つれづれ
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2002年08月30日(金) 前髪

ましろは普段、眼鏡です。
眼鏡かけてるとき、前髪って気になりません?
わたしはめちゃくちゃ気になる方です。眼鏡汚れるし。

今朝、伸びすぎた前髪にどうにも耐えられなくなり、美容院に電話。

「前髪だけ切ってもらえませんか?」

中学生のようだと笑われました。
でもでも。。髪切って貰ってから会社に行こうと思うと、前髪だけ
とかにしとかないと終わらないような気がするのですもの。。

そんなわけで今日は美容室経由で会社に行きました。
前髪切って貰ったので視界すっきりです。


2002年08月25日(日) 新玉川温泉

大曲で花火を観終わったあと、泊まったのがこちらの温泉。
すごいです。源泉のpH1。強酸性です。

ほんとにまじめに湯治に来るような人がいる施設のようで、なんと「入浴
相談室」なるものが設置されていたり、看護士や医師が常勤でいたりします。

お湯が強酸性なので、過度の入浴は危険を伴います。
打たせ湯のところなんか

「皮膚がただれる可能性がありますので注意してください」

という表示がありました。。
他にも、源泉に入るのは一回に5分が限度とかお湯の中で皮膚がぬるぬる
してもお湯の中ではこすらないようにとか一度の入浴は20〜30分程度でとか
おそろしく細かい注意書きがみられました。

入った後、肌も髪もつるつるになったのですが、これって。。ケミカルピーリング
したのと同じってことですよね。薄く表面が溶かされた、という。。
つるつるは嬉しいのですけど、ちょっとコワイ(笑)


2002年08月24日(土) 大曲競技花火大会

ましろは、花火が大好きです。
線香花火も好きですが、やっぱり打ち上げ花火が好き。
毎年、いくつもの花火大会を観に行きますが、中でもいちばん楽しみ
なのが秋田県大曲市で行われる競技花火大会。

観てて、わくわくするのだ。。


今年も、花火自体の出来はよかった。
しかし、その観覧はかなり苦行に近かった。。

なんとなれば、今年は断続的な雨と戦いながらの観覧だったから。
花火と稲妻の共演は、少々スリリングすぎです(苦笑)
山登り用の雨具を持って行って、ホントによかった。。


2002年08月22日(木) HAPPY BIRTHDAY

お誕生日おめでとう〜。
これから3週間分だけ、同い年ですな。。

あなたにとって、実り豊かな年となりますように。


2002年08月21日(水) 理由

宮部みゆきさんの作品。朝日文庫刊。
直木賞受賞作。

もともとはこの作品、朝日新聞に連載されていた新聞小説である。
毎日次のページを読むのが待ちきれなくて、新聞で読むのをあきらめ、
文庫になるのを待ち望んでいた。

文庫にしてはけっこうな量。(京極夏彦さんほどではないけども)
でも、ほとんど一気に読めた。面白かった。

ルポルタージュの形式で書かれた文章が嫌いな人には向かない小説かも
知れないけれど、傑作と言っていい出来だと思う。
事件が起きる理由は、何かひとつのことではない。きっかけにはさらに
それが起きるためのきっかけがあり。。と遡っていくと、膨大な数の
人の、様々な事情が特別なタイミングでからみあった結果なのだな、と
感じさせられる作品だった。


2002年08月20日(火) 冷たい密室と博士たち

森博嗣さんの作品。講談社文庫刊。

今回は萌絵ちゃんが活躍。
森氏の作品は、割とヒントがわかりやすい。
事件の経緯を読んでいる途中で犯人は分かってしまうような作り。

犀川&萌絵シリーズを読むと、犀川先生みたいな先生に出会いたかったなー
と思う反面、出会ってしまっていたら社会人になってなかったなーとも思う。
高校生の時に読んでいたら入る学科が変わっていたかも(笑)


2002年08月19日(月) 台風の風に乗って

朝、高知の空は晴れ渡っていた。
それはもう、雲一つない青空。
水色の絵の具をぶちまけたような。

高知空港から伊丹へ。
こちらは、雨。

伊丹から羽田へ。
これまた、雨。しかも、台風の端をかすめることになったのか、揺れた。

その上。
隣の席に座った男性の抱えていた子ども、わたしの何が気に入らなかったのか、
はたまた何が気に入られたのか、・・わたしが眠ろうとすると、奇声を上げる。
うつらうつらとする度に起こされる。これの繰り返しって。。拷問ですな。
少しずつ眠ったはずなのに、羽田に着く頃には疲れ倍増。

・・あぁ、疲れた。


2002年08月18日(日) 告別式とそのあと

実は、遺体がまだお骨になっていない状態で行われる告別式に出るのは
初めてでした。うーん、今回はなんだか初めてづくし。

しつこいようですが、神式だし。祝詞って祝いの言葉って意味なんじゃ
ないかと思うのですけど、お葬式でも祝詞、なんですよねぇ。なんだか
不思議。あと、お葬式に送る花輪。あれって、棺の中に入れる手向けの
花なのですね。。

告別式の後は斎場へ。
ここで荼毘に付すわけですが、人って焼けるのに2時間もかかるんですねぇ。
後で聞いたところによりますと、斎場の窯の性能によってかかる時間は
いろいろのようです。15分ほどで焼けてしまうところもあるのだとか。


骨ばかりになるまで焼いた後、文字通りに骨を拾います。
竹なのかな?材質はよく分かりませんが、菜箸みたいに長い箸で。
年輩のご婦人にはよくあることとなのだそうですが、ほとんどの骨は
ぼろぼろ。下手につかむと崩れます。
絶対骨粗鬆症だったに違いない。。


焼けた骨を骨壺に納めたところで、あぁ、おばあちゃんは居なくなったんだな、
と腑に落ちたような気がします。
葬送の行事というのは、残された人が残されたことを受け入れるための
行事なのですね。


2002年08月17日(土) 通夜

身内の通夜、というものに初めて参加した。

末期の水をあげて、手を合わせる。
神式だから、二礼二拍一礼。
ただし、柏手を打つ際には音を立てないようにする。

その後は、蝋燭の火と線香を絶やさないために徹夜。
滅多に行き来のない親戚たちとたくさん話せたのが少し嬉しかった。
しかし、亡くなった祖母にまつわる思い出の少なさも実感。。


2002年08月16日(金) 死は、いつも不意の客。

祖母が亡くなった。

15時頃、仕事していたら珍しく携帯に着信。実家から。
なんじゃろ?と出ると、少しぼうっとした声の父。
祖母が亡くなった、という知らせだった。

87才、といえば大抵は何か持病を持っているものだけど、内臓疾患とは
無縁の人だった。大腿骨を折って入院した先の病院で亡くなったそうだが、
病死と言うよりは大往生としたものだろう。

今日は友引だから、明日が通夜、明後日が告別式。
とりあえず、移動の手配をしなくては。


2002年08月14日(水) 浪花少年探偵団

東野圭吾さんの作品。講談社文庫刊。

どうも、わたしの中で宮部みゆきと東野圭吾の作品は、ほぼ同じ傾向を
持つものとしてカテゴライズされたようだ。
浪花少年探偵団は、宮部みゆきだと「ステップファーザー・ステップ」
あたりに近い作品。ただし、宮部みゆきの作品に江戸下町テイストが漂う
とすると、東野圭吾作品には大阪の下町(それがどこなのかいまいち
分からないけど)の雰囲気が漂う。

短編連作ものと言うこともあって、今まで読んだ東野圭吾作品とは一線を
画する作品だが、このシリーズは気に入った。
続刊希望。あるのかな。。


2002年08月13日(火) グインサーガ86 運命の糸車

栗本薫さんの作品。ハヤカワ文庫刊。

ついにイシュトヴァーンとグインの対決。
・・つーか、対決じゃなかったですね(笑)
教育的指導、ってかんじでしょうか。

しかしナリス様、なかなかグインに会えませんなぁ。


2002年08月12日(月) 魔球

東野圭吾さんの作品。講談社文庫刊。

これ、傑作です。
宮部みゆきさんの「龍は眠る」とか「レベル7」を読んだあとのような読後感。
ぞくぞくしました。ひさびさの快感。

これがあるから、読書は止められない。。


2002年08月11日(日) ナンジャタウンを歩く。

ナンジャタウン。ご存知ですか?
池袋のサンシャイン文化会館の中にある、室内型のテーマパークです。
三毛猫の「ナジャヴ」がメインキャラクター。

折しも7/19に「餃子スタジアム」がオープンしたばかり。
例年、夏休みにはお子さまの団体がやってくるので園内は大変な混雑に
見舞われるのですが、今年はそれだけではありません。餃子とビールに
つられた大人の群れもいるのです〜。。

でも、餃子スタジアムに人気が集中しているおかげでアトラクションは
遊びやすかったかも?
今回は、遠方から来ている友人を連れて行ったので、続き物になっている
アトラクションは敢えて避け、一度で終わるアトラクションで遊びました。
遊んだのは

・トレビヴァンジェーロ
・ナンジャビザ(餃子スペシャル)
・もののけ探検隊
・開運福猫神めぐり

くらい。書き出してみると案外遊んでないなぁ。
でも、なんかすごーく歩き回った足になってます(笑)


2002年08月10日(土) 世界最大の恐竜展、東京湾華火祭

今日は、・・・暑かった。

陽射しは例によって例のごとく刺すような痛みを伴って降ってくる。
日焼け止めは塗っていたけれど、日傘は持っていたにもかかわらずほとんど
使えなかった。なんとなれば、今日は海浜幕張と台場という海沿いエリアで
日中のほぼすべてを過ごしたので、海風に負けたのだ。。


朝、最初に出掛けたのは幕張メッセで開催中の「世界最大の恐竜展」。
会場はたしかに大きかったけれど、展示物も大きかった。なかなか壮観。
しかし、夏休みの週末はあまりに混雑がひどく、なんだかせかされるように
して会場を出てきた気がします。
も少しのんびり眺めたかったなぁ。


東京湾華火祭は今回初めて観覧しました。
いや。。すごいですね、ひとの混みようが。
朝の海浜幕張もなかなかのものでしたが、台場の混みようはそれを越えて
いました。。。

花火それ自体は。。台場から眺めると少々遠いように感じました。
先週の長岡が近かったせいか、なんかえらく小さく感じられました。
次に行く機会があったら是非晴海で観られるようにしよう。。

で。このニンゲンたちが一気に動き出したら帰れなくなる、と早めに動き
出したものの、同じことを考える人もそれなりの数いたようで。
ゆりかもめに乗るまでに30分少々もかかりました。しかも、中はすし詰め。
かーなーりー、うんざり(ため息)


2002年08月06日(火) すべてがFになる

森博嗣氏の、あまりにも有名なデビュー作。講談社文庫刊。

実はこの本、薦めてもらったのはもう一年半ほども前なのですが、なんとなく
手が伸びないままにこれまで過ごしてきました。
結論から言うと勿体ないコトしたかも知れない、です。

実に読みやすかったです。実質二時間かかったのかな。。
素麺を頂くように、つるつるっといただいてしまった感じ。
わたしにとっては赤川二郎さんの作品に近い印象かな。。

ミステリと言うにはちょっと謎解きがもの足らない感じではありますけど、
ミステリ風味の現代小説として読むなら十分及第点。これから読む作家さんの
一人にラインナップされること確定。


2002年08月05日(月) 学生街の殺人

講談社文庫刊。東野圭吾氏の作品。

ひとことでいって、悪くない。
これまで読んだ2冊(放課後、卒業)よりずっとよかった。
分量はあるけれど、すいすい読み進める感じ。

工学部を出て製造業に就く、という道に疑問を感じてふらふらしてる、という
主人公にちょっとだけ嫉妬した。


2002年08月02日(金) 雷雨のあと

昨日の日記で触れた壊れてしまった自分の携帯、今日ドコモショップに
行って修理依頼してきました。調査&修理で\7000ですって。はぁ。

代替機として借りたのがN211iなんですが、同じNでも50xシリーズとは
若干操作体系が違うんですね。
この、微妙に違うってのがひじょーに使いにくい。。。
早く返ってこないかな、携帯ちゃん。


しかも、雷雨の爪痕はそれだけではありませんでした。
会社にいったら、電話は通じない、LANは孤立している、という有様。
ネットと電話。。ないとほんとに仕事にならないものなんですね。


2002年08月01日(木) 雷雨

大変な雷雨でした。
バスに乗るときぽつぽつと雨粒が落ちてきてて、あぁ、今から降り出したら
降りるまでには止まないかもな、とふと思いました。でも、バスに乗るのを
やめてドアの前まで行ってもらえるタクシーにしようとも思いませんでした。
今から考えるとこれがとっても愚かな選択。

バスに乗って何秒も経たないうちに、空が真っ白になるほどの稲妻。
間髪おかずに雷鳴。・・絶対何カ所か落ちたに違いない。そして耳を聾する
大粒の雨の落ちる音。バスの中には、耳をふさいでいる人がいっぱい。

バスを降りたら、そこは道ではなくて川でした。
もしかしてここはワジ(枯れ川)だったんですか?

折しも、今日はサンダル。
眼鏡かけたまま歩けないほどの激しい雨の中、じゃぶじゃぶと水の中を歩いて
帰ってきましたよ。これで近くに雷落ちたら多分わたしこんがり焼けて死ん
じゃうわよねぇ、とか考えながら。着てた服は下着までぐっしょり。ことに
ジーンズは重かった。。

部屋についたらとりあえずはお風呂。
停電したおかげでボイラーのスイッチが切れててちょっと水浴びしてしまい
ました(涙)
ともかくも温まって出てきたら、玄関はこの部屋には半魚人でも来たんですか?
というかんじの水たまりがそこここに。そんなわけで時ならぬ拭き掃除をして
終わってから気付いた悲しいこと。

・・・携帯のHOLDボタン、壊れてる(泣)
電話、かけられるけど切れない。。


ましろ