告白は喉の奥
L.ニトロ



アオイ空


言ってしまった。
冗談めかしてスカッと、すべてをきっと、吐き出してしまった。

抜けるような青い空。
雲ひとつ無いのは何も残らなかったから。


それでも、本当はただ果てしない光線の筈のそのブルーを、
愛している。
恋うている。
見惚れている。
笑う声にただ。


これが私なのだと溜息をつくような笑う声。


どうしようもない。
事実だけがいつも残る。

2006年03月31日(金)



・・・


どうしてかな。
ちょっと笑えちゃうくらい。

あなたが好き。

2006年03月21日(火)



さあ、


あなたを忘れていく。
私は歩き出す。
ゆっくりと。
立ち上がり、木陰から少し出て、眩い光に溜息をつく。

休息を終えて生きていく。

私は歩いていく。
守るものがある。

後ろ髪引かれる思いに目を伏せ。

2006年03月11日(土)



AM4:00


午前四時ですよ、未練がましいなあ。(飛躍)

真実はいつも、目の前にある。
そこそこ目を掛けている後輩。
ちょっと面白いコ。
可愛いと割と思う。
アクセス方法がまわりくどくてちょっと面倒臭い。
気が向けば付き合う。
グッタリしたりウキウキしたりしていると、それは気になる。
拒否するほど嫌いじゃない。
自分からアクションを起こすほどピンと来ない。
心理分析も恋愛相談も、本当はあまり意味ない。

事実はいつも目の前にあって、その多くを私は見ることができるのだと思っている。

…あんまり関心がないんだろうなあ…

私、は。
手に入れたくて気が狂うほどではない。
期待しないのは望みがないのと比例していると思う。
縋っているのは自分の感情かもしれない。
あなたの幸福を願っている。
私は、愛する以外には能がない。
私に愛されたい人しか助けられない。

ズレを、見つけた。
エゴイズム。

好きな人の助けになりたいのに助けを求めてもらえなくて、
…私を好きになってくれたらいいのに、というのは…


打破できるか。
無私の手。
あなたの必要なものであって、「私」でなくて構わないものに私はなれるか。

でも本当に。
その草臥れた顔を声を、目に耳にしてしまうと振り切って歩き出したりできない。
言い訳ではなくて、現実に。
逃げかもしれなくても本当に、あなたが別の誰かとでもいいから幸福なら私はひとりに戻れるのに。


元気に。
まずは私がなろう。

2006年03月01日(水)
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