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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2008年10月28日(火)
分散すればいいのにな

 毎週の『ジャンプ』以外は月刊誌を主に買っています。28日はflowers, 『コーラス』が一緒に出る日で、しかも今日は隔月刊の『メロディ』まで。エコバッグに三冊入るかしらん。と思いながら書店に行ったら、『メロディ』は置いてありませんでした。一応発売日なのに・・・。『フラワーズ』も一冊だけ棚にさしてあるだけでした。発売日なのに・・・。『コーラス』は一応平積みでした。まあ、『メロディ』は明日の帰りにでも買うか。もっと大きい書店で。

先月に続いて『アフタヌーン』を買いました。じつは自分では探せなくて、レジで聞いて出してもらいました。うわ、なんというか意外な表紙。というか、この雑誌は幅がひろいんだなあ。先月はちょっと戸惑ったりしましたが、今月はおおむね楽しく読めました。でも来月から二カ月『ヒストリエ』が休載なんだよね。買わないかもしれない。

というわけで、当然ジャンプも買いました。昨日。
プフ豹変? 分割? で、二頭身プフがじゃやらっと浮いて
「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」
と言っているシーンでは、本来はエヴァを思い出すところなんだろうけど、筋少の「サンフランシスコ10イヤーズアフター」を思い出しました。考えてみたらあれでは「さよなら」「さよなら」「さよなら」の重奏なんですが。

明日は神奈川県民ホールに『フィデリオ』を聴きに行きます。ちょうど今日、文化勲章受賞が決まった小沢征爾指揮。なんかサプライズとかないかしら。



2008年10月15日(水)
蛍火(季節外れ)

 14日に書店を三つまわったのにどうしても見つからなかった『凛花』、結局ネット書店に頼んだのが届きました。分厚い。『アフタヌーン』と双璧? やっぱりとらじはかわいかったし(話も好き)、波津さんの短編にはブサ猫ではなく美猫がおいでになったし、『失恋ショコラティエ』は読むと恋をしたくなる、じゃなくて、チョコ食べたくなる出来でした。ついでにふらんすにもいきたし。

 今月末までの仕事がありながら、目先の仕事をいじったりしながら毎日がすぎていってしまってまずいのではないかと思っています。手はつけた、あとは一日一気呵成にやってしまって、そこからちまちまちまちま手を入れるという作業なんじゃないかと思います。さすがにこの週末には「一気呵成」分をやります。じゃないと時間切れになってしまうし。

 そういえば、ふと気になって角川ビギナーズ倉シックス(とナチュラルに変換するわたしのワープロソフト。倉×シックス←ネウロのキャラ!?)、いやクラシックスの『和泉式部日記』を買いました。読みました。だって薄いもん。電車のなかで読了。

 この『日記』、和泉式部の人生のほんの一ページというか、彼女は続けて美貌の貴公子(兄弟である宮おふたり)と恋に落ち、しかもその両方に数年で先立たれてしまうのですが、先に恋人となった為尊親王の死後、同母弟敦道親王と知り合い、情を交わし、やがて召人として敦道親王邸に移り住んで・・・という部分のお話でありました。

 そういえば『凛花』の本誌であるフラワーズで、この和泉式部の物語『恋ひうた』が連載されています。のちに中宮彰子のもとにあがった和泉式部がむかしを回想するという形をとっていますが、最初の夫となった橘の道貞とはすでに結婚し、しかもその結婚に影がさすというあたり。彰子のもとで和泉と同僚になった紫式部がちょっとブサかわいくて気になります。



2008年10月13日(月)
芸術の秋といきたし

 仕事でございました。行くのは気が重かったけど、電車はすいてて快適でありました。

 帰り、ちょっと後輩と寄り道してお茶。しばらく話し込みました。その後輩はとにかく京都大好きだそうで、毎年『京都手帳』を使っているそうです。見せてもらいました。毎日の行事が載っているのはもちろん、季節のお薦めお菓子もあったりするのです。すごいなあ。

 最後に書店に寄りました。
 六本木のふたつの美術館(サントリー&国立新美術館)を舞台に、パリのピカソ美術館の収蔵品が展示される大展覧会が始まりました。というわけで、『PEN』のピカソ特集を買いました。けっこう力が入ってた。

 ピカソはもちろん避けて通れない芸術家のひとりだとは思うのですが、あまりにも生産量が多く、その実像がわかっているとは言い難い。わたしはパリとバルセローナに三回ずつ行ったと思います。生地であるマラガに行ったのはだいぶ昔だから、21世紀になってオープンしたという美術館はまだです。

 だからぜんぶが全部好きだとか、全部いいとかはぜんぜん言えないんだけど、バルセローナにある鳩のシリーズとかベラスケスの変奏とか好きです。あと、あんまり色がくすんでないキュビスムならね。

 今回の大ピカソ展は、出展作から考えて、今年二月にマドリッドで見たのとけっこう似通っている感じです。たぶん巡回してるんだろうな。

 とりあえず、上野のお山でやっている大琳派展のほうに先に行く予定です。でもまずは仕事だ〜。



2008年10月11日(土)
そうでした

 いつものお店でジャンプを買いました。
 こ、これは・・・
と思ったのですが、早売りだしなー。
 なんて控えていたら、そうだよ月曜日、世の中は休みだよ。つまり今日が正式の発売日だよ。忘れてた。←たまーに休日出勤なものだから。

 先週はキルアのターンで、ほかのキャラもまあ適宜出ていたのですが(王と会長は別)、今週はすがすがしいほどにイカルゴ。タコ対エビの頭脳戦。このへんのことは忘れていたのでちょっと反省しましただ。

 10〜11月は週末にいろいろなイベント目白押しで、本来は楽しいのですが、けっこう仕事がたまっていてそういうわけにもいかず。だいたいにおいておとなしく家にいて書類づくりをしたり、あわてて参考書を読んだりしておりました。

 でも来週はちょっと脱出したいなあ、はやくめど立てないとな。



2008年10月06日(月)
会議続きなわけで

 と、いうわけで。これでいいのか? の表紙ジャンプ、みなさんも見かけましたか? ついでにセンターカラーでもあり、とがちがんばった。と言いたいところですが、色付きの枚数を減らして本文に手を入れたら・・・とも思いました。

 で、土曜日に「おおお〜」と思ったのは
・電髪! ←キルア
・ユキーユキー(ネウロ)
・一対一じゃないと戦えないって法律っていうか、それが世界の理なの?(ブリ)
・猫が・・・猫がかわいくないです(涙)(こち亀)
・PSYREN3巻買った。この表紙はなんつーか、学園893?
・地味にバリハケンも楽しんでます。

 ネット上で最近楽しみにしているのは、Nさんの暫定です。入ってすぐの★をクリックだ。



2008年10月04日(土)
I Sing the Body Electric

 買ってきました早売り。今回は表紙&センターカラーです。表紙は線画+ちょっとした色塗り(赤中心)で、工数のすくなさには感心するものがあります。でもまあ、真っ赤で目立つかな。やっぱり今回も「10週連続掲載」でありました。もうすっかりこのペースなのね。

 内容については、まだ書かないほうがいいよね。ほかの漫画でもちょっと叫びたいようなのがありましたが。

 夕刻、ちょっと足を延ばして、街頭パフォーミングアートを見てきました。そのうちのひとつが、ちょっと下手なピアノを弾く女と、腕立て伏せなんかしてる男。無言劇で、ふたりの部屋はガラス張り、そのうえに字幕があって淡々と男の人生について紹介していきます。

 アーティストとして成功していた男は、ある日突然拉致される。人違いだと思ったけどわからない。男を拉致した男たちはなにも答えず、ただ暴行を繰り返す。食べ物は与えられるけど暴行も繰り返される。ある日また唐突に車に乗せられて、ある少女のところに連れていかれる。住む家も与えられる。婚姻届を出す。仕事場も与えられる。いつも監視の車がついてくる。

 少女はやさしい。
 何度か逃げ出そうとして男は、また男たちに捕らえられる。暴行の繰り返し。そして少女のいる部屋に戻される。
 そんな繰り返しのなかで、男は慣れていく。
 つい先日、少女は「こどもをつくろう」と男に言い、男もそれでもいいかと思っている。

 そんな話でした。
 やさしいという少女に、男は自分の話をしてみたのだろうか? 
 少女はじつは狂っていて、彼女のために男たちが彼をつかまえたのだろうか? でもそうならば、なぜ彼女に与える前にくりかえし彼を暴行した(レイプという表現もはっきり出てました)んだろうか?
 男は結局、自分の生まれ育った、そして活動の舞台にしていた町のどこかにいるらしい。誰も気づかないのだろうか?

 と、いろいろと疑問が浮かんできました。
 で、もちろんいろいろ別の、というか地続きのことも考えましたとさ。ビバ妄想。 



2008年10月03日(金)
いろいろ発売日

 26巻が出ましたね。帰り際に寄った大きな書店では、ハンターとブリーチだけはレジ裏に山三つほど別積みになっていました。ハンター以外に買ったのはネウロとテガミバチ。あれ、サイレンも出てたの? 気づかなかった。

 さて26巻ですが、表紙はだんだんネタがつきてきたというか、すっきりしてるというかちょっと手抜きというか。とくに塗り方ね。帯は「ピトーと前に・・・ゴン、滾る!」でした。はさみこみのコミックスニュースも巻頭。たぶんちょっと久しぶりだと思う。

 前の巻から出てたゼノじいちゃんが(惜しまれつつ)退場したり、ピトーが王命を守るために我が身を投げ出したり、ナックルシュートの戦いたけなわだったり、多面的にストーリーが展開していくのでその分「進み」は遅めです。個人的には、カイトがらみで激情にかられているゴンに落ち着くように声をかけたキルアが、関係ないから冷静でいられるんだ(大意)と返されたときの一瞬の表情とか、トガ神はこういう叙情においては少女漫画の感性に近接してるなあ、と感心したりでありました。

 ほかには、樋野まつり『ヴァンパイア騎士』8巻を買いました。けっこう盛り上がってると思うのだが、オチというか、主人公を待っている試練の正体が気になる。しょ、しょぼかったらどうする。 



2008年10月01日(水)
すっかり読書日記。

 あれから、もらった漫画ボックスのほとんどは読みました。『ホタルノヒカリ』が残ってるけど、これは雑誌で全部読んでるからそのうちでいいや。

 びーえるは作者6人・15冊くらい入っていましたがこれを読了。西田東のノゾミカナエタマエじゃなかった(それじゃ筋少)、『願い叶えたまえ』3冊が面白かった。異様にぽんにゃりしているピアニスト(もどき)が恋した相手はかなーりヤバいヤクザ。という話で、ヤクザや不良ものは自分からは手をのばすことはほぼないこともあり、もらったからこそ読めてよかったです。最初は背景の白さにもびっくりしただよ。スピンオフの載ってる『青春の病は』も楽しかったよ。

 一番面白かったのが「あとがき」での作者の苦闘ぐあい? でした。どうも放っておくとすごいガチムチマッチョを受けにしてしまい、画面に華がありません! になってしまうようだな。だがそこがいい。のに。

 さて、今日は帰り際に書店でコニー・ウィリスの新刊『マーブルアーチの風』を買いました。短編集。表題作は、なにかの(SFかな)「大会」でロンドンに来た主人公が、地下鉄の駅そこここで異様な「風」にでくわす話。二年ちょっと前にロンドン一人旅をし、地下鉄にもだいぶお世話になったので、駅のこととか思い出しながら楽しく読みました。そうだよねえ、昔の駅エスカレータは木造で、しかもものすごいスピードだったよね。また行きたい・・・。