翠の日記

2010年12月31日(金) 『KinKi Kids 2010 - 2011 〜君も堂本FAMILY〜』

 今日も大変可愛らしい二人でした。
 それにしても、新曲のファミリーを三回(OP、二人で作った曲コーナー、アンコール)歌うとは、お気に入りなんですね。
 「つよい光り生まれた〜」のあえて平仮名の“つよい”に意図を感じますよ。きっとつよたんもそう思ったから、TVステーションの記事がラブラブだったんですね。

 今回はアルバム発売がなかったので、コンサートのメインは二人で作った曲でした。今までのを全部一度に聴けてとても良かった。…実は二人で作った曲だと気づいてなかったのもあったりして;
 CDから直接ウォークマンに落とすと歌詞カード見なかったりするんですよね。

 それにしてもMCで、光ちゃんは「タイヤが大好きだから、見てるとかじりたくなる」って言って、そのすぐ後に、つよたんは「僕は釣った魚にはかじられたいって思いますけどね」って…いやもう何か…妄想脳が活性化してたのは私だけじゃないはず…はず…

 衣装担当は光ちゃんを王子様と、つよたんをギャルと思ってるらしいです。そんな衣装の中でも…つよたんのシャツの衝撃ったら!きっとレポートの雑誌に載ると思うけど、なんであの襟にしたの?全部奇抜な昔のアイドル衣装ならともかく、一見普通襟だけ異常…余計に際立つから!

 服といえば、帰りに駅で見かけた女の子。白いコートにオレンジの布で、ハートの中にト音記号という今回のロゴを肩から背中に展開していて可愛かったなぁ。被っていた帽子(飾りみたいな小さいの)は黒地に銀で同じロゴを入れてて、とても素晴らしかった。

 ロゴといえば銀テープ!今回の席はアリーナだったから、頭に塊が落ちてきてびっくりしました。所詮テープだから痛くはなかったけど、絡まってるのを身体から払っているその先を誰かが引っ張って、ナゼよりによってそれを選ぶ!と思いましたね。
 すぐに諦めてくれた潔さに、払った後の大量の塊は引っ張ってきた方向へ投げました。近くの子に「いらないの?」と驚かれたけど、記念に1本もらいましたから! どうやら掻き集めている子はお友達の分までがんばっているみたいです。
 通路に落ちた銀テープや羽根を、係員のお兄さん達が柵の中の子たちに分け与えている図を何度となく目撃しましたが、まるで餌を与える親鳥のように見えます。いつもはステージ上から「テープ拾って掃除してってね〜」って声がかかるんですが、今回それがなかったってことは、もう言うまでもないってことになったんでしょうね?
 羽根は方向が違って回収できなかったけど、去年のソロコンでもコサージュひとつ作れるくらい回収して、…そのまま放置。いつか作ろう…いつか…
   
 さて、ドームから家に辿り着いて、まったりした後、こたつでカウントダウンを見ていたんですが、Kinkiちゃんが、一番好きだったピンクの衣装で出てきたので、ちょっと得した気分になりました。TVでつよたんの奇抜なシャツを披露して欲しかったという淡い期待もあったけど、お色直しはアンコールの白いさっぱりとした衣装で…、まぁそんなもんですよね;

 今年の締めくくりはいつもと同じということでした。



2010年12月30日(木) 12月読了の本

ほぼ桜庭一樹月間です。

『推定少女』
十代のときに読むと確実に感想が違うんだろうな、という話でした。3種類あるエンディングは最初に発表されたものが一番すっきりしてて良かった。
OLに向かって「〜謝って!」っていうシーン、良かったな。

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
これは、良かった。内容何か書こうとするといろいろ引っかかりそうなものばかり詰め込まれてる。貴族の兄が一番好きだった。仕方ないけど…うーん;寂しい。


『少女七竈と七人の可愛そうな大人』
犬視点のむくむくが妙に可愛かった。七竈と雪風の関係がとても楽しかった。そういう意味で後輩に感情移入して読めたかも。好きなんです!二人が!
そして雪風が大人になっときのショックったらない;

 まったく関係ないけど、少年は20歳近くが最も美しいよね。写真とか、DVDとかで、大人になる前の姿をいっぱい残すと良いよ。

『赤×ピンク』
夜の廃校で開かれる泥レスとか異種格闘技で戦う女の子の話。一人ひとり視点を変えた3話構成。自分にまったく重なるところがない分、お話として楽しめた。ミーコに向かって皐月が「かーちゃん」って呼ぶシーンが可愛いくて好き。

『ブルースカイ』
「少女」をテーマにした話。中世ドイツ・近未来シンガポール・現代鹿児島と3つの舞台で別の話が進み、鹿児島の少女「アオイソラ」が時空を飛んで現れることによって他の2つの世界にちょっとだけ干渉する。3本、独立した話として面白いけど、SFの1つの話と言われると微妙。でも、2つの世界にアオイソラが降ってこなければ「子ども」「少女」「大人」の差が現れないので、やっぱり3つで1つの話かなぁ…?なんかもやもやの残る話でした。

『少女には向かない職業』
 副題が面白いです。ラストが結構ぼろぼろで辛い話。途中の伏線が回収後になかったことになってたような…?

『シティマラソン』
 とても良かった!私は才能フェチなので、競技者から脱落した人間が、「走ること」で今後に折り合いをつけていくかっていう話がおいしかった〜。(あ、一人はバレエダンサーだった) でもこれ、ロリコン(三浦さん)とホモ(あさのさん)とユリ(近藤さん)の話にも読める気が…ちょっと苦しいか。

『私(わたし)の男』
 私が結婚する現在から、過去へと遡っていくんですが、過去の扉が開くたびに、親子の業が深くなっていって、最後にはどうしようもないなと諦めの境地に…。ダメな父の若かりし頃の姿が描かれているんですが、間違ってるのにどうにも憎めない。小町さんやおやじさんの言葉にじーんときました。

『青年のための読書クラブ』
 マリアナとミシェールの兄妹が好みです。桜庭一樹の兄妹はみんなとても素敵です。隣の家のお兄ちゃんとして(笑)
ノイタミナ枠でアニメ化したら面白そう。独特のノリが後を引く感じ。


『荒野』
 氷の神無月が大好きだったのに、丸くなってしまって、ちょっと残念。「荒野を好きなやつはわかるよ」って言いきる親友が好きです。
 山野内先生のひとことには、常にはっとさせられます。 

『ファミリーポートレイト』
 最初から最後まで気の抜けない話。読み飛ばせない…。豚の行進とかスルーしたのに、できない…謎。2部の落研の子が好きかな。再登場ありがとう! あとは、作家になった後のコマコと「波」のシーンが印象的。え!そこでそれ!? ってひやひやする。



2010年12月19日(日) サイトのクーポン表示が違ってた

 ※グチです。要注意!

 昨日は年末なので美容院に行ってきたんですが、クーポン金額と実際に支払った金額が異なっていて、どうしても気になって電話で確認したら、クーポンサイトが情報を間違えていたという話でした。
 カット代込みと表記されていたのに、カット代別だったという…。

 今日行った人からは結構言われたそうだけど、私はアレ?と思っただけでその場では言わなかったからなぁ。直前に会計した人がどうみても私と同じメニューで同じ料金だったからさ〜。料金聞きなおしたときも、自信たっっぷりに答えていたからさ〜

 電話でお店の人が「サイト(大手クーポンサイトhp)の表示が間違っていただけで、高く請求したというわけではないので、また来てください」って言ったけど、その値段だったら、行かなかったよね。お店にとっては正規の値段でも、広告見て行った人にとっては高額請求だよね;
 しかも、うちはぜんぜん悪くないっていう対応がイヤ! 自分の店の広告なんだから、UPされたらちゃんと確認しろよ!
 ということで、二度と行かないから良いんだけど。

 担当してくれた人はとても良い人だった。パーマの持ちについて教えてくれたり、結構マメ知識を教えてくれたので、まぁその情報代と思えば…ね;

 それにしても、今年は結構こういうクレーム対応な事象が多くて、毎年2.3件はあるんだけど、年の後半だけで4件あって、ハズれ年? 最も被害をこうむったのが今回だから、そんなに大したことなかったけどね。通販で不良品って、返送が面倒だったりしたからな;
 …まだ今年は終わってないけど、もう何もないといいなぁ。



2010年12月02日(木) 『WinterPictureBook2010〜まってる。』

 1年ぶりの辛島美登里さんです。
 小山薫堂
の翻訳絵本『まってる』のストーリーにそって歌を歌うというコンサートです。
 バックスクリーンには絵本のイラストが映し出されて、「誰かと繋がってる糸」がにょろにょろと動いたりします。
 斉藤由貴ちゃんのナレーションは、ちょっととぼけた感と繊細なガラス細工の狭間でゆらゆら…本当に絶妙でした。

 本編が、「おにいちゃんって呼ばれる日をまってる」から始まったので、バカな私はおたく脳がどきどきしたりしました(笑)

 「〜をまってる」のフレーズとともに、お料理を待ってたり(土曜日のタマネギとか)、クリスマスにサンタさんを待ってたり(この辺でクリスマスソング少々)、彼女とデートしたり…本当に見事にストーリーと歌が合っていてしてました。
 あまりに感動して泣きそうになったのは、jamminZeb(20代男性の
コーラスグループ)と美登里さんの「スカボロフェア」
彼女を残して戦争に行き、怪我をおった病室で点滴を受けてる絵がスクリーンに映って、そこに、
「戦争が終わるのを まってる」
文字が映し出されて、映画のエンディング!? 心境を絵で表すなら滂沱の涙です。
 「瑠璃色の地球」から「あなたの愛になりたい」「虹の地球」と普遍的な愛の歌が続いて、世界は愛にあふれだしますよ。
 ここで一部が終了です。休憩をはさんで二部。

 結婚して〜新しい命が誕生して〜妻が病になって〜
 ここの「愛すること」も素晴らしかった。歌詞が「愛が生まれてそして死に絶えるまで時間はどのくらい〜」から始まるので余計に胸に訴えるものがあります。

 「ありがとう さようなら と いうときを …… 」

 ここの「まってる」とは思えないんだなぁという …… の重み!

 妻が亡くなっても時は過ぎて、春をまって、子供の報告をまって(孫誕生)、時間は繋がっているので「Keep on “Keeping on”」がしっくりと合います。「夕映え」はCDも子供のコーラスが入っているので、舞台では聖歌隊の合唱が加わわります。

 本構成が終わって、アンコール…も、二部構成…いや、三部構成?長かった。
 訳者の小山薫堂さんが舞台に呼ばれて「観ていて、辛島さんのために訳したと思いました」という感想を述べていました。同感です。本当に全編を通して話と曲がしっくりしていました。
 久しぶりに「サイレントイブ」の弾き語りで終わりかな〜と思ったら、やっぱり最後の最後は聖歌隊と一緒に「ララバイ」(9.11を踏まえて作った平和を願う歌)
 聖歌隊と共演するときは、もう、これで決まりってことを再認識したコンサートでした。


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