楽天的日常物語
Written by ユオ
Material by Amane(RainRain)
Skin by caprice*


■ カメレオンズ・リップ【ネタバレ】 2004年02月15日(日)
堤真一さん主演のカメレオンズ・リップを見に行って来ました。
以下、ネタバレとなりますので、まだご覧になっていない方、ここから先は読まないことをおすすめします。

まあ、あんまり誰かが頻繁に読む日記でもないけど。
一応、あれかと思って。


ちなみに、ここから先は純粋に感想なので、それについての苦情は承れません(ー_ー

感想文は、表現の自由ですので。

ここから先を読む方は、それを御理解のうえでよろしくお願いします。
また、感想というのは、それをみて想うことを書いているので、捉え方が人それぞれであることも御理解ください。






で、
私は舞台というものを生まれて始めてみたのですが、なかなかおもしろかったです。
なんというか、よく小学・中学の頃、文化祭とかで、劇団の人がやってきてステージの上で演劇をするってのがあったんですが、見る側としては、それみたいな感覚でした。いや、それみたいとかいうのも、色々な意味で懐かしいというか……新鮮というか……不思議な感じでした。

ストーリーの謎。

たくさんありましたが、大体の事は分かった気がします。

まず、最初にでてくるルーファスは、ドナの弟で、可愛い可愛いたった1人の、もう(私が)目に入れても痛く無いぐらいの弟です。
嘘つきの姉、バカ正直の弟。
でも、ある日突然居なくなった姉。
それから8年?経ってからの話が本番らしい。
とりあえず、最初よく分からなかったのは、ドナとエレンデイラの違い。つーか、あれはドナですよね。
ドナが、「ドナにそっくりな顔に整形したセルマ(人名)」をしているエレンデイラという人物になっているわけです。
セルマという女性は、ビビやナイフたちと仲間だった人。その人を演じているのがドナで、でもエレンデイラという名前を使ってルーファスの家に世話になっている。いや、世話をしている?
セルマは、多分あんまり美人じゃなかったんではないかと…
整形して、「顎の骨を削ったの?」とビビに聞かれていた、ということは、顔も細く無かった、つまり、あまり美人では無かった…。
まあ、美人かどうかはおいておいて。
本当は、ドナなのに「セルマが整形して、さらにエレンデイラという名前で、ルーファスに近付いた」と、騙されているのですよ、多分。
ルーファスの長いセリフ。
そこで、ファイアーフライ家の真実が分かるわけですが…父親と愛人は、射殺されている、と。それをやったのは、ドナとルーフアスの実母。その実母に、殺人のぬれぎぬを着せられたのがドナ。ここまでは分かりました。しかし、その母はどうなったか。
ルーファスに殺されたんですね…。
ドナ(エレンデイラ)が自分の弟の話をします。よく聞いていたら、なるほど、そういうことか、と。
朝、弟が入れてくれる紅茶は、とってもおいしかったと。何を入れてあるのか聞いたら、秘密だと言われた…弟にしか分からない、秘密の味だったと。でも、母親の紅茶だけは、私達とは違う味がしたはずだった。私達は、別の物が入っていたのだから。それは、とどめのつまり毒物混入ですよ。自分の名前もハッキリ言えないような弟が、そんな大胆なこと……それがドナは嬉しかった、と。
防空壕の2つの亡骸。
餓死していたのは、セルマでしょう、本物の。
もうひとつの白骨死体は、そのルーファスが毒殺した母親の物だったに違い無い。年月が経ってしまっているということだと、そう考えるのがふつうだし。
弟は姉を信じていたし、嘘の付き方を熱心に弟に教えていた姉も、弟を信じていたのではないでしょうか。自分を信じられない人間は、殺してしまったりするわけだし…。ルーファスを騙しても、殺しはしなかった。ルーフアスだけは、本当は信じていたからなのではないか、と。いや、ドナだってやたらめったら殺したわけじゃ無いけど、まあ…病院で、患者に毒を飲まさせたわけでしょ、巧妙な話術で。病院に居て、だれも信じることなんて出来なかったから。騙されていると分かっているルーフアスも、それを黙っていることが、姉を信じていることだということになる…って、だんだん日本語おかしくなってきたな。

ところで、かなりどうでもいいことですが…
最初の方で、手帳をベランダに向かって「ほら、ほら」と投げるシーン。あれは毎回、上手く行くわけじゃないんでしょうね…。
この前は、上手い具合にいっても、今日は草むらに落としちゃって、必死に探して拾って、また投げる。そんな日もあるのではないでしょうか…。
セリフも、ちょこっとアドリブ入ったりするのかな。


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