初日 最新 目次 MAIL


空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2007年06月30日(土)
タキシード同士のタンゴはもちろん萌えですね

 有楽町で仕事でありました。だいたいにおいて見物でよくて気楽なんだけど、挨拶がひとつ。それからビジネスランチ。全体としては楽しかったけど、やっぱり疲れたー。

 解散は5時すぎ。『ボルベール』見ようかなとか野望があったのですが、うまく時間が合わないしやめた。有楽町駅そばの書店に一応寄って歩いて、でも別に買うものないなーと思って素通りしました。夏本番も近いよ! ということで、扇子・団扇・和てぬぐいなんかが並んでたのはよかったじょ。

 結局ほぼ直帰でしたが、最後に『メロディ』を買ってしまいました。よしながふみ『大奥』の続きとか、読んでみたくて。おおお、ちょっとレオクラテイストのある清水玲子『秘密』の青木に恋愛フラグが(女性と)! そして成田美名子の漫画家生活がもう30年になるのかと思うと感慨に耽りまする。むかーしむかーし、LaLaでのSF特集(表紙はたしか萩尾さん)で成田さんが紹介していたのがル=グィンの『闇の左手』だったもんな。[すてきなラブ・ストーリーでした]ってあったもんな。たしか。

 夜はリバイバルまんがシリーズ。名香智子『PARTNER』をひっぱりだして、途中まで読んで轟沈。



2007年06月29日(金)
ダブリン? プラハ?

 というわけでめらめらと「どっか行きたい」意欲が燃えています。昨日はt子さんに電話して砕けたり(でもたぶんまた9月に東京でお泊まり&谷山浩子)、pさんに電話して砕けたり(東京で一日くらい遊べるかもしれないけど)でありました。

 一日遅れでflowersとコーラスを買いました。くらもちさんの『天然コケッコー』が映画化された記念に、インタビュー&新作短期(だろうな)集中連載。なんかちょっと教条的なんだなー、でも楽しみだけど。の松田奈緒子『少女漫画』の今回のテーマはパタリロ(前二回はべるばらとガラかめ)。全体的にはflowersのほうが雰囲気は好きです。萩尾さんの短編はちょっと怖かったね。

 さて夜になって別の友人にも電話。こちらはちょっと脈があるかも? とにかく暑いところは駄目ということで(わたしも同じ)、とりあえず休み&お財布と相談してくれるそうです。一週間くらいでいいからさっとでかけたいものなりよ。



2007年06月28日(木)
あいるらんどいきたし

 週末までの仕事、まあだいたい目鼻はつきました。なんとか間に合うと思う。

 昨日買った『ルル』を聴くつもりが、なんとなくマリア・カラスのアリア集をプレイヤーにセットしてしまいました。流しながら日記をつらつら書いたり。

 あーどこか行きたい。ひとり旅でもまあいいんだけど、ちょっと誘ってみようかなあ。8月下旬の一週間くらいになってしまうんだけど。



2007年06月27日(水)
13年と半年ぶり?

 来日中のパレルモ・マッシモ劇場日本公演、特別コンサートに行ってみました。会場は渋谷のBunkamura、オーチャードホールです。もしも記憶に間違いがなければ、このホールにはメシアンの『トゥーランガリーラ交響曲』を聴きに来て以来のような気が・・・・・・あれは父が他界してじきだった気が・・・・・・。というわけで調べてみたら、それらしい公演はなんと1994年お正月のようでした。10年ぶりくらいかと思ってたよ!

 さてパレルモ・マッシモはシチリア島からやってきたそうでございます。オペラの公演にも興味あったけどやっぱり高いので、見学のつもりでコンサート形式のチケットを取ったわけです。

 二部構成で、すべてイタリア・オペラより。第一部はヴェルディ、オープニングはわたしも好きな『運命の力』序曲です。二部はプッチーニ(『マノン・レスコー』間奏曲、たぶんはじめて聴いたんだけどすごくい曲だ〜! と感激した)、今回の演目になっていたマスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』から三曲、そして〆は亡き父が好きだった『ナブッコ』から「行け我が想いよ、黄金の翼に乗って」でした。というわけで、オーケストラ曲・アリア・合唱曲が取り混ぜられていたのです。

 二曲歌うはずだったバスのフランチェスコ・アルミエーリが一曲歌って体調不良で引っ込んでしまったり、ソプラノのスザンナ・ブランキーニが「歌に生き愛に生き」でうまく歌いだせずにやり直したりといったアクシデントはあったんだけど、フランチェスコ・アニーレ(テノール)の堂々たる「お母さん、あのお酒は強いね」(『カヴァレリア・ルスティカーナ』)や、メゾソプラノのモニカ・ミラネッリのプロっぷりがよかったし、もとは十分取れたと思います。

 指揮者も喜んでいる様子で、アンコールは全員でおなじみ「乾杯の歌』(『椿姫』)、そしてリーフレットに「準イタリア国家扱い」と書いてあった「翼よ、(〜)」は、客席に向かってどうぞ歌ってくださいという促しがあったんだけど、すみません旋律はわかるけど歌詞はわかんない〜、で、とりあえず母と一緒にハミングしました。

 あ、ところでプログラムは3千円でした。相場なのか!? とびっくりしたけどKバレエと同じくTBSが仕切っていたからかもしれぬ。買いませんでした。かわりにと言ってはアレですが、ミラネッリも歌ってるベルクの『ルル』CD二枚組(1000円未満)を買いました。

 帰り際にちょっと書店へ。すごいなあ夜11時までやってるよ。まだまだつたないけど書店&本への愛がある磯谷友紀『本屋の森のあかり』(番子ちゃんが帯に登場してるだ)を買いました。
 で、その前に職場近くの書店では小学館の新刊を買いました。
 萩尾さんの連作短編集『ここではない、どこか』シリーズの1巻『山へ行く』。ああパーフェクトセレクションどうするべか。
 表紙や扉のイラスト(耽美系?)と内容が違うよでも萌えよ〜! の桜小路かのこ『BLACK BIRD』2巻←図々しくクロロの気持ちになって読みますと感慨もひとしおです。
 どうなっちゃうの? の持続中、秋里和国『スイートオアシス』4巻でありました。
 



2007年06月26日(火)
だらりこ中

 今週も土曜日出勤なので、そのぶんうちにいることになりました。
 週末までに提出するものがふたつあるのでなんとなく頭に置きつつも朝〜午後はダラダラ。古い漫画ひっぱりだし特集は続いています。

 いいかげんサイトも更新したいなーと思い、リンクページの見直しをしました。削除されてしまったサイトもあるなあ・・・・・・。陛下お誕生日まつりに参加してくださった2サイトさまを加えようと思って途中まで作業しました。

 午後になってから仕事。テーマ決めないといけないんだけど、さてどうするかだなあ。



2007年06月25日(月)
冷凍庫に

 母の冷凍庫にあったのでございます。加○吉の牛肉コロッケが! 冷凍うどん(わたしも好き)を買うことがあるのは知っていましたが、揚げ物なんかほとんどしないのによりによって・・・・・・。

 製造元は奈良の加○吉になっていたので大丈夫かな? と思いつつ、公式サイトをチェックしました。今回問題になっている製品リストには入っていませんでした。ほっ。

 kissとジャンプを買いました。
 おおおおお、峰がパリ上陸! でも親友の千秋しゃまにはまだ会えず!
 ジャンプはやはりネウロが気になります。そして、あの『ごくせん』作者による読み切りがつらっと載っていました。ついでにテヅカのちょうのうりょくばとる(平板に読む)も続行中です。

『アルカサル』の旧巻(といってもたぶん3巻までしか買ってない)の発掘につられて古い漫画を読み返すの巻、続いています。まあ、今日はなるしまさんのだからそれほど「古い」わけではないけれど。『少年魔法士』はすでに10年以上前からの作品なんだよね。最初のエピソードでは香港はまだ返還されていませんでしただ。

 夜はNHKの[30代にひろがる鬱]の特集番組を見ました。自分は大丈夫と思うんだけど、うーん、これは自分ではわかんないよね。



2007年06月21日(木)
薄手が好きだ

 横浜山手の西洋館で、和の器+花のイベントが開催されているので行ってみました。一番いいなと思ったのが外交官の家(イタリア山庭園にある)。有田焼の香蘭社の品物がふんだんに使われていました。サンルームに置かれた鉢には大きな鯉が描かれてて、そのうえをちいさな魚(本物)がちらちらと泳いでいたり。会社も気合入れているらしく、説明係を務める社員さんもいました。デパートの売り場には置かれていないという大きな花瓶類など、ぜいたくにして美しかったなあ。




 ちなみに各館のテーマは以下の通り。
・外交官の家/Aura of Japan 有田・美の旋律/有田焼(香蘭社)
・ベーリック・ホール/「漆」自然から生まれた器/輪島漆器(塗りのテーブルをホールと食堂に持ち込んでなかなかの気合)
・ブラフ18番館/ジャポネスク〜East meets West〜/横浜増田窯(増田の陶器は一部屋にセットされてただけで寂しい)
・イギリス館/Destino コミュニケーション・プランナーがいる風景「ふたり」から「家族」へ、「乾いた社会」から「やさしい社会」へ/ノリタケ(婚礼開けのカップルの部屋をイメージした飾りつけはどっかの誰かさんがうっとりしそうなろまんちく)

 そして陶器はやっぱり薄手で彩色ものが好きだと思ったのでござった。
・山手111番館/異国の出会い「緑色」の一期一会/瀬戸 織部
・山手234番館/「七夕を祝う」室礼とテーブルコーディネート/多治見
・エリスマン邸/土より生まれいづるもの/備前焼



2007年06月16日(土)
暑かった

 今月は土曜日にも出ることが多く、来週だけが休みです。
 今日は会議中心で出かけました。

 さて青池さんの『アルカサル〜王城』完結編後編が掲載されるプリンセスゴールドの発売日のはず。・・・・・・あれ? 駅ナカのけっこう大きい本屋なのにないみたい・・・・・・? 発売日に入らないとか入荷が昼とかってあるんだろうか。

 と思ったら職場近くのわりと大きめのコンビニに二冊だけありました(分厚い)。買っといてよかった、帰りにまた駅ナカ寄ったけどやっぱりなかったの。まさかそっこー売り切れだったのでしょうか?

 さて問題の完結編は青池さんの気合を感じたなあ。前編では描写されなかった主人公(ドン・ペドロ)の死の場面もあり、あまりの情報量にふらふらしながらもときおり目頭が熱くなりました。

 はあ、持ち帰り仕事がいろいろあります。気合入れないと。



2007年06月15日(金)
にうよーくいきたし

 今日からNHKでニューヨーク総力特集72時間! というので楽しみにしていたら、美術館関係はハイビジョンなのね・・・・・・残念。とりあえず総合テレビでの地区別案内と、教育テレビでのメトのガラ・コンサートをかけもち見しました。あくまでも「にせにうよーく」のばかっぷるさんの話の参考に、というかインスピレーションもらえる部分があるだろうか。

 いいなあニューヨークまた行きたいな・・・・・・今度行ったらウォーキングツアーとかもしてみたい。一週間とか滞在でもいいな。宿泊費とごはん(ひとりだと寂しい)の問題があるけど、自分でがんがん行くとしたらかえって一人旅のほうがいいのであろうか。

 仕事のほうで新しい企画を実現したいなと思って根回し始めたりしました。うまくいくといいな。

 帰り道、いつものように書店に寄りました。買ったのは清水ハカセとサイバラコンビが名作(再)読に挑戦! の『独断流「読書」必勝法』。芥川の「河童」を読んだの章で清水義範が
「実は、小説とは知の体力が弱っていては書けないものなのである。私にはこの小説を書いている芥川が、疲れきってふらふらのように思えるのだ」
と指摘しているところには感じ入りました。

「河童」の世界は[なにもかも人間の世界とあべこべ]なはずなんだけど、もう疲れ切っていた芥川にはその[あべこべ]をきっちりと考え出し河童世界を構築することができない。

 わあー、もちろんまるで足元にも及ばないし、だいたいわたくしなどはその世界構築をそもそもトガ神にしていただいたうえにちゃっかり乗っている輩なのですが、それでもたとえばクルタさんの世界観とかクレイジークロロの論理を考えたりするときにはそういう「知の体力」を使っている気がするよ。だから大きい話(同人誌に載せるのは一応毎回すこしずつ違う設定というか関係)を考えるときにはぐるぐるしてる時間が長くかかるんですねー。



2007年06月14日(木)
梅雨入り

 徒歩圏にある最近のお気に入りフレンチに行きました。しかしここ、今日で4回目なんだけど(夜ははじめて)、最初のとき以外は貸し切り状態なのだが・・・・・・。まあ、ごくちいさい店ですけれど。ちょっと前の大ベストセラー『さおだけ屋はなぜつぶれないのか?』を読めば答があるの? ママン。(←「ベッドタウンに高級フランス料理店の謎―連結経営」という項目があるのを教えてもらった)。

 商店街のなかにあって、焼鳥屋とか中華とかわりと低めの価格設定のなかで、予約必須、昼3500円〜、夜7000円〜という強気です。今だけはフェアやっててアラカルトでも頼めるというので行ってみたのでした。

 メインに頼んだトビウオがおいしかったです。デザートのアイスクリーム盛り合わせ&ココナッツプディングもおいしかったんだけど、わたしの好きなチョコレートパウンドケーキ部分がなかったのは残念であります。

 それにしても、たしかこの4回のうち3回は雨だった気がする。というわけで南関東は梅雨入りです。

 flowersのものすごい分厚い増刊『凛花』を買いました。800円以上するのだよ。田村由美のとらじはかわいいなあ。そして『ふしぎ遊戯』『妖しのセレス』で有名な(といっても読んだことないんですが)渡瀬悠宇がずーっとあたためていたという「桜狩り」という大正ロマン(らしい)巨弾連載は、やっぱりきょーごくとかに影響受けてるんでしょうか(台詞の漢字・仮名遣いとか?)。謎めいた美形さまがいろんな男と関係してましたBLでした。主人公(男)とこの美形ご主人さまがひとりずつ椅子に座ってて、ふたりの手首が縄で結ばれているというイラストにはちょっとばかし萌えました。絆。



2007年06月13日(水)
いのちみじかし

 昨日の日記をちょっと読み返してだいぶ辛口だなーと思ったのでありますが、そうでした肝心なことを書き忘れていました。だってオーケストラ付でセットが豪華(これはよかった)とはいえ、S席1万8千円なんだもん。これって海外のバレエ団引っ越し公演並みだと思うんだよ。そしてパンフレットが3千円。こんなの海外オペラハウスのパンフレットでも見たことない値段です。買わなかったけど。

 さて今日は会議日でした。長かったなあ・・・・・・。
 しかもふたつめの会議の冒頭で、この世ははかないなあと思うしらせがありました。驚いた。

 帰りはさっさとずらかって本屋に行きました。
 今市子『百鬼夜行抄』文庫版9巻、おなじく『夜と星のむこう』1巻。後者はまだ海のものとも山のものともつかない感じ。口絵でえんえんとカラーページがついてたけど、ううーん、不要? それから大和和紀『紅匂ふ』4巻(完結)を買いました。

 ところで青池さんの『アルカサル』完結編後編が載る『プリンセスゴールド』がそろそろ発売のはず。楽しみなようなおそろしいような。
 そして昔からの作家さんとしては、萩尾さんの豪華コレクションが7月から刊行されるとのこと。でももちろんみんな通常コミックスとかで持ってるんだよね。判型が揃うのは嬉しいことだけど。



2007年06月12日(火)
とりあえず見た。

 今週唯一の休み。夕方バレエをとってあって、そのまえに母のお供でデパートに行ったりしました。帰りに大きな漫画売り場に寄って、ひょっとして今市子の新刊一日前にでてないかなーと探したのですが、ここは首都圏なせいか発売日厳守なのであろう、見つかりませんでした(遠くに住んでいる友人たちからは、コミックスの発売日ってけっこうバラバラって聞きます)。

 で、つだみきよ『プリンセス・プリンセス+』を買ってみました。このあいだ借りた5巻セットの続編。前シリーズの主人公たちが2年生になって「姫」を引退、次の世代の話でした。まあ、これはこれで。

 さて、バレエは熊川哲也主宰のKバレエカンパニー公演『海賊』でした。思いついてはじめて取ってみたのですが、なんと肝心の熊川がこのあいだ怪我をして降板。うちにも払い戻しの案内が来ました。でもまあはじめてだから行ってみよう。というわけでした。そうだなあ、8割くらいの入りでした。

『海賊』は全幕通してはほとんど上演されないけど第2幕のパ・ド・ドゥは有名で、わたしも何回かガラ公演などで見たことがありました。男性舞踊手の跳躍力の見せ所、なんであります。

 さて熊川のでない公演ですが、うーん、たぶんよほどのことがないと二度は行かないと思う。クラシックの全幕ものってもともとそれほどの興味ないし。ダンサーの力量がどうとかいう以前に、作品としてそんなにいいとは思いませんでした。海賊の洞窟でひたすら踊りまくるという場面は、たしかにいろいろなテクニックを尽くしているんだけど、飽きるし物語として深みがないと思ったのでした。熊川がいれば、[物語がどうの作品がどうのとかいう理屈を封じる、とにかく圧倒的な力量とカリスマ]が見れたのかもしれないけどね。

 しかし会場は一種異様な熱気でした。すぐ「ブラボー」叫ぶひといるし、フェッテで回転してるときに拍手(しかも音楽とずれてる)がぱんぱん出るし。カーテンコールも激しく、とりわけ途中で熊川(芸術監督などもやってる)が出てきたらすごかったです。

 帰り際にホテルのパーラーに入り、プロフィトロールのセットをいただきました。



2007年06月11日(月)
おきゃくさまでした。

 職場に外国からのお客さまが。ちょっと前から準備して、ドキドキのぞんだのですが、けっこう喜んでもらえたようでよかったです。天気にも恵まれ、雨が止んだうえにそれほど日差しもきつくなく、後半歩いてご案内だったんだけどこれもいい気分でした。

 でもまー疲れたね。帰宅してすぐに寝てしまったのであります。



2007年06月10日(日)
燃える

 夜まではひとりで留守番でした。けっこう仕事したな。でもちょっとまだ、宿題が残っています。

 仕事とテレビ、あるいはながら仕事のあいまに詩の本を何冊かめくって拾い読みしました。漢詩とか(これは基礎的教養というべきものもあんまり知らない自覚があるだ)、英語のLoveぽえむとか、日本の現代詩とか。

 電波ゆんゆんの[父](このような歌詞のある校歌を作詩したのである)・宗左近の詩についての解題を読んでいるあいだに、
[ひょっとしてちょっと陛下みたい?]
と思ったりしました。宗左近は東京大空襲で母を亡くしたそうです。一緒に逃げていたはずのその手を放し死なせてしまい、自分ひとりが生きている罪悪感。



2007年06月09日(土)
離陸といきたし

 昨日買った『スペイン、とっておき!』をバッグに入れて出勤。薄い本だからさっと読んだんだけど、中丸くん以前にも増しておげれつになっているわよ。そして気になるのは、わりかしよくスペイン語が間違っていることなのでありました。

 仕事は休憩をはさんでまあまあうまくいきました。休憩時間にはちょっと外に出てランチ。天気が悪くなるよなるよーと言われてたんだけど一応なんとかもってるときのことで、暑くなく寒くなく、お店を開放するのもいいよね。という感じでした。タコごはん(タコたっぷりのトマトふうみリゾットかな)、豚の耳+ソラマメのサラダをとって分けました。おいしかったよ。

 帰り道でやっぱり書店に寄り、ふらっと買ってしまった漫画が二冊。かわすみひろし『プラチナ』2巻(1巻でやめよーかなーと思ってたんだけど)、ひょっとして15年ぶりくらいでしょうか立野真琴の執事喫茶もの(タイトル失念)1巻です。

 とりあえず帰宅してすぐ昼寝してしまい、夜になってからなんとなく『県庁の星』のオンエアを見ました。去年の映画だっけ? でもずいぶん映像としては古びた印象。それなりに楽しみました。

 印刷所からコミケあわせのスーパー早割の案内が来ていました。一番早いと25%オフか、大きいよね。でもあと一カ月でいろいろと整えたり書き下ろしたり、今の自分にできるのかが謎です。一応デッドもチェックしておかねば。

 そういえば、じつに一カ月ぶりくらいで
「あ、今日は洟かんでないや」
と思いました。帰宅してからはちょっと、ぢーんとしましたが。このまま風邪は過去の話になってほしいな。
 明日はひとりで留守番なので、ちょっと気合入れてのばしのばしにしていたことをやりたいと思います。



2007年06月08日(金)
逃亡を考えています

 仕事が忙しい日。今年度いっぱいのはずの役職関係はやっぱり山あり谷ありなんでござる。メインのほうも、来週はじめにお客さんをお迎えする準備があったりでけっこう気ぜわしく、連絡いろいろしたり根回ししたりなのでございました。

 仕事帰りにはいつもの書店に寄りました。
 あれ? 10日発売じゃないの? のKiss(ターニャはとうとう恋心を認めたよーんの巻だったり。あと、『後宮』がとうとうおしまいに近づいている。これの話は正直よくここまで続いたなという感じです)を手にとり、そうそう水曜日発売ってネットで見たのに水曜日には並んでなかったよねの文春文庫の新刊の前に立ちました。買ったのは斉藤美奈子『麗しき男性誌』(男性誌31誌を俎上に乗せてばっさばっさといったのでした。『日経おとなのOFF』や『週刊プレイボーイ』の項がおもしろかった。読了)と、しばらく出てなかったと思うな中丸明のスペインもの、今度は書き下ろしの『スペイン、とっておき!』であります。

 ところで今年の夏はどうしよう。コミケに当選したから当然コミケには行くわけですが、下旬くらいにどっか行きたいな。近ければ東北、遠ければ一週間でもいいからアイルランド行きたいなあ、チェコとかもいいな。家人と行ければいいのですが猫たちがいるのでそれはNG。いや、不退転の決意で掃除すればシッターさんにお願いしたりもできるのであろうか・・・・・・ふむ・・・・・・。
 



2007年06月07日(木)
いろんな音出してました


 思い返せば4月にいったコンサートふたつは、ねえねえチケット売れてるの? 大丈夫? というものだったのに実際は満席というものでありました。これにはなにかからくりがあるのではないか。と思い、捜し当てた(というほどおおげさなものではない)システムがチケット・ポ○テでした。公演日が迫っているのに思ったほどさばけていないチケットを、最大50%オフで買うことができるのです。

 で見つけたのが今日のみなとみらいホールでのタンゴでした。オズバルド・ベリンジェリタンゴ楽団公演、ズバリ半額+手数料です。タンゴはちゃんとした(?)のは愛・地球博でのアルゼンチン館でのショウくらいしか生で見たことないなと思って。

 しかしこんな設定(木曜日の午後1時半開演)なんて売れるわけないじゃん、なんでこんなところに入れちゃったの? と勝手に思っていたら、みなとみらいホールでは由緒正しき連続企画でござったのでした。しかも朝日メイト優待公演。

 海風に吹かれてリフレッシュ! とか思って、前々から行ってみたいと思っていたインターコンのメインダイニング・かりゅう に席を取りました。こんな平日なのにけっこうお客入ってるな、と思ったんだけどどうもデパートの内覧会のお客様接待が行われていた模様です。

 気になるごはんは、うんまあもちろん悪くないんだけど、
「こ、これはおいしいねえ〜」
というのはなかったです。それに微妙にタイミングがよくなかった。皿と皿のあいだでわりと待たされた。
 景色は非常によく、昨年設置された風力発電のプロペラがよーく見えました。

 みなとみらいホールは3回目くらいかな。チケット・ポ○テは席を選べないのでありますが、2階席の一列目でした。といっても、舞台の右辺に沿って設置されている席で、真下を見るとピアニストの手元がくわっと見えるよ! という感じでした。当然ながらグランドピアノなんで、蓋のおかげでピアノの隣のコントラバスとかその次のバンドネオンはほとんど見えず。反対側の端のヴァイオリンはようやく見えるというコンディションです。

 でもこのピアノのおじさんが楽団のリーダーであるオズバルドさん(ピアソラのオーケストラでもピアニストをやっていたとか)だったこともあり、なかなか見てると楽しかったです。また、随所で歌やダンスも入りました。

 全体としては、安く楽しめたこともあり満足です。またちょっと当たってみよう。

 その後はてきとーにクイーンズイーストを見たりカフェでおやつ食べたりして、ゆっくり帰宅しました。

 ところでタンゴってあの隠微さがなんというか、くすぐるところがありますね。しかし陛下だったらステップとしては「正しい」けど溜めとか遊びがなくて、なーんか物足りないんじゃないかな、とか思ったりして。なんでも見よう見まねでもなぜかイケてしまうクロロンはけっこうサマになると思うが。

 そんなときのイメージはもちろんホモです。原風景というとおおげさだけど、むかーし木原(敏江)さんが描いた一枚もの見開きのイラストで、いかにもナチスの青年将校だよああっ『地獄に落ちた勇者ども』だよっと思うのがあったのでした。でもあれは
「ねえ、ルードルフ・・・・・・」(というタイトルだったと思う)
と、気持ちたっぷりに絡んでいたな。



2007年06月06日(水)
かかっておいでよべいべ

 ひょっとして、いやひょっとしなくてもヒソカの誕生日か。おめでとうでござります。すみません、ことばだけがデフォルトであります。

 会議のあとさっさとずらかって『パイレーツ・オブ・カリビアン・ワールド・エンド』を見ようと思っていたのですが、阻まれた・・・・・・。
 別部署のチーフにつかまって、業務内容の線引きについて話した。と言ったらいいのかな。しかしこのひとが話の通じない相手なんだじょ。そういうひとに限って自信満々なんだじょ。

 というわけで映画は逃すし気持ちはグレるしで困ったものでござりました。てろてろ帰宅して、さっさと寝ました。だ、だってまた鼻水がでてきたんだもん・・・・・・!



2007年06月05日(火)
もうそうもうそう

 とにかく夜眠くなってしまうので寝て、朝早く起きて仕事をしてそのまま出勤。みたいな時間の使い方になっています。最近。

 しかしながら今朝方(というか、月曜日の夜)はうまく寝つかれず。ごろごろと何度も寝返りをうちながら、夏コミのことを考えていました!
 
 というのは、やっぱりまさに「私家版」でいいのでNo Ordinary Loveの完全版というかなんというかを出そうかなと。じつは決意したのはだいぶ前なのですが(当時はご意見もうかがってみたりした)、おもに仕事方面の忙しさにまぎれてここまで引きずってきてしまいました。自分+お友達+αだから30部とかいう設定があればいいのに。と思います。まあそこまでいくと現実的じゃないけど。

 で、本の構成とか体裁とか、もちろん内容(書き下ろししたい)とかをてれてれ考えているうちにもっと目はさえていったのでした。

 うーむ。しかし7月くらいまではぜんぜん忙しさは変わらないんだよね。6月はなにげに土曜出勤が5回中4回だし。
 そんなときこそがんばれる! といきたいものなのですが。



2007年06月04日(月)
現代視覚文化研究会

 帰宅したらコミケの当選通知が届いていました! 土曜日東2ホールです。おお・・・・・・今のうちに印刷所のメンバーズ登録しておかないと。

 そしてほかにも届いていたのが、ネットを通して借りてみた漫画です。一回につき20冊送ってくるそうで、常時20タイトルとか30タイトルとかリクエストしておいてね、というもの。ながーいシリーズだと15冊くらいで区切ったりするようです。

 今回来たのは、
・安野モヨ子『働きマン』1〜3巻。非常に面白かった! 続き読みたい。しかし主人公は松方弘子かー、時代劇? そして、ものすごいバリバリ働いてる週刊誌記者なのにおしゃれだよ! とか変なところで感心しましただ。
・つだみきよ『プリンセス・プリンセス』全5巻。これもなかなか面白かった。
・遠藤浩輝短編集1&2。これはまあ、若いときのであるな・・・・・・。このひとのは『EDEN』を途中まで買っていたので、ちょっと気になって。
・木尾士目『げんしけん』全9巻。一時期けっこうとりあげられてて、そこでクローズアップされてたのが大野さんの「ホモがきらいな女子なんていません!」だったので、なんかもっと気軽というかそういうイメージがありました。でも切ない想いあり、創作と妄想の罪深さありでこれもとても面白かった。

 ざざざーっと読んだのでちょっとふらふらです。さすがに。期限というのはないので(逆に、これを返却してしまうと次が来てしまう)、ちょっと手元に置いて読み返したりしようと思います。



2007年06月03日(日)
ふつうにテレビは眺めました

 やっぱりちょっと調子が悪いので、夕方までごろごろしていました。例によってコンタクトも眼鏡もせずにてきとーに本を読んだり、テレビを眺めたり(でもどうなってるのかよくわかんない)。

 よく行く書店が改装してめっきり新刊をチェックしにくくなったせいか、このところ毎週のようにネット書店で新刊を注文しています。今回はまず少女漫画を描いていたころから読んでいたたらさわみち『MF動物病院』のシリーズですが、少年画報社での雑誌をまたいでの長い連載が終わり、ラストのほうのはコミックスにならなかったのであります。それがこのごろよくある廉価版にまとまったので買いました。

 それから勝田文の『あのこにもらった音楽』。かきこみとか小ネタとかわりあい好きなんだけど(それから男キャラの顔もわりと好き)、あんまり読み返したくならないのはなぜなんじゃろ。最近、わりと続けて買ったのですが。これは2冊ものね。

 そしてくわたん史上最長連載になった『豪放ライラック』6巻。やっぱりこのサイズ(A5)は大きすぎるぜ、白い部分がまぶしいぜ。にょろり(愛猫)の近況がわかったのは嬉しかったぜ。

 ゆっくりキスする話が書きたいような気がしています。イメージをこねまわしてみようと思うのでした。



2007年06月02日(土)
残業、とは言わないか

 長丁場の仕事でありました。朝から晩までだったので、帰宅時にはもうげっそり。心なしかまた左肩〜頭が痛いような感じで、イヤン。と思いました。

 そんなわけで帰宅してすぐにばたんきゅーでした。ぶりかえしたらいやだもんね。



2007年06月01日(金)
衣替え

 もう六月です。早いな。
 仕事はけっこう忙しく、前述したかと思うのですが金曜日が今年のヤマなので、夕方にはげっそりでした。

 さて、
「ええっ3巻でてたの!? 知らなかった!」
と急いで注文した大島さんの『グーグーだって猫である』(しかも来年映画化ですと? まあ、ある程度設定をいただくということなんであろうが。猫がたくさん出るのかなあ・・・・・・)、ついでに頼んだ芳崎せいむ『金魚屋古書店』5巻(漫画そのものはそうでもないけど、アドバイザーさんの明かした[あしたのジョーの本来のラスト]が印象的だった)、そして前から買おう買おうと思っていた最相葉月『星新一〜一〇〇一話をつくった人』がうちに届いておりました。

 星新一は小学生のころに一生懸命読んだ作家のひとり。最相さんのおかげもあり、現在また本が増刷されてたくさん並んでいるのは喜ばしいことであります。
 作品だけじゃなくて、SF作家のなかでもキャラ立ってるというか、星新一が落書きしたという[星鶴]絵とか、
「士農工商SF作家」
という身分制度(?)とかを覚えているのでございます。

 さて、怒濤の6月の開始です。まずは明日。
 というわけで早く寝ます。