はるにわ
by山助


2004年11月26日(金) カレンダーガールズ

夫を亡くした田舎の主婦が、その悲しみを紛らすために病院への寄付資金あつめとしてヌードカレンダーを作るという話。

ちょっと見たかった映画で、今度リバイバルであるというのは知っていたけれどまさか今日が最終日とは…。見にいかねば。
ということで見てきました。
そろそろ映画館に行かねばという頃になって激しく空腹を覚えたので久しぶりに蜂楽饅頭を買ってみた。ようするに回転焼きですが、がわはもちもちあんこがみっちりなのです。うまい。

映画は、普通に面白かったです。あの年で喧嘩できる友達って良いな。
ポイントは舞台が田舎だということだと思う。
友人の息子が学校帰りにやたらと景色の良い、というかいったいどういう状態でいるのか激しく不安になるような崖っぷちに座っておしゃべりしてたりするのでいつ落っこちるかと気が気でなかった。
母達は見渡す限り羊だけといった小高い草原でそろって太極拳したりするし。
あんなところでやったらさぞかし気分がよいだろうなぁ。でも実際住んでる人はあたりまえと思ってるんだろうなぁ。

横に座ってた二人連れのおばはんがなんか最初からウケまくってた。私の二倍は楽しんでいたようで。なんか悔しい。



2004年11月20日(土) ビッグバンド見た。

つてでタダ券をもらったので、ビッグバンドジャズを見にいきました。

やっぱトロンボーンで行こう!と思ったので、なんとか音を聞き分けようとしてみたけれどもまったくわからず。
合間を縫うよに突き抜ける高い音はきっとトランペットだろうけれども、ボーンってどこ吹いてんの?

社会人バンドの人なので、普段は別の仕事をしているのだろうと思うのですが、長髪のトランペッターが事あるごとに髪をかきあげるので笑えてしょうがなかった。
ソロで前へ進み出て、す、と髪をかきあげおもむろに構えるという一連の動作だけみるとなかなかかっこよさげなのですがいかんせんもって生まれた素質というものが。もう一人のソロペッターと仲が良いのか、始終じゃれていたのが印象的でした。よかったなぁ、仲良しができて。

とりあえずスウィングガールズで使われていた定番曲を生で聞けて楽しかった。
歌い手のお姉さんが、ちょっとジャンル間違えたかっこうしてたけども。
あなた頭大きいんだからそんな大きな頭飾りつけちゃ駄目です。
タイトなミニドレスとバランスが悪いったら。

あと、サックスの左の人のほっぺたの膨らみ方が半端じゃなかった。
そりゃもう漫画じみて膨らんでた。やわらか頬肉。



2004年11月10日(水) 2046/ハウル予告

水曜日は映画の日。に行ってよかった。1800円だったらちょっとねぇ、という感じ。香港・中国・フランス・イタリア・日本合作らしいけど各国これでよろしいのですか。
インファナルアフェアの時もだったけれど香港映画は台本が無いという言葉がしきりと浮かんだ。

ストーリーは、要するにトニーの恋のエトセトラなんでトニー・レオンを堪能するつもりで見ると良いというか、トニーファンでなければそう面白いもんじゃないというか。
似たようなシーンが繰り返しあるから、我慢しきれずに寝ちゃった。

思ったこと:アイメイク大切。チャン・ツィーイーは、けして美人じゃない。うちの親戚のおばさん、フェイ・ウォンに似てる。なんでキムタクだしたんだろ。


そうそう、ハウルの動く城の予告見たんだった。
スウィングガールズのときにも見たけど、あのときにはカルシファー、もしかして寝たきりばあさんにアレンジされちゃったの!?という疑惑にろくにハウル見てなかったけど、改めてみるとハウル色っぽい。ナウシカのクシャナ皇女くらい色っぽい。いままで宮崎アニメ女の子が素敵過ぎて男の子にときめいたことってあまり無かったような気がしますが、今度ばかりはめろめろの予感です。だって鎖骨が。

ソフィーがもっと腰の曲がった愛すべきちゃっきり婆さんを想像してたんだけど、とか、ええーなんかシリアスな話っぽくなってるよー、とかそんなんどうでも良くなってきました。
ひとまず原作は忘れよう。
ハウルが、彼が、十分にヘタレであるならば、それでいいじゃないか。そんな気持ちです。…どうかただの美形に堕ちませんように。



2004年11月05日(金) バッテリー感想

あさのあつこ原作「バッテリー」のラジオドラマの再放送を聞き逃したー!!!
今日が最終回だったのに!巧がちょっと改心するとこなのに!
まあ5〜7話までは聞けたからいいか。豪、以外に声高いのな。中1だもんな。
監督が初対面で青波の可愛らしさにほんわりする場面がなかったのが残念。アレ大事な場面だったのに。

そういえばバッテリー(小説)の感想書いてなかった。
結構前に読んだ上に読み終わった直後に二次創作読んじゃったせいで、記憶があいまいになっちゃった。おミズが門脇君に土下座を強要する場面って原作だっけ?

児童書で、少年野球ものです。
ひぐちアサの「おおきく振りかぶって」を読んだ後だったので、うっかりと「バッテリー組む前にはキャッチャーはピッチャーに好きだって言わなくっちゃいけないんだ」とか思い込みそうです。
ひねくれた天才ピッチャー巧君と素朴で人当たりの良いキャッチャー豪のほのぼの友情ラブ話かと思いきや、巧があまりにも世間知らずなお姫さんなので豪の手におえずハラハラです。
もう、テーマソングは及川光博「フィアンセになりたい」だよ。息苦しい。
以下歌詞一部抜粋。
 
『そばにいてもっと近くにその一言が出てこない
 あきれるほどわがままになれたらいいのに

 言葉よりも確かなもの肉体よりも曖昧なもの
 見つからなくて二人かすり傷増やして
 もうはしゃがないでこれ以上
 僕より楽しそうな君を見るのが苦しいのは何故だろう?

 いっそのことフィアンセになりたい』

つか、3巻で試合相手のおミズこと瑞垣くんが出てきて巧を姫呼ばわりした挙句「マヨネーズかけて食っちゃいたい」などと目を疑うようなことを言い出したおかげで脳内回路が一気にアレな方向へ向かったような?でも大好きです、瑞垣君。作中で一番好きかも。
あと、海音寺先輩。校長に抗議したあとでくるりと軽やかに身を翻したその一行で一気に惚れました。ショートの守備を思わせるような見事な身のこなし。くるり。

とりあえず、森絵都の「DIVE!」で要一くんが好きな人はきっと巧も好きだと思います。そして大島コーチが好きだった人はきっと海音寺先輩を好きになるに違いない。要一君のほうが精神的に危なげないけどね。巧はナイフのようにとがりすぎててパキンと折れちゃいそうだよ…。


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