春の日記
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2004年08月25日(水) エリザベート、中日劇場

東宝初体験。…何、普通に平日の昼公演のチケット取ってるかな?(死)もしかしなくても今までで一番高価なチケットなのではあるまいか。いちまんえんくらいがいいです…。
お席は一階後ろでしたが真後ろが音響だか証明だかのコントロール装置だったので後ろの席を気にすることなく観られてラッキーだったかも。一応オペラグラスも借りましたけど。中日劇場では良い席に恵まれないイメージがあるけど今回はまあまあでした。あと生オケで嬉しい。
さてキャストは狙いました、山口トートに鈴木フランツ・ヨーゼフ。ルドルフはどうでも良かったようです(…)。たまにはそういう観方をしてみるのも一興というやつです。
一路真輝さんのエリザベートはさすがにたいへん美しくあらせられました。と思います。「一路さんが綺麗」と宝塚ファンの某さんに幕間にメールしたら「浅丘ルリ子みたいじゃない?」と返されたのですがこれはどういう解釈をすれば…(笑)?あとなかなか強い感じがしましたよ。
山口祐一郎さんを久し振りに観たのです。最後に観たのは大阪MBS劇場(古)でのファントムだったから一体何年ぶりなのやら。舞台姿もお歌もお声も相変わらず決まっておられます。トートの一人称は「私」かと思ったら結構「俺」ですね…思ったよりファンキー(…)な感じ。ルドルフの棺から出て来たとき「おまえかよ!おまえがそこに居たのかよ!」と内心ツッコミ入れてしまいました。ルドルフへの口づけも思ったほど(…)いかがわしい感じでもなかったですね…。内野さんはどんなんだろう?
フランツ・ヨーゼフの鈴木綜馬さんは名古屋ミュージカル劇場(古)での美女と野獣が最後でしたかね。四季での芥川さん。三越のイベント(一日店長)のお姿が妙に印象に残ってたり(笑)善良(もしくはヘタレ)な皇帝の姿をお上手に演じてらしたと思います。うん、素敵だ。
ルドルフはパクさんで坊ちゃん坊ちゃんした感じで良いのじゃないですか?少年時代を演じた塩野君が愛らしかったな〜。娼婦たちもかっとんでて良かった(柊さんが好きそう/笑)。皇太后もイジワルな感じが良かった。
あとは暗殺者ルイジ・ルキーニの高嶋さん。狂言廻しという役回りは結構好きなので楽しかったかな。彼が売ってたハプスブルグ家グッズが欲しいな〜(笑)開演前の「携帯電話の電源を〜」というのをこの人が(ちゃんと名乗ってた)。役者が直で言った方がこういうのは効果あるかもねえ…。
全体的にまずまずだったかと。トートに惚れこめたら楽しそうだ…。来年はまた宝塚でやるとかで(全組まわったらしい)。嵌ってしまうと帝劇、梅田コマは元より博多座までも追っかける人は追っかけてしまうらしいです。あなおそろしや。


2004年08月16日(月) 「屋上アイランド」発行人・石原卓、発行・きんとうん出版

屋上についてのあれこれ。何かこういう変わったテーマの本は好き。カラー写真もいっぱいあるし。屋上のイメージ…百貨店の屋上、ってのは印象ないですがきっと田舎育ちだからですね…。


2004年08月12日(木) 「悪魔が来たりて笛を吹く」横溝正史、角川文庫

ガイドに従っての二冊目(笑)金田一氏にはファンが多いですなあ。カバー絵の椿氏は耳がとがってて長くて怖いと思う…。基本的にミステリのトリックとかよく分からないんで謎を解こうと躍起になったりしないタイプです。なので犯人は大体分かったけど(何か漫画版を読んだことあるような気もするし)トリックとかは全然。多分これからもそう…。


2004年08月08日(日) 「本陣殺人事件」横溝正史、角川文庫

なぜか金田一。ちょろちょろ見たり漫画で読んだりはしてましたが…金田一耕介があんなにモテモテだとは知りませんでしたよ。野郎に(笑)乱歩は結構読んでたけど横溝は全然だと思うのでぼつぼつ読んでいこうかな、と。


2004年08月03日(火) 「犬はどこ?」林丈二、講談社文庫

私は猫派ですが。路上観察家の本は面白いので好きです。というか、「猫はどこ?」っていう本もあったのだった。写真とエッセイ。軽く読めていい感じ。