終わりなき戯言
幻水&日和サイト共通日記。pixiv関係はこちら→ pixiv / 企画用ブログ / twitter
2004年02月29日(日)
もやもや


同情も同調もいらない
俺は不幸だなんて思ってないから

100題のオリジナルの司。
キャラ設定の絵をこれに差し替えようかしらなんて思っております。


最近自分でも絵が変わったなぁ、と思います。
どこがどう変わったのかはいまいちはっきりしませんが。
成長なのか退化なのかもよく判りませんが(笑)
それが嫌だとか元に戻すつもりもないのですが、なんか気になります。
2004年02月28日(土)
無題


一瞬でもこの幸せが続くのなら
誰の敵にでもなってあげるさ

100題のオリジナルの甲斐。
たぶん明日は司でしょう。


いやー・・・書くことがないんです・・・;
王の帰還二回目に早く行きたいなー。
2004年02月27日(金)
世の100質製作者さんを尊敬します


翼のない鳥は空を飛べないけど
僕はこの大地で大切なモノを見つけた

100題のオリジナルの飛鳥。
やっぱり描き方忘れてるよ・・・っ。



100の質問を作ってみました。
暇なときにでもご利用いただければ幸いです。
質問100個も考えるのって大変だった・・・っていうか思い付かないー!
何とか頑張ったのですが、どうなんだろう?という質問もあるので・・・不安だ。

「王の帰還」のサントラを買いました!
初回限定のDVDがついているもの。
国内版についているカードがないのでちょっと悲しい。
こんどこそレゴラスをと・・・っ!
ピピンとアラゴルンの歌が入っていて嬉しいです♪
やはりピピン役のビリー・ボイドは歌がお上手。この歌かなり好きです。
2004年02月25日(水)
もうすぐ三月ですよ


たとえ一生 鎖に繋がれるとしても
生きることに迷いはない

100題のオリジナルの冬夜。
久し振りに描いたので描き方を忘れました;


あと数日で二月が終わってしまいますよ。どうしましょう。
一ヶ月が異様に早いですよ。
最近生活習慣が乱れています。遅寝遅起き。一日一食の日もあります。うわー。
直そうと思っても中々直らないのです。
とりあえず少しずつでも起きる時間を早くしていこうかなと・・・。
2004年02月24日(火)
ふぅ
更新出来ましたね。
いやー・・・今回の更新は疲れました・・・。
昨日まで必死こいて「六花・c」と「白雪春花」を書き終えて、今日の午前二時前後に「血(小説)」を書き終わって、午後には小説の修正とメルフォ設置して、やっとアップできました。
次は100題書こうかと思っております。
指輪と幻水の話を。
もうしばらく柳と桜焔は書きたくないー、と思ったら100題で出てくるんだよ・・・っ。
これまたアップまでに長引きそうなので、気長にお待ち頂ければ幸い。
2004年02月23日(月)
力尽きそう・・・
明日あたりに更新できるように頑張ります。
2004年02月22日(日)
特に書くことは無いのですが・・・;


うちのキニスンは皆が楽しそうにしているのを一歩離れたところから微笑みながら見守っているようなイメージです。


そういえば今日はNHKで三国志をするらしいですね。孔明編とか何とか。
ちょっと興味があります。
2004年02月21日(土)
幸せでした
今日はとてもいい夢を見ました。
オーランド・ブルーム(レゴラス衣装)と色々遊びました。
ジェットコースター乗ったり、腕相撲(何故)したり。
オーリが腕相撲にわざと負けるので怒って蹴ったりましたが(ファンに殺される・・・;)
なんかすっごくフレンドリーでめっさ楽しかった。笑顔が素敵だったー・・・(余韻)
しかも疲れていると水を差し出してくれたりして親切で・・・っ。
夢とはいえ、本当に充実した時間を過ごしました。
でもお互いに言葉は通じません。向こうは英語で私は日本語です。(変なところでリアルだ・・・)
だからお互いボディランゲージで意思の疎通を図る。

あと、LOTRメンバーも出てきました。勿論映画の格好で。
途中で指輪の世界になってしまいまして(この時点でオーリじゃなくてレゴラス。この辺がなんとも夢らしい)もう一つの「王の帰還」を見たような気分です。
ア、アラレゴー!?な場面もありまして、夢の中で大興奮です。アホか。
2004年02月19日(木)
 癖というものは誰にでもあるもので、本人は指摘されるまで気付かなかったりする。
 窓の縁に腰をかけ、ぼんやりと外を見ている彼は、一見何も考えていないようで。
 でも、口元に当てた手がそうでないことを物語っていた。
 ティルさん。
 心の中で名を呼んだ。
 あなたは気付いていますか?
 考え事をするときに口に手を当てる、癖。
 ティルさん。
 もう一度呼ぶ。
 でも全然相手は気付かなくて。
 声に出してないのだから当たり前なんだけど、やっぱり少し寂しい。
 何かを真剣に考え込んでいるとは思えない横顔は僕を見ない。
 ぼんやりと、外ばかりを見て。

「ティルさん」
「・・・ん?あぁ、何だい?」
「何を考えてるんですか?」

 その問いに、にこり、と笑って。

「大した事じゃないよ」

 その笑顔につい、そうですか、と僕も笑う。
 彼は嘘吐きだから。

 ティルさん、あなたは気付いていますか?
 嘘を吐くときにとても綺麗に笑う、癖。
2004年02月18日(水)
おかしいよ、それ
姉が指輪物語を読み始めたようです。
やはり指輪ファンとして嬉しいのです。
だけど・・・だけどさ・・・。

「二つの塔」から読み始めてるってどうゆうことさ。

・・・・・・「旅の仲間」は?
「ドワーフの強情っぱり!」と言う原作レゴラスの感想を是非とも聞きたいのに。あと馳夫とか。
いや、その前に映画でアルウェンに出番を取られたグロフィンの勇姿を!読ませたい!

映画を観ているとはいえ、色々と大丈夫なのだろうか・・・。
2004年02月16日(月)
エ・・・エスレゴ・・・!


「はい、そこまで。誰に教えてもらったのかは知らないけど、君には早すぎるんじゃないかな、エステル?」
「兄上はこうするのが一番手っ取り早いと仰った」
「この際どっちの兄上かは訊かないけどね・・・何をするのに手っ取り早いんだい?」
「・・・この気持ちを伝える為に」

こ、こんなエスレゴは駄目ですか・・・?
多分キスしようとしただけです。えぇ、それだけです。
っていうかエステルの年齢いくつやねん。
あ、もしかしてこのサイトで指輪のCPものってこれが初めてですか?
アラレゴの次に好きなのがエスレゴなのです(どっちも同じだろという突っ込みは無しの方向で)


ところで昨日の日記は改めて読むと文章が滅茶苦茶ですね・・・(反省)
2004年02月15日(日)
色々
映画効果って凄いですね・・・。
昨日のアクセス数が普段の二倍でした。
今日も今の時点で昨日を超す勢いです。
しかもそのほとんどが指輪関連のリンクからです。
LOTRサーチ様のサイト情報を更新したせいもあるかもですが。
はぁー・・・凄いや・・・・・・(しみじみと)



皆様「魔探偵ロキRAGNAROK」という漫画をご存知でしょうか。
アニメ化もされたので知っている人は多いでしょうが。私はアニメは見てませんけども。
私の好きな漫画の一つです。
そしてこの漫画で一番好きなキャラが鳴神なんですよね。
良いじゃないですか、馬鹿一直線で(褒めてます)
あれで雷神トールでロキの腐れ縁でしかも最高神オーディンの息子ですよ。
良いじゃないですか(二度目)
いや、今はそんなこと言っている場合ではなくて。
それで今日、魔ロキが連載されているBLADE三月号を立ち読みしたのです。

・・・・・・・・・え・・・えぇ・・・?

マ ジ で ?

魔ロキサイト様で噂には聞いてましたが実際見ると結構ショックです。
し、死んだわけじゃないんですよねぇ・・・?
単行本派なので話がよく解らないのですが、何か大変なことになってて・・・。
早く4巻が出ないものか・・・トールとオーディンの親子会話が気になるー。



次は幻水についてちょっと訊きたい事が。
今100題で幻水の話を構想しているのですが、オリキャラが出る予定なんですよ。
そのオリキャラを銀髪にしようかなー、と考えること暫し。
幻水に銀髪(白髪でも可)キャラっていましたっけ?人間で(笑)
思い出せないのですが・・・。
セラは銀髪というイメージがありますが、彼女は一応金髪ですよね?
ジョウイも銀髪とは違う気がする。
幻水でこんな銀髪(白髪)キャラがいるぞー、という方はご一報を。

・・・・・・・・・そういえば昔のザジの髪って何色だ?


・・・・・・ああっ!!クリスがいた!!(気付くの遅っ!←主人公なのに・・・)


そうだ!ジーンさんもだ!(でも人間かどうか怪しいし・・・)
2004年02月14日(土)
「桜」+壁紙


桜焔を描いていたつもりだったのですが、リオンでも桜焔でもこの際どっちでもいい。
森山直太郎の「さくら」よりも河口恭吾の「桜」の方が好きです。
いえ、どっちも好きなんですけどね。


現在のPCのデスクトップの壁紙はLOTRです。王の帰還です。オリファントです(え)
CMでやってる、巨大象が横一列になってるやつ。
普通アラゴルンとかレゴラスとか、そうゆうのじゃないのか。
でも壁紙にするなら人物よりも風景とかの方が好きなので。
ミナス・ティリスも捨て難いです。
色々とダウンロードしてあるのでその日の気分によって変えています。
2004年02月13日(金)
ひたすら書いて書いて書きまくれ!(無理)


何かを言うわけでもなく
何かをするわけでもなく
だけど僕を見つめる赤い瞳が
訴える
見たくもない醜い感情を思い出させて
お前は本当にそれでいいのか、と

あの赤い瞳に呑み込まれてしまえば
いっそ楽になれるだろうか



小説を書いていると、途中まで書いた他の小説とか、頭の中で既に構成されている話とかを書きたくなります。
しかも軽いスランプ気味だったりすると他のものに逃げたくなりますね。
今書いている「六花・c」がそんな感じでした(過去形)
一昨日くらいまで何にも書いてませんでしたからね!
まず最初に悩むのが書き出しの一行で、それに時間をかけすぎると考えが別の方向へ・・・。
こんなときに限って絵とか描きたくなるし(そして実行した奴)
気持ちは焦るのにいざキーボードに向かうと何も出てこないのです。文章が。
気分転換に100題を書こうとしても同じでして。話は出来てるのに・・・っ!
此処を見てくださっている字書きさんの方々で、何書こうとしても駄目、という時がありますでしょうか。あったら思いっきり頷いてやってください。
そしてこんな時は一体どうしたらいいのでしょうか?

今は少し回復した。かも。
2004年02月12日(木)
むぎぃー!
昨日はトップ絵を描いている途中であともう少しというところでPCが固まった。
それはまあいい。ちゃんと保存してあったし、多少脱力しただけだ。

今日は更新したと思ったらバナーのサイト名が間違ってた。
バナーを直したと思ったら更新履歴の日付けが間違ってた。

・・・・・・原因は寝不足か?

一応チェックしたのですが今日更新したところで変なところがあったらゴメンナサイ;
2004年02月10日(火)


王様です。見えなくても王様です。小奇麗な感じで。
最近エルフばかり描いているので。
私だってたまには人間くらい描くさ。


このサイトも他の指輪サイト様と同じく指輪のリング・サーチからのアクセスが増えております。
指輪の更新率低くてすみません;
でも近いうちに更新出来ると思います。
だって指輪熱再燃してますからね!
「六花」を書く時間がどんどん減っていく・・・。
2004年02月08日(日)
「王の帰還」感想
ネタバレなので白文字です。思いついた順に。
ところで昨日の「旅の仲間」で不覚にも泣きそうになってしまいました(何回見たんだ)
「王の帰還」を見た後に見るとこれまた違った感じです。
というかボロミアとサムにやられます。



最初はスメアゴルの過去から始まったのには驚きでした。
指輪を見つけたデアゴルを殺してしまうアレです。
ストゥア族でしたっけ?外見はホビットと全然変わらない。
スメアゴルからゴラムに変わっていく一連のシーンはちょっと凄いです。

最初に泣けるのはメリーとピピンが離れ離れになる場面。今思い出しても泣けます。
ピピンの叫びが切なくてですねー!(泣)
それを見送るメリーもまた悲しそうでして・・・っ!
今までお笑い担当だったこの二人は今回は違います。格好良いです。
たぶん旅の仲間の中で一番成長しているんじゃないでしょうか。
ところでローハンにせよゴンドールにせよ、ホビット用の小さい鎧はあったのでしょうか?
メリピピの二人が着てるということはあったんでしょうね。

格好良いといえばエオウィンが格好良かったです!
「人間の男に私は倒せん」というナズグルの首領に、兜を取って「私は男ではない」と言うあのシーンがですね!ゾクッてきました!
あと剣を二本使ってオリファントを倒すのも良いです!
最後はファラミアといい感じになっていて嬉しいのですが、はっきりとは描かれていないのが残念です。隣にいただけじゃん。ファラミア口説けー!

ゴンドールにローハンの援軍が来た時は鳥肌が立ちました。
やっぱりここでも涙が・・・。ローハンの曲がかかるもんだから・・・っ。
凄いの一言です。
ところで「狼煙が上がる」ってどうゆうことなのかなぁ、と思っていたのですが、あんな方法だったのですねー。なるほどー。
っていうかガンダルフはピピンの使い方をよく存じていらっしゃる(笑)
次から次へ狼煙が上がっていくあのシーンは壮大で好きです。
ゴンドールではガンダルフをミスランディアと呼んでくれて嬉しい。

レゴラスは今回も凄い事をしてくれました。
いくらなんでもあれはやりすぎでは(笑)
でも凄いよ。格好良いよ。最早無敵ですね。
あのままオリファントを操ってくれることを期待したのは私だけでしょうか。
っていうか普通のエルフはあんなこと出来るんですか?

ペレンノール野の戦いではレゴとギムがまた競争してましたね♪
今回はどっちが勝ったのでしょうか。気になります。

忘れちゃいけないフロドとサム。
フロドがサムを疑ってしまうのは観ていて辛かったです。
サムも「帰れ」って言われて本当に帰ろうとしてるしさー!(笑)
「指輪の重荷は背負えないけれど貴方は背負えます」って台詞で一気に涙が・・・っ。
サムー!あんた最高だー!!
最後もちゃんとサムで終わったのが嬉しいです。
フロドは最後の笑顔が印象的でした。
ホビッツが別れを悲しんで泣いてるのに彼だけ笑うんですよ。
その笑顔がまた綺麗でして・・・!やっぱりここでも私は泣く。
ところで灰色港にいた金髪のエルフはどなたでしょうか?キアダンだったら喜びます。

王様の戴冠式で、その場にいた全員がホビットたちに跪くシーンも鳥肌ものです!
この感動をどう表現すればいいものか・・・。
ひたすら涙です。っていうかこれで何度目か分からないくらい泣いてます。
あとですね、王様にアルウェンを見せるときのレゴラスの表情が好きです。しかも正装ですよ!なんか王子っぽい服装してますよ!
アラゴルンとレゴラスって他の旅の仲間とは違うお互いに心を許したような親しげな雰囲気がありますよね・・・。やはり公式設定で昔からの知り合いなんですかね。

そういえばピピンとアラゴルンは歌を歌ってましたよね。
あれはサントラには入っていないのでしょうか。好きなのですが。
ピピンって歌が上手いんですねー。

双子が出てレゴラスがカモメに惹かれてファラミアがエオウィンを口説く、という私の希望が全てカットされていたことに別の意味で涙が出ます・・・。
特に双子ー!まさかエルロンド様が御自らいらっしゃるとは・・・。
旗はどうなったんだと思っていたらこれまたアルウェンが自分で携えて来ましたし・・・。
グロフィンといい、裂け谷のエルフに厳しいわ・・・。
結局今回はエルフは一緒に戦いませんでしたね。残念です。


さて、長くなりましたのでこの辺で終わっときます。
とにかく有難う御座いますと言いたいです。
そして役者やスタッフの方々、お疲れ様です。
映画が終わってしまっても、これからもずっと好きですよ!

ここまで読んで下さった方、お疲れ様でした;
2004年02月07日(土)
王の帰還先行!
見てきましたーー!!
最初から最後まで泣けます。感動です。
ついでに文庫版の追補篇も買いました♪
王の帰還のサントラも欲しかったのですが、お金が・・・;
今日は8時から旅の仲間をテレビで放送するし、スマステにイライジャが出るそうなので、正に指輪三昧です。

というわけで感想は後日。
まだ余韻が抜けません・・・。
でもこれだけは言わせてください(以下ネタバレにつき白文字)


何で双子が出ないんだーー!!?
2004年02月06日(金)
無題3
「あなたから見て、リオン殿は如何でしょうか?」
「・・・それはどうゆう意味だい?」

 トランからの書簡を受け取りながら尋ねたシュウに、ティルは少し眉を寄せて訊き返した。
 それは同盟軍の軍師とトランの使者、という今の立場を考えれば少しおかしな質問だった。
 ティルはこの同盟軍では複数の立場を持つ。
 一つは軍主リオンの友人として。あるいは隣国の英雄として。
 そして時にはトランの使者の役割も果たす。
 その内のどれの僕から見た、というティルの言葉の意味を汲み取ってシュウは改めて質問し直した。

「元解放軍リーダーだったあなたから見て、です」
「それはリオンが軍主に相応しいかどうか、という意味かな?」
「そう理解して頂いても構いません」

 表情も変えずに肯定するシュウをティルは呆れたように眺める。

「その前に訊きたいんだけど・・・」
「・・・何でしょうか」
「シュウは『軍師』って何だと思う?」

 一見先程までの会話からは何の関連もなさそうな問いにシュウは一瞬目を見開いた。
 軍師とは何か。
 そんなことを聞いて一体何になるのだというのだろうか。
 しかしシュウはすぐに落ち着いた口調で答える。

「主の考えを理解し、あらゆる策を講じ、その考えを実現させる。それが我々軍師の役目です」

 淀みも無く、迷いも無くそう答えたシュウに、ティルはため息をついた。
 教科書通りの答え。
 マッシュが彼を破門にした理由も少しは解るような気がした。

「まぁ・・・確かにそうなんだろうけどね」
「・・・不満ですか」

 露骨に落胆を露わにするティルにシュウは眉を顰めた。
 それにティルは苦笑しながらシュウを見上げる。
 挑戦的なその眼差しはとても好意的とは言えず、シュウは眉間の皺を深くした。

「それだけじゃ駄目なんだよ。元リーダーの立場から言わせてもらうと、リオンはよくやってると思う。だけど、本来軍師はこんな質問をしちゃいけない」

 いいかい、とティルはまるで教え子に話すように続ける。

「軍主と軍師の間に必要なものは信頼と同盟。信用と違って相手を本当に信頼することは難しい。だけど君たちにはそれがあると僕は思う。ましてや自分で選んだ主だ、君が信じてあげなくて一体誰が彼を信じる?」

 そう言い切るとティルは一呼吸おいてシュウに背を向けた。
 シュウは暫く黙っていたが、堪え切れなくなったように口を開く。

「しかし・・・リオン殿は限界なのではないですか?」

 彼を軍主に仰いだのはその実力ではなく象徴的な意味合いが強い。
 確かに軍主としての器ではあるが、結局は只の少年だ。
 戦場で彼が泣いていることをシュウは知っている。
 限界なのだと思った。
 きっとその重みに最後まで耐えられない。

「リオンは僕とは違うタイプだから、僕にも断言はできないけど・・・」

 ティルは振り向かずに呟いた。
 シュウにはその表情は見えなかったが、きっと笑っているであろうことはその声の調子から予想できる。

「大丈夫だよ。彼は一人でここまできたわけじゃないからね」

 そしてゆっくりとシュウに顔を向ける。
 優しそうなその表情はシュウの今まで見たことの無いもので、少し哀しげでもあった。

「リオンを信じてあげて。これは彼の友人としての僕の頼みなんだけど」
「・・・・・・わかっています」

 ため息混じりに答えたシュウに、ティルは満足そうに微笑んだ。




やっと一段落ついた感じ。
この二人の毒舌対決っていうものも一度見てみたいものです。

明日はLOTRの「王の帰還」の先行を見に行ってきます!
今から非常に楽しみです♪
双子出てくれー!頼むからーー!!(祈)
終わってしまうのは少し寂しいですが・・・。
思えば「旅の仲間」で指輪に嵌って既に二年が経っているのですね・・・。


<以下は追加>
どうして私は書こうと思っていたことをいつも書き忘れるのか。

調子が悪かったパソコンですが復活しました!
父が全てを無に帰して下さいました(察して下さい←んな無茶な)

あとシルマリルの物語をやっと完読しましたー♪
切ないです・・・マイズロスが・・・っ・・・!マグロールもですけど!
フェアノールの息子たちはどうしてこんなに切ないんだー!
少し楽しみにしていたグロールフィンデルとバルログの戦いが数行だったのは残念でした・・・。
それとガラドリエル様って本当に凄い方だったんですね・・・改めて実感。
2004年02月03日(火)
無題2
 軍師とは何なのかを問われた事がある。
 その時の答えを聞いたら彼はきっと笑うだろう。

「これで何度目ですか」

 ただ呆然と足元の死体を眺める主にそう言うと、彼は分からないと首を振った。
 リオン殿。そう名を呼んで改めて彼の周辺に目を遣る。
 短く生えた草の上に横たわる複数の骸。
 飛び散った赤い血。
 生臭い空気が肌に纏わりついていた。

 名を呼ばれて面を上げた彼の目からは一筋の涙が零れ落ちていた。
 身に着けた鎧には所々に返り血が付いている。
 そして頬にもまた鮮血が。

「・・・自分で殺した敵に流す涙があるのなら、あなたに従い、戦って死んでいった多くの仲間たちの為に泣いて頂きたい」

 リオン殿は俺から顔を逸らし、ゆっくりと笑った。
 悲痛そうなその笑顔は、俺にあの英雄の声を思い出させた。

「そう、だね・・・」
「解って頂けたのならもう参りましょう。皆があなたの帰りを待っています」
「・・・うん・・・・・・ねぇ、シュウ」
「何でしょうか」

 歩き出そうとした足を止めてリオン殿を見る。
 彼は透明な琥珀色の瞳で俺を見ていた。

「どうして僕をリーダーに選んだの?」

 一瞬答える事が出来なかった。
 軍主と軍師の間に必要なものは信頼と同盟。
 果たして二人の間にそれは存在するのだろうか。

「・・・あなたがその器だからです」

 平然と、当たり前のように俺が言うと、彼は何も言わずに俺の横を通り過ぎた。

 その後の凱旋でいつの間にかリオン殿の隣にいたティル殿と目が合った。
 彼は大丈夫だと頷いた。リオン殿は大丈夫だと。
 安堵と、軽い嫉妬。
 その役目は本来誰のものなのか。

 俺は逃げているのかもしれない。
 リオン殿の問いに一瞬でも答えを躊躇ってしまったのだから。




最近こうゆう小話がよく浮かびます。
だから六花が全然進まな・・・ゲフゲフ!
シュウ視点って書きにくいですね・・・。
2004年02月02日(月)
無題
 兵士達が帰ってきた。
 その先頭に立つのは一人の少年。
 背筋を伸ばし、迎える人々に笑いかけて。
 軽装備ながら、纏った鎧には赤い色が付着していた。

「お帰り、リオン。怪我は無い?」
「はい」
「それは良かった」

 建物の影に立っていた僕を見つけて駆け寄ってきたリオンの頭を軽く撫でると、リオンは先程まで皆に見せていた笑顔を少し消した。
 そこは周りからは見え難い暗い影の下で、少しの間だけ二人きりになれた。

「勝ったんだってね。おめでとう」
「はい」

 そして俯きかけたリオンの顔を制止する。

「まだ泣いちゃ駄目だよ」
「・・・っ・・・はい」

 まだ皆がいる。だから。
 諭した言葉に頷くと、リオンは一度きつく目を瞑った。
 暫くして目を開くと僕を見上げる。
 綺麗な目だ。純粋で、真っ直ぐで。だけどこの世界の汚いものも映した目。
 僕はリオンの頬についた返り血を袖で拭い取った。
 すると一瞬リオンの表情が痛そうに歪み、拭ったところから再び血が滲み出る。
 切り傷だった。
 僕が返り血だと思ったそれは、リオン自身の血だった。
 体中についた血の中で、それだけが。

「・・・傷の手当てをしようか」
「はい」

 医務室へ向かう途中でシュウと目が合った。
 僕は彼に軽く頷く。
 リオンは大丈夫だと。

 まだ大丈夫だと。




パソコンの調子が悪いです。動作がスムーズにいかないー。
絵も描けません(泣)
2004年02月01日(日)
猛将伝!
もう二月ですねー。
もう今年の12分の1が過ぎてしまいました。

ここ2、3日何をしていたかと申しますと、無双3の猛将伝をしておりました。
ひたすら修羅モードを。陸遜で。
仲間に呂布と魏延と黄忠がいた時は見ていて非常に恐ろしかったです(笑)
何もしなくてもこの三人が怒涛の如く敵をやっつけてくれました。
呂布は勿論ですけど、魏延が強いんですよね!
陸遜が一人敵に囲まれているところをよく助けて頂きました。
私が敵の中に突っ込んでいくタイプなのでよく囲まれるんですよね・・・。
魏延って頼りになるわー(単純)
でも自国の防衛戦で支援に行って死んでしまいましたけれども(泣)
そして黄忠は気付くと少し離れた所から弓で援護して下さって大助かり。
あとは、大抵は呂布の近くにいれば安全です。

ただ、敵将が大喬や小喬だったときは流石に可哀想でした。
男三人(陸遜が入ると四人)によってたかって苛められてるとしか見えない・・・っ!(笑)
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