薔薇園コアラの秘密日記

2004年04月28日(水) SMAP「MIJ」

 むふふ〜。今、SMAPの「MIJ」のライブDVDを観ておりまする。

 これは発売されてからすぐ、ニッパンで注文して取り寄せたもの。
 うちのボーズがキムタクにかぶれているので、買ってあげた。

 ははは。ママのほうがはまってしまいました。
 暇を見つけては口を半開きにしてニヤニヤしながら観ています。

 彼らは私が海外に出てから人気が出たグループなので、かっこいい青年たちだとは思うけど、特別なファンでもなかった。
 キムタク主演のドラマや「スマスマ」のビデオも友達に借りてみたことはあるけど、まぁ、芸達者で器用だなぁと思っていただけだった。

 この「MIJ」を観てからは、ツヨシ君が好きになったかな。
 他の子達もかっこいいけど、この子は心がきれいそうだもん。
 ファンをとても大切にしているのが感じ取れる。

 「世界に一つだけの花」で、孫ときたおばあちゃんとか、末息子の付き添いできた年輩のお父さんとかがちらっと映る。
 国民的なアイドルグループ的でいい。
 ずっと後のほうで、観客の黒木瞳も映る。最前列にいた。ほぅ〜。

 それにしても、全身にびっしりかいた彼らの汗は美しい。
 これほど男性の汗が美しいと思ったのも初めてだ。
 彼らの汗のついたタオルとか……いやいやこれ以上書くのはやめよう。
 とんでもないおばさんチックなことを書いてしまいそうだから。

 「MIJ」を観た後のママは機嫌がいい。
 君たち、ママ、今日はもう、絶対に声を荒げないからね〜ん。
 
 理人はやがてスマップのメンバーになりたいそうだ。

 子供らしい夢でよろしい。
 



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2004年04月26日(月) お母さん歓迎会

 今日は、PTAで新1年生のお母さんの歓迎会。「赤坂」にて。

 和食弁当。食材にいい物を使ってあり、おいしかったー。
 久しぶりに素直においしいと思った。

 回りは違う学年のお母さんたちだったので、お話が新鮮で楽しかった。
 お開きの後、みんなはお迎えの時間まで残ってお話をする雰囲気だったので、私はそのまま家に帰ってきた。

 途中、大、大、大渋滞。帰宅するまでいつもの倍以上かかった。
 きっと、欧州経済サミットのVIP到着で空港線が閉鎖されたり、警備が徹底していて、市内全体で車が徐行しているのだろう。
 この車の量にうーんざり。

 帰宅したら、家がいつもよりピカピカにきれいになっていた。お手伝いさんが留守中にしてくれたんだけど、どうやら、私が不在のときのほうが掃除がしやすいらしい。

 今日は、OCSから新聞の配達をサミット期間中、休止するとの連絡があった。欧州経済サミット中の立ち入り禁止区域に顧客も多いし、反グローバリズム運動団体のデモが予想され、危険なので配達ができないそうだ。

 そうか。後でまとめて配達されるのか。
 当分はネットでニュースを見ることにする。

 うーん、お昼寝したくなってきた。ねむねむねむ〜



2004年04月25日(日) 「冬のソナタ」鑑賞会

 今日午後から、主人の同僚ファミリーがきていた。

 彼は、いつもリビングの私のパソ机へ直行する。
 そして、私の椅子に自分の上着をかけて、何をしているのか知らないけど、いつもそこでしばらく時間をつぶしている。

 以前、怪しいメモ書きをほったらかしにしてて、冷や汗をかいたことがあったけど、来客の際は、前もって見られて差し支えのないようにしているから、今はいいのだ。
 きっと私のパソ机まわりは、居心地がいいのだろう。
 
 そうだ・・・、彼が来るんだったら、デスクに官能小説の濡れ場シーンの原稿でもだしておけばよかった。きゃはは。

 ランチは和洋折衷。サングリアで乾杯! 
 年末の旅行以来、サングリアづいている。
 うぅ〜、おなかいっぱいじゃ。デザートは抹茶アイス。
 夕方には、ちびちゃんが丸めるのを手伝ってくれた、出来立てのあずき白玉団子。へへへ、うまぁ〜い、うまぁ〜い。

 食後は、みんなで「冬のソナタ」のDVDを3話まで観た。
 ちょうどいいシーンで、子供たちが部屋から出てきたり、音を立てたりしたので、誰も泣くほど感情移入はできなかった。
 
 自宅でゆっくり静かなところで観れば、どっぷりはまるに違いない。
 ふふふ、「冬ソナ」にはめてやるのだ。
 帰り際、全巻DVDを無理やり持たせた。
 毎晩少しずつ見たらいいからね、と。

 今日は1日、リビングでうだうだしてただけだったけど、楽しかった。
 午後から、だらだらだら〜と薄いお酒をずーっと飲んでただけだもん。

 ふふふ、今から台所をきちんと片付けて、まただらだら飲もっかな。
 
 


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2004年04月23日(金) ゴルフ練習ラウンド初日

 ゴルフシーズンの到来。
 学校も平常通りに始まった。
 気の張る日程も週初めに済んだ。

 まずは、来週、火曜日のレディースデーにみんなでラウンドする予定。

 でも、私だけ初心者。だから、昨日、練習のために一人でラウンドしてきた。(平日だから値段はやや高めだったけど)

 一番ホールで、英国紳士シニア団体が順番待ちをしていた。「スポーツウィークエンド」と称して、ロンドンからワルシャワにゴルフとラグビーをしにきたのだという。

 そうですか、おじさま方。Have a nice time!

 で、一人で待っているのもかったるいので、私は空いていた近くの7番ホールからスタートした。
 練習ラウンドであるから、気の済むまで何度も打ち直して、ラストまで。

 去年のように、明後日の方向には飛ばさなくなったけど、アプローチでぶったたいて、グリーンの向こう側に球が消えること数回。

 最初の6ホールは回らなかったけど、クラブを振り回したのは、18ホール分以上だから、そのまま帰ってきた。

 * * * * * * * * * * * * * * *

 実は前夜に、大ハプニングがあった。

 パパ帰宅後に、夕食の後片付けとお弁当箱を洗おうと台所に立ったところ、いきなりシンクの下から、バシャバシャバシャ……と水が跳ね返る音。水道の蛇口を閉めても、バシャバシャバシャ……。

 シンク下の扉を開けてみると、びっくり!!!
 水が壊れたシャワーのように管から湧き出ている。

「ふひゃ〜、パ〜パ〜! うわぁ〜、パ〜パ〜ったらぁ!!」

 二人で慌てて水道管の元栓を締めようとしたけれど、あせって反対側にまわしたのか、すぐに閉まらない。その間にも、バシャバシャバシャ……。
 
 何とか水は止めたものの、シンク下の扉の内側。水浸し。
 他の家庭ではどんなものを入れているのかわからないけど、我が家は、オイル類や瓶入りの調味料、お米などを置いていた。それらにはたいした被害はなかったけれど、水浸しのところを何とかしないといけない。
 
 床の上も当然水浸しで、びちゃびちゃに水がたまっている。

 こういうとき、パパは非常によく働いてくれる。私はおろおろとするだけ。手際よく水をタオルで吸い上げて、床を乾かしていってくれた。しかも、普段カバーがされている、戸棚や食洗機の下まで、きれいに拭きあげてくれた。(こういうことは私にはできない)

 そして、最後にパパはなんていったと思います?

 一人だけゴルフに行こうとするからばちがあたったんだよ・・・ですって。



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2004年04月21日(水) 春樹おじさま

 今日、学校でPTA総会があった。
 新しい校長先生を迎えて、新しい雰囲気で無事閉会。

 学校にいったついでに、文庫本を借りてきた。

「スプートニクスの恋人」村上春樹著
先ほどちょろっと最初の数章を読んでみたけど、なかなかおもしろい。
寝る前に続きを読むことにしよう。

 実は私、春樹はあまり読んだことがない。
 自分で買った本は、「ノルウェーの森」と「海辺のカフカ」だけ。
 借りて読んだのも、ほんの数冊。

 でも、持っている本は必ず再読しているし、「海辺のカフカ」の公式HPでは、絶対に更新チェックを怠らなかった。新たに更新されているメールを読んだら親近感を持たずにはいられない。密かに春樹おじさまのファンだ。

 自称春樹ファンの素人日記のいたるところで、春気風文体に出くわすことがある。春樹おじさまの文体は、すぐに伝染してしまうからこわい。自分の文体を持たない素人が特に影響されやすいようだ。思考回路まで春樹化しているようだ。
 あくまでも素人レベルでの話だけど。

 村上春樹はすごい文章力と影響力を持った作家の一人だと思う。

 私は春樹の文章をどっぷり読んだあとは、なるべく時間をおいて、できれば違うカラーの先人たちの純文学を読んでから、文章を書くことにしている。私がめざす文体とはまた少し趣が違うから、軌道修正なのだ。

 これでも自分なりに小さなこだわりをもっているつもりなの。
 たいした量も書いていないのに、なに生意気なこといってんだか・・・。




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2004年04月18日(日) この花の名前知ってる?

 とあるレストランの店先で、鮮やかな朱色が目にとまった。

 私の好きなガーベラの花だった。
 同じ背の高さに切りそろえられて、にぎやかに活けてあった。

 連れの男性に尋ねてみた。
「ね、この花の名前、知ってる?」
「え、ガーベラでしょ?」

と、こちらを振り向きながら疑問形で答えた。
 その言い方は、花の名前には自信がなくてあてずっぽうにいったというのではない。ガーベラぐらいは知ってるけど、どうして花の名前なんか突拍子もなく僕に尋ねたの? というニュアンスだった。

 私はその時、その彼にとても関心したというか、いたく感動したのだった。

 だって、私の周りの男性で、バラやチューリップぐらいは知ってても、ガーベラの花の名前まで即答できるひとは、ほとんどいないんだもん。 
 一人一人の顔を思い浮かべてみたけれど、やっぱり知らない人のほうが多そうだわ。

 その彼は古くから知っている人だけど、そういえば昔から、きれいなものやいいものを見たらその都度記憶に留め、どう感じたかどう心に響いたか、感動を言葉にしてさらりと言える人だったような気がする。

 そもそも私の周りの日本人男性で、例えば花をめでて「きれいだなぁ」と素直に言える人はどれだけいるだろう。
 体裁があるせいか、花に興味を示すなんてこっぱずかしいなんて思うひとが大半だと思う。
 うちのパパなんか現金な人間だから、花を買っても腹はふくれない…などとまでいう。

 くだんの彼のような感性のひとが自分の交友関係にもいたんだと、久しぶりに気づかされた。

 最近、何か物足りないと思っていた。
 冬の間、感性を刺激する機会をもってこなかったからなんだろうな。
 
 ワルシャワに緑が増え始めると、心にも感性が芽ぶいてくる。
 木々の緑は、瞳に優しい。ふわぁっとした心で五感を磨こう。

 まずは週が空けたら、お花を買いに行ってこようかな。
 先週のパーティーのために活けてもらったお花はそろそろ限界。
 
 そうだ、紅いガーベラを買ってこよう。
 いつもガーベラを買うとき、あのときの彼のことを思い出す。 
 きっと、今も遠くで元気に営業マンしてるんだろうな、って。  
 彼のあの感性、いつまでも失わないで欲しいな、と思う。
 



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2004年04月15日(木) 棟方志功と父

 いつの間にか、四月の前半が過ぎてしまった。
 
 春休みもイースター休暇もあったので、創作がすすんでいない。
 締め切りを設けているわけではないので、お休みしていてもいいわけだけど、一気呵成に書き上げようと思いつつも、イレギュラーに予定が入り、あっという間に日が過ぎていく。

 いま、JSTVで棟方志功の特別番組が放送されている。
「わだばゴッホになる」といって、世界のムナカタになった棟方志功。

 棟方志功は、戦時中、富山県福光町に疎開しており、私の実家がある魚津をよく訪ねていたらしい。
 ちょっとした縁で、父は棟方志功と交流があった。
 独特の版画に直筆の一言が添えられた何通もの葉書が家に家宝として保存されている。

 志功と父との出会いというのも、物語になる。

 戦後、疎開先の富山から東京に戻った志功は、都内で書道の個展を開いた。父が上京して、貧乏な学生をしていた頃のことだった。
 多少の書の心得があった父は、是非とも志功の書を鑑賞したいと切望し、画廊へと足を運んだそうだ。

 そこで、芳名録に名前と実家の住所を記したところ、棟方夫人の目にとまったようだ。
「お父さん、富山出身の方が観にきてくださっているわよ」
と、(青森弁でだろうけど)夫人は志功に嬉しそうに告げたという。

 かつて自分たちが世話になった疎開先の富山県出身者が、東京で勉学にいそしみながらも、こうして自分の個展にまで足を運んでくれたということが、志功にとってはこの上なくうれしかったらしい。

 後日志功夫妻から、書の道をかじる父に、是非自宅へ遊びに来るようにと連絡があったそうだ。自分たちの恩のある富山の出身者を懐かしむということもあったのだろう。

 そうして、以降、志功と父との長い交流が始まった。
 
 父は仕事柄、いまだにさらさらと筆で字を書いたりする。かつてはその書の腕はかなりのものだったらしく、大きな賞をもらったこともあるらしい。そういった書にかける情熱も、棟方志功の創作への姿勢に大きく影響されたのだろうと思われる。

 私の両親は、自分たちがいまだに俳句などをたしなむせいか、ジャンルが違っても、創作に携わるということに対してはとても理解がある。海外で孤軍奮闘している私を温かく見守っていてくれる。

 さてと。それでは世界のムナカタに見習って、私も意欲的に取り組むことにするか。
 



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2004年04月14日(水) ペーパークラフト

 「自遊人」という雑誌に、蒸気機関車のペーパークラフトの付録がついていた。

 今朝、理人が、
「これ絶対に僕にちょうだいね! 学校から帰ったら作るからさ」
といって、喜び勇んで学校へ行った。

 早めに宿題を済ませ、早速工作に取り掛かった。
 仕上がり時間3時間とかいてあった。
 二人で紙から切り離したり、くっつけたりしたので、早めに仕上がると思った。が、理人と私のことだから、パーツをなくしてしまったらしい。それも土台になる大きなパーツ。

 結局二時間ぐらい、工作カッターとはさみとセロテープを振り回し格闘してみたけど、部品がなければ元も子もない。仕方ない。未完成。

 諦めなさい、理人。

 いつもはこういう工作関係は、パパが付き合って、最後は工作好きなパパが完成させていたので、私がこうして理人の製作に付き合うことは滅多にない。

 理人も、以前に比べて知恵を使うようになり、作業も丁寧に進めるようになっていた。子供の成長に感心した。

 
 私、やっぱ、年ですわ。目がしょぼしょぼして痛い。ビール、コップいっぱいで今、急に眠くなってきた。あぁー。

 明日から子供たちのお弁当を作らないといけない。寝る前に簡単に準備をしておこう。

 ねぇねぇ、パパ、テレビのボリューム大きすぎます。
 いらいらするなぁ・・・。
 と本人に伝えず、ここに書く。



2004年04月13日(火) 障害者を差別する人々

 最近、障害者に差別的な思想を持っている人々と話す機会があり、思いっきりげんなりした。集団でみんなとおなじレベルのことをこなせない個人を、排他的に考えているのだ。

 また、一口に障害といっても、いろんな分野でいろんな重度のカテゴリーがあるわけで、簡単に定義づけをすることは難しい。ややそういう傾向がある、というだけで、まわりは極度の偏見を持つ。

 社会福祉先進国のドイツでは、ごく普通に車椅子の人も知的障害のある人も一緒に暮らしている。まわりの気遣い、心遣いも社会を挙げて徹底していた。私たちも、長年暮らすうち、そんな環境がごく当たり前のことだと疑いの余地もなく受け入れてきた。しかし、そういう環境で暮らしたことがない人に、理解を求めるのは難しいようだ。

 公立校で学んだ人は、特別養護クラスなどがあるから一応障害者を理解をする心はある。けれども、私学の進学校に通って勉強だけしてきた人は、そもそも私学校自体がそういう子達を受け入れないし、偏差値を競う相手の範疇に障害者は初めから入れていない。ましてや障害者と一緒に勉強させられたら、自分たちのレベルが落ちてしまうとでも考えているのだろう。そういう環境が、障害者を「足手まとい」とするような視点を育んできたに違いない。

 私は人種差別的な発言にも、内心胸を痛めたり、すぐにキッと目くじらを立てたりする。ドイツで外国人排斥運動のまっただなかで長年暮らしてきたからだと思う。外国人である自分たちが実際にそういう渦中にいなくても、外国人の仲間たちの身近に起きる出来事を痛々しく見てきた。

 障害者に偏見を持っている人は、同様に外国人を差別する傾向がある。そして自分が、東洋人としてのコンプレックスを持っているが故、他の誰かを低く見下ださずにはいられず、心の裏側で何か自分の感情のはけ口になる弱者の対象を探している。
 
 それは、やがては確実にいじめに発展する感情の芽生えでもある。

 子供というのは、心がまっさらなので先入観というものを一切持たない。
 子供が何らかの偏見を持っているようならば、それはその親が教えたことなのであろう。直接どうのこうのいわなくても、幼いころからの日常会話を通しての情操教育の結果だといえる。
 
 IQ(知的指数)が高い子供でも、EQ(情操指数)が低ければ、その家庭の親の親の世代までさかのぼって、否が応でもどういう教育を受けてきたのかと疑ってしまう。

 今回いろんな人を通して、大人も子供も、学校のお勉強よりも「心の教養」のほうがよっぽど大切だとしみじみ思った。学校を卒業してしまえば、勉強はそれでお終いと思う人が多いかもしれないけど、心の勉強は生を受けたときから生涯をかけてするべきだと思う。

 私が心の手本にしている人が何人かいる。
 心に教養がある人は、決して人を横目で見ることはない。
 そして、瞳がまっすぐできれいに澄んでいるものだ。
 その瞳の色は、朱に交わっても決して赤くはならない。
 
  
 


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2004年04月12日(月) 復活祭

 ヨーロッパは復活祭。

 ドイツは金曜日から月曜日までの4連休だったけど、ポーランドは、土曜日から月曜日までの3連休。

 金曜日は、日本人学校の入学式だった。引き続き、保護者懇談会があったので死ぬほど疲れた。
 そしてその日の晩は、我が家で会社関係のパーティ。お祝い事が立て続けにあったので、ちょっときばって、お友達に大きなフラワーアレンジメントをお願いした。とっても素敵に仕上げてもらったので、ここで見てもらおうと思ったのに、画像が大きすぎて挿入できなかった。圧縮の仕方、知らないし。残念。

 日、月曜日はワルシャワから車で一時間足らずにあるプートゥスクで一泊してきた。自然に囲まれた貴族の館。四方を川に囲まれた自然の要塞でできていた。6家族。10歳から5ヶ月児まで。歩ける子どもたち8人は全員男の子。みんなで楽しそうだった。お天気もよかったので、外でのびのび遊んだ。午後は、家ですることがあったので私たちだけ早めに帰ってきた。

 夕方、JSTVのトップランナーの再放送をやっていた。
 ゲストは直木賞作家の江国香織。
 私は江国香織の本は一冊も読んだことがない。多分ポエジーなほわほわした文章を書く人なのであろうな、と雰囲気で思った。話を作るのに、冥想にふけってぼんやりする時間を大切にしている人なんだろうな。現実離れした感じがさすが直木賞作家という感じ。

 明日から学校が始まり、やっと私にも日常が戻ってくる。
 
 春休み、長かったー。



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2004年04月08日(木) 夜更かし

 日付が変わってしまった。

 ただ今、深夜1時半過ぎ。
 明日、留守中にお手伝いさんにきてもらうので、いくつかの伝達事項をポーランド語でメモ書きした。簡単なことなんだけど、久しくポーランド語など書いていないので、難儀した。1時間ぐらいかかってしまった。

 明日は、入学式なのだ。子供たちにとっては始業式。担任の先生も気になるし、一応、今晩はみんな緊張して夜を明かす。

 私にとっては、春休みの終わり。長かった。つらかった。苦しかった。
 最後の最後にキレそうになったけど、何とかぐっとガマン。

 そ・う・い・え・ば。今日は私の40歳の誕生日だった。
 誰からもお祝いメールがこなかった・・・。ふっ、そんなもんか・・・。
「さて、一体今日は何の日でしょう?」というメールを何人かに送ろうかと思ったけど40ぐらいでバカバカしいから遠慮した。

 パパは気遣って早めに帰ってきてくれた。何かお祝いのご馳走があると思ったらしい。
 甘い! ミートソーススパのみじゃ! 
 ママはお疲れなの。春休みの最終日だから。

 パーティは明日だもんね〜。シャンペン買ったもんね〜

 それにしても疲れた・・・。人生に疲れた。もう春休みなんてこりごりだい。



2004年04月06日(火) ビ・イ・ル・をまーわせ〜♪

 うーん、今晩のビールはおいしい。パソ机の向こう側には、おっきなお月様。今はいくつかうれしいことがあってとっても気分がいいんだ。

 ひとつは、イースターはどこにも行かず、「冬のソナタ」のDVDでも全ぶっ通しででも見ようかなーなどと思っていた矢先に、お仲間から近場で一泊旅行のお誘いがあった。ワルシャワから車で一時間、貴族の館ホテルらしい。 
 パパの腰も心配なので遠出は絶対にできないと思っていたので、こういうお誘いは嬉しい。
 (暗に私たちを気遣って近場の行き先を探してくれたのかも)

 今晩は、気分が華やいでいるせいか、ビールがむっちゃおいしい。
 最近、体質が変わってビール一本で翌朝つらいこともあったから、もう体がアルコールを受け付けないのかと思った。

 そういえば、久しく楽しいお酒飲んでいないなぁ。春休みだったしなぁ。
 でも、明後日は、祐子サンの40歳のお誕生日。

 イースターの休暇の前に、内輪のいろんなお祝いを兼ねて、うちでちょっとしたパーティーを開くんだ。

 さてとさてと、アルコールは程ほどに、明日、明後日は、そのパーティ準備に専念しよう。
 


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2004年04月05日(月) エアメール〜投函

 朝から時間をやりくりしながら書いた手紙を、たった今投函してきたところ。

 私、手紙をポストに投函する瞬間が好き。
 手紙が届くまでのタイムラグを考えて、先方に早く届きますように、ってお祈りするの。

 同時に、その時のお天気や気分を文字に託さず、封筒に託することもある。

「傘で雨をよけながら投函しましたー」(ストン・・・)とか、
「本日のぽかぽかオヒサマも同封しまーす」(スコン・・・)とか。

 先方には確認していないけど、私の心もちゃんと届いているはずなのだ。

 今では、手書きの手紙を送る人なんか、めっきり少なくなったことだろう。
 メールは、クリック、ポチッで、お手軽にハイ受信! だもんね。

 クリックにも人それぞれの思いを託すのかもしれないけど、瞬時に届いてしまったら、手紙のようなロマンスのかけらもないだろう。
 しかもパソ文字なんか味気ないし、顔文字なんてもっての外だ。

 でも、相手によっては手紙だと「心」が大仰に伝わりすぎてしまって、かえってややこしくなってしまうこともあるんだなぁ。だから、人によっては伝達方法を考えないといけない。



 手書きの文字でしか伝わらない心がある。
 私はペンを執る手にそういう「心」を託していこうと思う。
 
 早く届いてね、私のエアメール・・・。



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2004年04月04日(日) ポーランド美人モデルにびっくり

 最近、理人が野球を習っているので、その付き添いで昨日、長時間夕暮れ時の屋外にいたら、身体がすっかり冷え込んでしまったようだ。
 ちょっと体調崩したかな。

 今日は1日ゆっくり、パソの前でだらだら過ごそうかと思っていたのに、めずらしくパパのほうから、「でかけるぞ〜」という。

 先日、オープン前に行って肩透かしを食らった、「BLUE CITY」へ。
 オープン後最初の週末とあって、ものすごい混雑ぶり。

 テナント数の多い、ただのおしゃれなデパートであった。同じようなファッションセンターなら、どこにでもあるけど、まぁしばらくはものめずらしさでこのBLUE CITYも動員客数は稼げることでしょう。

 あるブティックのショーウィンドウに、マネキンの変わりに椅子に座った本物のモデルさんが二人いた。

 私はすぐにおねぇさんたちに気づいたんだけど、ボーっと歩いていたうちの男連中は、前を通り過ぎるときに、おねえさんがいきなり顔を動かしたものだから、マネキンが勝手に動いたのかと思って、思いっきりびっくりしたようだ。

 三人で「うわぁ〜」と飛びのくように逃げたので、ショーウィンドウの内側のきれいなモデルのおねぇさんたちにげらげら笑われてしまった。確かにあれほどオーバーな驚き方は、おねえさんたちもモデル冥利(?)に尽きたかもしれない。

 はぁ、でも本当にマネキンみたいにすらりと長い足の美人のおねえさんだったな。さすがポーランド女性。

 


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2004年04月02日(金) ゲームコントローラー没収

 この春休み、ちょっと甘い顔をしていたら暇さえあればゲームをしていた息子たち。
 5年生に進級する理人は、一応、「これはちょっとやりすぎかな・・・」という自覚は持っているらしい。

「ね、これからは、ゲームやる時間をきちんと決めよう」
「うん、いいけど」
「何時間ってことにする?」
「えーっと、一時間」
「ちゃんと守れる?」
「うん、絶対守る・・・」

 今までにこんな会話を、親子で何度となく繰り返してきた。けれど、宿題が終ればエンドレスとか、週末は朝からとか、お留守番のときはOKとか、何度となく約束を反故にされたり、大目に見たりしてきた。

 でも、理人もこれからは勉強量も増えるし、ゲームのために時間を長時間割くわけにはいかないだろう。

 そこで、ママの妙案。

「コントローラー没収します。一人一時間だけ、貸し出しすることにするね」
と。はじめ、二人で、
「えー! コントローラーじゃなくって、メモリーカードってのは?!」
などという声をあげたけど、ゲーム一時間というのは理人自身の提案でもあるし、本人はすぐに納得したようだ。

 4月1日から約束履行。
 コントローラーもゲームボーイもしまってある場所がわかってはいても、子供らは根がまじめなので、そういう約束事はちゃんと守っている。

 パパ帰宅。コントローラー一時間だけ貸し出しの旨を話す。
 パパ、理人の部屋、直行。
「パパは、仕事で帰り遅くて毎日できないから、週末まとめて7時間してもいいことにするもんねー」
などと、子供たちを刺激することを言う。
「えー?! パパだけ、ずるい、ずるい、ずるーい!!!」
という叫び声。
 もう、大人気なく子供をからかうんじゃない。パパも平等に一時間だけだ!

 黙ってみていると、深夜に一人でちまちま「どうぶつの森」をやって、パパも元通りコントローラーを返しにきていました。



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2004年04月01日(木) たまには・・・

 静かなバーでワインなんか飲みながら、誰かとしんみり語り合いたいな・・・などとふと思った。

 テーブルの上にごちゃごちゃつまみなんかおかずに、グラスだけ。
 たまには甘口のアルザスのロゼあたりを。
 BGMは生のピアノ演奏。
 遠くまで夜景が見えててもいいかな。

 相手は誰がいいだろう・・・。

 そうだな、ずーっと年上のひとがいい。
 自分の将来のビジョンがしっかりした人。
 自分の健康管理ができている人。
 タバコは吸わない人。口数が多すぎない人。
 携帯メールをあんまり利用しない人。
 ネクタイのセンスがいい人。手入れされた靴をはいている人。
 歯がきれいな人。笑うと目が垂れちゃう人。額が広い人。
 本をたくさん読む人。週末はジョギングをしてる人。
 花の名前に詳しい人。お魚に詳しい人。
 きれいな海を知っている人。
 きれいな瞳の人。

 どこかにいませんかネェ、そんな人。



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祐子 [MAIL]

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