つぶやきダイアリー
だってこの一日はやっぱり一度しかないのですから。。
明日があるさとは言っても書けるときに書こう!
それでは、私の日常大暴露大会。

2005年08月24日(水) 右手の刃物


2001.8.19.(昔、書いた詩)


右手の刃物

何もつくらないでいて
宙をみつめていて
それでも何かが生まれるのは
どんなとき?

言葉の力が
剣よりも強いって
昔、先生から聴いたことがあった
だから信じていた

くしゃくしゃに丸まったノートの
走り書きが雨ににじんで
消えてゆくのを見ていたら
そんなことは嘘だと思った

日付が変わっても
ペンを走らせているうちに
朝日の色が変わっていくのを見て
もう一度それが本当だと思った

雨なんてやまなくてもいい
ちっぽけな言葉洗い流してもいい
剣よりも鋭いものが今
私の部屋で淡く光を放ち始めているから



2005年08月21日(日) しし座の満月

見上げれば、
月が、星が、
わたしを見つめていました。

やさしく、そこに
またたいていました。

なぜか、涙があふれてきました。

悲しいならば、いいんだよ。
腹がたつなら、いいんだよ。
思いきり、泣きなさい。
それも、あなたなのだから。


― 忘れたはずだったのに、
  忘れてなかったんだ。


月は虹のようにかがやいて
思いきり、私をてらしてくれました

畑の石に腰かけて、
やさしい光を受けながら、
月を見上げて、泣きました

ありがとう、と言いながら、
月に寄り添い、泣きました


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