日々のあわ
あかり 



 ざざぶり土曜日。

今日は台風の影響だかなんだか、大雨だった。
大雨ならいいんだ。なんか楽しい気持ちにもなる。
本当は終日家のなかでまったりと雨を眺めながら音楽聴いたりしたいんだよねぇ。
しかぁし。そんなの夢のまた夢な椿さん@2児の母

ということで、午後からは、一日中家に居られるはずもない息子達をつれて、
家のすぐ近くに走る、普段のったことのないローカル線に乗って、
知らない道を歩いて、また他の電車に乗り継いで、っていう、
長男R曰く「探検」をした。
どしゃぶりの中知らない町をレインコートを着て長靴はいて、
水溜りに入りながら、たらたらたらたら歩く。
途中、小さなパン屋があって、
長男Rが「パンだ!美味しそうだからちょっと入ろうよ!」というので、入ってみた。
店の奥で店主夫婦(たぶん)が大量の粉をこねていた。しばらくその様子を見学。
「どれも美味しそうでこまっちゃうなぁー」といいながら長男Rはパンを選ぶ。
次男Kはいまにも手を出して売り物のパンを食べてしまいそうな勢いだ。
(二人とも、おなかがすいていたんだね:苦笑)

で、次の電車を待つホームで、買ってきたパンをむしゃむしゃ食べる息子達。
お互いに自分のパンを食べさせっこしたりして微笑ましい。
結局ぐるりと回って普段使っている駅まで帰ってきた。
『乗った駅と降りた駅が違うのにちゃんと家の近所に帰ってきている。』っていうのが
二人とも不思議だったようで、しばらく「?★?○○?×☆??・・・!???」と
なんだか質問攻撃をうけたよ(笑)

雨だったけど、雨だったから、楽しかったね。<探検

帰ってきたJGに探検の一部始終をはなす。
JGは笑って「よしよし。」と言って頭をなでた。(なんじゃそりゃ。)
言っときますけどね、本当は私は一人部屋でまったりと外を眺め音楽を聴く。
って一日を過ごしたかったんだからねッ。一緒になって水溜りに入ったりもしてないからねッ。



2003年05月31日(土)



 アウトプット

先日、わけもわからず日記上でも叫んでいた私ですが、
今日それをみた友人に、
『なかなかあなたのエナジーを受け止める空間は日常にはみつからないよね。』
と言われてしまった。

そうなのか。そうだったのか。はぁ。
いや、そうであってもそうでなくても、私は嬉しいです。なんとなく。
そういう風に見ていてくれて、否定も肯定もなく見守っていてくれていることが。

壊して壊してまた歩き出して繰り返して、
やっていることはずっと変わらないのです。
ただそれをもっと上手く・・・風通しよくできるといいんですがね。
アウトプットの仕方が下手なんですね。きっと。


今、岡本太郎氏の
【自分の中に毒をもて−あなたは常識人間をすてられるか−】
っていう本を読んでいます。いろんな意味で非常に面白い。

感想はまた後日。

2003年05月26日(月)



 迷子ちゃん。再び。

近所の保育園のお友達5,6人で自転車を乗り回して遊んだ長男R。
次男Kと違って、もう眼が離せるっていうか、その辺だったら子供たちだけで
遊べるようになって、私も次男Kのことしか気にかけて見てなかったん
だけど・・・・。
他の子供たちが次々と帰ってきて、
皆が「ねぇー。R君が居ないの。いなくなっちゃったのー」と言う。
あぁまただ。
この前も見失って半泣き状態(私がね)で探し回ったら、
ありえない場所でぽやーんと一人で立っていたことがあった。
自転車でぴゅーっと一人行っちゃったんだ。
でも友達の家の付近だから道を知らないんだ。
きっと迷子になったんだ。
私は自転車で探し回る。で、すこし離れた道の向こう側を、
知らないお姉さんに連れられて泣きながら自転車を引いて
トボトボ歩いている長男Rを発見。
やっぱり迷子になっていた。
泣きながらずっと「ごめんなさい」「こわかった」を繰り返し言いながら
泣いていた長男R。
よかったよ。ちゃんと逢えて。
優しいお姉さんに助けてもらえてほんと良かった。

きっと途方もなく不安だっただろうな。
世界中にたった一人。とか思っちゃったんだろうか。

んー。でもこの前、
某百貨店で呼び出しされたときに慌てて迎えに行ったらば、
売り場のお姉さんにチヤホヤされてニコニコしてたじゃないか。
やっぱり夕暮れ時の見知らぬ路地で迷子になるっていうのは違うんだね。
だからね、もうちょっと気をつけてね。たのむよ。
母より。


2003年05月25日(日)



 破壊

うがー。
なんか全てを破壊したい衝動にかられてます(え)
殻を脱ぎたい。
いや、むしろぶっ壊して飛び出たい。

あたしはなんなの。あたしはいったいどこへいくの。
あたしはなにがやりたいの。あたしってー。(痛)

壊して生れて壊して生れてどんどんどんどん変化してゆくんだッ!
今はとにかく壊したいーッ!

うがーッ(叫)


2003年05月21日(水)



 せんちめんたる。

先月まで住んでいた家と今の家とはさほど離れていないので、
ちょろっと前を通ることもあるわけです。

私自身、「あー、ここでいろんなことがあったなぁ」などと感傷にひたる
ことがあるわけですが・・・・。
なんと、5歳の長男Rがさ、泣くんですよ。前を通ると。
「新しいお家、うれしいけど、なんか悲しい・・・」ってさ。

これは一体どんな気持ち?って言葉にして説明してあげられない。
必要はないと思うけど、「悲しい」と「嬉しい」とか、そんな大雑把な
言葉しか知らない彼に、「切ない」とかってどうやって説明したらいいの。
むずかしいよ。
あ、だから、必要ないのか。説明は。

どんどん感じてください。そして身体と心で覚えていってください。
母より。


2003年05月19日(月)



 ひねくれもの。

『普段、もんもんとしているんですよね。
・・・なんかストレートなのが多分苦手で、
だから人が喜んでいるときに、自分は悲しい気持ちだったり、
そのまた逆だったり・・・。
そういうのが好きなんですね、ひねくれてるんで。』

まったく。
どうしてこう、ツボをついてくること言うんでしょうか(笑)
たった3分くらいの間の言葉だけども、かゆいところに急に手がとどいた感じ。
何がもんもんとしているんだか、意味解りませんが(笑)、
ひねくれ加減っていうか、その曲がり具合というか、そんなものの感じ方が
「げ。似てる・・・」とか思ってため息がでたり。
だからどうにも気になるんでしょうか。ね。

2003年05月18日(日)



 POTAJE CON CORAJE

【CORAJE】
自分の抑えられない気持ち、気力、怒り。
スペイン語です。
フラメンコではよく使われる言葉です。
よく「情熱」とか言われるけれど、けっしてそんなにわかりやすい熱では
ないと思うんですよ。
日本語には的確な表現がないかもしれない。

で、POTAJEはポタージュ。スープですよね。
POTAJE CON CORAJEこういう公演名が付いた、
フラメンコライブに行ってきました。
踊り手は私の先生でもあります。

上手くいえないんですが、なんか、習ってできるものではない。
っていうのを絶望的に感じましたね。
技術じゃないんです。その人の持っている全ての要素を出すための技術
であって、もう、「その人ワールド」なわけです。
例えば、習って真似して振りは取れる。
それだけじゃだめ。っていうのは他でも共通なんだけど、
ここまで、「個性」が確立していて「空気」を持っている人に、いったい
何を教わるのか。って思っちゃった。

「情熱」をはきちがえて、作りに作りこんだ踊りは見るのはちょっとつらいんです。でも、そういうのが多い。そういうふうにもって行くほうがわかりやすいからなのか。
それが嫌で抵抗を感じて違う風に踊ると「それはフラメンコじゃない」などといわれてきました。
しかし。
今日の舞台を見て、すごくすっきりしました。
こういうことなんだよ。って、お腹にドシンときました。
気持ちがよかったです。

でも・・・・・。いったい何を教わったらいいの。こんな人に。




2003年05月17日(土)



 今日もとにかく壮絶に・・・。

いってまいりました。赤ぶり初日。
楽しんできました。
Hさん、全体的に「素」でしたね。お洋服もね、グッズじゃなく(笑)
Tシャツにカーゴパンツ。かなり可愛い。
エクステもなしの洗いっぱなしのさらさら髪で、これまた素。
そのへんのロック兄ちゃんっぽくて普通。
おしゃべりも素。いつにもましてかみかみトークでした(笑)
あと何度も照れた顔してました。そして終始にっこにこで。
投げチュゥもいっぱいしてたねー。
これで終わっちゃうのがさびしいと言ってたなぁ。
ほんとだね。さびしい。さびしい。
しかし、今日はとにかく全ての素っぽさがとてもよかったです。

バンドとしては安定していていつもどおり。余裕があった感じかな。
ニルヴァーナのスメルの出だしが上手く弾けて満足げでした(笑)
ソープは横浜とうって変わってのりのりでしたね。かっこよかった。
よかったよ、あのままの記憶がソープの印象にならなくて。


アンコール(別名カラオケ大会:笑)は短かった。あはは。
でもなんかそれまでも「素」でしたねー。 歌が不安定になっちゃうアインを終始気遣っていた気がするよ。コーラスあわてて入れたり、一緒にうたったり。スタッフにいちいちぺこり。とお辞儀する姿も胸を打たれたって感じです。あは。





2003年05月14日(水)



 思いがけずスペインの風。

2週間ぶりにレッスンに行きました。
引越やらなにやらで忙しかったもので・・・。
自分で自分の尻を叩くくらいの感じでたらたらと稽古場に向かったのだけれど・・・。
びっくりしました。突発でスペインからバイラオーラがやってきていて、
2週にわたってクルシージョを開いてくれるとのこと。
その第一回が今日だったわけです。
スペイン語をバシバシ浴びてのレッスンは非常に久しぶり。半分くらいしか解らなかった(苦)
振り付けは・・・頑張ってとりましたよ。もう必死で。あんなに必死な自分、久しぶりでした。(おい)
振りがね、好きだったんですね。うわ。この人の踊り好きかも!と思ったらもう夢中で。
あっという間でした。
汗びっしょり。足ガクガク(笑)
しかし心は充実感に満たされて。気持ちよかった!楽しかった!
コンパスもパルマも勉強不足、練習不足を思い知らされました。
はぁ。今日のブレリア、身に付けたいな。来週もがんばるぞー。






と、明日はS・O・A・PとHYDEの泡祭り@赤坂ブリッツです。
やーん。またもや頭の切り替えができてるんだかできてないんだか、ショートしそうです。
(嬉しい悲鳴というのでしょうか。こういうのを。)


2003年05月13日(火)



 楽しそうなこと。

昨日は駅前で、お祭りの打ち上げに行く生き生きとした友人に会いました。
うーん。いいね。楽しそうで(笑)
私もよく「いいねー、楽しそうでー」と言われるけれど、人それぞれ楽しそうと思うことって違うので。
(いや、別にそんなに楽しいわけではないよ。と思ったりもして:笑)
で、自分の未知の世界で生き生きしている人を見ると「いいなー」ってなるんだな。と思いました。
(「祭り」「酒盛り」「町内会」。私にはウルトラ級に未知の世界です。)

引っ越したばかりで、新しい土地に慣れていないのと、
地域の大きなお祭りが重なったのでそんなことを思ったのかもしれない。

週末、河原に行ったらば、たぶん周辺のマンションとかに住んでる、
子供がまだ小学生くらいの人たちがわんさかと家族ぐるみでバーべキュウなぞを楽しんでいた。
お母さんもお父さんも妙に仲がよさげで・・・・その光景がとても奇妙
感じました。
なんででしょうね。
私もやりますよ?仲間内で。でもきっとあのすごい数のグループと
ヤンキーの集まりか?ってな感じのノリをお母さん集団で醸し出していたのがなんとも・・・。
ここでもあっさりと「楽しそうねぇー。ははん」と思ったりもしました。
これは羨望ではなく、「よかったねぇ。」って感じの他人事。
うは。嫌なやつですね。私。



2003年05月11日(日)



 不確かなものを信じる。

『どうすればいい? 何をすれば 満たされるのか?
・・・そびえ立つ 木々に囲まれながら
・・・僕はそれでも 何かを信じている』

***************************************


常に何かを信じていて何かを求めていて、でもそれは不確かなもので。
っていうもやもやして悲しくなるような感じがいつもある。
私はいったいどこへいきたいんだろう。


2003年05月08日(木)



 横浜ベイホール。

今日はライブ。

連休は、この日のライブのために実家に帰りました。
子供たちを遊ばせて、あとは両親と弟夫婦に子供たちをまかせて、
4時ごろに地元の駅を出て、石川町に到着。
元町に外人墓地。よく通ったタワレコ。懐かしくて泣けてきました。

で、駅からとことこ歩いて、横浜ベイホール前に到着。
女の子達がわんさかいましたね。
そこで1時間ほど待って入場でした。
頑張って前3列目のセンターを確保。
足もろくに床に着かない状態でまた1時間待ち。
そしていきなりHさん登場。
うわ。一番初めだったのか。びっくり。
すごい普通にバーンと現れギターを弾きまくったHさん。
ちっさい・・・・(笑)。細い。うすっぺらい肩。うー(壊)。

押され押されて肋骨がぎゅうぎゅうしたけど、
すごく近くで動いて歌ってる姿が良く見えた。
ハードロックでしたね。ふ。
楽しそうでこちらまで嬉しくなりました。
念願のニルヴァーナのカバーも聞けたし、こういう間近で、その表情まで
堪能できるチャンスは又とないんではないだろうか。と、
ひどく感傷的にもなりました。(オフ会の後もそう言ってたな・・・私。)
アンコールで全員集合したときのさっぱりTシャツすがたに
給食当番みたいなバンダナ姿のかわいいこと。
うわー。と見ていたら、
Hさんがまいたペットボトルの水がどばっとかかり、なんだか興奮(ばか)。
でもあれですね、
この人出てくるとステージがパーンと華やぎますね。(欲目ですかね。)
踊りでも芝居でもそうだけど、舞台に立って華があるのとないのでは
格段に差がつきます。

一方、そーぷは酷かった。途中でやめて帰ってしまうかと思ったくらいでした。
調子が悪かったんでしょうけど、なんか冷めた気持ちになりました。
ファンが盛り上げてね。一生懸命。
それに対する「ありがと」っていう言葉が印象に残っています。

そして、チェックしてなかったけどよかったなぁ。と思ったのが
monoralです。かっこよかった。
Vo.のアニスはなんかボーイジョージみたいだったけど(笑)。
音がとても好みでした。自然に身体がうごいたし。
少し後ろに下がってゆったり見られて良かった。CD買おうかな。
ちゃんと聴いてみたくなりました。
この方達のファンもよくって温かい感じ。
メンバーとファンが通じ合っている感じでよかったです。
いいね。このくらいの距離感って。

今回のライブ、総合的にはイマイチ感が否めない感じでしたが、
私的にはかなり満足です。

あぁ。欲がでます。もっともっと見たい。
今度は14日のブリッツですが、整番は途方もなく後ろの番号です。
もうあんな近くで見ることはできないんだろうな。ふぅ・・・。
今度はもっと落ち着いて見ようか。
いや、また行かれるだけでも幸せじゃないの。
昨日はチケットもないのに会場の外でなんとかならないかと
立っていた女の子がいました。(すごいなぁ)

さぁ。あとは来週だ!そして代々木もあるんだよ!嬉しい限り。
沢山沢山歌声を聞かせてください。やっぱり、歌っているのが一番です。


2003年05月05日(月)
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