パンドラの箱
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2007年03月21日(水) 愛してる。

ねえ、愛してるよ。
もう理屈じゃないんだ。
アナタを想うとき、
狂おしいほどの愛しさに、
この胸はかき乱される。


愛してるよ。
ねえ、ほんとだよ。
細胞のひとつひとつまでが、
アナタを求めているんだよ。


2007年03月12日(月) 究極の自虐。

時々訳もなく、アナタを傷つけたくなる。
アナタと私は同じ感性で物事を捉えるから、
その思考回路も同一だから、
どこをどうやって責めれば、
致命傷を与えられるか熟知している。
与えた傷の深さも、
その悲しみも、
手にとるようにわかるし、
アナタを傷つけた分だけ、
私は自身を切り刻む。

それは他ならない、
究極の自虐なのかもしれない。

アナタを傷つけたくないのに。
アナタを傷つけたい。


2007年03月06日(火) 近似値。

気付かなかったのはなにが原因なんだろう。

同じものを見て同じように感じていると、信じて疑わなかった。
理解できない部分も、自分が足りないからだと信じて疑わなかった。

自分が認められないのも。
自分が否定されるのも。
すべて自分が足りなかったからで。
自分が悪いのだ、と信じ込んでいた。

ふとしたきっかけで
そんなものは幻想だと気付いた。

誰が悪いとか
誰が正しいとか
好きだとか
嫌いだとか

そういう問題じゃない。

根本的なところから
二人は合っていないのだ。

お互いにないものを
お互いに求め

お互いが欲するものを
お互いに強要し

お互いが疲弊してしまう。





そのことに気付いたから
私たちはもう大丈夫だろうか。


こはる |MAIL

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