michiyonのしあわせ探し
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2002年09月30日(月) トラウマ


ようやく続編をアップした「ジプシーシリーズ」ですが もうご覧いただけましたか?

ジプシーの「助けてくれ〜。」の お願いに月の神様が与えた答えとは…。


今回、シマダ先生の原稿にちょこ〜っと私michiyonがナレーションを加えて

脚色させていただいたのですが


どうも「働く」ということに対する私のトラウマが反映してしまったようで

かなり大げさなリアクションになっております。(~_~;)


そこで今日は どうしてmichiyonが「働く」ということに対して そんなに拒絶反応を示すのか

ちょっとお話したいと思います。



誤解のないように言っておきますが

私だって「働く」ことは嫌いじゃないんですよ。これはホントです。


よく 十分なお金さえあれば 働かずに おもしろおかしく遊んで暮したい なんて

真剣に言う人がいますが、


私は違います。


むしろ「働く」ことは好きかもしれません。

だって 自分がしていることが 何らかの形で人や社会のためになっているって

思えると うれしいじゃないですか。 楽しいじゃないですか。


それで お金もいただけるなんて 最高!!

… って 会社で働きはじめた頃は思ってました。


その頃(短大を卒業してすぐくらいの遠い昔)は 旅行関係の仕事がしたくて

とっても小さな会社でしたが 念願の旅行関係の仕事につけて 
すごくうれしかったのもあります。

お給料は激安でしたが そんなことは全く気になりませんでした。


だって 働くことが楽しかったから。


いつからなんでしょうね。「働く」(会社勤めをする)ってことに 

こんな後向きな反応を示すようになったのは…


まず 職探しからして 私はすんなりと うまく行ったことがあまりないので

求人広告を見ようとしただけで 心がず〜んと沈んでしまいます。

特に最近は「年齢制限」という情け容赦のないものがあるため 
よけい暗〜い気持ちになってしまうのです。


若い頃は 求人広告を見ているだけで 何だか明るい未来への扉がそこに隠れているようで

わくわくしたものです。(それは大きな間違いでしたが…。)


そして 求職の次にくるのが面接


これがまた 私は大の苦手 …

何がいやって 人を試そうとする あの人事担当者の態度です。


ストレートに何ができるのか どんな能力があるのか どんな経験があるのか 
何をしたいのか

そんな前向きなことを聞かれるのならまだしも


結婚は? とか 子供?は とか 年齢は? とか 学歴は? とか その他もろもろ 

直接仕事とは関係のない どちらかというとプライベートな質問ばかりして 


いかにも自分が選ぶ立場で そちらは選ばれる立場っていう おごり高ぶった態度。


もともと 同じ人間なのに こちらが上 こちらが下 とかいう考え方が私は大嫌いなので


こういう人たちと会わずして職につくことはできないのだ と思うと またず〜んと暗くなり…


何とか就職にこぎつけたとしても

そこには さらに 避けてはとおれない一番の難関が待っています。


 それは…   職場の人間関係。


世の中いろんな人がいるので、人と人との関わりは避けて通れない問題ではあるのですが

職場ってところは そこに利害関係が発生するので さらに事態は複雑で…。


自分の直接の上司から 遠まわしにいやがらせを受けたことも 何度かあり

それが トラウマとなってしまったんでしょうね。


人から いやがらせを受けるってことは 必ず自分にも責任があるってことは
わかってるんです。

でも私が許せなかったのは その上司が自分の意思を 自分ではなく回りの人間のせいに
しようとしたことです。

自分は あなた(つまり私)に対して何の不満もないけれど 

まわりの人たちが みんな あなたに対して こういう不満をもっている と。


自分では、とってもうまく行っていると思っていた 周りの人たちがそんな風に思っていたなんて…

当然 私は疑心暗鬼になりますよね。

それはもう ものすごく落ちこみました。


でも 上司の言っていることが真実で ほんとうに周りの人たちに 今まで迷惑をかけていたのなら

自分を改めなくちゃいけない。

そう思って もっとくわしく事態を把握しようとすると

不思議なことがわかってきたんです。


私に不満があったのは 上司自身で 周りの人は関係なかったと。


こんなことが2度ほどありました。


最初の時は最悪で、周りの人たちは 同情はするものの 知らん顔。

でも2度目の時は 理解を示してくれた人たちがたくさんいてくれて 

おかげで 社会復帰できないほどの 傷にはならずにすんだのですが


やっぱり このことは 私の心に トラウマとして残っているようです。


だって

オフィス勤め と聞いただけで 心が重くなるんですから …


でもね。最初に言ったように 働くことは好きなんです。


だから 人間関係の問題さえなければ 一生現役で働きたいなって思ってます。


そんなわけで たったひとりでできる仕事

そして 大好きな猫や雑貨に関われる仕事 

たったひとつの特技? 英語をちょっとだけ生かせる仕事

そして そして できるだけ 長い時間 モンちゃんやフクちゃんと一緒にいられる仕事


そんな願いをかなえてくれる 仕事として ネットショップを始めたわけです。


まだまだ オフィス勤めをしていた時ほどの収入を得るには だいぶかかりそうですが

それでも 毎日楽しく働けてるわけです。


たった一人で働いていても お客様との交流がうれしいんです。

喜んでいただけた時なんて この仕事始めてよかった〜って心から思えるんですよね。


同じ人間と関わるのなら こういう関わり方をしたいですよね。


オフィスでの人間関係 …  


やっぱり利害がからむと 人間って醜い部分がでちゃうんでしょうかね?


そういうこととは 無縁で生きていきたいmichiyonなのです。













2002年09月18日(水) 猫の恩返し


今日は水曜日。そう、映画館のレディスデーです。

皆さんすでによくご存知のように今日は女性なら誰でも1000円で映画が見れる日です。

前前から見たいと思っていた“猫の恩返し”をやっと見に行くことができました。

半年くらい前だったかな。映画館でこの映画のポスターを目にした時から

絶対に見ようと思っていたのですが なかなか水曜日のタイミングが合わなくて…

でも もう9月も半ばだし、急がないと終ってしまうかも と

今日は絶対に行く気で気合をいれていました。


だって“猫の恩返し”ですよ!

どんなふうに恩返しをするのか見たいじゃないですか。

心あたたまるストーリーだと聞いていたので、

猫好きの私としては それはそれは 楽しみにしていたのです。

いや〜 よかったです。


何がよかったって… 猫のしぐさが 本物そっくり。

それに 猫の男爵のステキなこと!

脇役だけど 存在感のあるムタもいい味だしてたし

ちょっと悪役入ってて自己中の猫の王様も 憎めないキャラクターで

声が丹波哲郎ってところもよかったな〜。


すっごくわかりやすいストーリーでさらさらっと見れちゃう映画なんだけど

だからやっぱり猫が好きって気持ちにさせてくれる

とってもあったかい映画でした。


たまには こんなふうに まっさらな気持ちになって見れる映画もいいですね。


ちょっと心が洗われたかなって感じの一日でした。


2002年09月13日(金) 最新式のまねき猫?

先日、キャットバルーン(ふうせんねこ)で販売するためのねこ雑貨をみつけるため
「ギフトショー」に行ってきました。

東京ビックサイトというと〜っても広い展示場で行なわれるのですが、
ものすごい数のお店が出店しているので とても一日では見きれないほどです。

いろいろカテゴリーに分かれてはいるのですが

何せその中から猫のついた可愛いものだけ探そうっていうのですから大変です。(^^ゞ

猫、ねこ、ネコ… と 猫グッズだけを求めて歩きまわります。

でも それが結構楽しいのです〜♪

今回もおもしろいもの いくつか見つけました。

ま、お店に並ぶか並ばないかは別として すごくおもしろかったのが

まねき猫の貯金箱。

貯金箱っていってもタダの貯金箱じゃないんですよ。

身長30cm近くあるミケ猫ちゃんの貯金箱なんですが、

お金を入れると手招きするのはもちろんのこと

目、口、耳まで動かしながら 入れた金額を教えてくれたり…

胸のボタンを押すと今までの合計金額を教えてくれたり…

1,000円にごとにファンファーレが鳴り、10000円に達すると歌まで歌っちゃうらしい。


そして そして もっとすごいのが…

この猫ちゃん、お金が溜まるごとに成長して(身長は伸びませんけどね。)

話し言葉が変わったりするらしんです。

目標金額に達した暁には、ファンファーレと共に祝福してくれるとか! (^o^)


でもね。それだけじゃないんです。

お金を入れないで放っておくと「お金入れてほしいニャー」と鳴くんだそうです。

それでも放っておくと さみしがり グーグーいびきをかいて寝てしまうんだとか。

さらにさらに放っておくと もっと元気がなくなり、手招きしていた手をおろして

病気になってしまうんですって!!


すごいでしょ〜!! 楽しいでしょ〜。 お金溜まりそうでしょ〜。


この猫ちゃんを発明したというドクター中松風のオジサマがコイン片手に
いろいろ説明して下さったのですが

この猫ちゃん、ちょっと気になる点が…。


肝心の声がかわいくないんです。(なんだかオバさんの声みたいな…)

それに飾っておくには ちょっと大きすぎるし…。


でね。失礼とは思いながら 仕入を考える方としては気になるので

それをドクター中松風のオジサマに告げると


「この猫ね〜。いろんなことができるから
その機械部分を納めるために頭が大きくなっちゃうんですよ。」

とのお答え。


ん〜。ごもっともです。(納得)


でもね〜。やっぱり大きすぎるような…。 それに声がね〜…。


ってことで、現段階では 仕入れるには至らなかったのですが

すっごく楽しいものを見せていただいて、おもしろかったです。


でも、惜しいな〜。こんなに楽しい貯金箱。もっと小さくて、値段ももっと手頃なら

絶対に猫好きさんなら欲しいと思うんだけどな〜。


このしゃべる招き猫貯金箱、2002年の新商品となっていたので

もしかしたら 来年あたりバージョンアップしてまた登場するかもしれませんね。


ちなみに もっと小ぶりで錠前のついた金庫の上に猫ちゃんが乗っている貯金箱もありました。

これで〜す♪

こちらは 声もかわいいし ま、よくあるプラスチックの貯金箱なんですが

ファンファーレはありませんが、入れた金額は知らせてくれるし 値段も手頃なので

ただいま検討中です。(~_~)


…っていうか自分がほしかったりして。(^^ゞ


だって 楽しみながらお金が溜まるなんて 

しかも貯金するたびに招き猫ちゃんが手を振って福を招いてくれるなんて 

最高でしょ?


 …ってことで、いろんなものが見つかってとっても楽しかったギフトショー。

今回は資金面の問題もあり、とりあえず小さくてかわいい革のキーホルダー&ストラップだけ

仕入れてまいりました。(近日「ふうせんねこ」で販売予定です。)


ねこ雑貨探索の旅は果てしない…  でも楽しい。



その大きすぎるのが難点?のまねき猫貯金箱は、こちら→
で〜す。

写真で見るとそうでもないけど、けっこう大きいのよ。

機能は抜群なんだけどね。(~_~;)

改良版を乞ご期待…ってところでしょうか?


2002年09月09日(月) 平穏無事な日々


久々の日記です。

お勤めを再開したわけではないのですが、このところなんだかんだと出かける用事もあり

家にお友達が来てくれたりと 楽しい時間を過ごしているうちに

あっという間に何日もたってしまいました。


でも、これって幸せなことですよね。

そう、何気に充実した時間を過ごしている時って 日記とか書かないものです。


何か珍しいものをみたり 心に残るような出来事に出会ったり 落ちこんだり…

そんな時に いつも何か書いてみたくなります。


便りがないのが、よい知らせ って言いますけど ホントですね。(~_~)


だから ”物を書く”ことを仕事にしている人は大変だろうな〜って思います。

だっていつも 心にアンテナを張っていないと いろんなことは見えてきませんから。


平穏無事って一番いい状態だけど 心に刺激がないから 時間もただ何となく過ぎていってしまう…。

これって 確かに 一番“幸せ”な状態なんだけど それが続くと

人生つまらなくなっちゃうような気もする。


人間ってわがままですよね。


でも そう考えるとたまに落ちこんだり、外部から刺激を受けたりするってことも

人生にとっては大切なことなのかも、って思えてくるから不思議です。


最近ね。 ”運命”ってことをよく考えるんですよ。

やっぱり人にはそれぞれ 持って生まれた“定め”があるんじゃないかなって。


不思議とうまくいくことも うまくいかないことも…

偶然だと思っている人や物との出会いも…

そして 今関わりを持っている人や仕事も…

すべては “偶然” じゃなくて “必然”なんじゃないかって。

起こるべくして起こっているんじゃないかなって思えるんですよ。


今、遅れ馳せながらマンガで「陰陽師」を読んでいるんですけどね。

その中で阿部清明も言っています。


この世で起こるすべてのことや出会いには意味があり 

起こるべくして起こり 出会うべくして出会っているのだと


ん〜〜〜 やっぱりそうなのかも〜。


こんなことを考えるようになったのも きっと歳をとったせいですね。

若い頃はそんなこと 思いもしなかった。


ただ、自分は運が悪い、 恵まれてない っていつも思ってたような気がします。


イヤな人と出会ったり、イヤな目にあったりすることに 意味があるなんて思いもしなかった。


でも 今は少しだけど きっとそれも自分にとっては意味のあることで

起こるべくして起こったことなのかもしれないって 思えるようになったんですよね。


不思議ですね。

それはステキに歳をとってるって解釈していいのかな?


そんな感じで 近頃の私は “定めのまま”に生きてるって感じです。

でも それがとても心地いいんですよね。


実は先日行ったギフトショーでおもしろいものを見つけたので

今日はギフトショーのお話をするつもりだったのですが…

話が大きくそれてしまいました。(^^ゞ


では、そのお話はまた明日ってことで…。


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