ココんとこずっと否定的な考え方ばっかしが先行してるんよな。良し悪しとかやなしに、それを掻い潜っていけるだけの言葉に行き着かんのんが、今のワシの限界線に思えてる。

やけど、次に行きたいのに行けない、行かせてもらえない、知らないのに知った顔でなりきってみせなければならない、そういう立場でもそういう仕事でもそういう覚悟でもそういう人間でもないのに、そう振舞ってみせるくらいの器用さを持ち合わせたことをとやかく言われてしまうのは、やっぱそうなんよ、ワシには避けられんことなんよ。

やったら、そこにキリをつけるには、ワシの動向が必要になるんか？それが曖昧なままに、否定的な考え方ばかりが先行してしまう。それに追随できるだけの思想も、それに過熾できるだけの情熱も、結局は封してしまわなアカンくらいの邪な意思が蔓延ってるなら、もう少しココでワシなりの闘いをせなアカンのとちゃうか？

それをな、苦しいだの寂しいだの言ってしまうんやったら、ワシは２０年前から苦しいし寂しいんやで。それを受け入れることは絶対に無いんやで。やさかい、退けんのよ。ワシにはワシ以外の何も護るべきを持たずにココにおるけどな、それでもワシだけは護りたいんよ、一人称やとかどうとか、そういうレベルの話やなしにな、ココだけの話やなしにな、今も昔もこの先も、そういう繫がりを認めてるさかい、そないせなアカンように思えて仕方ないんよ。

場所におるからといって、同じような目線を抱かれると腹立たしいわけやねんよな。きり方の問題かもしれんけど、ワシが違うと考えて棄ててきた目線できられると、ハァ？って思ってしまう。それが違うことなんか、別に判らせる必要もないし、それを違うと判る人にだけおってほしいからエェんやろうけどな。

でもな、ワシの本質を見せる場所なんぞココにはないんやから、ワシは誰と比べても勝ち目ないわな。

そう決め込んでしまうと手を抜いてしまうことが判ってたんやけど、一度踏み込んでしまえばやっぱり修正出来ないんよな。ワシはめっきりワシだけのために営み始めてる。

「それが悪いことなんか？それがいけないことなんか？」

それも人によるやろ。心が痛いくせに、其処に動き出せんようになったら、ワシやないんちゃうか。

判り始めたわ。そうか、そうやったんやな。ワシは心のどこかで恣意的に置去っていたものがあってな。それはそうやな、４年前の夜には確かに覚えていたのに、それを良しとは出来んかったんよ。ワシは弱すぎたんやわ。何もかもを受け容れてはいるものの、肝心な処を見落としていたんやわ。どうにかやな、ようやくやな、これを動力に前に向かっていけそうな気がする。それを与えてくれたんはやっぱり自分やろうな、感謝してる。

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