告白は喉の奥
L.ニトロ



記念…?


喉の奥からやわりと、吐き出した言葉。

あなたのことが好きなんですが、私、一体どうしたらいいんでしょう。

「そんなこと俺に聞くな」



…スゴイ。
こんなスゴイ答えは初めて聞いた。


ああ、ええと、でも。
なんていうか。
叶わない、ん、だなあ、やっぱり。


どうしようかな。
ゆっくりのんびり考えよう。
少し、眠って。

2005年11月23日(水)



・・・。


ミス、だったかもしれない。


様子を見ている内に気が狂うかもしれないけれどまあ。



…まあいいや。
休もう。


―――――――――――――――――――



もう一度見たいと思っている。
もう一度聞きたいと思う声。

あんな風に子供みたいに腹の底からもう、
大きな声で笑うのを聞くことはできないのかな



その為に私が余分だとか
その程度のことで済むなら、

消す、
のに。

2005年11月14日(月)



優しい手


優しい言葉が、捩れた気持を解いていく。

もっと素直になりたい。

愛にすら似た言葉が私を撫でて、
恋よりも欲望よりも大きくなる安堵。


…あ。ああああぁぁああぁあ…

GOサインが出ている。
勘違いかもしれないその場限りの甘言かもしれないでも
でも、
その手が「やるだけやってごらん」と
私を撫でた。
受け止めるとか受け入れるという約束ではなくて
言いたいことなら言ってごらん、と
やりたいことならやってごらん、と
怯える私を怖がらせないように柔らかく


足を踏み出せない理由は一つずつ取り払われて
例えば答えがNOでも
それは酷いことにはならないと明らかにされていく
臆病な私のために
状況なのかあなたなのか周りの人達か
「大丈夫だから」と前置き付きで訊ねる

上手くいくかも知れない
当たって砕ける?
当たらず朽ちる?


勘違いかもしれない、けど。
追い風に逆らってまで後退しない。




私の話を、聞いて?

2005年11月04日(金)
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