春の日記
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2007年03月26日(月) 「私たちのお弁当」クウネルお弁当隊・編、マガジンハウス

色々な人のお弁当拝見〜という感じですが、割と毎日続けるコツだとかオリジナルレシピだとか、共通するものがあるような。そしてやっぱりお腹がすきますよ…(笑)


2007年03月25日(日) 日本のアニメとゲーム、夢のシンフォニー、春日井市民会館

愛知万博での公演に続いて二度目の公演だそうです。そういえばこの日は二年前に万博が開幕した日。すっかり忘れてたというかもう二年か…早いものです。司会に田中敦子さんと大塚明夫さんの素子&バトーペア。演奏はセントラル愛知交響楽団。会場は名古屋に比べると少しばかりアクセスがしにくい感じですが、ドラマになるよりかなり早くにのだめのコンサートを開いたりと面白い企画をしている事もある会場です。席は結構前でしたね。オーケストラの面々や司会者の顔もよく見える感じです。後ろの方に空席がそこそこあったのが残念でした。
内容はアニメやゲームの曲もしくは作品内で使用されたクラシック曲の演奏に合わせて映像も上映するというもの。映像は…正直どうなんでしょう。ゲームは最近とんとご無沙汰で映像見て「へえ〜」って感じでしたが。選曲のセンスも謎。ガンダムシリーズから何故SEEDとV…?とかとか。まあメインイベントは司会の二人による生アフレコ、「イノセンス」のバトーと素子の再会と別れのシーンですかね。観てないので映像と演じる二人とどっちを見たものかてんやわんや…。大塚さんは司会してる時は妙に下ネタに走るトークでしたが演技は素敵。田中さんは可愛いのに演技がかっこよくて。
生オケの音を聴くのは久しぶりだったような…誘ってもらえて良かったかな、という感じでした。「イノセント」も…というか「攻殻機動隊」もいつかは見てみなくては〜。


2007年03月22日(木) 「やすらぎのカフェ時間 北欧のカップ&ソーサーとなかまたち」やすらぎ雑貨特別編集、雄出版株式会社

デザインを見て楽しんでました。でもお値段が書いてあるとどうしても気になるかな(笑)たっかいな〜…地場産業が陶器だとどうもあまり高い金出して買うものじゃないという感覚があって…。


2007年03月21日(水) 梅若六郎の21世紀現代能「安倍晴明」五芒星、飛ぶ。、名古屋能楽堂

早く着き過ぎかと思ったら既に前に五人以上居ました。全席自由席ですからね…。という訳で前から五列目の真ん中辺りをげっと。正面。序幕一幕の後休憩15分で二幕三幕という感じでした。
…休憩に入る前が眠かった〜(笑)実際あからさまに鼾かいてる人が二人ばかりは間違いなく…。何か寒かったのも集中できなかった要因かも。日中は晴れてれば結構暖かくなりましたけどねぇ。桜もだいぶ蕾が膨らんでカウントダウンな感じでしたし…←関係ない
休憩後は動きのあるシーンだったんで集中できました。蜘蛛の糸を放つのを風のない屋内でやるのを一度見たかったのですが…これは…後始末が大変そうでした(笑)引き摺ったまま退場しちゃったりするし。
そして休憩後はあっという間でした。あれ?もう終わり?みたいな。終了予定時間8時とあったのに7時30分代て。こんなに短いなら休憩抜きで一気にやっても良かったんじゃないかしら。
五芒星飛ぶ、は今回の為のコピーなのか知りませんが…え、飛んだ?五芒星出てきたっけなぁ…?最後はおとなしく田舎で親孝行して暮らしま〜す★というのもおやおやと(笑)
しかしまあ今回の目的は「名古屋能楽堂で公演を観る」の方がウェイト高かったんで…。名古屋城本丸復元事業の一環でもあったようだし。また機会があればこれ位良い席で能や狂言を観てみたいものです。


2007年03月18日(日) 「作家の食卓」コロナ・ブックス、平凡社

通勤帰りに読むととてもお腹がすきます(笑)作家の食生活の本って結構あると思うけど大体楽しいですね。


2007年03月17日(土) ブラックコメディ、新名古屋ミュージカル劇場※ネタバレ

あんまり期待してなかったです。最前列なのにうっかり遅刻するかと思ったくらい入場時間がギリギリになってしまったほど(笑)最前列は見難いだろうからS席じゃない…とかちょっと不満を抱いていたこともあり(贅沢だな)。でも、とても面白かったです。休憩なしの一時間半ほど、まったくだれることなく畳み掛けるような展開におおうけでしたよ。う〜ん、このくらい気軽に楽しめるレベルの高い小品をもっと観たいですぜ、劇団四季さん。
停電のシーンと明るいシーンの照明を逆転させるという発想も良いですが、嘘を繕う為の嘘を重ねてぐだぐだになって崩壊寸前の主人公がもう、目が離せませんね〜。「あああもう〜」とか言って顔を覆いつつ指の間からついつい見てしまう感じで一緒にハラハラ。でもブリンズリー、自業自得だよ、かなり君はロクデナシだ。結婚できたとしてもキャロルは幸せになれなかっただろうな。クレアは頭の良い女性っぽいけどこういうだめんずに弱いのか…?大佐親子をほったらかしで何となく元の鞘におさまってるあたり勝手にやってろ的なお似合いの二人なのかも。ファーニバルさんはどこまで確信犯なんだろうとかブリンズリーとハロルドの間には本当に何もなかったのか?とか(笑)、あまりにも気の毒すぎるよバンベルガーさんとかキャラクターに関して色々楽しく考えられますね。しかし、あの電気がついたらある意味暗転、というラスト。あの後どうなるんだか…連続殺人が起こっちゃいそうだな(笑)まず撲殺される二人、目撃者の電力会社社員は当然始末され、だれも気付かないまま大富豪は地下で朽ち果てるという感じで(笑)まさにブラックコメディ…!不満のあった最前列でしたが、思ったほど観難くはなく役者の表情も手に取るようにわかりあのアパートの部屋に居るかのような臨場感がありました。
さてキャスト。今回はたった八人。ブリンズリーの石丸さん、久々に見ました。今回の役、役者的にもとっても過酷そうな感じですが見事に楽しませてもらいました。イイ男が崩壊していく感じが楽しかったです(…)。キャロルの坂本さん、相変わらず文句のつけようがない演技。ストレートプレイからミュージカルまでしっかりばっちりの実力者ですよね。頑張っていたけど緊張の糸が切れて崩壊した後は子供っぽくなっちゃったキャロルの「パパ、殺して!」にはうけました。ミス・ファーニバルのはにべさん、一見してそれとは分からない毒がある感じのオールドミス…面白いキャラでした。メルケット大佐の岡本さん、いかにも軍人といった感じの威圧感のある演技。この人が「ブリンズリー!」と明るい暗闇で呼びつける時観客もブリンと一緒にドキドキって感じでしたね。ハロルドの栗原さん…ろくにチラシのあらすじも追わずキャストボードも注意深く見てなかったのでハロルドがこういうキャラで栗原さんがやっていたということに後でちょっと驚いたことです。ブリンズリーが彼に対して潔白なのかどうかうっかり疑いを抱いてしまうほど、完璧でした(笑)髪型とキャラで一瞬下村さんかと思ったことは秘密です。シュバンツィッヒの川口さんは俳優座の人ですか。最近よく外部の人が出てますね。登場してちょっとしてこの人物の正体に思い当たり、ニヤニヤしてしまいました。上手いプロットだなあ…。クレアの八重沢さん、明るい暗闇での一挙手一投足が他の人物とちょっと違う感じで面白かったです。頭良いのにだめんずにひっかかっちゃって…(笑)でも最後はキャロルにかわってヒロインになってましたね。絶体絶命のブリンズリーの必死の「クレア!」という叫びに応えて運命共同体になっちゃったけど。大富豪バンベルガーの高橋さんは劇団民藝の人。最後の最後で出てきてしかもあんな目に…あまりにも気の毒な人物でした…。
久々に四季の作品で満足度が高かったです(それってどうなんだろう会員として…)。近くの席に親子連れが居たけど子供でも楽しく観たようでしたよ。またシェーファー作品、兄弟のどっちのでも良いから名古屋でやってほしいです。


2007年03月13日(火) 「北欧フィンランドのかわいいモノたち」菅野直子、合同出版

表紙のグッズが何なのかと思ったら公共サウナで座る時に敷くシートだとは…。異文化圏のモノって色々面白い。デザインとか思いもよらないものがあったりするから。


2007年03月12日(月) 「オーダーメイド・イン・キョウト 京都でおあつらえ」日沖桜皮ほか編、青幻舎

オーダーメイド…お金に余裕があったらやってみたいものです。シャツとか靴とかいいなーと思うけど。


2007年03月09日(金) 「百鬼徒然袋 雨」京極夏彦、講談社文庫

文庫版が目についたので。新書版で読んでるしラジオドラマ版も少し聴いてるせいか何か読み易かった気がします…。最初読んだ時は筋ばっか追ってたのかしら。ちょっと細かいところを楽しみながら読めました。


2007年03月05日(月) 「世界史リブレット90 タバコが語る世界史」和田光弘、山川出版社

非喫煙者なりに興味はあるので何となく手に取りました。煙草って思ったより歴史が新しいのかと…。広まり方が凄いんだなぁ…


2007年03月04日(日) 大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき自作朗読会リーディングカンパニー in 名古屋、松坂屋ホール

ようやく名古屋に来たか〜ということで。チケットの発売が年明けからで行く気で取ろうと思いながらぐずぐずしている内に売り切れになってしまってあら〜と思っていたら追加販売が少しあったそうで、ケットを取っていただき何とか行けました、良かったです。ありがとうございましたNぎさん!松坂屋ホールは、そんな所があるとも知らなかったくらいなのですが…席が後ろの方の割には見やすかったかも。朗読会なので聞こえればいいや〜くらいに思ってましたし(笑)ロビーで朗読会のパンフとCDを売っていました。収益は寄付されるそうですね。こういうチャリティーなら参加しやすいかな。客層は…着物の女性もちらほら居たし、子供連れも男性も居ましたね…。
内容は二部構成、第一部は三人がそれぞれ自作の朗読。15分の休憩を挟んで第二部は三人で朗読。場内アナウンスも三人が務めてました。大沢さんの「気付け薬」、渋くて良い声で場面を想像しながら聞きました。花粉症だそうで、後のトークで「花粉症は緊張してると出てこない。一度噛んじゃって緊張が解けたのかぐわ〜っと来たので必死に我慢しながらやった」ということでしたが気付きませんでしたよ…(噛んだのは気付いたけど/笑)。さすがだ。続いて京極さんの「遺言にするほど」「引いてみた」。他の二人の作品はまだ殆ど読んだ事ないですが、この二つは「幽」を読んでるので読んだことあるし話も覚えてました。怪談ですね。この人も芸達者だし良い声で…。残念なことにすぅっと立ったところで携帯鳴らした人が居てがっかりでした。こういうマナーは徹底してほしいですよ…。最後は宮部さん…「"旅人"を待ちながら」ですが、魔法使いのかっこうをして出て来た〜!黒いロー
ブに魔女帽子…。しかし何ですね…この人可愛いです。コスプレしてても猫耳つけてても愛嬌があって許せてしまう感じですよ。内容はファンタジ〜って感じでしたが(「ブレイブ・ストーリー」も未読なんです…)、ポジティブで楽しい感じのお話。子供が聞いても楽しいんじゃないかな、これなら。
第二部は「五徳猫、疾風怒濤松坂屋ヴァージョン!」「猫は耳だけ!」…です。宮部さんが猫耳つけてます。京極さんが洋服姿です。いきなり高笑いから始まりましたよ…。三人三様のの笑い方が聞けます(笑)時折名古屋弁なんかも交えつつ(大沢さんは名古屋出身とか)、朗読会ヴァージョン書き下ろしの「五徳猫」。噂の京極さんのレインボーヴォイスも素晴らしく笑えますし、宮部さんの演じる悪い女は何か可愛いし、大沢さんはアクションシーン(?)も担当してたしで笑える笑える。本当にこの人たちの本業は小説家なんでしょうか…芸達者すぎる。
終わった後のトークコーナーでは大沢さんの花粉症とか宮部さんが雨女から異常気象女にステージが上がった話とか(この日はGW並みの暖かさで上天気、朗読会では初めてではないかとか)、京極さんが朝8時30分から名古屋城へ行っていた(しかし開場は9時だった!/笑)、そこで売っていた資料はすべて入手したとか駕籠に乗ったりしたとか、先乗りしてた宮部さんが名古屋めしを満喫した(ただし味噌煮込みうどん以外。江戸っ子には硬かったそうです)とか吉川英治文学賞を受賞した話とか…。あ、「五徳猫」に「たわけが!」という台詞が(原文は「馬鹿が!」です)あったのですが、京極さんは「名古屋の人は「たわけ」を普通の言葉だと思ってるから多分うけないだろう」と予想していたようです。確かに反応はなかったです。でもきっとはっきり「たわけ」と言うより「たぁけが!」と名古屋っぽく(?)言ったらうけていたと思いますよ…何となく。客席を背景に写真撮影があったりして(吉川英治文学賞が猫耳で写ってて良いんだろうか…)隙なく楽しいトークと朗読会もこれにて終了。…と思ったら最後の場内アナウンスが…。最後まで笑いを取る素敵イベントでしたことよ。ご一緒したN原さんNぎさん、ありがとうございました〜!


2007年03月03日(土) 「黒いハンカチ」小沼丹、創元推理文庫

偶々目にとまりましたが「お、文庫化してたんだ♪」といそいそと手に取りました。北村薫の「謎のギャラリー」ってアンソロジーで知ったんだけど短編スキーに楽しいお話だったので気になっていたのですよ…。ニシ・アズマ女史良いな〜と。全部で十二編のさらりとした一冊。こってりと濃厚なミステリも良いですが偶にこういうの読むと楽しいです。