パラダイムチェンジ

2002年08月31日(土) バーベキュー再び

今年2度目のバーベキュー大会。
メンツも前回とほぼ一緒。
友達夫妻が中国に行く前に、もう一回くらい遊ぼうよ、という事で
再び奥多摩に集合。

今回は五日市線の終点、五日市駅集合。
ただし、個人的にてっきり秋川でやるもんだと思っていたので、
秋川駅で途中下車してしまい、おかげで結局遅刻。
いやはや、思いこみっていうのは恐ろしい。

今回はカレーライスに挑戦らしい。
道具も羽釜と本格的。しかもシーフードカレー。
どうなることだと心配していたけど、ご飯もちゃんと炊けていたし
カレーもおいしく出来てた。

カレー煮込み中、何かをとろうとして眼鏡を鍋に落っことす
アクシデント発生。
ルーを入れる前でよかったけど、なんかどこかで笑いの神様でも
降りてきていたのかもしれない。

でも、7人で1升のご飯はいくらなんでも多すぎ。
流石に焼き肉まではなかなか入らなかった。

今回も周りをよそにお昼寝タイム。
おかげで前回ムラに焼けてしまったところも補われて、
完璧な土方焼け完成。

その後は友達とフリスビー大会。
これが結構はまる。
なかなか思ったところには投げられなかったりするんだよね。
でも、最後の方は、みんな結構いい線いっていたかも。

だんだんと夏も終わりに近付いているんだなあ、と最後は
しみじみとした、夕方を迎えてお開き。
この続きはまた来年。



2002年08月18日(日) フォッシー

今回は、舞台の話。去年からTVのコマーシャルでもよくやっていた、
フォッシーというミュージカルの話。

ミュージカルだけど、特にあらすじがあるわけではなく、ボブフォッシー
というアメリカの有名な振り付け師をトリビュートしたような内容の作品。
フォッシー自身がつけたダンスシーンの総集編のような舞台である。

でもって、これが面白かったのだ。

とにかくダンサー達の身体がよく動く。身体が柔らかいとかそういうこと
ではなく、一つ一つの動きに対して表情があるのだ。
だから、背中の肩甲骨付近の動きを見ているだけで全然飽きない。
ダンサー自身のくせをあまり感じさせない、しなやかな動き。
その美しさに思わず見とれてしまった。

今回日本に来ていたキャストが、バリバリの一軍なのかどうかはわからない
けれど厳しいオーディションを乗り越えた末のトップダンサー達なんだろう
なあ、と思わせるだけの説得力のある動きをしていたと思う。

ちなみに今回見たのは、これが楽日だったためか、大澄賢也がラスト、
ちょっとだけ出演していた。身体のキレとかは、とてもすばらしかった
と思うけど、残念ながら顔の大きさ、足の長さでは、どうしても外人の
ダンサーとは差があるような感じがした。

うーむ恐るべし、ブロードウェイ。

結局その後、ニューヨークキャスト版の公演DVDを買って、PS2で再生して
見ている。
もちろん、DVDでも、そのすごさは伝わってくるんだけど、やっぱり生の
迫力にはかなわない。
来年来たら、また見に行くんだろうなあ。



2002年08月17日(土) オースティンパワーズ・ゴールドメンバー

見たい見たいと思っていたら、その思いが高じてしまい、先行オール
ナイトで見ることにした。
たった一週間、早まるだけなんだけど、こういうのってやっぱり、
見たいときに見ておかないと、結局見なかった、なんてことに
なったりするし。

夏休みでうれしいのは、映画館がオールナイトで上映してくれること。
料金が変わらないんだったら、見たいときに映画が見られるのってやっぱり
ちょっとうれしかったりする。

さてオースティンパワーズ。結構好き嫌いが別れそうな気もするが、自分は
結構好きである。ちょっとHでおかしくて、笑える作品。
なかなか日本人ではこんな感じにはできないだろうと思うし。
おそらく日本人が作ったら、新春かくし芸大会のようなノリになっちゃうん
だろうなあ。

今回の舞台は日本。
と言うことで、過去の某ボンド映画やら、その他の日本勘違いものをうまく
パロディにしている。
いわばパロディのパロディ。
ただし、ちょっとだけネタバレすると、字幕ネタは、日本語ではなく、
他の言語だったら日本人も楽しめるのかも。日本語わかっちゃうと落ちは
やっぱり台無しだったかも。

そして、今回の目玉はなんといっても、超、超豪華スターがてんこ盛りの
特別出演。
トムクルーズ、グゥイネスパルトロア、スピルバーグ、ダニーデビート、
ブリトニースピアーズ、そしてジョントラボルタ。
彼らがどんなシーンに出るのかは見てのお楽しみ。

っていうか、それだけのために映画を見てみても、絶対に損はないかも、
と思わせる内容でした。

そして何より、今回のヒロイン役、デスティニーチャイルドの女の子も
超かわいかった。
ヒロイン役がかわいくてセクシーだったりすると、なんでこんなに
うれしかったりするんだろう?

最後に一言、オースティンパワーズ役のマイクマイヤーズを見ていると、
おっはーの山ちゃんこと山寺宏一の顔が目に浮かぶのは自分だけ
なんだろうか?



2002年08月04日(日) ピンポン

ペコはヒーローって信じる?

映画ピンポンを見に行ってきました。公開になってから、一週間
以上経ったのに、未だに劇場が混んでいる映画です。
行ってきた映画館は、テアトル新宿。
とりあえず、始まる時間の数時間前に整理券をもらわないと、
立ち見どころか、劇場に入れません。

4時に映画館に行って、夜の9時20分からのレイトショーの
整理券をもらい、開始30分前に映画館にもどってみると、
入り口付近はもうすでに行列。

30番という比較的早めの番号だったんで、楽々いい場所を確保
することができましたが、200席くらいの小さな劇場なので、
整理券の最後の方の人はどうやら立ち見をしていた様子。

映画「ピンポン」は、漫画家、松本大洋の原作を映画化した
作品で、卓球青春映画といった感じでしょうか?

この映画、はっきり言って面白いです。
全5巻からなる原作のエピソードを再構成し、濃縮することに
成功した脚本と、現代の魔法、CGを使うことによって可能に
なった、原作のテイストを感じさせる画づくり。

そして卓球のシーンで、あたかもシンクロし一層のドライブ感
を感じさせてくれるテクノのBGMの気持ちよさ。

特に画づくりに関しては、原作そのままではなくても、
アングルなど、松本大洋的な画面づくりを心がけています。

この映画、監督が以前、映画タイタニックでも、CG参加していた
事が話題にのぼるように、例えば卓球の大会のシーンなどで
CGが多用されている事に、話題が集中した感じがありますが、
個人的には、原作のテイストそのままに映像化していることの
方を評価したい感じです。

そしてその画面の中で、主人公のペコ役の窪塚洋介をはじめと
して、個性的な役者さん達がのびのびと、所狭しとかけずり
まわり、原作のキャラクターに命を与えてくれています。

個人的に気にいった役者さんは、アクマ役の大倉孝二、ドラゴン役
の中村獅童。大倉さんは舞台で見ていてもうまい役者さんですが、
この二人のトイレのシーンは、それだけで一つの舞台をみてる
ようにいいシーンでした。

そしてある意味原作以上の活躍をする、竹中直人、夏木マリ。
夏木マリは、原作とはイメージが全然違うのに、しっくり来るのが
とても不思議。
そしてなにより、この映画の助演男優賞は、部長役のお兄ちゃん
でしょう。いやあ、笑わせてもらいました。

あなたのそばに、かつてヒーローはいましたか?
ある意味ライバルだけど、いくらやってもなかなか勝てない、
ある意味、あこがれの存在。

もしもあなたに才能があれば、彼に近付くことはできるかも
しれません。でも、もしも才能がないと気づかされてしまったら。
あこがれの存在の人が、自分とは違う人を認めてしまったら。

そして近付いてしまう事で、自分のヒーローを見失ってしまったら

そして逆の立場で、誰かに憧れられていることが、いつの間にか
無言のプレッシャーになって、気がつかないうちに逃げていた、
なんて事はありませんか?

また最初は好きで始めて、そして幸運にも成功をおさめたとして、
その好きだった最初の気持ちを、いつの間にか忘れてしまって、
どこか苦痛になっていたりすること、ありませんか。

もしも、あなたがその最初の好きだった時の気持ちを思い出す
ことができたなら。
あなたはもう一つ高いところを飛べるかもしれません。

この映画を見て、昔の友達のことを、そして大した意味もなく
没頭していた頃のことを思い出しました。
身近なライバルが親友だった頃。あつはなつかった気がします。



2002年08月01日(木) バーベキュー

今日は友達と一緒にバーベキュー。
場所は奥多摩。
ちなみに30代以上という、なかなか平均年齢の高いメンバー
構成である。

もともとは、以前勤めていた病院のスタッフ仲間。
その内の1人が、その後中国の大学院に留学してしまい、しかも
結婚までして、北京に住んでいる。
彼らは一年に2回しか帰ってこないので、その時に集まって飲んだり
しているのだ。

という事で今回は奥多摩の渓谷でバーベキューという訳である。
ちなみにこのメンツ、現在は誰1人として車を持っていない。
なので道具、および食材は参加メンバーが電車で運ぶしかないと言う
なかなかエコロジーにも気を配った会なのだ<負け惜しみ。

そして自分の担当はバーベキューセット。
コロコロと転がせる旅行用のカートに乗せて、えっちらおっちらと
運ぶ。
ちなみに奥多摩だと、中央線を下るかたちになるんだけど、
平日の朝方、逆方向だからラッシュアワーはないけど、通勤客の
間でバーベキューセットを運ぶのは不思議な感覚である。

今回の場所は川井駅。青梅線が単線になり、終点近くの無人駅。
奥多摩に来るといつも思うんだけど、ここが東京だっていうのが
信じられないような光景が目の前に広がっている。

個人的に、昔から奥多摩の風景は大好きである。
もともと近場の海水浴場よりは、山というか、川の方が好きだから
かもしれない。

そこは都心とはかけ離れた異境の雰囲気が漂うから。
つまりは人混みから解放されるのが、とてもうれしかったりする。

冷たい水に足をつけて、横になって山の木々が風に吹かれて表情を
変えるさまを眺める。
これだけでも何よりの贅沢な気分になるのに加えて、
外で食べる食事は、やっぱりおいしかったりする。
尚かつ、やっぱり安いし。

今回は友達が天幕を持ってきてくれたのが何より重宝で、
おかげで思う存分、ぐっすり眠れた。

一日中外にいたおかげで、中途半端な土方焼けになってしまったけど。
それも含めていい思い出が出来たと思う。

久しぶりに夏らしいことしたし♪

これは余談だが、翌日はすごい雷が関東中を覆い尽くした日だった。
よかったよ、前日に行っておいて。


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