ちょっときもので・・・...mao

 

 

久しぶりだね - 2004年11月27日(土)

この前会ったのはいつだっけ? 
海老蔵の襲名公演の時に、えびちゃん手ぬぐいをおみやげに買ってあったんだけど、
それをわたせずにいたわけだから、6月より前ってことよね。
7月末の予定は、祖母のお葬式でダメだったし、
10月に会う予定は、ようちゃん風邪でダウンしたんだったわ。

・・・というわけで、お着物&その他もろもろ友達、ようちゃんとの久しぶり〜のデート。
本日、以前からの予定通り、上野の西洋美術館へマティス展を見に行く。

すっかり晴れて、とっても着物びよりじゃない〜♪

マティス展は、もっとすごい人かと覚悟していたら、それほどでもなかった。
同じテーマで描かれた絵を比べてみる バリエーションというカテゴリーと、
作品の制作過程で撮られた写真と作品を並べてある プロセスというカテゴリーは面白かった。

今日は写真がいっぱいあるから、ここですぐ本日の着物。


秋色ですね〜、ようこ姫。
市松の大島に万寿菊の帯。
襦袢は見えませんが、古典柄の黒い襦袢。
ちらっと見える、黒がなかなかよろしかったわよ。
楽天のフリマで あら、落としちゃったよ、と購入した大島は、
PCのディスプレイでは ピンクと薄いグリーンの市松に見えたらしい。










私は 一番最初に自分で買った格子の紬。
これ、着るといつも思うんだけど、
めちゃくちゃ着やすいの。
同じサイズで仕立ててあるのに、
他のと違うような気がするのはどーして。
ぴたっと着れるんだよね。

帯はこの前から借りている母のイカットの帯。
今日は帯揚げを朱赤にした。










マティスグッズを物色中のようちゃん。
手にもっているのは、一筆箋。6種類あったけどどれもかわいかった。
ようちゃんのお買いあげは、ポストカード。
私は 小さいサイズのポスターを買おうかなぁ、と思ったけど、
自宅の部屋は、そういう雰囲気ではないので結局やめた。
あぁ、懐かしのNYのアパート。あんな雰囲気だったらなぁ・・・。








上野公園内を散歩がてら、韻松亭の前でぱちり。
先日、お着物つながりの倉本さんが、マティス展に行くなら、
ランチは韻松亭はどう? と勧めてくださった。
HPを見てみるとなかなかいい雰囲気。
最近リニューアルしたそうだし、
んじゃ、ここにしよ〜、と思った・・・んだけど、
土曜日ということで、予約を入れたらいっぱいでした。
この時も、外には待ち人たくさん。
次の機会にまたね。






あら、前から来るのは 汽車ぽっぽ じゃな〜い。
パンダエンブレムがついた青と黄色の汽車には、
子供たちがいっぱい。
これって、公園内をぐるぐるまわっているのかしら。
乗り降り自由なのかな。

逆光がなかなかきれいでしょ。





上野公園をぐるっとまわって、アメ横へ足を延ばすことに。
JRの公園口のところの歩道橋を渡って移動する。




地下鉄方面へのエスカレーターのあたりでパチリ。
今日は 山ぶどうの籠 にして、足下はぽっくり型の下駄。
山ぶどうの籠、だんだん色がかわってきたぞ。

          「嗚呼 上野駅」→
二人でとってる写真がないよね、
と、道行く人に撮ってとお願いした。
「後ろ向きますけど、
そのまま撮っちゃってください。」
「はーーい、撮りますよぉ。」(大きな声)

ご協力ありがとうございました。








アメ横をなんとなくぶらぶらして、次は銀座へ移動。
ようちゃんのオフィスがあるビルの中に、おいしい和風スィーツのお店があって、
それのカフェが銀座にあるというので、そこへ向かう。
しかし、地図を忘れてきちゃったため、記憶を頼りに探してみるも見つからず。
そんなわけで、近くにあったホテル西洋へ。

もうクリスマスね。
ツリーをみながら、さりげなく置かれたバッグに注目。
私はこの日、ようちゃんと会った時、
「あら、かわいいバッグ。新しいバッグを買ったのね。」
と思ったのだった。
しかし、このバッグ、ようちゃんの自作バッグであった。

「自慢するの、忘れてたよ。」
という一言で始まった、バッグの撮影会。





バッグ本体も作ったの?
とさすがにそれは違うだろう、と思いながら質問。
もともとあったバッグに古布をパッチワークして、
バッグの手もつけかえたそうだ。
飾りのテープもきれいにつけられていて、びっくり。

ただ、古布をパッチワークしただけではないのですよ。
布の柄に刺繍がしてある。
更に、等間隔でとってもとっても小さいビースが縫いつけられている。







すごーーい。他に言葉はありません。



ホテル西洋のラウンジでいただいたのは、
「恋するスフレ」
5種類のソースが添えられた、ふわふわあったかスフレ。
写真手前から、キウイ、オレンジビール、チョコレート、アプリコット、
隠れているのは、ラズベリー。
お腹もすいていたので、ホワイトアスパラのサンドイッチも頼んで、
二人で仲良く半分こ(笑)。

       今日はようちゃんには連れもいた。→
ワンコの鼻緒の下駄をおがわやさんで見たよ、と言ったら、なんで写メールしてくれないのよ、と怒られた(笑)。











私もクリスマスツリーの前で撮ってみた。

楽しい一時はあっという間にすぎちゃうね。
えびちゃんてぬぐい、どこにしまったか忘れちゃって、次は探して持っていくからね。
しばらく遊べなかったけど、その分を埋めるかのように12月は一緒の企画が盛りだくさん。
懲りずによろしく。

次は 獅童ちゃんの 丹下左膳。
前から3列目、なんて感動ものです。
獅童ちゃんで始まった2004年、締めくくりも獅童ちゃんだなんて、
「偶然だね。」 ・・・ってこれは堅のCMだった。


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新酒を楽しむ会 - 2004年11月20日(土)

今日は おがわや さんのワインの会。
11月だし、つい2日前にボジョレー・ヌーヴォーが解禁になったこともあり、
本日のワインは 新酒三昧。

どんなワインだったか、ちゃんとお勉強用のメモがあったんだけど、
お店に忘れてきちゃったよ・・・。
覚えているのは、ラパンワインだけ。
ラパンワインって言っても、それが名前なわけではなくて、
畑の名前が Lapin だってことと、エチケットに、うさぎ(Lapin)がいたってこと、
そして、ちょっとにごりのある色合いが、とってもやさしい雰囲気のワインだったってことを
覚えているだけなんだけど・・・。
ソムリエさん、すみません。




今日の着物はどうしようか、と昨日から考えていたんだけど、
結局、先日、saraと出掛けた時にきた、紬に決定。
・・・ちょっと忙しくて、半えり等、付け替えている時間がなかったから、
吊しっぱなしだった着物にしちゃった。
でもやっぱり全部同じはつまらないから、帯は変えることにした。

着物は 久米島紬。
母のお友達の関係で、母が3年前に購入したもの。
私用に仕立ててくれたのだけど、ちょっと渋めのこともあり、
しばらくそのままにしておいた。







帯は母のイカットを拝借。
これは随分前に、おがわや さんで購入したものらしい。
名古屋帯用の生地だったんだけど、母はそれを仕立てずに、そのまんま。
兵児帯として締めるつもりで、かがることすらしていない。
でも、うまい具合に反物のはじっこがフリンジになっていて、
ふりふりと、リボン結びにすると、なかなか良い。
前から貸して、貸して〜と頼んでいたのが、ようやっと解禁。









ワインと一緒にチーズやパンをいただく。
デザートは、ホワイトチョコレートのムース。
Le Coffretというお菓子屋さんのもの。
今回、参加された方のお姉様のお店。
とってもおいしいので、お近くの方は
(もちろん遠くの方も是非)、
立ち寄ってみてください。







楽しみなのは、今日の着物はどんなの〜 ご披露タイム。
ワインボトルの柄の帯は、特にこれからのホリデーシーズンにぴったりね。
黄八丈に、紅葉の帯。
ほしもみじ の 帯 とタイトルをつけたそうで、
たれ の部分の2本のストライブが決め手だそうだ。
このストライブ、お太鼓の裏側に染めてあるの。ちらっと横からストライプが見える仕掛け。
かといって、リバーシブルなわけではないの。
うーーん、ワザあり って感じですか。







市松の着物に、塩瀬の帯を合わせたまりこ嬢。
帯留めは スウェーデンのハート形の石。
帯留めに加工するのが大変だったらしい。
グレーの帯揚げは、まねき猫柄。
横からちらっと見えるように、柄だしを工夫しているところなんて、
猫好きにはたまりません。
お草履の鼻緒も 猫 の刺繍だった。やられた・・・。








兵児帯をふわっと結ぶ方法を説明中の私(苦笑)。
自作の小さめ帯枕を使って、結び目を支えてあるだけ。
結び方だって、ただの蝶々結び。
兵児帯には、帯揚げは普通しないんだろうけど、帯揚げで枕をくるんで隠してあるの。
半幅とか兵児帯だけだと、私は、ちょっと帯まわりが淋しい気がするから、
やっぱり帯揚げはかかせない。



さて、もうそろそろ12月に突入。
イベントだらけ、遊びすぎの12月になりそう。
着物でばっちり出掛ける予定だから、
ここのところ、忙しくておサボリだった着物日記もにぎやかしていきましょう〜。



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Saraときもの - 2004年11月06日(土)

NYの時の友達、Saraが約1年間の研究期間を終えて、ベルギーに帰国する。
お別れ会もかねて、彼女のお仕舞いの先生が出演する能を、観世能楽にて鑑賞。
着物が着たい、と言っていたsaraに、祖母のお世話をしてくれていた知人が着物をプレゼント。
お茶をやっている方なので、身幅を大きめに仕立ててあり、saraの体型にはぴったりだったみたい。
着付けは、saraの友人で着物好きな よりちゃん が担当。
帯はよりちゃんの手持ちの中から、着物に合い、且つ、saraの好みにあうものを選んだようだ。




手前がsara。奥にいるのが よりちゃん。 
よりちゃんの着物は、小千谷紬。
彼女は着物歴も長く、自分で着る着物は自分で仕立ててしまう。
この日、saraの着付けをしたよりちゃん、暑がりの彼女のために、
うまく長襦袢は省いたようだ。










能を見た後は、月島へ移動。
月島は、5年前にsaraが夏の間、研修で日本へ来ていた時に滞在した場所。
当時、よく通ったという居酒屋さんへ向かう。
渋谷駅へ向かう途中で、リサイクル着物のお店を見つけたので、立ち寄る。
帯締め物色中のsaraとよりちゃん。

帯締めの長さが短い・・・とぶつぶつ言っているsara。










居酒屋へ行く前に、ちょっと立ち寄ったのは、
やっぱりsaraがよく通った、喫茶店、御面倒(ごめんどう)。
とってもレトロな喫茶店で、saraが甘くて変、
と言ったアイスコーヒーをご馳走になる。
3人娘、月島のお祭り時の写真集を見る・・・の図。
saraが自分が写っていた、という写真を探しているんだけど、
結局、小さすぎて本人かどうかわからない。
ま、彼女がこれは自分だ、というのだから、間違いないんだろう。







居酒屋八角。
板さんの しんちゃん をベルギーに連れていって、
日本食のレストランを開こう、というアイデアがあるようだけど、
saraはいまいち乗り気ではないみたい(苦笑)。
お料理好きの彼女の夢は、お店をだすことらしいけど・・・。










居酒屋八角にて。
この日は、3人で焼酎を飲んだ。
saraが選んだのは、紫芋焼酎。
私は黒糖焼酎。


帰ってしまうのは淋しいけど、また来年2月に仕事でくるっていうし、
その時は、成田まで my Lapinで迎えに行くからね。
また着物で遊びにいこう!!


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