風にふわりと 〜こころのすきま〜
誰かの生き方を格好いいと思うたび、 自分の先の生き方が不安になる。 わたしは今、スタートラインに向かう途中。 彼はたくさんのものを失ってきた。 そのかわりに得たものに、 彼が満足しているかどうか、わたしは知らない。 ただそのあまりに潔い生き方が、 わたしの心をしめつける。 わたしは自分を納得させられるような生き方を、 これからしていけるのだろうか。 何を得て、何を失ってゆくのだろう。 彼や他の誰かの生き方を、真似る気などない。 わたしだけの生き方を見つけたい。 考えるだけでなく、 実際に行動することで得られるもの。 わたしは今、スタートラインに向かう途中。 迷っている暇はないのだろう。 今、理想とするスタートラインに、 ひたすら走っていかねばならない。 でも、スタートラインはスタートラインで、 最終的な目標ではないのだから、 彼に負けないような生き方を、 していければいいと今思っていること、 ここに記しておこう。 2003年09月27日(土)
モノは先人から学んだようにしか わたしは見られないと 今日授業でならったんだ 嬰児の瞳に映る混沌が 分節されてゆく過程を想像した 君の横顔見つめていた きれいだ と改めて思った わたしはこわくて鏡が見られない 君の瞳に映るわたしは 一体どんなイメージだろう 混沌としていなければいいと思う せめて君の瞳の中では 周りの景色から浮かびあがっていたい 君がわたしに笑顔を向けた つられて周りの世界も明るくなる これも先人から学んだ 効果なのだろうかと思う ひとつのうつくしいモノから 得られる 相乗効果 嬰児の瞳に映る混沌が 分節されてゆく過程を想像した 君がわたしの混沌を分節する過程と 少し似ていると思った 悪くないものだと感じた 2003年09月11日(木)
愛する人がいる人はうつくしい 人を愛する心をもつ人に 強く惹きつけられてしまう その引力がたまらない 大切なものを思う心が やさしい光で溢れて見える 守るものは人を強くし その目にかがやきを宿らせる まぶしくてせつない 愛する人がいるあなただから 彼女を大切にするあなただから こっちを振り向いたりしないで 彼女だけを見つめていて うつくしくまぶしいあなたでいて 惹きつけられて苦しい わたしでいさせて 2003年09月01日(月)
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