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self@体温

2006年12月30日(土) チャオチャオ!ワインでキス

年の瀬。
寒いけど、相変わらずバイクに乗る私。楽しいんだもん!
これは一種もう病気。
車は単なる移動手段だけど、バイクは私にとって精神的な拠りどころ。
もっと上がいた。
恋人は「バイクは人生の一部」と言い切っていた。

年の瀬。
昨年の今頃は、彼と行くイタリア旅行の準備に追われてたっけ。いろんな意味で一大決心して行ったのだ。8日間、日本を離れるって大変だった。
出発前から人間関係の良い勉強になった。
今は、勇気出して行ってよかったと心から思う。
今まで海外と言えば南の島で、ろくに観光もせず海辺でマッタリ本読んで酒飲んで…。で、実はイタリアが初欧州。
マニアな彼と行ったせいか車とバイクばっかり目がいった。
以下、イタリアと比較すると。
信号が不必要に多い。
(政治的大人の事情)
信号の位置が見づらい。
(イタリアは電柱の途中あたりについてる絶妙)
ガードレール大杉。
(政治的大人の事情)
二輪事故で、ガードレールさえなければ助かっていたライダー多い事実。激突。そして本当に必要なとこには設置してなかったりする。
運転マナーは日本人の方が良いが、一般的な運転技術が雲泥の差。
走ってる車、殆どマニュアル。車間10センチもないような熾烈な縦列を普通のおばさんたちが切り返し1発で次々停めていく。

なんてか…自分の責任において判断するし身を守るしってのが底辺にあんの。
日本じゃ信号ないと危なくて〜じゃない?
オマエの目は何の為についてるんだい?セニョリータ。
中田英寿選手が車を買った時、AT車だったらしい。イタリアのチームメートから非難囂々だったとか。
プロスポーツ選手なのに何故ATなんだ!って。
国民性だよね…と彼が笑う。
性能を落とす見てくれだけの阿呆な改造して喜んじゃうのは日本人とアメリカ人くらいなんだなあ…とも(ローダウン、ネオン管とか)私の偏見ですが。

後は、都市景観の差。
日本て身の回りの美には感受性豊かで細やかなのに、自分関知外だと、とたんに無頓着。
帰りの飛行機でマルペンサ(ミラノ)を発った時、空から見た美しい街並み。石畳、統一感のある建物。
工事中のシートすら周りの色彩に合わせてあった。
夕暮れのアルプス山脈の壮大さに息をのみ、モスクワ、ペテルスブルクのオレンジ色の暖かな夜景に和んだ。
一夜明け、皆様、当機は大阪上空を通過しておりますのアナウンスで眼下を見た時のショックったら!

きっちゃねー!ナニコレ。自分の国のゴッタ煮加減に改めて驚きました。
まさしくアジア。
いくら先進国だと気取ってもダメです。
正しくアジアだよコリャ。あまりの落差に富士山見ても立ち直れませんでした。
フェラーリカロッツェリア(デザインは日本人。セクシーで美しい車)乗ってシャネル着たって壁紙が、ゴッタ煮じゃあ似合わないよう。
今更変えようないんだろうけど。
いやまア、知っちゃいたけど、びっくらこいた。
夜景も白だしなあ。蛍光灯の国だからアハハン。
ロシア各都市のあの暖かなオレンジ色が目に浮かぶ。


今度はドイツかフランス行きたいなあ。
各国いろいろ行ってる彼はドイツ強力推奨。

しかし…怠け者の私は言葉も通じて国際免許も両替も不要の南のパラダイス、八重山諸島が一番好きなのであった。
波照間とか。波照間まだ未踏。
うーん、彼はEurope大好きっ子だからなあ。折り合いだ。



2006年12月28日(木) YOU GIVE ME SOMETHING

仕事が忙しくキリキリしてた。
デートの前って多い。
彼との時間を捻出するのに他の事が、押してしまい、精神的余裕がないまま待ち合わせへ向かったり。
向かってる途中、気持ちを切り替える。
でもあまりに余裕がないと、切り替えがうまくいかない。
彼が待ち合わせに遅れでもしたら尚更。
この待ってる間に、あれとこれができたなんて考えてしまって自己嫌悪。

余裕。
大事だね。

一日の中、社会人そして彼の女。いろんな顔を持てた方がいい。
あまりに効率優先だと、余裕なくなっちゃうや。
TO DO LISTが消化できないストレスとのバランスが〜うーん。
LIST見直すって事かなあ。
私がキリキリしてた世界と全く違う視点とリズムで、彼は「それでね由織」と楽しそうに話す。
彼は、私が知らない名前の工具やパーツを沢山持って、真剣な顔で配線をいじったりしてる。
彼は、見つめる。
私を。
抱き寄せる。
キスをする。


キリキリリセット。

未来に繋がる時間になるよう。
そうじゃなきゃ現実逃避になっちゃうよ?



2006年12月25日(月) 一握りのオトコたち

昨日のR20
新宿付近から環八過ぎたあたりまで。

私は、この彼を恋人にしてるかいがあった!という出来事がございました。

信号で並んだ大型排気量重低音。
kawasakiの9R!
(カウルにNinjaと書いてある前傾姿勢で乗るバリバリ系の一種。カウルはバイク本体を覆っているカバーみたいなやつの事。普段着半ヘルライダーとは真逆の世界。革ツナギでブーツにフルフェースメットが似合うバイク。この世界は一般には引かれるし一部の人達の趣味の世界。彼は勿論、革ツナギ界側の人)

9R、腕があるライダーのようで、彼はキタコレモード。

あの…KENてば〜私たち2人乗りだし、あっちは1人だしバイクのスペックも全然違う。

とか関係ない感じ!
直線ガラガラ道路なら、その差は腕だけでは補えなく歴然ですが、イヴの夜の20号は、軽く混んでます。

始まっちゃったよ、擦り抜けバトル。
他のバイクも最初こそ頑張ってついてきたけど、9RとKENが、普通は越えられない壁を越えちゃってる世界の人種…としか言いようのない走りをするので、あっちゅーまにミラーの点。

よくプレステなんかのレースゲームで右に左に車体寝かせてってアレ。
すんごいスピードで。
まさか生身で体験しようとわ…って、命削ってるよ!兄さんたち(おいら道連れ)

流れてる車と車の間を、凄いスピードで擦り抜け。


命担保に日常有り得ない緊張と集中、スリル。

引き分け勝負かと思いきや急に直線道路がガラ空きに。
9Rは夜空の彼方へカッ跳んで行った。


彼は走りに迷いがない、なかなかだったナ。と涼しい顔のKEN。
ガクブルとおり越して、虚ろな目で渇いた笑いアハアハする私。

いいなぁSUOMYメット(8万くらいする派手フルフェ)ライダーは白人だったよ。

え〜っ?そうだったんだ。




かさわKmオーバー(携帯更新なり)生身で知ってる世界人種兄貴たち、公道走ってる中で一握りだと思うの。峠のライテクから何から。そんな一握りが自分の恋人で我ながらアッバレと思う事にした。

髪洗ってオールバックにしたら、ネイティブアメリカン戦う勇者主人公級のハンサム度露呈でポワーン。
クリスマスプレゼントのアクセサリーでポワーン。
擦り抜けバトルでポワーン。
これが聖夜3大ポワーン。
3つ目のポワーンは、普通の感覚持った女子なら呆れ果てるとこ。てか怖過ぎて怒るところ。
そんだけ私は、ばかちんなんでしょうなあ。



2006年12月20日(水) たとえばケッコン


彼と私は似たもの同士なんだナ
ふたりとも コドモだ

たとえば
「ケッコン」って、責任作業から逃げてる
逃げてる

彼が大人の男に成長するのを待ってるって
ときどき わたしは ここに 書くけれど
わたしだって成長していかなきゃ
逃げてないで
別にケッコンしなくたっていいから
きちんと責任とオトシマエつけて

大人の女にならなくては


そういうことだ


本革シートの香りが車内に香り漂う
電熱ほかほかシートの高級外車乗って
毛皮着て、男からプレゼントされた宝石つけて
由織はいいおんなだ と ちやほやされ
おおばかまるだしのおんなに

帽子を被ったまま わたしより先に食事に
かぶりつく
お食事のマナーもわかってなかった
やんちゃなスピードマニアがキタよ

ゴージャスなプレゼントだ
彼自身がね

クリスマスは、どこ行こうかハレルヤ








2006年12月17日(日) 飲んだら乗るな(騎乗位で彼に)

はるひダンス(と歌)完璧だよ!
自主トレすげ〜楽しかった!
会社の内々忘年会(役職抜き)で披露の事。
相方は一般事務女子2名。営業事務の私の計3名で、お送りします。

…。


会社関係の飲みって、まあ有り難い事に楽しいっちゃ楽しいんですが。
人間関係も悪くないし。
ただ酔えない。
いやもう会社関係だろうが友達関係だろうが、酔っ払う程飲まない事に。
大人!

酔っ払って、夜中の12時半に彼を呼び出して迎えにこさせた揚句、カラダまでいただいた過去が。

当時、お付き合い始めたばっかで恋人のKENとは清い関係だった。
酒臭い私は、迎えにきた彼を見るなり抱きついてしなだれかかる。
慌てて彼が車に乗せると、
KENんんとぉ
セックスしたいいい!
セックスしよぉ〜。

と言いながら、服を脱ぎはじめたと言う。(彼談)

えっ?!ここで?
って彼が答えていたのは覚えてる。服、脱ぎながらってのは覚えてない。

セックスしたい、しよう!で脱ぎ始めるわかりやすさ。俺が男なら嬉しいぞ。
何だか酔っ払っちゃったみたい〜どっか休むところない〜?みたいな回りくどいの蹴散らしますよ。

そんなこんなで、酔った勢いで私の方から半ば押し倒したようなスタートが痛恨のミス。
私の方から押し倒すにしても素面で実行したかったス。

あれから1年半。

彼と2度目のクリスマス…はぁと

なんざ本当は思ってません。でも彼の方が、夜景〜イルミネーション〜プレゼント〜お洒落してディナーとか想い描いて楽しみにしている様子。

それを察した上で、囲炉裏で魚焼いて美味い日本酒呑むってぇのは、いかが?

シャンパンやケーキだのを打ち砕く【ワビ】日本人なら敢えての和【サビ】提案する私。

まあ昨年は、彼を狙う彼の職場女子たちから隙あらばイヴの夜は私と攻撃されましたが。
あ〜もうイヴとかイヴイヴだろうが、どうぞデートして下さい!
イベント恋愛おんなうんざり。


私は、不熱心であまり敬謙ではないプロテスタントなのでクリスマスと言えば、夜の礼拝!
そうじゃなきゃワビサビ日本酒で、ぉけ!

東方の三博士?誰?
だもんなア〜。別の文化イベントだね、クリスマスって同じ名前の。
はっイカンイカン。
はるひだったよ。



2006年12月06日(水) 御主人様オーラの人

バイク用品店内にて。

狭い通路の向こうから大柄な男性客が。
ぅわっ!て思わずチラ見。
「オマエと、この店来た事あるなア?」

隠れて見えなかったけど後ろに連れの女性がいた。

「はい、あります!」


このやりとりで私は二人の関係を全て悟りました。

御主人様と奴隷

懐かしい。
本当に懐かしいニュアンスの会話。

連れの女性をオマエと呼ぶイコール俺の女感たっぷりなのに、答える女性は敬語です。しかも、構っていただけるのが嬉しくて仕方ないがない子犬のような敬語っぷり。
身に覚えあり過ぎです、2年前の私(と御主人様だった男性)を見るような。

あんなだったなあ〜懐かしいなあ〜なんて感じ入りながら、そのカップルとすれ違う。
御主人様と思われる男性の雰囲気も何だか似てるし。


下のピット作業待ちにいる恋人に、ちょっとだけオマエって呼んで欲しい気がした。
キャラ的に有り得ないけれども。

ユオ〜!と、私が戻ってきたのに気がつき、ニッコリ笑う彼。
ぽわんポワンで、御主人様タイプとは真逆キャラなんぢゃ…(ライダー時はジョブチェンジ)

寧ろこの彼はM男疑惑。


本人否定するけどネ!


お待たせって云いつつ彼に、ひっつく。
『触れる事に許可を求める』必要ない今の恋人との関係。

自然でいいな。



2006年12月03日(日) ハレ晴れユカイ


金、土、日と3日間デートできて楽しい週末だった。
新江の島水族館では…マグロが大水槽で回遊!
刺身!
イサキを凝視しては3枚におろす手順が浮かび、
イワシの群れ見ちゃ、すり身団子と呟き、
鯛がいれば塩焼きだよね〜。
タコだ。酢の物がいいなあ。
深海コーナーのタカアシガニは迫力大きさ。
脚1本でいいから!
北海コーナーにはホッケが!あぁ脂のった開き大好き。
クラゲ癒しコーナー。
幻想的で綺麗だね…と私の腰に腕を回す彼。
今日の晩御飯は、お寿司にしない?
とワサビ醤油持ってくる勢いでロマンチックに答える私。

そんな水族館デートでしたが、晩御飯は由比ヶ浜の
アボガドBGアメリカンサイズになりました。
活きのいい魚たちを沢山見たせいか、かなり本気で
お寿司食べる気満々だったのに。
アボガドBGウマーだったから、いいけどねん。


ゆっくりでいいから、大人の男に成長してね。
愛しいバイクヲタ青年は、池面で優しいけれど。
由織だいすき、って抱きしめてくれるけど。
まだまだなのだ。

どうか頑張って欲しい。


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