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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2008年09月29日(月)
19冊一気読み

 友人からちいさめの段ボール箱いっぱいの漫画が届きました。中身は『NANA』19冊、『ホタルノヒカリ』7冊、それからBL本が10冊ほど。さっそく『NANA』を読みました。

 んー、先日1巻の三分の一くらい読んだときよりはなんかわかってきたというか、人気が出るのも理解できるなと思いましたが、全体としてはちょっと、あざとい。という印象かな。毎回の〆が、その後から振り返ってる視点でのポエムみたいなので、かなり思わせぶり。完結したら漫画喫茶に行って読むかな。

 ほかの本はゆっくり読んでいこうかなと思います。さすがに仕事終わって帰って来てから19冊というのは疲れました。

 ジャンプ買いました。来週(だったね、復帰)の予告に堂々とハンターが載っているであります。コミックスの宣伝もあります。やっぱり楽しみだよね。



2008年09月27日(土)
新しいお隣さんは庭づくり

 昨日(26日)は仕事がいっぱいいっぱい。あまりにも目まぐるしいし、突然蒸し暑いしで参りました。帰宅時、こころの燈火? 本屋さんに寄り、しばらくぐるぐるして、結局お気に入りの[日本の古典をよむ]シリーズの『古今和歌集 新古今和歌集』を買いました。すこしずつ読みながら帰ってきました。

 秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
                    藤原俊行
  (「ああ、秋が来たな」と目にははっきりとは見えないが、風の音によってふと感じさせられることよ)
『百人一首』で覚えたうたですが、『古今和歌集』収録なんですね。

 朝、起きてみると、空気が入れ代わっていて季節の移ろいを感じる。そんなちいさなジグザグが続くこのごろです。昨日はあんなに暑かったのに今日はすっかり秋中盤の趣だし。

 今日は夕方、川崎へ。駅直結のラゾーナ川崎へどんどんひとが向かっていきます。もう二周年か。ここはかなり大きい丸善が入ってて、わたしはまだ三回目くらいだけどそぞろ歩くのが楽しみ。今回は漫画雑誌しか買いませんでしたが、『聖☆おにいさん』の色紙があったり、ズガガンと積まれた『20世紀少年』が一方に傾ぐほどだったりするのを見るだけでも楽しかったです。

 さて、買ったのは『コーラス』と『flowers』なんだけど、『コーラス』は宮脇さんの「ヤヌスの鏡」の続編(!) が開始して持ち直すかどうか、かなと思ったり。この雑誌はわたし的にはすごい目玉というのがないので、やめようと思えばすぐかもなあ。
『flowers』は今回、岩本さんがおやすみでちょっと寂しかった。来月は岩本さんはもちろん、ブス猫神さまがナイスな波津さんの「女神さまと私」が戻ってくるので楽しみです。え、「レオくん」(萩尾さん)も戻ってくるの、今年はレオくんの年なのか・・・。



2008年09月25日(木)
すっかり漫画生活

 出掛けにKissを買いました。のだめが早めの産休休載になってしまい、やっぱり寂しい。そろそろこの雑誌はしおどきであろうか。しかし気になる連載のひとつくらいはあるし、昔と違って立ち読みもできないし結局買うほうが早いからなあ。

 そして帰宅時に(はじめて)『アフタヌーン』を買いました。分厚い。しかも、なんと連載20周年記念で『ああっ女神さまっ』のフィギュアがついていました。どうしよう。

 今回買うことにした最大の原因は『ヴィンランド・サガ』と『元祖ユルヴァちゃん』の癒着(?)っぷりを見ることでした。この二作品の関係は、正典とパロディ(『ユルヴァちゃん』は『ヴィンランド・サガ』の登場人物が主人公だけど舞台となる村の生活とかはめちゃくちゃ違う)と言っていいのかなあと思うのですが、それが堂々と同じ雑誌に載っているばかりか、いつも掲載順もくっついてる、いわば『ユルヴァちゃん』は『ヴィンランド・サガ』のスリップストリームに入ってるというのを、先日Chさんから聞いたからでした。ほ、ほんとうだ〜。しかも『ヴィンランド・サガ』の掲載順がすごくいいので、『ユルヴァちゃん』もあの1000ページ越え雑誌のなかで四番目、75ぺージから掲載されているのだよ。

 ほかにもいろいろと内輪受けというか、みんなで熱心に遊んでいる感じの(ときどき)伝わる誌面でありました。なにしろはじめて読む雑誌だし、とにかく分厚いので、今日のところは上記二作品に加えて『ヒストリエ』(あ、連載再開されてたのか。それにしてもページ数少ない)、『プ〜ねこ』、『臨死! 江古田ちゃん』というおなじみさんをのぞくだけにしました。まあ、週末にでもゆっくり読むか。



2008年09月24日(水)
愛の鎖

 先日テレビで見かけて、いいなあと思ったメキシコのバンド、カフェ・タクーバのアルバムを買いました。これは当たりだ。
 ちょっと久しぶりにぽちりとネット通販したんですが、これまた久しぶりに「おすすめ」リストを眺めていると、あ、なんかなつかしい名前が。しかもタイトルは『愛の鎖にとらわれて』かー、たまにはびーえるも買ってみるか? と思ってこちらも一緒に頼みました。

 このひとたちの同人誌、スラダンのころ一生懸命買っていたなあ。オリジナルも買った、その後『ウィングス』でデビューしてコミックスも出たけどこのところ見かけないなあと漠然と思っていたので、昔なじみに出会えた感じで嬉しいです。

 本も面白かった。タイトルから受けたイメージとは違いますが、対等なふたりが殴り愛どつき愛なのがやっぱりこのひとたちの本領なんじゃないかなー。

 さて、今日は久しぶりにちーが脱走。まだ帰ってきません。
 夕方からしばらくはすぐそこの室外機のうえに寝そべってたりしたんですけど、ちっとも入って来ないからしびれを切らしていろいろと閉めてわたしが入浴してるあいだにまたどっかに行ったようです。

 明日は仕事だから、なんとかその前に帰ってきてほしいよ〜。
 ついでに、仕事では早くもトラブル出来です。それだけでも気が重いよ。



2008年09月23日(火)
ちょっと気が重い

 ぽっこり祭日だと、なんとなく日曜日と混乱しがちな頭脳であります。3時には競馬があるような錯覚が。

 明日からはまたけっこう忙しくなります。毎年年末くらいまでがまたジェットコースターなんだよね。感情というか、精神的にもちょっときついかもしれません。

 そんなとき、反省なきあの男の気持ちになるとなんかこう、いいのかもしれません(そうかなあと自分でも思う)。

 いつの間にか拍手がまた進化していて、一度でたくさんメッセージが送れるようになっていました。というわけでさっそく利用して書いてくださったみなさま、ありがとうございます。ささ、もっとどうぞ。

 しかし自分ではなんだかちゃんと納得してなくて、週末に絵日記が更新されるのを楽しみにしているサイトさまでもまた一行メッセージを三回も送ってしまいました。

 今日は続けて詩を読んだりしておりました。ドイツ詩のアンソロジーも再読したい。



2008年09月22日(月)
ロード第一章(なのか)

 さて、t子さんの新幹線は夕方。どうする? 
 ただいまt子さん激萌え中の『鬼畜眼鏡』(略称『キチメガ』)の同人誌を買いにいきたい〜というお話だったので、ちらりと聞いたことのある「乙女ロード」に行くことにしました。えーと、池袋のサンシャイン近くにある、女性向け同人誌とかのお店が密集してる通り、だそうです。

 池袋というとわたしの関心の焦点は「猫のいる休憩所」です。というわけで、もっといろんな店がずらりと並んでるのかと思ってたからちょっと肩すかしでした。アニメイトの大きめのビルがあり(ここはむかーし来たことがあると思う、☆矢のころ)、K-BOOKSの店舗がいくつも並んでるんですね。まんだらけもある。

 早く来すぎてしまったので、まずはアニメイトをけっこう上から下まで。t子さんの戦利品は二冊。
 K-BOOKSの女性同人誌コーナーの開店時間を待って向かう。こちらではいろいろと買えたようです。わたしはなるしまさんのコーナーで『プララダ』の完結記念同人誌ないかなーと思って探したけど見つからず。『あぎと』のはあったけど、ものすごく薄いのに値段4桁なのでちょっと、やめておきました。

 驚いたのがこのK-BOOKSの地下にある執事喫茶。時間制なんですよね、それで今日の予約状況が掲示されてたんだけど、一日で20コマくらいある時間枠のうち、午後6時半からのだけ余裕ありであとは全部「満席」でした! すごい人気だ。

 その後はK-BOOKSの漫画古書コーナーを一緒に見、あとはちょっと自由行動にしました。一般書店に入って秋本奈緒美の猫まんが『ぬくぬく』を一冊と、朔田浩美『東京湾岸バレエ団』2巻を買いました。後者はコンテンポラリーバレエへの熱い愛と情熱ほとばしってて面白いよ! 主人公がある意味開眼するきっかけが、ミュージカル『ゴルフのおにいさん』というのは正直どうかと思うけど(笑)。

 さて、わたしの目当ては猫のいる休憩所299(にくきゅう)です。サイトやブログで見ていた長毛のモフリック兄弟、こどもさんなのになぜかやつれてるように見える(へんなアンテナ毛がある)どんぐり、そしておっさん猫スイッチなど、サイトやブログで見ていてあこがれて? いました。

 そういう猫をときおり眺めたりちょろっと写真撮ったりしつつ、前から気になってた漫画を読むのがいい感じ。おおあるではないですか『聖おにいさん』作者の前作『荒川アンダーザブリッジ』が。t子さんを待つあいだに三冊読みました。うーん、でも既刊七巻。続き読みたい。

 お昼は目白のフレンチをとっておいたので299滞在は一時間ほど。
 のんびり食べて、こそこそt子さんのキチメガ萌えを聞いて、新宿に戻って紀伊国屋の文芸をのぞいて、ああ、もうお別れのお時間であります。今回も楽しかった、また遊んでください〜。



2008年09月21日(日)
ハッピーなのはきみだけじゃろ

 今年も谷山弘子の猫森集会に行ってきました。t子さん、お誘い&チケット手配ありがとう。

 新宿駅で合流、5時半過ぎに会場に到着すると入場開始からちょっとだったようでまだ行列がすこしずつ吸い込まれていくところでした。

 このコンサート会場も三回目。今回は2列の2番、ちょっと横からの眺めです。「猫森集会」は4プログラムを2回ずつ、計8日間の連続コンサートという形式で、今回は[ちゃんと練習したネコ]というタイトルで、猫? と思いつつもほとんど徒手空拳(誤用)で赴きました。

 ネコ、というのは今回のゲストのヴァイオリニスト、斉藤ネコさんが、
[いつもはオールリクエストの日の演奏者として参加してるから、ぶっつけ本番に近い演奏だけど、今回は選曲もしたし練習ばっちり]ということだそうです。

 で、選んだ曲なんですが、斉藤さんが編曲を手がけたもの尽くしということで、・・・わたしは(アンコール曲←「さかなガール」以外)みごとに全部知りませんでした。

 でもあれですよ、
「今日は白いねー」
とか言いつつもじつは谷山ワールドなのでいろいろと狂気じみてたり不思議の深淵がぱっくり足元に穿たれたりするので、ある意味すごーく贅沢に、音楽を聴きつつ妄想をくりひろげるというのをしてみました。

 そうなんだよ、一応「マリーン」ものを。
 でも難しかった。これは時間軸がいろいろと入り組むから、机に向かってノートに書きつけて、が必要かもしれません。そして脳内のクロロは相変わらず悲劇の恋人でした。都合のいい脳なのだ。

 そんな気分で聴いたこともあり、「海関係で、ハッピーエンド」と紹介されたはずの「海の時間」という曲を聴きつつ、あまりにも
「ずっときみとこうしたかった」
が繰り返されたりするので、
[あのさあ、あんた幸せだけど相手死んでない?]
と思ってしまいました。つまりハッピーなのは語り手だけ。

 その後はちょっとイタメシもどきを食べ、ホテルの部屋に行ってテレビを見たり本を眺めたりお話したりでありました。

『アメリカ名詩選』、『イギリス名詩選』に続いて『フランス名詩選』を読んでるのですが、やっぱり中学高校でそれなりにフランス詩の訳を読んだせいか、一番しっくりとくるなあ。なかでもネルヴァルとボードレールですよ!


 



2008年09月20日(土)
だいたい本を読んでました

 台風一過(というより、こちらには来ないでずれていった)、蒸し暑い一日でした。うちは気密性が高くて熱気がこもるので、どうも適宜の除湿がまだやめられません。

 くらもちさんの『駅から5分』2巻を読みました。ミステリアスな「生徒会長」はちょーっとだけ陛下みたいです(妄想です)。こどもが困ってるのをちゃんと見て手をさしのべるのがポイント高いです。

 ジャンプも読みました。次に出る号にはハンターが載るんだよね〜。ネウロの先行きがあいかわらずちょっと心配です。



2008年09月19日(金)
さていつ来るか

 今日発売、のはずの雑誌を探していろいろと歩きました。駅併設のちいさめの店はもちろん、駅ビルのちょっとこじゃれた感じのお店、ついでにちょっと足をのばして大きめ書店までも。でもないんだー。コンビニとかのほうがいいんでしょうか。

 今日発売のはずなのに見当たらない、その雑誌は『ミステリーベルベット』といいます。最初のうちは『ミステリーブラン』という名前で、今年に入って仕切り直しして、でもこの号で休刊が決まってしまったそう。

 なんで探しているかというと、遠い昔『りぼん』で『へ・へ・への方程式』を読んでからけっこう好きでそれなりにコミックスも買っている笈川かおるの連載があるから。『花とゆめ』から読んでいる川崎ひろこも載る、ということで、レディースものはなかなかコミックスになりにくいし買おう、と思い立ったけどこれが売ってないんだねえ。

 今までの号は結局全部、セブンイレブンへの取り寄せでした。探すこと自体をあきらめていたというか。今回は最後だからと思ったのですが難しかった。結局、またセブンアンドワイに行ってお願いすることに。

 さて、本を求めて歩きながらいつもながらづうづうしい(ママ)クロロの悲恋な気持ちになっておりました。自省とかしないわけで、だから陛下にも愛してるとか平気で言えるわけじゃない? とか。



2008年09月18日(木)
ギルバートもちょっとわからなかった

 仕事のあと、銀座へ。待ち合わせに時間があったので、初めてイトシアの上の階に行ってみました。目当ては書店です。でもその前に、ポールスミスのバッグをちらっと流して見たりね。ずいぶん前から、ちいさめの紺か青のバッグが欲しくていろいろと見てるんだけどこれはというのがありません。仕事バッグの組み合わせが悩ましい今日この頃です。

 ツタヤのマンガコーナーは狭いけどけっこう絞って置いてあって、ここで初めて『NANA』をぺら見しました。うーん、絵があんまり得意じゃない。そして最初の30ページくらいだと恋多き主人公のほうがあまりにも自分の世界とかけ離れててなあ。でも相変わらずすごく売れているようですね。そのうち漫画喫茶ででも読むか。

 それからやっぱり以前から気になっていた『ブラッドハーレーの馬車』(『無限の住人』の沙村広明著)も手にとってみました。こういう話だったのか。そしてたくさん出てくる女の子たちがとにかく『赤毛のアン』のキャラの名前でびっくり。ぺらぺら見ただけだからアンはちょっと気づかなかったけど、最初からダイアナとコーデリア(アンは自分が「コーデリア」という名前だったらいいのに、と思っていた)、途中で出てきたルビー・ギリスはまさにあのお話のルビーみたいだし。マリラとマシュウまでいる。内容よりもそっちに気を取られてしまいましたのことよ。



2008年09月17日(水)
そろそろ本がやばい

 家の五年点検でした。荷物は二階にずがずがと積み、なんとか一階の形をつけて係のかたをお迎え。三カ月・一年・二年のときにも来たかたで、猫たちのことも気にかけてくれてます。まあ、例によってちーはとっくにどっかに隠れていましたが、カナちゃんは淡々と同じ感じで座ってたので一応お目見えできました。クロゾはおにいさんが帰ってから二階からどっこりどっこり落ちて(実感)きて、そのへんを歩きまわってました。遅いよ。

 五年目には外壁や排水パイプのチェックが中心とのことですが、どちらもまだまだぜんぜん手当ての必要なし、とのこと。よかった。外壁の塗り替えは十五年目には覚悟してないといけないそうです。うちは排気ガスもほとんどないし、海からは近いとは言えないしでたかをくくっていたんだけど、一番外壁を害するのは直射日光だそうです。すると甘くは見れないということだなあ。

 メンテナンスの安心感が大きくてこのメーカーにしたのですが、最高六十年来てくれる(さすがにそのころには有料)といっても、うーん、そのころわたしはいないだろうな。まず確実に。この家を引き継いで住んでくれるひとがいるのか、それよりずっと前にまた壊す→新しい家になるのか、ちょっと考えてしまいました。

 ちょっとルーティンになりかけてるけど、プリンセスゴールドを買いました。木原さんの『杖と翼』の番外編(本編はフラワーズに載ったのに、番外はこっちなの)が最大の楽しみでした。シャルロッテ・コルデーが絡んでくる話。

 それから、コミックスで全部持っているのに書き下ろしにひかれて今さんの『楽園まであともうちょっと』文庫版(全)を買ってしまいました。帯にもオマケ四コマがあったからいいや。

 夕方には、一昨日八重洲ブックセンターで買った本が届きました。放送大学のテキスト『文学の愉しみ』はパラ見しました。英語圏・フランス語圏・ロシア東欧圏の担当者+各人が選んだ日本人作家。[ポーランドは詩の国]というのが印象的でした。そうだね、ミウォシュとシンボルスカ。一昔前の放送大学テキストでも同じ「世界の終わり」がひかれてて、沼野さんはほんとうにこの詩が好きなんだなあと思ったりして。



2008年09月16日(火)
今週末も遊びなんです

 さすがに風邪→週末遊びで疲れたので、今日はさっさと帰ってだらりらしておりました。

 さて、pさんのサイトに大量にお蔵だし小説がアップされてます!
「期間限定」と書かれているのでちょっと心配。ぜひ急いで読みに行ってください。なつかしいものあり(わたしは特にアマンダが)、恥ずかしながら忘れていたものあり、わたしのところに寄稿していただいたものありです。もちろんご存じとは思いますが、リンクページの「彷○小狼」です、どうぞよろしく(伏せ字にしてもあんまり意味がないかもね)。

 昨日東京駅から送った荷物が届き、『聖☆おにいさん』を再読しました。やっぱり楽しい。そしてあの猫に似てるハンカチ買おうかなあ。



2008年09月15日(月)
ヤンデレになりませんでした

 チェックアウトの時間までだらだら過ごし、ホテルのレストランがランチ営業になるまで待ってゆっくりごはんにしました。ポイントがたまって、ちょっとですが金券をもらえたのでした。

 その後、東京駅へ。夜は聖さんたちに会いにというのは嘘ですが、たまたま立川に行くことになっていたので荷物をロッカーにおさめるべく入場券で駅に入ってみたのですが、やっぱり連休の日曜日はすごいよー。地下にずらっと並んだロッカーは「全部使用中」です。荷物一時預かりもあったけど夜8時までしかやっていないので、結局急遽宅急便で自宅に送ることにしてしまいました。こんなことならチェックアウト時にやっぱり送ればよかったよ。

 新装オープンしてからまだ行ってなかった大丸に入り、中国茶館みたいなところでお茶。そんなときに話すのは、新作(予定)のイメージです。昨晩小僧さんズとのごはんでも話しましたが、けっこうやることがっつりやっちゃってるのよねジャンル的に。

 同人テンプレで制覇(?)しているもの
・記憶喪失
・死にネタ
・えっちなお薬
・にょたいか
・結婚&こども
・学園ものはあるような気がするが、全寮制男子校はやっとらん
・総受けモテモテ恋愛バトルも挫折した気がする
・しょくしゅもやりました・・・(同人誌)

 ありそうだけどやってないもの
・アラブの王様に愛され
・遊廓
・リーマン

 こんなのを大丸のフロアガイドの余白にちいさい字で書いてみたりしたのですが、なんかいろいろ考えてるうちに突然「マリーン」になっちゃったです。萩尾さんの「マリーン」。そしてストーリーをpさんに説明してみたりね。

 その後、ほんとうは丸善に行くつもりがまっさかさまに方向を間違えたので久しぶりに八重洲ブックセンターに。けっこう古びてきてましたが、これが大収穫でした。仕事関係の本で、もうネット書店とかでもぜんぜん出てこないし古本屋でもひっかからなかったのを発見。そのほかも、[なんでこんな本が並んでるのであろうか](いい意味で)が続発して、結局どっちゃり買って自宅に送る手配をいたしました。

 というわけで夕方は立川に。ここもすごい便利できらきらしい駅前だった〜。また駅と周辺施設は歩道橋でつながれてて、大宮とか町田のようでした。ブッダとイエスはこの街のどこに住んでるんでしょうか。ふたりのアパートの窓下に集まるにゃんこたちはどのへんが通常のシマなんでしょうか。



2008年09月14日(日)
イベントあきば銀座個室

 早く起きればどこかにまわってから出発、も可能だったのですが、土曜日はりきって歩いてしまったせいでちょっとのったり。ホテルと同じ建物内の店でブランチにし、それからイベント会場に向かいました。

 結局、着いたのは1時すぎ。なんとパンフレットは売り切れで自由入場になっていました。サークル参加なさってたU田さんに挨拶。えええええ師クラコピー本がもうないの!! という悲嘆を味わいました(しかしあとで追加コピーしたものをいただきましてございます。ごちそうさまです)。在庫本も含めて予想を超える売れ行きだったそうで、全体として今回のイベントはかなり人出があった、ということみたいです。コスプレーヤーさんたちも華やかでした。かっこいいヒソカがいたわ。来年も開催するということだし、参加考えてみようかなあ。

 秋葉原に向かい、ブックファーストをゆっくり見ました。米原万里対談集を買ったあと、U田さん&スタッフさんと合流してお茶しました。そしてまた最後に書店に行き、U田さんが表紙と挿絵をなさった小説本と、あとは以前から気になっていた本を四冊。

・『聖☆おにいさん』1巻&2巻。ブッダとイエスが主人公ってのは表紙や帯でわかってて、よく売れてるみたいで気になってました。土曜日にChさんからも勧められて購入。おもしろいじょ〜。
 ふたりはなんとか世紀末も乗り切ったので休暇をもらい、立川でルームシェアして暮らしているのです。さすが二千歳以上なんで、休暇も年単位みたいです。
 生活は決して楽ではなく、正直ごはんに困ったりしてるんですけど、うっかりこぼしてしまったりするとどこからともなくぷるぷると動物が現れ、空っぽのお皿に横たわったり(マッチを差し出す)、煮えたぎる鍋に墜落しようとしたりです。
 で、身を捧げようとした猫はあれですよ、ビビアンウェストウッドの新しいハンカチにそっくりさんがいましたのことよ(今日目撃@立川)。

・白井弓子『天顕祭』。これはまた読もう。今朝、ふと
「レオクラですから読んでみてちょ」
とぴーさんに差し出してしまいました。

・日丸屋秀和『ヘタリア』。うーん、これはあれだよノリで勝っちゃったよ。やおいちゃんの一巻みたいだよ。

 さて、夕方は小僧さんズと銀座で合流です。
 個室を探すというのがこういう集まりの最優先事項で、今回は入母屋という全室個室のお店にいたしました。
 えむしゃんの××本をもらったり〜、黒○しゃんの職場の変な人の話を聞いたり、なんだかあっという間に時間がたってしまいました。楽しかったね〜。



2008年09月13日(土)
今度雑誌も買ってみよう

 昨日は屋外に出て秋を実感したのですが、まだまだなんだか暑いですね。お昼ごろPさんと待ち合わせてひたすら北上し、埼玉は大宮駅で下車しました。さすが県庁所在地、大きいな〜。駅前にそごうがあるんだけど、そっちってなんだか町田駅前と感じが似ていると思いました。

 なぜ大宮かというと、ChさんとTさんのおうちから出てきやすいので。スケジュールがうまく合って、遊んでいただけることになったのです。

まずはそごうのレストラン街で腹ごしらえです。おふたりが気に入っているというカレーうどんのお店で食事。わたしは病み上がりなのでコラーゲン入りカレーうどんにしました。

さっさとごはんをいただいて川越に向かうはずが、やっぱり座って話しはじめると楽しくて、店を出たのが3時すぎでありました。だめじゃん。話題の中心はやっぱりマンガ。講談社の『アフタヌーン』が面白いそうで、考えてみたらわたしもコミックス買いしてる青年漫画はだいたいその関係でした(『ヒストリエ』、『ヴィンランド・サガ』、『元祖ユルヴァちゃん』、『プ〜ねこ』、『ヴァムピール』、『不思議な少年』)。

 川越は「小江戸」として人気の観光地だそうで、街歩きにいいよと連れていっていただいたのでした。女給さんのいるレトロなかふぇ〜でお茶したりして。

 楽しかったです、ありがとうございました!

 さて、レオクラ館もおいでいただいているかたはもうご存じかと思いますが、おふたりは8月末をもってオンラインも含めた同人活動を終了し、近いうちにレオクラ館の絵掲示板は削除されることになりました。

 レオクラ館そのものはわたしが管理しているので、ほかのコンテンツはそのまま継続します。どうぞ、いつでも遊びにきてくださいね。



2008年09月12日(金)
気合だきあいだ

 火曜日の夜からなんとなく喉がいがらっぽいなとは思っていたんだけど、水曜日仕事をしながらその痛みが実体化していくのを感じ、首や肩の節が熱っぽくなり、あわてて薬を買って帰宅しました。

 帰ってきてとにかくちょっとだけ食べ物を流し入れてから薬→寝る。
 木曜日も起きてなにかしら口に入れる→寝る。を二度ほど繰り返し、なんとか発熱はおさえたぞーでも喉痛いよ口を利きたくないくらいだよ、ちょうどいいから鍼灸で撃退してもらおう。

 と、夕方の予約には出かけました。喉に鍼刺したのは初めてです。二本かな。しかも電気も通しました。
 ほかの部分(腰や背中)も、いつもと痛みのポイントがずれてるみたいでなんだかいやな感じ。で、帰宅してとにかくまたすこしだけ食べ物削って飲み込んで薬→寝る。

 というわけで今日にこぎつけました。おお、確実に軽くなっているぞ。間に合った。

 というのも、今日からぴーさんがいらしてくださって、今日は横浜美術館での『源氏物語』展&わたしの行きつけのスペインバルでの食事、明日は北上して観光、あさってはオンリーに顔出ししようという予定なのでございます。

 さあ、今日も早く寝よう。もう早くないけど。
 風邪、いま案外はやっているそうです。みなさまもお気をつけて。



2008年09月08日(月)
愛にあふれておりました

 週末はちょっと根を詰めて仕事の準備をしてました。文献を真剣に読んでみたり。

 で今日はジャンプです。ハンターの連載再開情報、ちゃんとコミックス宣伝ページに載っていましたとも。
 今号はなんていうか、これでイタチと朽木隊長がいないのがなぜだ? と思うほどに愛でした。いや、ほんの二本の話なんだけど一瞬
「これってほんとうにジャンプ?」
と思ったのでございます。

 理由となったのは
1)今週で最終回になった『ダブルアーツ』。カップルまっしぐらの主人公コンビではあったけど、一目出会ったというか見かけたそのときから恋の花を咲かせてたってどうよ。おばちゃんちょっと目を疑っちゃったよ。

2)ひとの話を聞いてないことにかけちゃ右に出るものがいないという主人公が出てくる読み切り。
・ひとり、故郷の町を守る凛々しくも強い保安官のもとに
・世界中でお尋ね者の犯罪者が押しかけ
・逮捕→投獄されてもあっさりと脱獄してすぐにまた押しかけ
・言うにこと欠いて「恋人主」呼ばわりするのでした。

 でもなー乙男さんことわたしの考えるクロロの場合、単なる犯罪者じゃないからなあ。仇だから。

 そんなわたしが楽しみにしている連載は、あいかわらずネウロです。それから『サイレン』、『トリコ』もわりと。Dグレは新章になってからはなんとなく話がわかるようになった(ってこの二回分くらいってことか)。早くハンター帰ってきてくだはれ。



2008年09月05日(金)
映画をしばらく見てない

 今日は午前休だったので、なんかいい番組ないかなあ〜とテレビチャンネルをいじっていたら、まずは衛星放送でメシアンの『トゥランガリーラ交響曲』に遭遇して、オンド・マルトノの「しょい〜〜〜ん」のようなゆらぎ音を聞いてちょっとにんまりし、次いでえぬえちけい総合でオペラやってるよ? 『運命の力』だよこれってほんとうに鬱だったよと思ったらすぐに終わってしまいました。↑島田雅彦が担当の「オペラ偏愛主義」講座でありました。

 というわけで、でかけたついでにテキストを購入。とっくに放映は終わってるけど、どうも再放送中みたい。『トリスタンとイゾルデ』の回もあるのか、見れるかな。

 12月初旬にめでたく修学院離宮の参観予約ができたので、ちと勉強しておくかと思って『サライ』の京都特集を購入。ついでに『サライ』を探しているときにふと目に入った『エスクァイア』は、なんとSF特集でありました。表紙に出てる名前がクラークとディックだし、ちょっとオールディーズかなあとも思ったけど。

 特集は実際はそんなにページをさいてあるわけでもなく、まあ50ページというところ。それにしても広告が多い雑誌で、特集にたどりつくまでの記事ページは、右−広告、左−記事。という繰り返しです。きれいな写真はいっぱいあるけど。

 肝心の特集は、最後の10ページくらいは読みごたえあった。年代別代表作があがってたりして、チェックするだにSF好きだなあと思うのでした。そういえば、昨年の八月末は世界SF大会でした。一年は早い。



2008年09月03日(水)
妄想のせかい

 そういえば昨晩は、『学校へ行こう!』大フィナーレを半分くらい見ました。気づくのが遅くなって、まずった。という感じ。この数年は見てませんでしたが、けっこう楽しませてもらったなあ。「少年オカダ」コーナーとか。Be-Wrap High Schoolとか。大いに笑いました。

 なにか新しいもの、せめて売り切れ同人誌からのアップでも。と思ってちょっとメモをいじくってます。せっかくだからヤンデレ(笑)ものがいいのか。しかし陛下にとって大切なひとはハンター世界でも大切な登場人物だから、あっさりヤンデレ君が
「もういないから安心してね(はーと)」
というわけにはいかないのであります。いくらふたりの(いや、ひとりの脳内)世界とはいってもゴンやキルアやレオリオをというわけにはいかないと思うのよ。

 はっ、
 陛下にとっては大切(推測)でも、ハンター物語的にはちょい役のひとをふたりほど思いつきましたが。
 それもやっぱり困る。ヤンデレむずかし。



2008年09月02日(火)
大琳派展が楽しみ

 また暑さが戻ってきてて、昼間はどんよりしています。冷房を強くしすぎるとこれまた体によくないし。

 今週はわりあい時間に余裕があるけど、来週からは仕事も遊びもいろいろ入ってます。イベント合わせでpさんが来てくれたり、その次の週末も予定が。楽しみ。しかし8月の旅行で(毎日一生懸命歩いたけど)太さを増してしまったので、引き締めなければ〜。
 
そんなことを思い、夕方カナちゃんの薬を取りに行きがてらようやく買い物に。わざと遠くまで行きました。出先の書店でしばらく本棚をにらみ、結局『日本絵画の楽しみ方 完全ガイド』(細野正信著)を買いました。日本画は漠然と好きな作品を見ているだけで、歴史とか流れとかあんまり気にしたことがないのですが、時代が変われば技法なども変わるしすこしは押さえておくのもいいなと思って。

 いまさらながら驚いたのは、「琳派」の成立について。
「○○派」というのは、やっぱり活躍する時代を同じくするか(日本画じゃないけど「印象派」とか)、時代の流れのなか脈々と受け継がれていくか(狩野派とか)と思っていたのですが、「琳派」は違うのですね。

「琳派」の「琳」はもちろん「尾形光琳」(1658-1716)から取られてるのですが、その光琳様式をもり立てた酒井抱一は、活動の場はもちろん(光琳は京都、抱一は江戸)、時代も100年も隔たっていたのだなあ。抱一が光琳に私淑したことから琳派が生まれたんですね。面白い。

 ところでクロロが盗んだファンファンクロスですが、包むものの大きさは決まっていないんだっけ? かなりのお宝をちまっと畳んでしまったのはわかりますが、たとえば美術館まるごととかどうなのかな?



2008年09月01日(月)
9月になった

 9月になってしまいました。
噂には聞いてたハンター再開ニュースですが、今日ジャンプで無事に確認しました。またコミックスの発売と連動しています。コミックス、ここで唐突に陛下が表紙になったり、しないだろうなあ(グリードアイランド編再来)。

 今日は仕事関係の食事会で広尾に行きました。都会だなあと思いましたが(笑)、月曜日なせいかかなり大きなレストランなのにほとんどお客はいませんでした。ちょっと心配。内容は、野菜を中心にした小皿料理のコースでした。

 9月になったら俄然忙しくなってきました。宿題もいろいろあるし。なんとか妄想はしていきたいものでござりまする。