発地域。やたら広くきれいすぎる道路

と、プ〜ンとした生活の臭いなんてモンとは無縁な

所。ハッキリ言ってつまんない。

私がつまんないなら、子供達だってつまんないに違いない。

でも、こんな無味乾燥なとこでも、子供ってのは、

その条件を最大限に利用して、

ちゃ〜んと楽しくする工夫をしてるのだ。

エライ!偉すぎる!ほめたいぐらいだ。

キックボードをしたり、ふざけ方によっては、

確かに危ないけど、そんなんは、その場で見つけた

人がタイムリーに叱ってあげれば、それでいいんじゃん?

そうやって、子供はでっかく育ってく。

住宅局にチクるなんて、なんか陰険〜。

だいたい、このマンションに子供を叱れる

ような、ちゃんとした大人がいるかね〜。

私を含めて・・。


何故かって?では一瞬、あなたも私になって

このマンションを疑似体験してみましょう!!

さて、自転車をチャリチャリとこいで、まず1階の駐輪場

に入ります。

中に入ると、壁のあちらこちらに2種類の張り紙。

「自転車へのイタズラ禁止」「防犯カメラを設置してます。

悪質者は警察に通報!」

自転車を置いた私は、集合郵便受けに。

郵便BOXがこれまたズラ〜と並んでいます。壁には

「近頃、郵便物の盗難が起きています。ご注意ください。」

新聞やら、手紙やら、来て欲しくないカードの支払い

明細を持って、エレベーターの方へ歩きます。

通路の壁には「当マンションでペットは飼えません、

苦情が来てます!」

ハァ〜・・怒りのお知らせばっかり。

ようやくエレベータの前です。4つあるエレベーター

のうち、どれかの前に立ちます。

視線をほんの少し、左へ。エレベーター同士の間

に、移してください。

すると、あなたは信じ難い張り紙を目にするでしょう。

「ベランダからタバコを投げ捨てないでください!」

おいおい!冗談だろ!高層なんだから、下の階に干してある

洗濯物に火種がついたらど〜すんだ。

午前中に火がでた場合、私は寝ちゃってるんだから、

確実に死んじゃうよ〜ん。

命の危険さえ感じてしまうこのマンション、

危ないのは子供ではなく、大人の方だ。











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風子、外務大臣に任命されるの巻! - 2002年06月26日(水)

外務大臣に任命された。

夢でだけどね。

寝る前に田中真紀子が記者達の前で

自民党のお仕置きについて、

ペーチャクチャ、クチャと息巻いてる映像を

24時間ニュースで見ちゃったのが、

脳裏に残ったのね。

彼女は新潟出身。同郷のよしみで、日頃

真紀子からは目が離せない。


まあ、置いといて、夢のつづき!

記者達が小泉総理を取り囲んで

聞くわけさ。

「普通の主婦である風子さんを任命した

理由はなんなんですか?」

すると小泉総理が言ってくれる。

「行動力と決断力!」

その声高な様子はまるで、あの「感動した!」

ばりの勢い。

さて、任命された私はというと、「あ〜、これで

カードのローンをリボじゃなくて一括にできる」

とか「コージーコーナーのシュークリーム

が100個買える!」と、ちっちゃい、ちっちゃい。

「起きしなに見る夢って正夢になるとか言わなかったっけ?」

等と暇な私は考える。まっ、不倫とかよりゃいいだろーて。

そして、ふと頭によぎる声「本当に政治家になっちゃった

ら、どーするぅ〜?」って。

まさか、急に任命されるってことはあり得ないので、

政党に入って、公認されて、選挙に出る。

で、当選する。みんなありがと〜。

そうなったら、秘書給与だけはちゃんとしておこ〜っと!

そもそも、ちょっと前から話題になってる”秘書給与疑惑”

って、彼らが全額もらうべきものの大部分を

事務所経費とかに当てちゃうのがヤバイんでしょ?

それじゃあ、私の事務所は秘書の分じゃあなく、

私の国会議員としてのお給料を全額経費に

まわしちゃおっと。

私は事務所から、その働きに応じてお給料をもらうように

すんのさ。

固定給、月14万ぐらいであとはノルマ制。

一ヶ月、どれだけ国会議員として頑張ったかで、

月の手取りが変わったりする。

だから、国会でスッゴク上手に質問できたり、

誰かの疑惑をうっかり暴いちゃったりすると、

ご褒美として金額がたくさん上積みされて、

結構やる気出るかも。

さらにもっと国民の為になるような事をしでかすと、

ボーナスもらえんの。

これだと、秘書疑惑もないし、議員ってだけでお給料が

高いってこともないからね。

こんな感じでど〜でしょ〜!?

まあもっとも、私は、小学校時代の学級委員の選挙でさえ、

3票ほどしか集めることのできなかった女。

国会の赤い絨毯はぜ〜んぜん遠いけどね〜。

                  おしまい












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エノキ魂! - 2002年06月25日(火)


エノキが伸びていた。

エノキが1.5倍に冷蔵庫の野菜室で伸びていた。

そもそも、野菜というのは、収穫する前の

姿勢で保存すると良いらしい。

アスパラガスなら立てて置くとか・・・。

確かテレビでそう言っていた。

「な〜るほど!そうだったのか!」と思い、

「じゃあ、エノキもね!」と、洗った牛乳パックの

上をちょっきんと切って、その中に

すっぽり立てといたのだ。

そしたら、伸びていた。

1.5倍にね。

我が家はビンボーなので、胸がお得感でいっぱい

のハズなのに。何だかモヤモヤする。

ち〜っともうれしくない。

何故でしょう?

それは、私にはエノキを育てるつもりなんか

ぜ〜んぜんなかったからでしょう。

「おっ!やったね!1.5倍は使えるってことね!」

と思うより、にょっきん にょっきんと育った

目の前の不思議な生物に「ジュラ紀の植物か!」

というようなグロさを感じてしまったワケです。

暗い!寒い!そんなキノコが育ち安い環境の中で

「俺もまだまだイケルじゃん!」

とエノキは勘違いしてしまったのに違いない。

だが、成長が確認できた段階で、それはもはや

食べ物ではなく、1個の生命体だ。

う〜ん、怖すぎる、そして、力強すぎる。

ジメジメ、ジットリの梅雨真っ盛りの今日この頃、

出掛けるのが、すっかりおっくうになってしまった

この私とは大違いだ。

意外なエノキ魂に日々の自分を反省させられた

次第なのでした。

               おしまい

追伸:エノキはね、また野菜室にしまっちゃいました。








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戦い済んで、毛が立って! - 2002年06月24日(月)

イングランドチームが日本を発った。
ワールドカップも終盤ね〜。
止むことのないベッカム人気にどっかの
コメンテーターが
「モヒカン頭にした若者は、
彼が去ってどーすんでしょうね〜?
それに、その髪型から勇気をもらったって
言うけど、どんな勇気なんでしょ〜?」
と毒づいてたらしい。
昨日、旦那から聞いたのだけれど。
”勇気”とは、この場合、不屈の精神でゴールを決めようとする
その精神力で、”それをもらった”ってことは
「俺も夢に向かって、突き進むぜ!」か、又は
「どんなに困難な事があっても負けたりしないぜ!」
てな感じだろう。

しか〜し、コメンテーターは、ベッカー人気の異常さより、
「チャラチャラしてんじゃね〜よ!日本男児よ!」ぐらいの事
が言いたかったに違いない。(たぶんね!)
でも、まあ、いいじゃないですかぁ。
若いんだから。
さすがに私も髪に薄〜いオジサンが、無い髪かき集めて
チョロリンってな具合でそうしてたら
「おいおい、そりゃ〜ないぜ。」と注意するけどね。

                    おしまい


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東京砂漠にて。 - 2002年06月23日(日)

会社を2年前に辞めてからというもの、
朝方4時に寝て、昼頃起きる生活がすっかり
板に付いた私。別にナンノ支障もナシ。

だが、私のこの生活パターンが、部屋にある多肉性植物
の寄せ植えにはまずかったらしい。
多肉性植物てのはアロエとかサボテンのトゲ無しのような、
葉っぱが肉厚でプニプニした感じのものだ。
もともと乾燥したメキシコの砂漠みたいな所に
生息してるようなので、マメに水をあげないで良く、手間も
かからないってふれ込みがお気に入り!
まさに、”砂漠にもってこい!”ではなく、
”私にもってこい!”だった。

しかし、我が家の一員となって早3ヶ月、
精気を抜かれたように日に日にぐったりしていく。
こんな丈夫な植物が枯れた日にゃ〜、一生の不覚!
と思い、友達と行ったガーデニング講習で、
その道の専門家に聞いてみた。
「午前中はベランダに出してお日様をたっぷり!
西日は良くないので午後は家の中に。」
ってなことを言われた。
それを聞いて、ひじょ〜に困りました。
だって、これでは私と植物の一日のスケジュールが
まるで会わない。我が家はベランダが西向きで、
私の少ない日照時間のうち、西日は浴びるが、朝日は浴びない。
てか、浴びることができない。
で、放っておいたら、1つ減り、2つ減り、3つ減り・・、
残り1つになり「寄せ植え」とは名ばかりになってしまった。
そこで遂に外に出しっぱなしにすることに・・。
彼らにも一緒に暮らす以上どこかで我慢してもらわなければ。
それに、砂漠じゃあ西日も当たるさ!

私は決して冷たい女ではない!最後に残ったヤツには
「たくましくな!」と願うだけだ。
もともと砂漠で枯れにくいのなら、
「この東京砂漠でも立派に生きてみろ!」と
ベランダに仁王立ちになり、
エールを送る今日この頃である。

                  おしまい







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ホ〜イ、日記はじめました〜! - 2002年06月22日(土)

はじめまして!

家の中で一番生活臭い台所。

どんなに冴えない日常でも、その中には平凡とか淡々とか

そんな言葉でかたづけられないモノがきっとあるハズ!

このタイトルにそんな想いを込めてみました。

涙あり笑いありの毎日の中で、感じたこと発見したことを

これから、私の手を通して、ガッツンガッツン表現してい

きたいと思っています。

どうか、橋田寿賀子のホームドラマってな感覚で楽しんで

やってください。

では、おつきあいのほどよろしくお願いします。

風子より




...




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