umikaze no hitorigoto
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2007年04月16日(月) 小さな記事

【モルヒネ適量 遺伝子で予測 簡易な遺伝子検査法開発へ】
「モルヒネなど医療用麻薬の鎮痛効果の個人差を遺伝子で予測する方法について、厚生労働省研究班が開発に成功した。研究班はこれを基に、企業と共同で簡易な検査法の開発を進めており、副作用の少ない個々人に合った緩和医療の実現に期待が掛かる。
 医療用麻薬はがん末期の痛み緩和に有効だが、「中毒」など誤解に基づく不安があり、日本の使用量は欧米の数分の一にとどまる。さらに、効果や副作用に大きな個人差のあることが、適切な使用の妨げとなっている。
 研究班は、東大医科学研究所付属病院や東邦大医学部付属佐倉病院などの協力を得て、外科手術を受けた患者約120人の術後の痛みを抑えるのに要した鎮痛薬の量を調査し、遺伝子データとの関連を分析した。
 その結果、モルヒネの作用にかかわる遺伝子の2カ所に変異を持つ人は、そうでない人の4、5倍鎮痛薬が必要なことが分かった。
 研究班は、必要な鎮痛薬の量や回数が一目で分かるコンピューターシステムを企業とともに試作。簡易な遺伝子検査法の開発も進めている。今後は症例を増やして結果を確認し、ほかにも予測に使える遺伝子がないか調べる予定だ。
 主任研究者の池田和隆・東京都精神医学総合研究所ディレクターは「モルヒネの使い方を知らない医師も多く、どうしても不安から少しずつ使うことになる。最初から適量が分かれば、痛みを緩和し、余計な副作用を抑えることができる」としている。(2007/04/14産経新聞)」

遺伝子の提供から一年、先日の検診で更に新しく遺伝子を提供したところでした。
もちろんここに私の遺伝子がデータとして使われたかどうかはわかりませんが、、こうやって何かの研究に役立てられる事がきっとあるのだから。。

ささやかな小さな記事だったけど私には大いなる喜びでした。。。


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