瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
この映画の感想読みたい・・って思ってくださる方がいたら、画面下の検索機能からどうぞ。

2003年08月30日(土) 「スクリーム」

1996年アメリカ 監督 ウェス・クレイブン
キャスト デヴィッド・アークェット ネーブ・キャンベル ドリュー・バリモア スキート・ウーリッチ コートニー・コックス ローズ・マッゴーワン ジェイミー・ケネディ

一年前、母親を殺害されたシドニーは、いまだその傷がいえない。
そんな時、彼女のかよう高校の同級生が惨殺される事件が起こる。やがて殺人鬼はシドニーのもとへも・・・

久しぶりに観ました!ホラー。
何故って、スキート出てるって聞いたので、前日に引き続いてのスキート鑑賞というわけです(笑)
で、こっちのスキートはより綺麗だった・・・・。怪しい分、よけいにね〜。
一番怖かったのは、最初のシーンでした。
あそこが一番怖かった・・電話でちゃダメ!!って真剣に思った、何で出るの!って。ドリュー・バルモア、可愛いね。
ずっと彼女だったら良かったのに・・って思っちゃいました。
どうにもシドニー役の彼女が好みでなかったので(ごめんなさい・・)。感情移入できなくて、彼女どうでもいいかな(ひどい!!)って。
むしろ彼女の友達のティータム!彼女のほうがチャーミングだったもの。

犯人は・・・意外でした!!驚きました、かなり。

途中「ホラーおたく」の少年の解説や、「これは映画じゃないから」って言う主人公の台詞がありましたね。なんだか可笑しかった。

あのマスク!あれ売ってるんですかね、アメリカでは。
口が怖い〜〜。
でも、視界は悪いのかな?途中結構いろんなことに当たってませんでしたっけ?「あうっ」なんて言ってたり。



2003年08月29日(金) 「TOUCHI」

1996年アメリカ 監督 ポール・シュレーダー
キャスト スキート・ウーリッチ ブリジッド・フォンダ クリストファー・ウ
ォーケン ジーナ・ガーション トム・アーノルド ジャニーン・ガラファロ
ポール・マザースキー

アル中患者のリハビリセンターで働くジュヴィナルは、人を癒す力を持った現代のキリストなのか!?
彼を取り巻く数々の思惑の中で、ジュヴィナルはリンと恋に落ちてゆく。

ジュヴィナルを演じるスキート・ウーリッチが、とってもジョニー・デップに雰囲気が似ていて、彼の顔ばっかり見てしまった(笑)
繊細で不思議な雰囲気のこの役のせいもあるのかなあ・・・
あの手とわき腹から流れ出る血は、やっぱりショックでしたね。いったいどうやってそんな力を身につけたのか・・彼の純粋な心が生んだ奇跡ってことなのかしら。

彼の周りの人がみんな一癖も二癖もありそうな人ばかっかりで。
どうなってしまうのかしら・・って思ったわ。でも、意外にジュヴィナル強いわね。
クリストファー・ウォーケンが演じるお金もうけにジュヴィナルを利用しようとする元牧師の、腹立たしいんだけどどこか憎めない飄々とした可笑しさ。
ジーナ・ガーションの名前があったので、いつ出てくるのかなあって楽しみにしていたら・・・最後のほうでしたね。
でもやっぱりあの特徴ある口元ですぐ分かったわ。

ラスト・・・ううう〜ん、あれでいいの?
良かったのかしらね?



2003年08月28日(木) 「黄泉がえり」

2002年日本 監督 塩田明彦
キャスト 草剛 竹内結子 石田ゆり子 哀川翔 山本圭壱 RUI
田中邦衛

九州の阿蘇地方の小さな村で、死んだ人が生き返るという不思議な現象が相次いで起こる。死んだ時の姿のまま、愛する者の元によみがえってきた人々。
厚生労働省に勤務する川田平太は、この現象を調査するため自分の故郷である阿蘇に戻る、そこで幼馴染の橘葵に再会した平太だったが、葵もまた、死んだ恋人俊介が黄泉がえるのを待っていたのだった・・・

たとえ少しの間でも、愛する人が帰ってきてくれたら・・
幸せだろうか。
その人の死をすでに自分の中で納得し、新たな人生を生きていこうとしていたら。
再び悲しい思いをするのを耐えることが出来るのだろうか。
愛する者を失うのは一度で十分だと思うのだけれど、一人残された寂しさは辛いものだろうと思うのだけれど。
それでもたとえ短い時間でもまた愛する人に会うことが出来て、新しい思い出が増えたのなら、そのことを幸せに思って、それからの人生を強く生きていって欲しい。
そう願わずにはいられない映画だった。

せつないなあ〜。
平太と葵のお話だけでなくて、村の黄泉がえったいろいろな人々の思いや戸惑いを描いていて。小さい頃に死んだ兄と再会した弟のやり取りや、自殺した少年と彼を密かに思っていた少女のお話・・いろいろなエピソードが語られていて良かったですね。
ラストは・・ちょっと途中で気が付いてしまったので、そんなには驚かなかったのですが・・でもやっぱり・・悲しいです。
RUIが歌うあの曲は、何度も聴いていましたが、こうやって映画の中で聴くとなおさら胸に迫ってきました。

あなたには、黄泉がえって欲しい人がいますか?



2003年08月26日(火) 「10日間で男を上手にフル方法」

2003年アメリカ 監督 ドナルド・ペトリ 
キャスト ケイト・ハドソン マシュー・マコノヒー アダム・ゴールドバーグ
マイケル・ミシェル シャロム・ハーロウ ベベ・ニューワース キャスリーン・ハーン トーマス・レノン

ええ〜っと、私は映画を観る時、男性キャラに甘く、女性キャラには厳しい・・・と思う。それはたしかにある(汗)だって・・・ねえ・いや女優さんももちろん好きなんですけど・・
で、マシュー・マコノヒー!彼のようなキュートで素敵な(はや・・もうここで)男性にたとえ仕事だからとはいえ、あんなことやこんなことが出来るとは!!
ケイトさん、恐れ入りました。たいてい出来ないよ、あそこまで。
彼がもう・・・気の毒でね〜。彼目線で観ちゃいました。だって、あんなディナーですよ!!あんなの作ってくれたら・・もう食べてしまいますよー。

しかし、あの好きな人にやってはいけないこと集!!あれってアンケートでも取ったんでしょうかね。ほおお・・・・って感心しちゃった。
でも、あれをやってるときのケイトがすっごくキュートで、可愛いとああいうことやってもOKって感じでしたね。あのあたりの二人のやりとりは面白かったですね。最後のパーティーは・・ちょっと・・あそこまで来ると私ちょっと引いちゃうのね。

女性雑誌の編集者たちが出てくるので、ファッションも観てて楽しかった。
バスケ観戦の時のタンクトップや、オフの時のファッションは思いっきりカジュアルでキュートなのに・・決める時は決めて!!最後のパーティーのドレス、とっても似合ってましたね〜。無理やり持ってきたチェックのペアルックも可愛かったけど(笑)

そうそう、ケイトの同僚役でセラピスト役までやってのけた彼女!!いい存在感でよかったです。



2003年08月25日(月) 「アモーレス・ペロス」

1999年メキシコ 監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
キャスト エミリオ・エチャバリア ガエル・ガルシア・バルナル ゴヤ・トレド
アルバロ・ゲレロ バネッサ・バウチェ

出だしからいきなりカーチェイス!!強烈です。
ええ〜どうなってるのーーって思ってると。

お話は3話のオムニバス形式なのですが、それぞれ登場する人物はその事故の場面で繋がっているのです。
1話めに登場するのは兄嫁に恋するオクタビオ。おおお〜、なんとも濃いねー。でも目がいい!!目に力のある人は好きです。情熱的なあのまなざしがいいですね。かなわないものを求めるような。
2話は、妻子ある男性を奪って一緒に暮らし始めたバレリア。仕事も順調な彼女を襲ったのはあの事故だった・・彼との間になにか溝のようなものが生まれていく。
3話目は、かって自分が捨てた家庭と子どもを思いながら生きている殺し屋エル・チーボ。

相手を求めても、求めても、その気持ちが伝わらない・・。
熱いねー。熱いんだけど・・・なんだかせつない。
2話めのお話なんて、不倫した夫がバレリアとギクシャクして元の奥さんに思わず電話してしまうシーンがあるんだけど。ものすごく勝手だよ〜って思うシーンなんだけど・・・なぜかとっても悲しくって。

かなり暴力シーンとか血も見えたり、危険な匂いのする映画なんだけど、それがどういうんだろう・・陰惨じゃないのね・・・メキシコって言う感じ(どんな感じよ?)

3つのお話にはどれにも犬たちが登場します。原題は「犬のような愛」って意味なんだそうですね。んんん・・どんな愛?




2003年08月24日(日) 「抱擁」

2001年アメリカ 監督 ニール・ラビュート
キャスト グウィネス・パルトロウ アーロン・エックハート ジェレミー・ノーザム ジェニファー・エール レナ・ヘッディ

図書館で19世紀の詩人ランドルフ・ヘンリー・アッシュの蔵書を研究していたアメリカ人研究者ローランドは、アッシュの書いたらしい手紙の下書きを発見する。愛妻家で妻にささげた情熱的な詩で知られるアッシュに隠された恋人がいたらしい!!こう直感したローランドは、彼の恋の相手だと思われる同時代の女流詩人クリスタベル・ラモットの研究者として知られるモードの協力を得て、詩人たちの秘められた愛を追っていく。

いいですねえ!!19世紀、詩人、秘められた恋!!それだけで、もうかなり好きな設定です。しかもアッシュはジェレミー・ノーザムです。「エマ」のナイトリー役素敵でした。この時代の衣装が似合うんです。そして女流詩人ラモットを演じたジェニファー・エール!!可愛いのです。ラブシーンの背中の美しさときたら!!
詩人の恋の行方を追う現代の二人の研究者たちはグウィネスとアーロンです。こちらの二人もいいのですけど、お互いに恋に踏み切れない内面が描ききれていないのでちょっとそのあたりが不満でした。

詩人の恋文はさすがです!詩人ですものね・・文句も素敵なのです。
二人の愛がなぜ秘められたままで終わったのか・・詩人が訪れた場所を実際にローランドとモードが追いながら、19世紀と現代のふたつの世界を描いていって。それを繋いでいるのが詩人たちの手紙・・というのはなかなか素敵な見せかたですね。

途中この発見を巡って、研究者仲間とひと悶着あったりしますが、実力行使で解決ですか・・・ちょっと驚きです。

お茶の場面はさりげなくありました。ローランドとモードが訪ねた博物館でのお茶の時間。
そして19世紀のラモットたちのお茶の時間。

原作はブッカー賞を受賞しているらしいです(ブッカー賞といえば「日の名残り」もそうでした)。読んでみたいです。



2003年08月23日(土) 「スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする」

2002年フランス・カナダ・イギリス 監督 デヴィッド・クローネンバーグ
キャスト レイフ・ファインズ ミランダ・リチャードソン ガブリエル・バーン
ブラッドリー・ホール

汽車が着き、人々が降り立つ。誰もいなくなったホームで一人立ち止まるデニス・グレッグ。薄汚れたコート、ぶつぶつとつぶやき、靴下から何かを取り出す彼。
もうすでにこの登場シーンだけで、彼グレッグの普通ではない人物を感じさせるレイフは凄い!!
その存在だけで、もう息が詰まるような、何か起こるんじゃかって思わせるような。
何枚も何枚も着込んだシャツ、道々拾い歩く紐、バスタブに胎児のように丸まっている姿・・何かから自分を守ろうとして必死になっているような・・そんな印象を受けました。

彼の父が愛人と共謀して彼の最愛の母を殺した・・という少年時代の記憶。
回想シーンは、デニス少年(この子がまたね・・なんともいえない目をしててね〜)と彼を観ている今のグレッグを見せて。
記憶の中で母の姿が変わっていく。
少年の幻想なのか、どこまでが真実なのか、それは観ている私たちが想像すること?ウィルキンソン夫人のアパートの出来事も、何が本当にあったことなのか、グレッグの幻想なのか・・。
少年とグレッグが張りつめる蜘蛛の糸・・・なんとも・・・。

少年にとって母親ってそんなに神聖なものなのかしらね・・。だとしたら困るわ・・あまりに潔癖すぎたのかしらね。
結末は予想されていたことだったので、あまり驚きはしませんでした。でも悲しいね。グレッグの時間は「母の死」で止まってしまっていたのかしら。
そして過去を思い出すとき、彼はまた少年の時と同じように蜘蛛の糸を張って。

ウィルキンソンさんのアパートの窓から見える巨大なガスタンク、割れたガラスの破片が蜘蛛の巣のように見えたり。
印象的なシーンもいろいろありましたね。

ああ・でもかなり苦しい映画でした。重くてね・・画面も暗いし。
観終わってから、深呼吸しちゃった・・思わず。



2003年08月22日(金) 「アメージング・ハイウェイ60」

2002年アメリカ 監督ボブ・ゲイル
キャスト ジェームズ・マーズデン ゲイリー・オールドマン クリストファー・ロイド マイケル・J・フォックス カート・ラッセル クリス・クーパー

「X-MEN」のサイクロップスことジェームズ・マーズデンの日本未公開作品です!!もちろん観なくちゃねっ。
ってことで私としては、彼目当てみたいなことで観た作品なのですが、これがなかなか楽しいお話でした。ファンタジー系、不思議系のお話なのね、私好み。
23歳の誕生日を迎えたニール。父親の力で弁護士へのレールも引かれ、両親のお気に入りの彼女もいる。誕生日のプレゼントは真っ赤なBMWコンバーチブル。
でも彼は赤なんて嫌いなのだ、彼の好きな色はブルー。好きなことは絵を描くこと。誕生日パーティーで不思議なウェイターから願い事を聞かれ、(自分がどう進んだらいいのか)答えが欲しいと願った彼。
かくして彼に与えられたのは、地図にも載っていないハイウェイ60を行き、聞いたことも無い町に荷物を届けること!

JM(ジェームズ・マーズデン)は、やっぱりキュートでした(笑)彼いま何歳なんでしょ?いつまでも青春ものが出来るわね。サイクロップスの時には観れない彼の綺麗な目!!そして、特徴ある口元・・ふふっ、しっかり観ました。そして同乗する不思議な男がゲイリー・オールドマン!!楽しい、面白い。猿のパイプ、欲しいです。(答えを教えてくれる8ボールも)
監督が「バック・トゥー・ザ・フューチャー」シリーズのボブ・ゲイルさんなんですけど、そのせいかしら?マイケル・J・フォックスやクリストファー・ロイドが出てるんですよ〜。

あと最初のニールの部屋のシーンで机の上に「XーMEN」の本があったり「スパイダーマン」のポスターが貼ってあったり。なかなか細かいところも楽しいね。



2003年08月17日(日) 「英雄」

2002年中国 監督 チャン・イーモウ
キャスト リー・リンチェイ トニー・レオン マギー・チャン チャン・ツィィー チェン・ダオミン

秦王に謁見する一人の剣士“無名”。彼は秦王を狙う刺客たちを倒すことによって、王に10歩まで近づく権利を得たのだった。
しかし、王の目は無名の殺気に揺れるろうそくの炎を見逃してはいなかった・・

映像の美しさに酔いました。
戦いの場面があれほど美しいとは!
雨粒の一滴さえもが美しくて。
飛雪と如月が戦うシーン。真っ赤な衣装の二人が紅葉した銀杏の中、舞う、舞う!銀杏も舞う!見惚れてしまいました。そして戦いが終わったあと銀杏が真っ赤に染まってゆくのですが・・その鮮やかで悲しいこと。
無名と残剣が戦うのは美しい湖の上。波紋を残しながら飛びつづける二人の姿は、静かで美しく。
どのシーンもとても印象的でした。

二転三転するストーリーにあわせて、無名以外(彼はずっと黒い衣装なんですよね)の残剣、飛雪、如月たちの衣装の色が赤から青、そして白へと変わっていく様を楽しみました。
この映画は本当に色が綺麗ですね〜。
でも残剣・・何度も・・・・。痛そうでね・・・

中国の歴史は壮大すぎて、秦の歴史もあまりよく分からないのですが、秦王は後の始皇帝ですよね。あの有名な。さぞかし、いろいろな逸話やエピソードがその生涯にあったのでしょう。これはそんな中のひとつなんでしょうか。
剣と書・・お話の中のキーワードはいかにも中国らしいものですね。

歴史ものとしてだけではなく、残剣と飛雪、そして如月のラブストーリー、そんな風にも観れた作品でした。

今朝(19日)「トクダネ」を観たら衣装担当のワダエミさんが出てらして、なんとあの色のシーンの移り変わりは彼女が提案したそうです。衣装も日本とイギリスの染料を持っていってミネラルウオーター4トンで染めたそうな(中国の水では綺麗に染まらないそうです)。
素晴らしかったですっ、ワダさん。




2003年08月15日(金) 「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」

2002年アメリカ 監督 マイケル・ライマー
キャスト スチュアート・タウンゼント マーガリート・モロー アリーヤ
ヴァンサン・ベレーズ 

「インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア」の続編っていう設定なんですね。
ヴァンパイアものって聞くと観ずにはいられないわ、しかもスチュアート・タウンゼント!!美形ですものね〜!!(美形チェックは抜かりなく 笑)

あれから100年・・・地下の墓地で眠っていたレスタトの目覚め。ロックの音楽で目覚めたレスタトがロックスターになって、メッセージを流し、闇に隠れて生きるヴァンパイアたちを挑発する・・
う〜ん・・・・なんでロックスター!?現代のカリスマってわけでしょうか・・
斬新さを狙ったわけでしょうか。しかし、この設定、こういうのって・・なんか可笑しくないですかっ。レスタト、こんなことするかなあ!!って。
レスタトをヴァンパイアにしたマリウスとのお話や、古代エジプトの支配者、ヴァンパイアの女王アカーシャ!こういうほうの話のほうが良かったわ。

ロックのコンサートの会場にやってきた挑発されたヴァンパイアたちが飛んでくる・・あのシーンととか、最後のアカーシャとの対決シーンも盛り上がりには欠けましたね。
何より人間との接点を求めて、隠れて生きるのに飽きたレスタトが、(人間である)ジェシー、彼女にした決断!あれには納得いきませんわ。あれならなんら変わってないのでは。

スチュアート・タウンゼント!!
彼は美しいですね〜。妖艶なシーンとか、なかなか酔わせていただきました。
前作のトム・クルーズのレスタトよりはるかにヴァンパイアです。・・なのに何故でしょう?トムのレスタトの方がオーラがありました。話の内容が私好みだったせいかしら?まあ、現代ではヴァンパイアも生きにくいでしょう。やっぱりヴァンパイアには中世が似合う。
しかし、彼は最初「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役に決まってたんですよね。今ではちょっと想像できませんが。彼のアラゴルン・・もちょっと観てみたいかも。秋に公開の「ザ・リーグ」のドリアン・グレイ役が楽しみです。
                        



2003年08月11日(月) 「永遠と一日」

1998年ギリシャ・フランス・イタリア 監督 テオ・アンゲロプロス
キャスト ブルーノ・ガンツ イザベル・ルノー

作家のアレクサンドレはもう治ることの無い病の身。入院する前日、彼は犬を預けたいと娘を訪ねる。結局犬を預けることは出来ず帰る道で、彼はアルバニア系の難民の少年と知り合う。なぜかほおっておけず、少年を国境まで連れて行こうとするアレクサンドレ。しかし帰ろうとしない少年に彼は最後の一日を少年と過ごそうと思うのだった・・・

死期を感じ、過去へと回想をめぐらす作家。亡き妻の手紙は、彼への思いに溢れ、彼はそれを気づかなかった自分をなんと思っただろう。
少年には明日がある。でもその明日は生ある明日とは限らない。彼の明日は不安に満ちている。
そんな二人が「明日」という永遠(いや、明日は永遠ではないのかも。むしろ過去こそ永遠のものかも)に向かう一日をともに過ごす。

印象的なシーンがたくさんある。
国境の金網にすがりつく人々(あれは死体ではないのよね・・)。
回想の中の妻の水玉のワンピース。
自らの結婚式で、見詰め合って踊る新郎と新婦。
言葉を買いにいく詩人。
そして最後のバスのシーン。

アレクサンドレと少年の乗るバスに乗り込んでくる人々。それは分かれようとしているカップルだったり、音楽をかなでる楽団だったり。
あの詩人だったり。
なんだかとても不思議な光景だった。なんだか「銀河鉄道の夜」なんて思い出したりしたの。
これらが何を意味するのかは分からない。それはアレクサンドレのこれまでの人生の何かだったのか・・・・
見終わってからいろいろ思い出したり、ああこういうシーンもあったなあって思えるような映画です。そういう映画って結構好きですね。

アルバニア系の少年たち・・ああいう少年たちがいること自体知らない自分が恥ずかしい。ギリシャに流れてきて、働いて、売買されて。どう言ったらいいのか・・なんとも言葉が出ません・・・



2003年08月09日(土) 「ファイナルディスティネーション」

2000年アメリカ 監督 ジェームズ・ウォン
キャスト デヴォン・サワ アリ・ラーター カー・スミス クリステン・クローク ダニエル・ローバック

高校の仲間たちとパリへ飛び立つ飛行機の中。
事故の予知夢を見てパニックに陥ったアレックスは数人とともに飛行機から降ろされたのだが・・飛行機は彼の夢のとおりに・・
命を取り留めた7人。でも彼のおかげで事故を免れたはずの7人に迫るのは不吉な「運命」の影。
未来は変えることは出来ないのだろうか?

前半、かなり面白いです。どうなるのかな?ハラハラしました。
SFだと思ってたんですよ。でいつエイリアンとか出るのかなって。あるいは誰が怪しいのかなとか。
それが!!あらっ!そうなんだとしたら〜。
ホラーなんですかね。これは。アイディアとかなかなか面白いと思います。

でも、でも後味悪いです。悲しいです〜。
悲しいのは嫌なんです。救いがないのはダメなんです。
ということで、これを観た日ちょっと落ち込み気味だった私はさらにどど〜んと落ち込みました。
まあ、他の日だったら、まだもう少し感想も違ったと思うんですけど。



2003年08月05日(火) 「パイレーツオブカリビアン」ネタバレ感想

「パイレーツ〜」またまた観てきました。試写会いれて3回目。
今回の感想は、かなりネタバレ含みますので、観ていない方は注意してくださいね。

もう、台詞とかだいたい覚えたので字幕を追わずに、ゆっくりと観ました。
キャラたちの表情とか、しぐさとか。なかでもやっぱりキャプテンのしぐさは、最初から最後までキャプテン「ジャック・スパロウ」で素晴らしいわね。
特に好きなのは、最初のシーン。沈みかけた船のマストに直立してやってくる。あの立ち姿は美しいわ。あれを観ただけで、もうカッコいいよね。
反対に最初は、うわっ、可愛すぎる(エリザベスのほうが絶対年上に見える)って思ったウィルは、どんどんたくましくなるのが嬉しいわ。バルボッサたちに襲われて、「何でもいいから詰めて撃て!!」っていうところにしびれました〜。
いつのまにか立派な海賊さん!?船底から脱出、バルボッサの船に乗り込んで銃を向けるところね、あそこもまた良いのよー。あの銃を持つ手が!!

今回特に注目したのはバルボッサとお猿のジャック。なんだか可愛いわー。残酷で情け容赦ないバルボッサ・・のはずが・憎めないわ。エリザベスの食事をじっと見ていたり、ジャックが食べたりんごをくやしそうに海に投げたり。
エリザベスの血でもとに戻ると信じていた海賊たちのあの「待っている」シーン。
あのあともとに戻ったかどうか、手下を撃ってみるバルボッサの、あの銃の撃ち方、あれなかなかいいのですよ。彼のキャラらしいというか。
ラッシュさま、素敵ですっ。

そうそう、こういう映画ではあんまり細かいところは考えないほうがいいのかなって思いながら、ついついミステリー好きとしては考えちゃうのが金貨の謎。
まず石櫃から直接盗った人だけに呪いがかかるってことなのね。なんでエリザベスに呪いがかからないのかと試写会観た後悩んじゃったわ。

それから呪いを解くにはどうしてウィルパパの血が?って思ったんだけど、そんな説明無くて。どこかの映画雑誌にはアステカの血を引く者って書いてあったけど、そんなことは描かれてなかったし。
とすると、あがないの儀式。あれには金貨を盗ったもの全員の血が必要だったのかなって。ジャックがウィルに金貨を投げた時、自分の血もつけましたよね。ジャックもあの時金貨をとったので、贖いをしなければいけなかったってこと?
そうするとバルボッサとその手下は贖いの儀式を済ませていたとしても、海のかなたに飛んでいったウィルパパの血が足りないってわけで。(ウィルパパもあの時は手下だったんだから)
でもそしたらウィルパパはその時点では「死なない」はずだよね。「2」で出てくる?
もしかして「2」まで謎は取ってあるとか。

理屈なんて抜きにして楽しい映画ですけど、ついつい考えちゃので書いてみました。
私はこう思うわ・・って方、ぜひ教えてくださいませね〜。




2003年08月04日(月) 「レッドドラゴン」

2002年アメリカ 監督 ブレッド・ラトナー
キャスト アンソニー・ホプキンス エドワード・ノートン レイフ・ファインズ
エミリー・ワトソン ハーヴェイ・カイテル フィリップ・シーモア・ホフマン

ハンニバル・レクターシリーズの第3作目。設定としては「羊たちの沈黙」の以前、まだレクターがクラリスと出会う前の話である。(ラストにクラリスとので出会いが想像される場面が出てくる)

オーケストラの演奏を聞いているレクターの姿から、この映画は始まる。彼の表情から想像される次の結末、そして、FBI捜査官グレアムの疑問・・・
このあたりが、この映画の一番怖いところだった。二人の対決はある意味、この映画のクライマックスともいえるくらい。

その後、一度はFBIを退いたグレアムが、再び担当した「レッドドラゴン」事件。
留置場のレクターを尋ね、犯人像の分析を依頼する・・このあたりの展開は「羊たちの沈黙」を思い出させる。相変わらずレクターは鋭く、そして留置場にいるのにもかかわらず怖い。

「レッドドラゴン」を演じるのは、レイフ・ファインズ。背中一面の刺青にはびっくり〜。裸で屋敷を駆け回る姿に驚き、本の絵をバリバリ食べる姿にも圧倒された。すごいわね〜、レイフ。
でも、この犯人は怖くなかった。むしろ悲しい。あんなに残忍な犯行をしたというのに。幼い頃に植え付けられたあまりにも大きなコンプレックス。それを克服するために自らを「神」にしなければならなかったのだろうか。けれど、盲目の女性リーバへの気持ちが、彼の中の「神」をモンスターだと気づかせたとき。彼は自分の中のふたつのものをどうすることも出来なくなっていく・・・

盲目の女性を演じたエミリー・ワトソンの見えないはずの大きな目がすごく印象的だった。ハーヴェイ・カイテルは、相変わらず渋くて、なにか一癖ありそうで。
グレアムを演じたエドワード・ノートン。彼の普通ぽいのに、中に秘めた潜在能力・・みたいなものが感じられて良かったわね。
この映画は、キャストがすごくいいと思う。

ただレッドドラゴンとグレアムのラストは、やっぱりああいう風に終わるのね。「羊たちの沈黙」「ハンニバル」は読んだけど、これは原作読んでいないので分からないけど、ああいう終わりは予想されててちょっとありきたりだと思った。

今回は出番は多くないけど、やっぱり一番怖いのはあなたですわ!レクター博士。
あらためてそう思いました。


 < 過去  INDEX  未来 >