今日は映画、「ビルマの竪琴」をレンタルして観ました。厳しい戦地の中でひとときのやすらぎと心の交流をもたらすものは、竪琴の音色と、歌だ…歌の力のつよさを感じた。しかし、ビルマに残って戦死者の霊を弔うことを決心した水島兵士は、最初こそ理解できないが、魂の何か尊いものを感じ取ったのだろう。それがビルマという地であるからこそ起こったできごとだと思った。音楽をつかさどるものは魂に近いところにいるのではないか。

一日、英訳の宿題をしていたら、英単語がおどろくほど頭の中からぬけていることに気づいた。受験時代にあんなに必死で覚えたのに…（遠い昔の話）でも、単語を思い出すたびにちょっと視野が開ける気がするので、これはつらくとも続けたほうがいいと思った。

池袋のロフトにいって、今年の手帳を買った☆今年はオレンジ色の、
インディアンテイストの柄を選んで、ナチュラルに自然にルーツにもどる
願いをこめました。

高円寺のペンギンハウスへ忘れ物のマンドリンをとりにいって、ライブを
見たら、何やら闘志のものがめらめらと湧き起こって、この闘志はどこからくるのか、私の倒したい敵は誰なのかについて考えた。敵は自分の中にいる・・
そして、自分の外にもいる。いつかまた果し合い！

三浦半島の、「油壷マリンパーク」へ行き、イルカとアシカのショーをみた。
いつも、イルカには乗りたくなる・・・一度でいいから乗りたい。
そういう場所はないのだろうか。あったら情報ください。それから魚に
かこまれて幸せだった。生命を生んだ海にこんなにいろいろな魚が
いるのだから、人間もいろいろなのがいて、いいはずだ。そして東京へ
もどってきて、一人で部屋にもどったら、無償にさみしくなった。

家族と従妹とで、群馬を出発して、三浦半島へむかった。
途中、ランドマークタワーに皆でのぼったら、何か、いつも
来ているランドマークタワーとは全然別のものに感じて、
「都会にはこんなものがあるのかー」と、群馬から来た人で
ある感覚がして、うれしかった。
新鮮な気持は忘れたくない。
夜、海に面したホテルに泊まり、満天の星を眺めていた。

家事をしたり、ピアノを弾いたり、猫と遊んだり、自宅生活を満喫
した。夕方には、群馬で私が幼少のころからレッスンを受けていたピアノの
恩師に会いにいき、弟と３人で思い出話などをしながら、お茶をのんだ。
夏に群馬でミニコンサートをしましょうというお話を提案頂き、嬉しかった。
群馬の地に対して、少しづつでも、自分の音楽を持ちかえっていきたい。

昼は友達の家に行き、高校の仲間たちとひとときの同窓会気分を
味わった。そして夜は、毎年恒例の新年会。実家に、親戚一同が
集まり、祝宴をする。私が生まれたときからずっと、参加している。
小さい頃は、父母、そして叔父、叔母の席が遠く感じたのを思い出した。
そしてこの席を毎年心待ちにしていたものだ。いつの頃からか、
それを、宴会として客観的にとらえられるようになった。
でも、今年のお正月は、節目の年だけあって、昔のことをずいぶんたくさん
思い出した

2003年が明けた。雪のお正月。お昼ごろから、家族で初詣。
今年は、伊勢崎へいった。おみくじは大吉。今年は運気が良さそう。
午後から、母方の実家へ新年のご挨拶へいった。祖父と祖母は、元気
であったが、２年ほど前に会ったときよりも、ずいぶんと小柄になっていた。
祖母が、私の手をとって、泣いた。幼い頃に、私の面倒をみてくれた、
祖母。私は涙をこらえて、心の中で、ありがとう、と言った。小さいころに
遊んだお寺は、昔のままだった。よく連れていってもらった駄菓子屋がまだ
あるかどうか見に行ったが、軒先に形跡だけが残っていた。
人は変わる、街も変わる。しかし、心だけは変わらないでほしい。永遠に。