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2006年02月27日(月)

あれ以降、パッタリと表示圏外の電話が止まった。
ただでさえ迷惑な営業電話なのに、プラス無言電話なんてされた日にゃ。
絶対!その電話会社になんか乗り換えたりしないっつーの。

電話といえば、昨年末あたりの事。
仕事が猛烈に大変だった時だ。
どう考えてもお客さんの間違いだと思われるメールがきて、それを確認すべく電話をかけた。
同僚であればハッキリ言える。それでも、少し気を使って「間違い」と言うところを「これ、勘違いじゃない?」と言う程度で済むのだけど、客先にはそうはいかない。
遠まわしに最大限の気を使いつつ、やんわりと指摘せねばならぬ。
心の中では「気付いてくれよ」と祈る状態。
その結果。

「仰ってる意味が分かりませんが」

と思いっきりイライラ口調で返された。

瞬間、カチコン!ときた。ムカついた。
と、同時に私は海よりも深く反省した。
今まで、自分がお客である立場の場合に同じ言葉を使った経験があるのだ。
むやみやたらとは使ってないし、根気強く相手の話を理解しようと勤めた上で発した言葉ではあるけれど。
勿論、私に落ち度がない状況での言葉ではあるけれど。
やっぱ、ダメだろうと。
相手は気を使って話しているが故にシドロモドロだったかもしれない。
元々、言葉選びがヘタな人だっているのだ。
「仰ってる意味が〜」の一言で私のようにムカつけば良いけれど、萎縮してますます言葉が出ない人もいるだろうし。
何にしても、この言葉は今まで以上に慎重に使おうと思った次第。

こうやって、相手によって話し方を変えるのは当然の事で。
電話をかけた時の第一声も相手によって変える。
何かの問い合わせの時は「お忙しい所申し訳ございません」だとか、客先なら「お世話になっております」だとか。
だけど、私の場合は家族相手には名乗りさえしない。
前に母親に電話している男性が、ちゃんと「○○です」と名乗っているのを見て育ちが良いんだなと思った事がある。
「オレ」って言う人は好きじゃないけど、「○○」って名前だけ言う人が殆どで「です」まで付ける人は滅多に見たことがなかった。
母親の耳が遠いらしく、3回聞き返されえたけど。最後まで「です」を繰り返していた。
ちょいと見習わなければと思ったけど、気恥ずかしいので今更変えられない。

その点、我母上はちゃんと私に対して「こんにちは」だのと挨拶をするところが偉い。
そういうところは偉いんだけど。
夜8時半ぐらいに、私が止めるのも聞かずに車の営業マン君に電話をして。
しかも、挨拶もせず名乗りもせずに開口一番

「あら、まだ仕事してるの?」

っていうのは、どうだろう。
彼氏相手に電話しているようなノリではあるまいか。
大体、仕事してなきゃ客である母上からの電話に出ないだろう。

一緒にいる時間が多いので、少し観察してみると。
友達にも姉妹にも子供にも「こんにちは」等の挨拶を付けているのに、営業マン君には付けない事が多い。
電話での挨拶は、その相手との親しみ度が出るもんだと思う。
気を使わなくて良い相手順に挨拶が省略される気がする。
となると、母上にとっては家族よりも友達よりも営業マン君ってことになる。

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2006年02月24日(金)

電話

ロデオボーイ日記を書いた翌日。
母上は乗馬状態をお客さんに目撃されました。
私って、時たま予知能力があるかも(無いって

ここ2日ほど不審な電話が続いていた。

初日は非通知の電話が2回ほど。面倒なので出なかった。

翌日はナンバーディスプレイに『ヒョウジ ケンガイ』の文字が出た。
取説によると、海外からの電話の場合だという。
1回目は無視した。
2回目。「もしもし」というと切られた。
3回目。少し沈黙して様子を伺ってみた。何も言わないので「はい」と言うと切られた。
4回目は無視した。

本日、また同じく『ヒョウジ ケンガイ』の電話がかかってきた。
こっちの家の音を相手に聞かせるのも気味悪いので、電話のスピーカーボタンを押して出てみた。
2秒くらいで切られた。

初日の非通知と表示圏外の電話は別口だろうと思っていたけど、気になったので履歴を見てみた。
初日は16時と19時台。
翌日は13時と18時と20時台。
今日は12時台。
多分、同じ人物だと思った。

間違い電話だったら私の声を聞いて切る訳で。
何も言わなくても切るっていうのは分かっててかけてる訳で。
まぁ、つまりは嫌がらせ。悪戯電話と思っても仕方なかろう。
ただ、困った事に人に恨みをかった覚えがない。
恨まれたくても古い友人一握りと母上以外とは関わってないんだから無理な話だ。
ましてや、表示圏外の海外にいる人間になんて恨まれようもない訳で。

っていうか、昨日の時点で気付いたのだけど。
本当に海外からの電話だったら真夜中とかにだってかかってきても不思議はない。
なのに、確実に日本時間に合わせてる。
これは海外じゃないなと思った。

こんな場合、一体どこに要求したらかけてきた相手の電話番号が分かるんだろう?
ネットで調べてみるかな。
取り合えず、急ぎの仕事を終らせてから調べるかな。
などと思いながら仕事に勤しんでいた午後14時半。
かかってきやがった。

スピーカーにして様子をみる。
あら?切らないわ。
5秒ほどの沈黙の後、スピーカーから「もしもし もしもし もしもーし」という男の声。
5回ぐらい「もしもし」を言わせてから受話器を取った。

「こちらK○○I代理店(特約店って言ったかも)の○○(会社名失念)と申します。」

こっから、私が返事しようがしまいが構わない状態で棒読みのセールストーク開始。
いかにもマニュアル読んでます状態。
しかも、途中カミカミだし。なんか、オドオドしてるし。

男:「〜 ということで、○○局の方に御案内してるんです。」

私:「一昨日ぐらいから電話してました?」

男:「え?別の代理店から御案内の電話がありましたでしょうか?」

私:「別かどうかは分かりませんが、以前にも同じ電話はいただきました。
   それとは別に、ここ数日、出ると切れる同じ表示の電話が
   数回かかってきてるんですけど。」

男:「私は、かけておりませんが・・・」


嘘つけ。
とは言わず、「要は電話会社を乗り換えろって話ですよね?今は無理なので結構です。」ときちんとお断りをして電話を切った。

多分、他の家にも最近よくかかってきてる電話だと思う。
NTTで払ってる2千円の基本料金が500安くなるからどーのってやつだ。
母上がよく電話料金が安くなるって電話がしつこいと怒っていた。
ご近所さんにもかかってたらしく、私の家にはかかってこないのが不思議だった。
母上のとこにかかってこなくなったと思ったら、今度は我が家付近に移動かい。
番号順にかけているなら納得だ。

この電話以降、表示圏外はかかってこない。
予定では、18時〜20時台にかかってくるはず。
本当に無言電話が彼じゃないなら、かかってくるハズだと思うのだ。

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2006年02月21日(火)

ロデオ

白子を見ると子供の頃にお手玉みたいにして遊んだ、チェーリングを思い浮かべるのは私だけだろうか?

さて。
私が風邪で寝込んでいた2月の頭にロデオボーイが届いた。
ロデオボーイというのは今流行りの乗馬運動器をモデルに開発された、家庭用フィットネスマシンとのこと。
「座って揺れるだけでダイエット」
「ロデオ気分で簡単シェイプアップ」
これが本当ならば何とも楽ちんシェイプアップな訳だ。

届いたのは親の会社。設置場所は店。
大きさは鏡台のスツールぐらい・・・と思いきや、それよかデカかった。
重さは23kg。まぁ、普通に運べるだろうと思いきや、結構重かった。
私が風邪で寝込んでいた為に、母上は会社から店まで従業員のおっちゃんに運ばせたらしい。
そして、私が風邪から復活するまで1週間ほど箱を開けずに放置していた。

復帰初日に店に行くと、「あら、こないと思ったわ」と言われ食事がなかったので買物に出かけた。
まだ完全体じゃないので重そうなロデオボーイを私は開ける気力がなく。
母上も開けない物と思っていた。
ら、買物から戻ったら一生懸命ダンボールからロデオボーイを引きずり出している母上が。

「ほらね。大きいでしょう?これじゃぁ移動できないわよ」

風邪で寝込んでる時に母上に言われていたのだ。
大きすぎてどうにもならないと。
確かに、どうにもならない。
普通の家ならば椅子代わりに置いておけば、あまり活用しないソファのように、その内洋服掛けになるような代物だ。
と、これは私のようにグウタラな人間の場合限定か。
ちょいと高いところに手が届く踏み台になるかもしれない。
が、重いので移動するのが面倒になるかと思われる。

とにかく、ちょいとデカい&重いのでカウンターの椅子を一つ取り除き、代わりにロデオボーイを入れる場所にした。
使って無い時は半透明より濃いビニールをかけているので、お客さんにロデオボーイだとバレる心配はない。

ロデオボーイに乗った初日。
風邪が治ってないので私はすぐに止めたのだが、母上が頑張って乗っていた。
乗っている母上を見ていると、異常に頭がグラグラ揺れている。
まるっきりロデオボーイの為すがまま状態。
首の座らぬ子供じゃあるまいに。
「おかん、頭揺れすぎ」と忠告すると、「アンタだって揺れてたわよ」と反論された。
ロデオボーイは15分で自動的に停まる。
停まった時に母上が発した第一声は 「酔ったみたい」。
ほらね。頭揺れすぎだしょ。

その他の感想は、やはり腰にくる。腰が痛い。腿の付け根が痛い。

二日目は、「意識して腰から上は動かさないようにしてみ」というアドヴァイスを珍しく母上が素直に聞き、車酔いからは解放された模様。
この日は私も15分乗ってみた。
翌日、腰と内腿がそこはかとなく筋肉痛だった。
どうやら、乗り方で足の筋肉痛の箇所が違うらしい。
母上はちゃんと左右に足を広げて椅子に跨る方式。
私は椅子の前に足をダランとたらす方式。
乗っている状態の時から疲れる場所が違うので効いてる場所も違うと思われる。

乗ってとにかく思うのは、15分って長い。
途中で疲れて止めたくなる。
疲れるっていうのは効果があるってことなのかもしれないけど、まだ正味10回も乗ってないせいか、どこかに筋肉が付いたとか細くなたっとかの実感は特に無い。
6回目ぐらいで15分が少しは短く感じられるようになってきたかも。

乗り方は他に横乗りがある。横乗りは腹側筋が鍛えられるらしい。
ウエストにメリハリが付くってことか。
母上は、結構良い安定感で長い間この状態で乗っていられるのだが、私はちょい無理。
私の太った痩せたを実感する場所の一つがお風呂の椅子に座った時だったりする。
樹脂製の椅子に座って骨が当たってる感じがしたら少し痩せた状態。
昔、子供の頃に人の上に座ったらお尻の骨が痛いと言われたことがある。
多分、母上は卵を横にした状態。私は卵を立てた(普通には立たないけど)状態なのだろう。
私には安定感が無いから、やたらめったら左右に揺さぶられる気がする。

揺さぶられた方が効果があるっちゃーある気がするけれど。
ロデオボーイに乗るときにジーンズは止めた方が良いかもしれない。
足がジーンズにすれて摩擦状態になるのか、はたまた血行が良くなるのか、腿の裏側がアツ痒くなる。
揺さぶられすぎるとアツ痒さは増す。
他には、突然停まるので停まっても停まってる気がしない。
まぁ、あれだ。船に揺れてて陸に上がっても揺れてる感じがするのと一緒。

揺れ(回転数)は遅・中・速と三段階ある。
中に挑戦してみたら、母上共々頭が痛くなった。
特に首が弱い私はちょっとでアウト。

大人になってから運動もせず、デスクワーク状態だった私の体型に変化がなかったのは、絶対に電車通勤の賜物だ。
片道1時間。揺れる電車の中に立って、つり革にも極力掴まらない状態で本を読んでいられたというバランス感覚。それを保っていた筋肉。
もはや、今は影も形も無い。
その証拠に内腿と下腹が通勤を止めて数年後に膨らんできた。
それを取り戻したくてロデオボーイ。

慣れてきたら立て膝で乗ってみたい。
もっと慣れたら立って乗ってみたい。
その方が運動効果ある気がするけど、どうだろう。

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だから、常に首は横(道路)を向いて警戒しているという不自然な体制。


2006年02月20日(月)

粗品

突然20度とかいうポカポカ陽気になったかと思うと、今度は冬に逆戻り。
どうやら風邪がぶり返してきた模様。
確定申告の準備もしなきゃな季節だというのに冬眠状態で週末を過ごしてみました。

あ。先日壁に向かって言った苦情は、どうやら聞こえてなかったらしく。
相変わらず隣のお母さんの足音は軽快に響いております。
ミュールでも履いてるのかねぇ。カンカンと本当に凄い音なんですわ。
ちなみに階段はアパートによくある鉄風じゃなくコンクリートっぽい作りで、普通に歩く分には音が響かない構造。
代わりに勢いよく駆け下りたりするとアパート全体が揺れるけどね。
あんな全体重かけるような降り方してっと、そのうちヒール折れるぞ。

って、なんでそんなに気になるかというと。
多分、今の私の中で不満というのはこの程度しか無いからじゃないかと。
なんて平和な毎日。

さて。
先日、店に行くとカウンターに赤い物体を見つけた。
何ね?と聞くと郵便局で貰ったという。
あまりにも可愛いので欲しくなったのだけど、生憎郵便局で買物の予定はない。
すると、母上が収入印紙でも買ってくるかなと言うので、是非もう一つゲットしてきてくれとお願いを。
翌日ゲットしてきた母上からの電話で、やたらめったら恩を着せられたけど。

ということで、

ゲットした郵便局の粗品


ただの赤いカンケースなんだけど、右下の小さな〒マークが私の中でヒット。
大きさは普通のタバコの半分くらい。ショートホープよりちょっと小さいくらい。

中を開けると


郵便ポストの半身(縦に半身・後ろ側は平ら)が入ってるのさ。
写真がボケているけど、雰囲気は伝わるかと。
郵便ポストはマグネットになっており。
カンケースにぺっとり付いておって。
贅沢を言うならば、半身じゃなく、マグネットでもなく、ちょこんと置ける形にしてほしかった。
苦情を言った時にくれると噂のポスト型貯金箱の小さい版が良かった。

思えば、小さい時に何故か郵便ポストが好きだったのだな。
抱きついてクルクルと周りをまわっていた記憶がある。
その頃から、この形と色が私の中でヒットだった模様。
触った時のヒンヤリ感もなんか好きだったんだなぁ。

最近の郵便事情は素晴らしく。
昼に出した郵便が、関東圏内なら翌朝に届いてる。
おかげでネットでDVDレンタルしている私は大助かり。
宅配便でやってるメール便よか、よっぽど確実に届く辺りも素晴らしい。

と、何故か郵便局をヨイショしてみたが。
この粗品って、全国で配ってたんだろうか?
何故に配ってたんだろうか?
ちょっと謎。

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2006年02月14日(火)

瞬間移動

本日はバレンタインらしいってことで、父上の墓参りに。
行く前にスーパーに寄ってバレンタインのチョコを買おうとしたならば。
大々的にあるかと思っていたチョココーナーが無い。
当日に買う人って少ないのかねぇ。
片隅に残り少ないチョコが申し訳程度にあるだけでしたわ。

昨夜のこと。
既にベッドに入りウトウトしはじめた深夜1時半頃にメールが入り。
充電中だった為に枕元になくて、仕方なくベッドから這い出して携帯を取りにいった。
相手はTやん。
内容は、眠いのに頑張ってオリンピックを見てたんだけど日本はダメだねとのこと。
生憎テレビの映りがメチャクチャ悪い日だったので見てないと返事を返し、再びベッドに戻った。
すると、またメールが来て。

「もう、限界だぁ〜。寝る。おやすみ」

・・・・・人を起しておいて、それかい。

この間の土曜日。
朝、11時に電話が鳴って目が覚めた。
週末は夜更かし。というか、朝寝が基本。土曜日の目覚ましセットは昼12時が通例。
つまり、起床1時間前に起された。
留守電になって電話に出ることが出来なかったけど、そこはナンバーディスプレイによって相手を確認。
母上だ。

取り合えず起されたので起きることにして、お手洗いに行ってから電話を取り。
店からかけたらしいので着信番号をリダイヤル。

出ない。

人を起しておいて何ね?
電話してから5分もしないで留守ってどういうことね?
さらに携帯にかけても出ないという始末。

1時間後に母上から電話が入った。

私:「すぐ折り返したのに、どこ行ってたのさ?」
母:「○○公園に行ったのよ。で、気付いたら携帯忘れてた訳」
私:「何でもいいけどさ、電話してすぐに移動すんのヤメれ」
母:「瞬間移動なの」

確かに。

今までも、こんな事は何回もあって。
PCで作ってくれと電話をしてきて、その後FAXで原稿を送ってくるのだけど。
FAXが届いて会社に電話すると従業員のおっちゃんが出る。
「母はいますか?」と聞くと「さっきまでいたんだけどねぇ」と、既に留守。

そんなんばっかだ。
母上は一秒たりともジっとしていられないらしい。
大体、昼に電話した時に会社で営業マン君と新車購入の打ち合わせしてるって言ってたのに、午後3時に電話したら公園で散歩してた。
公園までの散歩は往復1時間かかる。
その夜は18時までに祖母の通夜の為に斎場に行くっていうのにだ。
私なんぞ、一つ出かける用事があったら他の事は何も出来なくなってしまう。
それはそれで単細胞すぎるとは思うが、母上は動きすぎだと思う。

よく父上が母上のことを、「ちょっと隙があると出かけやがる」と愚痴っていた理由が、今になってよく分かる。
試しに、ある一日に実験で2時間起きに電話してみたとしたら、きっと毎回違う場所にいるに違いない。
確実なのは夜は店にいるってことぐらい。
回遊魚かっつーの。

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2006年02月10日(金)

豆たろう

風邪が、今度はお腹にきた模様。
この調子で流行風邪を全て網羅してやろうかと。ちょいヤケ気味。

先々週、祖母の葬儀から帰宅すると留守電が入っていて。
不動産屋から更新しにきてねっていう催促だった。
しかし、それから1週間寝込んだので連絡もせずにいたら。
月曜日に勧告状みたいなものが届き。
10日までに更新しないと解約になるぞっていう脅し。

まぁ、その手紙が我が家に届く3時間前に不動産屋には電話してたんだけど。
っていうか、更新が実は昨年の8月で。
そのお知らせハガキが届いたのが確か11月辺り。
普通、更新の前に連絡来るもんじゃないのかねぇ。
前回なんぞ、私の方から「更新じゃありません?」と尋ねて行った記憶。
ちょいと変な不動産屋だ。

ということで、先ほど不動産屋に行って参った。
もろ駅前ということで、商店街の外れの100パーに車を止めた。
用事が終って駐車場の側のコンビにでマンガとコーヒーを買って出てきたところで、二人組のオバちゃんに掴まった。

「○○っていうのは、どこですかねぇ?」
「○○ですか?歩いて行かれるんですか?」
「ええ。遠いですか?」
「ちょっと・・・歩くと15分はかかるんじゃないかと。」

駅からならば教え易い物の、その場所からは口頭では説明しにくく。
「駅前からバスが出てますよ。」と言ったものの、「ここまで10分歩いたから」(私の足なら5分以内なんだけど)と歩く決意をしているオバちゃん達。
うーん・・・

ということで、「私、今から帰るところなので送って行きますよ」とオバちゃん達を乗せて行くことにした。
後ろに人など乗らない私の車は、確かに綺麗なのかもしれないけど。
「こんな綺麗な車に・・・本当にごめんなさいね」と恐縮しまくられて逆に困り果てる私。
「見ず知らずの私たちに・・・本当にありがとうございます」と言われて、考えて見りゃそうだなぁと。
なんで知らない人を車で送る気になったのやら。
自分の事ながら不思議なのだけど。

時々、店からの帰りにバスを待ってる人を見かけると、「乗っていきますか?」と言いたくなるのは事実。
だって、寒い寒い真っ暗な屋根も無いバス停で何時くるか分からないバス待ってる姿は不憫なんだもの。
でも、実際にそんな声を掛けたら逆に不審がられるんだろうなぁ・・と思いつつ通過する日々。

まぁ、ともかくオバちゃん達を乗せて走った訳だ。
あまりにも素朴なオバちゃん達なので、田舎からでも出てきたのかと思って
「遠くからいらしたんですか?」と尋ねたところ。
「戸塚です」とのこと。
あらま。お隣の駅じゃないの。田舎者扱いしてごめんよ状態。
言われたバス停まで、まだまだなのに途中で「ここでいいです」と2回ぐらい言われたり。
非常に遠慮深いオバちゃん二人組み。
あまりにも恐縮するもんだから「あの信号曲がって家に帰るので大丈夫ですよ」「私、暇なんです」等々と色んな事を言って宥めるようにして目的地まで送った。
本当は家とは正反対だし。その信号まで行くと遠回りだし。っていう場所なんだけど。実際走ってみると、やっぱり歩かせるには遠すぎる場所だったなと。

そして、車を降りる時にも「綺麗な車に乗せていただいて」等々と沢山のお礼の言葉をいただき。
「これ、自然食品で悪い物が入ってないから」と、スーパーの袋を渡された。
当然、いいです。そんな事してもらっても困ります。等々と遠慮したけれど、オバちゃんはポトンと袋を置いて行ってしまった。

家の駐車場に着いて、いただいた物は何ぞや?と見てみると。
「豆たろう」という名の黒豆だった。
黒豆は御節の中で唯一私が食べる物だ。大好物だ。
何故に黒豆を持っていたのか不思議ではある。
駅前の商店街で買ったのかな?本当はお土産だったのかな?
そういえば、車の後ろの座席で二人して「自然食品だから」だの「袋ない?」だのの会話が聞こえていたけれど、あれは私にくれるお礼を相談してくれてたのか。
なんか、すごく素朴な良いオバちゃん達だ。
その少し前に会った不動産屋のオバちゃん二人が、ちょいと強烈なキャラ(場末の飲み屋のママ風)だっただけに、余計に何やら感動。
有り難くいただきます。


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2006年02月06日(月)

物は考えよう

本日より仕事復帰。
先週は客先には一週間外出していて留守です状態を貫いた。
貫いたつもりだけど、1度だけ「いません」とメールしているのに電話をかけてきたお客さんがいて間違えて出てしまい。
そんな時に限って咳が止まらなくなり、正直言って何を言ってたのか聞いてなかったという事があったりもした。

電話といえば。
「大丈夫?」という心配電話は、本当に具合が悪い時には有り難迷惑なのだとシミジミ。
あまりにも具合が悪いと人というのは寝付けないもので。
具合悪いよー具合悪いよーと声に出しつつ、もんどりうってる時間が結構あったりする訳で。
そして、ようやく薬が効いて眠り始めた矢先に鳴る電話。
電話の決してかかってこない夜中は当然眠ったものの、明け方になると高熱で朝4時とかに唸りながら目が覚める。
ま、そんな感じで。
ずっとベッドに横になってはいたものの、睡眠時間はさほど長く無かったりする。

が、仕事が詰まっている今週。
そんなに昼間寝るクセがつかずに普通に起きて仕事が出来るのは、昼間に寝かせてくれなかった電話のおかげと考えようによっちゃぁ、まぁ良いか。


風邪が回復し始めて、一番驚いたのは車に傷がついてたことだ。
運転席側のドア。ミラーの下にザーって。ザーって結構広範囲に。
誰だよスリ傷付けたヤツ!
一体、それがいつ付いたのか。
私が寝込んでいる間に駐車場で付けられたのか。
葬儀で停めた駐車場で付けられたものなのか。
傷がついた日も場所も定かじゃないので、当然、犯人なんて分かる訳もなく。
ただ、運転席側ということで自分じゃないことだけは確かな訳で。
幾らアホでも自分の真横がぶつかりゃ気付くわな。
私がいない間に、ミラーよりも低い何かがザーっと当たって去って行った事だけは確かなのだ。
手がかりは、ほんの爪先ていどの水色の塗料。
同じ駐車場の・・・アイツが怪しい。

しかし。
先週の金・土と、物凄くボケまくっている状態で車を普段以上に運転しまくってた事を考えると、よくぞ無事故で帰ってこれたなという状態だった訳で。
この程度のスリ傷で済んでよかったなと。
これのおかげで私は無事に帰ってこれたんだと。
考えようによっちゃぁ、まぁ。うん。


考えてみれば。
って、考えなくてもそうなんだけど。
私の厄年には身内が亡くなっている訳で。
前回は父上が。今回は祖母が。
何も厄だからって、毎回ご丁寧に身内に不幸を与えんでもいいじゃないか。
と、不幸面しそうになったのだが。

私の厄を父上と祖母が持ってってくれたんだと。
そう考えて感謝すべきなんじゃないかと。

風邪の後遺症なのか、今もまだ頭がボーっとして回らない状態で考えてみたりした。


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2006年02月04日(土)

ダウン

祖母の葬儀から1週間。
早いものです。

祖母は99歳の大往生とお坊さんが仰っておりましたが
祖母は今年の9月で98歳でした。
どうも、しっくりいきません。

親戚の濃さに生気を吸い取られたと書いた後
本当に生気を吸い取られたかのように1分も目を開けてられない状態になり。
こってり眠った翌日。
目が覚めたら頭痛と体痛に見舞われておりました。

車の運転も出来ないと悟り、仕方なく歩いて薬局に薬を買いに。
その1歩が頭に響くったらありゃしない。
孫悟空のワッカをはめられている猿なのだと自分の事を想像しました。
よく知らない薬を進める薬局のお姉さんに、かろうじて抵抗できたのが不思議なぐらい。
薬局の前の自販機で水を買ったら当たりが出ました。

月曜日にはタイミング良く電話をかけてきた母上によって、病院に運んでもらいましたが。
インフルエンザ検査薬が私の前に診察したオバちゃんで切れたとかで。
普通の風邪薬を処方されました。
それから1週間。
ひたすら寝込んでおりました。
明け方の高熱は39度まで上がるという酷い事態。

葬儀に行った他の家族約3名は無事にピンピンしてるっつーのに、なぜに私だけ?

明日は実は、ずーーーっと前から楽しみにしていたイベントがありまして。
第一希望日が当たったし、しかもイベント最終日だしで、この上無い幸運を掴んでいるのです。
だども、やはし。
この状況では行ける訳も無いと諦めました。

私の人生なんて、こんなもん。と悟った次第。