| 2008年07月04日(金) |
出版記念の集いを行います。 |
ご 案 内
出版記念の集い
『日本における多文化共生とは何か―在日の経験から』
『日本における多文化共生とは何か―在日の経験から』が出版されることになりました。【出版社：新曜社、予価：２２００円】
出版を記念して、昨年７月の「『共生』を考える研究集会−上野千鶴子さんを迎えてー」に続いて、出版記念の集いを行います。当日、本の販売も行います。
新自由主義の時代といわれる現在では、社会的格差が拡大する一方で、日本では外国人との「（多文化）共生」が強調されるようになってきました。この「共生」やそれと同様のニュアンスをもつ言葉（「協調」、「共同」など）は、マイノリティとしての外国人だけでなく、女性、障害を持つ人を対象に、あるいは企業内での労使関係においても使われるようになり、国政、地方行政、教育、組合、経済界などの場で語られるようになっています。
「出版の集い」では、作家の高史明さんから「戦後の根本課題について」（仮題）と題した特別講演があります。そして本の執筆者からの発題、研究者からの問題提起を受けます。
「共生」が社会的弱者を「格差社会」の中に埋没させるのか、あるいは問題を解決する「開かれた社会」を作り出すことになるのか、新自由主義の時代において「共生」がどのような実態を生みだしているのかを直視しながら、学問と運動の場を越え、皆さんと議論したいと考えております。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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〇日時：０８年７月２１日（月） 午後２時−５時半終了予定（午後１時半開場）
〇場所：川崎市教育文化会館 第１〜第３学習室
川崎市川崎区富士見２−１−３ ＴＥＬ０４４−２３３−６３６１
※参加費：１０００円（資料代含む）
（出版記念の集い終了後、交流会を予定）
＜集会プログラム＞
第一部 特別講演
高 史 明（作家）
「戦後の根本課題について」（仮題）
第二部 パネルディスカション
「新自由主義の時代における多文化共生について」
【報告】
小沢弘明（千葉大学教授 中東欧現代史）
塩原良和（東京外国語大学准教授 国際社会学）
【執筆者から】
上野千鶴子（東京大学大学院教授 社会学）
朴 鐘 碩（日立製作所勤務 日立就職差別裁判元原告）
加藤千香子（横浜国立大学教授 日本近現代史）
伊 藤 晃（千葉工業大学教授 労働運動史）
崔 勝 久（会社役員 元ＲＡＩＫ主事・社会福祉法人青丘社理事）
�� 慶 姫（保育士 元桜本保育園保育士）
連絡先
主催:７・21出版記念の集い実行委員会
横浜国立大学教育人間科学部 加藤千香子研究室
tel/fax045-339-3436
ckato@ynu.ac.jp
外国人への差別を許すな・川崎連絡会議
tel044-599-1447 fax044-599-0609
Skchoi7@aol.com
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